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◆1960年代ナショナル真空管式スーパーフォニックステレオ「SE-2300」の修復修理 VOL1

.18 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

予てよりお預かりしておりました1960年代ナショナル真空管式スーパーフォニックステレオ「SE-2300」
の修復修理の記録です。


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↑ 当時の音にこだわった「エキスパンダー」と「リバーブ」の採用により音に躍動感を持たせた
画期的なステレオと取説にうたっています。

永年に亘り使用せずに放置していたそうです。 電源は入りますが動作不良です。

サイズ W 930 H780(脚込) D370mm


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↑ 内部の様子です。

やはり音にこだわりの設計ですから、スピーカーは8インチの「8P-W3」が使用されています。
20cmシングルコーンですがダブルコーンと同性能の高性能スピーカーです。


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↑ 垂直マウントのシャーシーを取り外してボリュームとセレクタースイッチに接点復活剤投入により

何とか音出しが可能な状態になりました。


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↑ シャーシー前面の様子です。 清掃を行います。


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↑ エコーマシンは動作しています。





☆☆☆「レトロオーディオの奥義」170,000アクセス達成!感謝申しあげます☆☆☆

.15 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
 
皆様方のご支援に感謝申し上げます。

BLOG 「レトロオーディオの奥義」は昨年10月に140,000アクセス突破をいたしましたが、

只今、170,000アクセスを達成いたしました。  ありがとうございました。

今後とも よろしくお願い申し上げます。        
                                  2018年11月15日
  
                                     レトロオーディオの奥義   米川 勇




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横幅62センチの小型で存在感のある 「ナショナル真空管卓上ステレオ-SE-1350Gです。


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完動品の私物ですが、写真写りが良すぎますので、登場いたしました。


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◆1974年製ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-11」に原因不明の雑音発生 VOL2

.14 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
1974年製ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-11」に原因不明の雑音発生の修理で
チューナーアンプシャーシーは修復修理が完了して、エージンテストが終りキャビネットに組み込み
を行いました。


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↑ プレーヤーはテストに使用して動作は正常でしたが、組み込み前に一応目視点検を行い異常
がなくキャビネットに組み込みを終わりレコード演奏テストを続けました。


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↑ しかし、テスト中にアームがリターンしてアーレストにダウンしているのにターンテーブルが回転
している妙な現象が起きていました。
そしてターンテーブルが停止しているのにサーボ回路が動作している現象を発見いたしました。
これは、偶然にAMラジオとFMラジオの時のにサーボ電源の変調ノイズにより発見できました。


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↑ この組み込み前のテスト中にはこの現象は出ていませんでした。


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↑ 一旦プレーヤーを取り外して原因追及の点検を行いました。


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↑ 原因はすぐに判明いたしました。

ピックアップアームと連動しているサーボ回路のマイクロスイッチの接点不良でした。


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↑ 左 画像  交換に使用する新品のマイクロスイッチ    右 画像  不良のマイクロスイッチ


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↑ マイクロスイッチの交換を完了いたしました。


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↑ 取り外した不良マイクロスイッチの接点の様子です。

組み込みを行い正常動作を確認いたしました。

きわどいところでした。 ラッキーでした。

どんなに些細な異常現象も見逃さない検知力が大切であることを身を以て体験いたしました。





◆1974年製ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-11」に原因不明の雑音発生 VOL1

.13 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
3年半前に修復修理を手掛けた1974年製ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-11」に
「最近原因不明の猛烈な雑音に悩まされている」と云うお申し出をいただいておりました。

「特にAMラジオの時が酷く、FMラジオの時も雑音が入るときがある」
そしてその時「ボリュームをゼロにしても雑音が出ている」時もあると云う事です。

「レコードの時も雑音が出ている時もある」となりますと、明らかに原因が重複していることになります。


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この重複雑音の根源は「各部のトランジスタの劣化の内部雑音」によるものであると断定いたします。




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↑ 診断の結果このAMチューナースーパーヘテロダイン回路基板は内部の一部の劣化トランジスタ
によるものであると判定いたします。


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↑ このメインアンプ基板内の一部のトランジスタの劣化による雑音は全てのソースに影響があります。

ボリュームがゼロの位置でも大きなノイズが出ます。


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↑ 画像右の正方形の小型基板がレコードカートリッジの微小信号を増幅するヘッドアンプ基板です。
高増幅度のトランジスタを使用したプリアンプです。 ノイズに敏感です。


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↑ 黄色丸印が交換するトランジスタです。    

(一部撮影前に交換したものとの取り外した部分があります)


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↑ 劣化不良でノイズ発生源で取り外したトランジスタと
同系統でノイズ発生予備群のトランジスタも取り外して交換を行います。  

経年劣化で脚も腐蝕で黒くなっています。


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↑ トランジスタ交換後のシャーシー


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↑ オールノイズレスでスッキリいたしました。  エージングテスト中の様子です。





◆1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1200G」の修復修理 VOL4(完成)

.09 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1200G」の修復修理は

アンプとプレーヤーのセンター部のみをお預かりしておりました。
愈々最終工程に入りました。


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↑ 完成画像



以下 最終工程の模様です。


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↑ シャーシーを取り外してあったキャビネットは組み込み前に内部/外部のクリーニングを行います。


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↑ 背面の様子です。


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↑ 劣化の酷いコード一体型の電源プラグ(キャップ/差し込み)です。 交換いたします。


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↑ 経年劣化のヒューズホルダーの交換を行います。


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↑ 大の〇印左は交換前の電源コード    大の〇印右は交換済みのヒューズホルダー
   小の〇印左は交換した電源部の雑音消去用のコンデンサー0.047μ/400Vを2個直列接続。


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↑ 折れた接触片を基板から外して右のヒューズホルダーを取り付けました。


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↑ 〇印は交換後の基板の裏の様子です。


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.↑ 電源コード交換前の様子です。


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.↑ 電源コード交換後の様子です。


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↑ 電源コードとヒューズホルタ―の交換の完了したシャーシーを動作テストいたします。


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↑ テストの様子です。


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↑ レコードプレーヤーの仕上げ作業とクリーニング注油などを行いました。


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↑ 組み込み前の最終点検を完了いたしました。


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↑ シャーシーとプレーヤーをきれいに清掃クリーニング済のキャビネットに組み込み完了です。


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↑ エージングステトの様子です。

別スピーカーを接続して出力はフロント・リアとも確認OK絶好調です。





◆1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1150N」の修復修理 VOL3(完成)

.08 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1150N」の修復修理は最終工程になりました。

このTechnicse 4チャンネSC-1***シリーズはチューナーアンプシャーシーとレコードプレーヤーの
両方をキャビネットから取り外してテストが出来ない構造は「技術屋泣かせ」でした。


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↑ 完成画像


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↑ 納得の仕上がりです。



以下は最終工程の模様です。



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↑ センターキャビネットからチューナーアンプシャーシーを取り外しました。


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↑ 経年劣化で最も重要な電源回路の入口になる「電源コード」とヒューズホルダー」は
100ボルトのコンセントに接続してエネルギーを取り込む大切な部分です。


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↑ 約半世紀前のビニールコードは一見大丈夫に見えますが、これから先のことを考えると安心
出来ません。
電源プラグも錆びに覆われて金属面が見えません。


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↑ 異常があった時に瞬時に電源を遮断させる「電源ヒューズ」は大切な存在です。
しかし、これも金属が劣化して「ガラス管ヒューズ」しっかりはめ込む接触片が折れてかろうじて
通電しています。

「ヒューズホルダー」の交換も行います。


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↑ 電源コードの交換を行っています。


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↑ 同時並行でヒューズホルダーの交換を行います。

電源基板に接触金具を直付になっていますので取り外します。


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↑ 台付のヒューズホルダーがピッタリ合致いたしました。


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↑ 2Aのガラス管ヒューズを取り付けて完了です。


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↑ 電源コードも交換完了です。


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↑ キャビネットに組み込み前にもう一度通電テストを行っておきます。


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↑ 完成してエージングテスト中の様子です。


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↑ 取り外した「電源コード」と「ヒューズホルダーの接触片です。


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↑ 交換に使用した「ドライブベルト」と予備のダイヤモンド交換針です。





◆レトロなTOSHIBA SOLID STATE ポータブル電蓄「GP-310A」の修復修理 

.04 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
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↑ 完成画像


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↑ 内部画像


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↑ オールトランジスタでAMラジオ基板とアンプ基板とスピーカーが付いています。

画像左側のボリュームとセレクタースイッチはガリが酷いため接点復活剤を投入してすり合わせを
行っておきます。


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↑ プレーヤーはDCモーターを使用していますのでヘルツフリーになります。

このあたりは一般の方にはわかりませんが、お求めになった方はラッキーでした。


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↑ ターンテーブルの回転に不具合があるため、ターンテーブルを外して調べます。


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↑ アイドラーを取り外して軸に油がなく乾燥状態でロックしていました。


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↑ そしてアイドラーのシャフト受け金具が変形して斜めになっていました。

修正して注油を行いました。


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↑ ターンテーブルシャフトに注油いたします。


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↑ テストを行います。


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↑ エージングテスト中の様子です。

安定した回転でトランジスタ特有のクリアーな音色で元気に奏でています。





◆1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1150N」の修復修理 VOL2

.03 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1150N」の修復修理は
前工程でアンプ部の修復を行いました。

レコードプレーヤーにベルトを装着して一応回転はいたしましたが、オート機構の動作が不確実で
不安定な状態でした。
本工程で修復を行い安定動作を引き出したいと思います。


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↑ レコード演奏のオート機構の仮修理の結果テスト中の様子です。



以下レコートプレーヤーの修復修理の模様です。




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↑ 新しいゴムベルトをターンテーブルのリムにこのように装着しておきます。

ピッタリ位が丁度良いサイズです。 あまり緩いとスリップの恐れがあります。


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↑ ターンテーブルを載せる時に緑色のマーキングのキャプスタンにベルトを架けます。

3ヶ所のフォノモーター防振ゴムの状態は大丈夫です。
モーターシャフトに注油を行っておきます。


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↑ オート機構のすべてをメンテナンスしておきます。


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↑ プレーヤーボードの上面の大きなギヤとカムの部分はピックアップアームをコントロールする
重要な部分です。
劣化で古い油分が変質して動作を阻害していますので洗浄剤や潤滑剤をスプレーして動きを良く
していきます。


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↑ このピックアップアームとカムや連結棒と連動しています。

兎に角すべての可動部分の動作は、弱い力と強い力などに反応する設計ですので油断できません。

ピックアップアームはカートリッジの針圧が2グラムでレコード盤の音溝をトレースして極く僅かな力で
外周から内周へ移動しています。

またレコード盤の大きさによりその位置へピックアップアームを上げたり下ろしたりします。
そして最終溝で元の位置へ戻したりします。
この動作は比較的大きな力が掛ります。

実際に操作が慣れてきますと手動で良いのですが、当時はメーカーがお互いに競い合っておりました。


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↑ プレーヤーの裏面の様子です。

左側は上面右側の操作部のメカの部分になります。


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↑ ピックアップアームの支点部分にコントロールのカムとレバーそしてマイクロスイッチなどが
集中して重なって混み合っています。
ここは全体的に洗浄潤滑剤をスプレーして硬化した古い油分を溶かしておきます。


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↑ フォノモーターはしっかりしています。


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↑ 着脱式のシェルを外してカートリッジを点検いたしました。

当時は最高音質の半導体カートリッジで針圧は2グラムです。  異常ありません。


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↑ メカのエージングテスト中の様子です。





◆1950年代後期のアマチュア手作りの2A3PP真空管電蓄のプレーヤー修復修理

.28 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
2014年7月に修復修理の1950年代後期のアマチュア手作りの2A3PP真空管電蓄の修復修理で
交換したレコードプレーヤーの不具合で冬が近づき気温が低くなると33回転LPの起動時に回転
が遅く不安定になり大変ご心配ご迷惑をお掛けいたしておりました。

今回その対策修理の為プレーヤーのみをお送りいただきました。


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↑ 4年3ケ月前の全体の修復修理完了時の画像です。


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↑ 修理前に搭載されていたフォノモーター不良の78回SP専用レコードプレーヤーの画像です。


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↑ 修復修理の時に「16/33/45/78回転4スピード日立レコードプレーヤー」(中古)に換装を
行いました。

しかし、その後交換した「日立レコードプレーヤー」に不具合が発生いたしました。

原因は
① アイドラーの不具合でスリップが発生する (同型部品のアイドラー入手不能でした)
② フォノモーターのベアリングの油切れ    (解決済)
の2点でした。


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↑ 今回対策修理のためプレーヤーをお送りいただきました。


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↑ 早速、修理にとりかかります。


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↑ 経年劣化で動作不良のアイドラーです。


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↑ 不良のアイドラーを取り外しました。


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↑ [左]  不良のアイドラー       [右]  交換用に調達してあった良品のアイドラー


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↑ [左]  不良のアイドラー             [右]  交換用に調達してあった良品のアイドラー
       接触面が荒れています、擦り減って      ビクター製ですが日立製プレーヤーと
       硬く角に丸みがつき凹凸があります      同型でした


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↑ 良品のアイドラーに交換を行いました。


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↑ テストは良好です。


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↑ 回転ストロボにより回転数が安定していることを確認いたしました。


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↑ エージングテスト中の様子です。





◆WURLITZER ステレオジュークボックス「LYRIC」の修復修理

.27 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

WURLITZER ステレオジュークボックス「LYRIC」の修復修理は、 
約2年前に当所から20km程のお客様から引き揚げて修復修理をさせていただきました。

症状は「音が出ません」オールトランジスタの音響回路は簡単には直りそうにないため、
小型コンポのアンプを埋め込み修理が完了しておりましたが設置場所のご都合でお預かり
しておりました。

この度、納品の日程が決まり、テストを行いました。
曲の演奏順番をセットしてスタートしますと3~4曲は正常でしたが、何度も繰り返していると
ミスをするようになり、10分以上放置して再スタートすると動作しましたが、遂に全く動作をし
なくなりました。

不具合を修理するためオートチェンジャー機構のリレー関連の点検修理を行いました。


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↑ 修理が終わりテスト直前の様子です。


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↑ 選択したレコードをアームが取り出しています。


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↑ 取り出したレコードをターンテーブルに乗せます。


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↑ レコードが回転してカートリッジがレコード盤をトレースして音が出ています。


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↑ ジュークボックス内部の全体像です。


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↑ 組み込んだトリオの小型ステレオアンプ「R-SG7」です。


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↑ 14曲連続演奏のテストをノーミスでクリアいたしました。


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↑ 選曲/スタートのミスは赤丸印の大型のリレーの不具合でした。


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↑ アンプ電源AC100Vはトランス横の電源プラグからに改造いたしました。





◆1950年後期ビクター卓上電蓄 「E-6300」の修復修理 VOL3

.24 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
1950年後期ビクター卓上電蓄 「E-6300」の修復修理はフリーヘルツ化のための詰めの作業を行いました。

 
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↑ 「正弦波インバーター電源装置」の組み込みとアンプ及びプレーヤーを搭載して完成状態で
レコード演奏テストの様子です。




小さなキャビネットに「正弦波インバーター電源」と「スイッチング電源」を組み込むために空間を広げる
必要があり、大幅な改造を余儀なくされます。




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↑ 右側に外してあるスピーカーを取り付けますので、空きスペースが更に狭くなります。


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通常の方法で空間を見つけて設置することはどうしても不可能です。

そこで、次の方法が可能性として考えられます。

① 「正弦波インバーター電源」と「スイッチング電源」を積み重ねる。
② アンプ回路部品を一つにまとめて小型化にする。
③ 背面から見て左側にあったアンプ部を右側に移動する。
④ 上にプレーヤーが被さるため高さにも注意する。




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↑ 「正弦波インバーター電源」と「スイッチング電源」を積み重ねたものを置いて見て空いた
スペースが利用範囲になります。


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↑ アンプ部分のサイズをコンパクトに改造いたします。


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↑ 3つに分かれていたものを連結金具で1つにまとめて、配線も短いため長いリード線に交換を
行いました。


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↑ 底板に取り付け穴を開けて動かないようにビス止めいたしました。


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↑ レコード演奏テストの様子です。


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↑ インバーターノイズも殆ど気ならず。 正に「ヘルツフリー電蓄」の誕生です。


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↑ 背面カバーも、取り付け完了です。

何事もなかったように、「新世代の卓上電蓄」に生まれ変わりました。





◆1950年後期ビクター卓上電蓄 「E-6300」の修復修理 VOL2

.23 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1950年後期ビクター卓上電蓄 「E-6300」の修復修理でご依頼者から「ヘルツフリー化」のご要望をいただきました。


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↑ この小型キャビネットの狭小な空間に「正弦波インバーター電源」と「スイッチング電源」を
どのように収めるかが課題になります。



先ず組み込む前に
「正弦波インバーター電源」と「スイッチング電源」を接続して動作テストを
行います。 発生するノイズがどれほど拾うかが問題です。




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↑ 真空管50EH5単球アンプです。 増幅度も適当なため想定外にノイズは低く好都合です。


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↑ キャビネットに詰め込んで接近した状態でも許容範囲内のノイズなら良いと思います。


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↑ 劣化しているクリスタルカートリッジの交換を行います。


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↑ モノラルの不良のターンオーバークリスタルカートリッジを取り外します。


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↑ ステレオタイプのセラミックカートリッジのR/Lを合体させてターンオーバーは無理ですので
固定いたします。

LPとSPが共用になります。

次工程でキャビネットに組み込みを行います。




◆1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1150N」の修復修理 VOL1

.22 2018 家電品の修理 comment(1) trackback(0)
  
1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1150N」修復修理の記録です。
先ずお見積もりの為の仮修理を行います。

実に奇遇です。 先約のTechnicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1200G」の姉妹機です。

◎当機
Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1150N」
3点セットのサイズ W 1429 H640 D366mm   ミュージックパワー 48W

◎先約機
Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1200G」
3点セットのサイズ W 1454 H694 D422mm   ミュージックパワー 72W


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↑ 全体的に一回り小ぶりで妹機と云うところでしょうか。 基本性能は殆ど同じです。     


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↑ 背面の様子です。


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↑ レコードプレーヤーを取り外してシャーシーを見ましょう。


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↑ 4ブロックにユニット化されたパワーアンプ基板群もほぼ同じ形式です。

取り外して点検を行います。


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↑ SC-1200Gと殆ど同じですがミュージックパワー 48Wとなり僅かに小さくなっています。
4枚のパワーアンプ基板の中で1枚の基板に要注意のものがありましたが、パワートランジスタを
基板から取り外してテスターで見ますと大丈夫でした。


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↑ 仮付してAM/FMラジオの音出しテストを行いました。

選局などスムーズではありませんが受信可能です。徐々に向上させます。


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↑ プレーヤーを動作するようにいたします。


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↑ ベルトが硬化して使用不可の為新しい「195φ×0.5×5平ベルト」を装着いたします。


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↑ キャビネットにセットして仮テストを行います。


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↑ 一応回転して音出しが出来ました。

フルオートプレーヤーの一連の動作も可能です。 メカのクリーニング・注油・フォノモーターの
注油・エージングテストなどでパフォーマンスを引き出していきます。





◆1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1200G」の修復修理 VOL3

.21 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1200G」の修復修理は続いて
レコードプレーヤーの修復修理を行います。


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↑ キャビネットからプレーヤーを取り外します。


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↑ ベルトを装着してPLAYしますが、フォノモーターの回転が不調で手で反動をつけても回転しない
状態です。


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↑ フォノモーターの軸受に直接注油して、回転軸を手で回しながら根気よく徐々に慣らしてやっと
正常回転に戻りました。


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↑ プレーヤーボードには「フルオートマチック」と表示されていますが、自動動作をいたしません。

オートマチックメカがプラスチック製です。


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↑ メカの可動部に潤滑剤を注入しながら調整を行い何とかオートリターンは可能になりました。


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調整とテストを続けます。

回転動作テスト中でカートリッジからの音出しは行っておりません。  次工程になります。




◆1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1200G」の修復修理 VOL2

.21 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1200G」の修復修理は、
フロントアンプR/L リアアンプR/L の4系統のアンプが搭載されています。
回路が複雑ですが、出力アンプがユニット化された基板の為わかり易くなっています。


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↑ 過熱の発生源はこの「パワーアンプ基板の放熱板」からでした。
これはユニット化されたパワー基板内のパワートランジスタの異常により大電流が流れて猛烈に
発熱をしたためです。

詳細点検の結果、フロントアンプR/L リアアンプR/L の合計4枚のパワーアンプ基板の内の2枚
に異常が発生していることが判明いたしました。


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↑ 修理完了の2枚のパワーアンプ基板です。


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↑ 画像上段   交換用のパワートランジスタ 東芝2SD234

  画像下段   取り外した不良のパワートランジスタ 2SD390


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↑ 2枚のパワーアンプ基板の1枚はパワートランジスタを交換しても再度トランジスタが破壊
するため更に原因追及の結果、画像のダイオードの不良を発見し、交換を行い完全に修復を
いたしました。


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↑ 修復の完了した4枚の「パワーアンプ基板」をシャーシーに組み付けを行いました。


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↑ 各ボリュームに接点復活剤の噴射注入とすり合わせを行います。


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↑ テスト中の様子です。


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↑ 交換部品です。





◆1970年代Technicse4チャンネルセパレートステレオ「SC-1200G」の修復修理 VOL1

.20 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
予てよりお預かりいたしておりました1970年代Technicse 4チャンネルセパレートステレオ「SC-1200G」の修復修理の記録です。

一世を風靡したセパレートステレオの終末期の4チャンネル化に各社が競い合い研究開発を進めましたが、統一規格が定まらずに消滅してしまいました。

しかし現在では貴重なオーディオ文化遺産で愛好家には目の離せない存在です。


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↑ センター部のみをお預かりいたしました。  頑丈な造りですごい重量です。

電源が入らずの故障です。  


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↑ 背面の様子です。


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↑ シャーシーをキャビネットから取り外しました。


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↑ シャーシー裏面のプリント基板群の様子です。


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↑ 電源プラグは劣化してこのままでは危険です。


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↑ 電源が入らないのは電源回路基板の1.5A電源ヒューズの断線です。

オーディオの場合は切れたガラス管ヒューズの状態を見て不良個所の判定に役立つ場合が
あります。


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↑ 新しい2Aのガラス管ヒューズを挿入いたします。
ヒューズホルダーのピンが片方が劣化して折れそうで緩んでいますので後で交換をいたします。


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↑ 電源投入前に入念に電源回路か、それ以降のトラブルかを点検しておきます。

電源回路ではないようです。


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↑ 電源プラグを磨いて電源投入でダイヤルランプが点灯して数秒で「ウーン」とヘッドホンから
聞こえると同時にフアッと熱気を感じすぐに電源を切りました。

熱気の発生源はこの「パワーアンプ基板の放熱板」からでした。
これはユニット化されたパワー基板内の故障であることが判明いたしました。

放熱板が素手で触れない程熱くなっていました。





◆1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」の修復修理 VOL5

.17 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」の修復修理は
プチプチノイズの原因が判明いたしましたので、右スピーカーを駆動しているPP(ブッシュプル)出力
トランスの交換を行います。


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↑ シャーシーに少し沈めて取り付けをされている出力トランスを取り外しました。


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↑ 昨日、秋葉原のトランス専門店で調達したトランスが到着いたしました。

直ちに交換を行いました。


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↑ 取り外した不良の出力トランスです。

山水電気製
真空管プッシュプルアンプ用出力トランス 
1次側インピーダンス 8KΩ+8KΩ
2次側インピーダンス 4Ω 8Ω 16Ω
出力 10W



以下交換取り付け配線改造の様子です。

 
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↑ 形状が異なるため交換取り付けには改造を行います。


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↑ 電源トランスの磁界の影響を避けるために斜めに取り付けております。

交換に使用のトランスはトランス専門店のオリジナルの出力トランスです。

真空管プッシュプルアンプ用出力トランス(高性能オリエントコア使用)
1次側インピーダンス 8KΩ+8KΩ
2次側インピーダンス 4Ω 8Ω 16Ω
出力 15W

テスト中の様子ですが、悩まされ続けた変なノイズがピタリとなくなりました。




◆1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」の修復修理 VOL4

.16 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」の修復修理は
時々発生する不規則な「プチプチッ」と嫌なノイズに悩まされています。



● 原因不明のノイズが全てのセクションで「パチパチ」と時々発生する



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↑ 関連の低周波増幅真空管の脚ピンの腐蝕性の接触不良は全て手入れを行いましたが、
時たまノイズが出ています。


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↑ 怪しそうなカップリングコンデンサーの交換も行いましたが、やはり回数が減ったように思い
ますが、決定打ではありません。


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↑ 諦めずに基本に立ち返り、電圧測定から真空管と部品の打診等を続け、遂に決定的な原因を
突き止めました。

それは、安心しきっていた、サンスイの「PP用出力トランス」の一次側の片側巻線の半断線でした。


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詳しくは次工程の「PP用出力トランスの交換」でご紹介いたします。





◆1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」の修復修理 VOL3

.14 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」は
レコードプレーヤーの不具合の修復修理を行います。



● プレーヤーの速度調整で異音が発生する



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↑ 珍しい30センチ大型ターンテーブルリムドライブプレーヤーです。


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↑ 速度調整で異音が発生するのは、ブレーキの円板と速度調整マグネットの接触によるものです。.


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↑ 分解して原因を調べます。

円板に隠れていたフォノモーターの防振ゴムが片減りして速度調整マグネットの僅かな隙間で
接触がありました。


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↑ 変形した防振ゴムを取り外して交換を行います。


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↑ フォノモーターの防振ゴムの交換を終わりました。


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赤矢印の円板の接触はなくなりました。


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↑ フォノモーターの組み付けを行いました。


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↑ アンプシャーシーに接続してテストを行います。


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↑ テストは良好で速度調整時の異常音は解消されました。 良好です。
 

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↑ カートリッジ/シェル/トーンアーム/針圧等の点検調整を行いました。


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↑ エージングテストは良好です。





◆1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」の修復修理 VOL2

.11 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」の修復修理 は
シャーシー内部のノイズの根源の探究に入ります。


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● 音量調整の可変抵抗器(ボリューム)の急激な強弱の変化を緩慢にする


可変抵抗器の抵抗値が回転角度により均等に変化するのは「Bカーブボリューム」です。
この「Bカーブボリューム」を使用しますと小音量の時に強弱が急に変化いたします。

オーディオの音量調節には必ず「Aカーブボリューム」を使用いたします。
「Aカーブボリューム」は抵抗値が最小値は緩やかに最大値になるなしたがい急に変化する
ため小音量時はなめらかに調整できます。


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↑ 前回に交換したボリュームは「1MΩAカーブ」でしたので、問題ないはずですが、
確かに変化範囲が敏感すぎてやや急に変化します。

解決策として「500KΩAカーブ」に交換を行いました。

画像左 「500KΩAカーブ」    画像右 「1MΩAカーブ」   2連ボリューム


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↑ 赤←印が交換済の「500KΩAカーブ」2連ボリューム


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↑ 結果は改善されました。



● 原因不明のノイズが全てのセクションで「パチパチ」と時々発生する


シャーシー各部を点検いたしましたが、真空管関連のノイズと判断いたしました。

真空管の管内電極の接触不良と脚ピンとソケットの接触不良などが原因です。


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↑ 特にノイズの発生源としてAMのスーパーヘテロダイン回路の局部発振の6BE6の不良が
目立っていました。

しかし、これはAMラジオに限ります。
低周波増幅回路の各真空管及びソケットも同様にチェックを行います。


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↑ 6BE6は12BE6の6.3V版ですが絶滅危惧部類に入ります。

調達の目途がたちました。





◆2014年製TOSHIBA REGZA 4Kテレビ直下型LEDエリアコントロール「43J10X」の修理 VOL2

.09 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
2014年製TOSHIBA REGZA 4Kテレビ直下型LEDエリアコントロール「43J10X」の修理は、
昨日のエージングテストで良好でした。

今朝も良好に動作をしており安心して電源を切りました。

少し時間が経過して再度電源を入れますが、電源が入りにくいのて、電源ボタンを強く押して何とか
電源が入りました。
ところが、「右3分の1が暗い」映像が再発しています。


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↑ 間違って電源ボタンの不良であった付属のリモコンを使用していました。

しかし、普通はこんな状態は発生したことはありません。
「直下型LEDエリアコントロール」のみで発生を体験いたしました。


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↑ このテレビに付属の使用されていた電源ボタンの接触の曖昧なリモコンです。

(電池が消耗してくると、どうしても力強く押してしまいます、そのために接触面が変形したり
陥没したりして操作が出来なくなり誤動作を起こしたりします。早めの電池交換がおすすめです)


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↑ 不具合の映像です。

原因は検証が必要ですが、デジタルテレビはパソコンと同じ種類の機器になりますので、
ボタンの操作関連は重要な問題が潜んでいます。


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↑ そして、リセットを行いテストに使用していたリモコンでスムーズな電源ONの結果の映像です。


↓ 以下は午後6時半前の受信映像です。

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◆2014年製TOSHIBA REGZA 4Kテレビ直下型LEDエリアコントロール「43J10X」の修理 VOL1

.08 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
2014年製TOSHIBA REGZA 4Kテレビ直下型LEDエリアコントロール 「43J10X」の緊急修理です。
このTOSHIBA REGZA 4Kテレビは当店が販売した製品ですが、

「画面の右3分の1程が暗く映る」故障が発生いたしました。
これは東芝の技術資料によりますと「液晶パネル」の不良となっております。
しかし、お客様は長期保証に加入されておりませんので、高額な修理費のご負担が発生いたします。

資料では「液晶パネル」の不良となっておりますが、実際の判定は非常に難しくなります。
このREGZA 4Kテレビは直下型LEDエリアコントロールが採用された「液晶パネル」が使用されていま
すが各回路の基盤と液晶パネルを接続している精密な配線コネクターの接触不良が考えられます。


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↑ 修理完了画像です。


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↑ 4K液晶テレビ内部の全体像です。 液晶パネルの裏側に基板群から無数の配線が接続されて
います。


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↑ 最も影響の受けやすい基板と接続配線です。


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↑ 電源基板です。


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↑ すべての接続配線コネクタープラグに少量の接点復活剤を塗布いたしました。


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↑ その結果、改善された様子が、パネルの裏面からもはっきりわかります。

パネルフレームの穴から漏れているLEDの明るさでわかります。



↓ 以下受像画像です。 (撮影が左寄りの為画像が変形して写っています)

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液晶パネルを交換しなくて済みそうです。  受像テストを続けます。




◆1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」の修復修理 VOL1

.05 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
2017年5月にジャンクに近い状態から大修理で復活をいたしましたが、1年数ヶ月で不具合が発生
いたしました。

● 原因不明のノイズが全てのセクションで「パチパチ」と時々発生する
● FM放送の受信の不具合 
● プレーヤーの速度調整で異音が発生する

別途ご要望
● 音量調整の可変抵抗器(ボリューム)の急激な強弱の変化を緩慢にする
● このステレオの専用スピーカーに別の外部アンプを接続して鳴らしたい


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↑ ● 原因不明のノイズが全てのセクションで「パチパチ」と時々発生する

右スピーカーからのみ「パルス性の間欠ノイズ」を確認いたしました。


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その他はチューナーアンプシャーシーとレコードプレーヤーをセンターキャビネットから
取り外して詳細に点検いたします。





◆1950年代オーストラリアHMV社製真空管ポータブル電蓄の修復修理 VOL3

.04 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
1950年代オーストラリアHMV社製真空管ポータブル電蓄の修復修理はアンプシャーシーと
プレーヤーをキャビネットに組み込みを行います。

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↑ シャーシーとプレーヤーをキャビネットに組み込みました。




小形ですが、卓上とポータブルを兼ねていますので、シャーシーとプレーヤーの組み付けが
変わった方法を採用しています。




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↑ 当初から音質調整用のボリュームの不良の処置を考えておりましたが、交換するにも
シャフトの長さと形状に無理があり、切り離してツマミはダミーで残そうと思っておりました。

しかし、最後になり、回路を少し変更すれば多少の絶縁不良でリークがあっても全く関係が
ない方法が閃きました。 
出力管のプレートからコンデンサーを介してボリュームへ入り片側をB電源側に接続されて
いましたが、それをシャーシー(-側)に落とすだけでOKです。


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↑ アンプシャーシーが中で移動しないようにしっかりビスで固定いたします。


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↑ プレーヤーを載せる開口部の広い変わった形のプレーヤーボードをセットしておきます。


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↑ プレーヤーを載せるとこのようになります。


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↑ 手提げで移動する時にプレーヤーが外れないようにこの太いボルト2ヶ所で固定されて
いましたが、今後の使用に於いて無意味なため固定はいたしません。

(固定を解除してプレーヤーを修理で取り外す場合に大変難しくなります)


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↑ プレーヤーボードの周囲8ヶ所を木ネジで固定しました。


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↑ テスト中の様子です。

見て楽しく、聴いて満足・・・・・


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↑ オーストラリア製の卓上/ポータブル兼用プレーヤーですが、音質音量にこだわった設計が
なされています。
普通、この種のプレーヤーは殆ど30cmLPをかけますと蓋が閉まらない構造ですが、
この製品は30cmLPをかけたまま蓋を閉められます。
プレーヤーもハウリングに強い重量感のあるものになっています。

そして、キャビネットが木製レザー張りの頑丈な造りでスピーカーも楕円の大型でバッフル効果
で蓋を閉めてもハウリングがなくいい音を奏でています。





◆1950年後期ビクター卓上電蓄 「E-6300」の修復修理 VOL1

.03 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1950年後期ビクター卓上電蓄 「E-6300」は当時の昭和モダンデザインとしてはずば抜けた洋風調
でした。

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↑ 電源は入りますが、全く動作をいたしません。


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↑ 裏蓋をはずして内部を見ますと、かなり荒れています。

これは、直そうとして、あきらめた形跡があります。  
音が出ないのでスピーカーを無理して外しています。


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↑ プレーヤーを取り外さないと内部の点検修理は出来ない構造です。

プレーヤーは知識がないと外せない構造になっています。


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↑ プレーヤー・アンプシャーシー・スピーカーの配線が短くて切断しないと隔離できません。


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↑ プレーヤーは60Hzの為50Hzの場合はこのままですと回転数が約12%遅くなり音楽が正常に
再現できません。
ヘルツ変換もしくはターンテーブルの回転を速くする手段を考える必要があります。


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↑ クリスタルカートリッジが劣化してレコードの音溝から音を再現できません。

新しいセラミックカートリッジに交換を行う必要があります。


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↑ スピーカーはバッフルボードから止めネジが外されていましたので、
内部でアンプシャーシーなどに接触してコーン紙が破れていました。


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↑ スピーカーの出力トランスがフレームの固定ビスが外されていた為再固定を行いました。

外観の美しさに反して内部は荒れておりました。




◆1950年代オーストラリアHMV社製真空管ポータブル電蓄の修復修理 VOL2

.26 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
1950年代オーストラリアHMV社製真空管ポータブル電蓄の修復修理はお見積もりの仮修理を
行っております。

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↑ 前工程でアンプの動作OK、フォノモーターの回転OKでした。


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↑ ターンテーブルにモーターの回転トルクがうまく伝わらないため回転しません。


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↑ 「モータースピンドル」→「アイドラー」→「ターンテーブル」と回転トルクが伝導されます。

しかし速度変換メカの不良で動力が伝わりません。


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↑ メカの修理を行います。 [16] [33] [45] [78]とスムーズに切り替えができるようになりました。


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↑ テストの結果、回転してレコード演奏のテストを行いました。

回転がかなり速いようです。  これはHz違いが原因です。 




このプレーヤーは240V/50Hzです。 電圧は変換トランスで100Vを240Vに変換されていますが、
Hzは変換できません。
60Hzを50Hzに変換するには「正弦波インバーター電源装置」が必要です。

予期せぬ費用が必要になります。

何とか、この難問を突破する手段が・・・・・裏技があります。




それは、モータースピンドルを細く削れば解決できます。
しかし、真鍮製の小さなスピンドル(プーリー)を削るには精密旋盤が必要で操作技術がなければ
出来ません。
外注に出す手段もありますが、費用的にNGです。
失敗を覚悟で行う手段がありますが、削ってしまえば元へ戻せません。

そこで、裏技の出番になります。

先ず遊んでいる16回転用の一番細いスピンドルに電線のビニル被覆を被せます。
この時、現33回転スピンドルの直径より細い外径で内径が16回転スピンドルより細い被覆を
選びます。
回転をテストしながら色々な径の電線被覆をカット&トライで最適値を見つけます。
絶対に回転中に抜け落ちないものでスリップのないものが必要です。


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↑ ごく僅かでもターンテーブルの回転に変化が出ます。


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↑ 33回転LPは16のセクションで使用します。 
  45回転EPは33のセクションで使用します、やや遅く感じますが許容範囲です。

最適な状態でテストを続けます。


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↑ 快適に回転していますが、レコードをかけてみて音質が悪く歪がすごく気になります。
音量は問題ありませんが・・・・・

クリスタルカートリッジの経年劣化です。


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↑ 急遽、古いカートリッジを取り外して、セラミックカートリッジをテスト的に付け替えます。


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↑ テスト取り付けです。


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↑ テストの結果、俄然、良くなりました。 木製キャビネットの効果もあり、いい音が出ています。




◆1950年代オーストラリアHMV社製真空管ポータブル電蓄の修復修理 VOL1

.25 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
予てよりお預かりしておりました、1950年代オーストラリアHMV社製真空管ポータブル電蓄の
修復修理の記録です。


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↑ カラフルなレザー張りのキャビネットです。  動作は未定です。 


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↑ ビクターのエンブレムが付いています。


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↑ 電源は240Vで3ピンのプラグです。 

100V→240V昇圧トランスと変換プラグが用意されています。


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↑ 点検修理にはレコードプレーヤーとシャーシーをキャビネットから取り外す必要があります。



このような機種の普通の分解手順は、

[1]ツマミを外す→[2]プレーヤーを外す→[3]シャーシーの止めネジを外す。 からはじめます。
しかし、プレーヤーが外れないため先へ進めません。

確かに無理があるようです。
過去に何とか外そうとした形跡が各所に見られます。

冷静に考えますと、ホータブル電蓄は取り扱いが激しくプレーヤーは簡単に外れない構造が
成されているはずです。
スプリングで振動を吸収する装置で固定ボルトが割ピンで簡単に抜けない構造になっています。
しかし、その割ピンが簡単に抜けない奥まった狭いところにあります。

「逆転の発想」と「工夫」で比較的簡単に抜き取ることが出来ました。




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↑ 底板のベニヤ板の剥がれた木片が散らばっています。


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↑ プレーヤーを支えていたベニヤ板の片方の固定用ネジ穴の部分が接着剤で補修したヶ所てす。


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↑ シャーシーを取り出しました。


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↑ プレーヤーも取り外しました。


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↑ 昇圧トランスを接続してアンプの様子を点検して一応動作することを確認いたしました。


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↑ プレーヤーのフォノモーターが回転することを確認いたしました。




 

◆1970年代ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-15」の修復修理 VOL7(完成)

.23 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

今回の1970年代ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-15」の修復修理は最終工程にとり
かかります。
この時代のトランジスタ構成のステレオはメーカーを問わず半導体の劣化によるノイズに悩まされ
ます。

俗に云うボリュームやファンクションスイッチ(セレクター)などの「ガリノイズ」は一切なく、
多種多様のTRノイズのオンパレードでした。

7月に修復修理をいたしました北海道の「パイオニア4chステレオFD-3」も凄いノイズで20数個の
TRの交換を行いました。


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↑ 完成画像です。


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↑ 背面の様子です。 簡易FMアンテナが無かったため新たに取り付けを行いました。


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↑ キャビネットのクリーニングを行いシャーシー/プレーヤーの組み込みを行いました。


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↑ すべてのテスト中の様子です。


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↑ 300Ωフィダー線を使用して製作した簡易FMアンテナは結構感度がよくFM-STインジケーター
ランプがしつかり点灯しています。





◆1970年代ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-15」の修復修理 VOL6

.22 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-15」の修復修理は、 VOL5まで進みまして
多重ノイズの修復が完了いたしました。

未完になっていた修復作業を行います。
カートリッジからの信号を増幅しているヘッドアンプのB電源回路に異常が発生していました。


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最初の測定時の電圧は約DC26Vでした。 修理途中でトラブルがあり、DC19Vに低下しました。

3端子レギュレーターと勘違いをして交換しましたが無駄でした。
正しくはパワートランジスタ仕様の為同型の2SC496に交換しましたが、規定電圧より高く33.8V
のため使用をやめました。


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↑ 入力電圧がDC37VからDC26Vを出力するために、最初はトランジスタを使用していましたが
代わりに抵抗器を使用いたしました。


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↑ 単純に198Ωの抵抗を挿入して動作電圧25.75Vで好結果がでました。


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↑ テスト中の様子です。


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↑ ここまで仕上ってくると、もう一つ気になりますのが、劣化トラブル予備軍です。

それは、パワーアンプ基板のパワートランジスタのドライバートランジスタです。
現時点では問題は出ておりませんが、見送りは良い結果を生みません。

赤丸印 2SC1213  4個
黄丸印 2SA673   4個

交換を行いました。


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画像上段交換で取り外した  2SC1213  4個
画像下段交換で取り外した  2SA673   4個





◆1970年代ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-15」の修復修理 VOL5

.22 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-15」の修復修理は多重ノイズ関連の修復修理
が完了いたしました。

次はレコードプレーヤーの不具合の修復修理とメンテナンスを行います。
テスト中にSTART/REJECTの動作が緩慢でアームのアップダウンもスムーズでない現象があります。


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↑ 修復後のテストの様子です。


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↑ 高精度のサーボモーターを採用しています。 回転速度調整も可能です。
そして、ターンテーブルの外周に回転ストロボの凹凸がありますが、監視には必ず蛍光灯の照明
が必要です。
蛍光ランプは1秒間に50/60回点滅しています、そのフリッカーによりストロボマークが静止してい
る状態が正しい回転数になります。


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↑ スピード微調整と33/45回転のセレクト。


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↑ アームをコントロールするメカの一部のカムですが2軸で2つのカムが重なっています。

2枚のカムに付着の古い油分が硬化して動きが緩慢になっていました。
取り外してクリーニング注油でスムーズな動作が復活いたしました。


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↑ ベルトドライブのベルトは比較的新しく、モータースピンドルはきれいな状態です。


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↑ シェル/カートリッジ/針大きな問題ありません。


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↑ テーブルボード裏面のオートメカはシンプルで良く考えられた構造です。

以前の複雑なメカと比較して当時の凄さがうかがえます。


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↑ サーボ基板とサーボモーターです。

モーター防振ゴムも大丈夫です。


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↑ エージングテスト中





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