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◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理 VOL7(脚付梱包)

.16 2019 家電品の修理 comment(1) trackback(0)
  
1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理は数々の難関を突破して
完成を迎えましたが、まだゴールへ向かわなければなりません。

遠距離にお届け、梱包・発送と云う重要な仕事が残っています。


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↑ 丸脚の場合は装着したままの梱包は何も補強しないで梱包することはいたしません。
ステレオ本体の重量が4本の細い足に掛り脚とキャビネットの底板にダメージを与え破損いたします。

本体を脚の長さより少しだけ高い台に置いて脚が接地しないようにして梱包をいたします。


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↑置台に使用する丈夫なターンボール函の内部に65kgに耐える補強の対策を行って使用いたします。
そのままでは重さに耐えられません。



私が独自で考案した「安全に送れて開梱が楽にできる梱包」は大型家電製品の段ボールを再利用して
製品のサイズに合わせて製作いたします。
手間と時間が掛っても安全にお届け出来て、簡単に開梱を第一に考えて行っております。




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↑ ステレオを採寸して、大型冷蔵庫の段ボールをカッターナイフで裁断して製作いたします。

ベース    横幅120cm・奥行44cm・深さ6cm函状で厚さ5mm段ボール3枚重ね
上フタ    横幅120cm・奥行44cm・深さ6cm函状で厚さ5mm段ボール2枚重ね


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↑ 周囲を囲む段ボールは洗濯機の段ボールを2台分使用いたします。

高さ81cmに裁断しておきます。


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↑ 組み立てますとこんな感じになります。


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↑ 梱包が完成した様子です。

開梱時は黄色のバンドを切断して上フタを外して、周囲を囲っている段ボールを上に抜き取ります。
3分で開梱できます。



デリケートなレコードプレーヤーは本来ハウリング防止の為スプリングでフアフアした感じにマウント
されていますので輸送中に猛烈に揺れます。

梱包時は必ず固定いたします。これも重要な対策が必要です。
輸送中の破損で最も多いのがレコードプレーヤーです。
また、トラックに積載時に縦済みによりプレーヤーが外れて落下することもあります。
この対策も必須条件になります。


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お客様のお手元にお届けできるまで気が抜けませんが、できる対策のすべてを行いました。


無事お届けできますよう祈るばかりです。





◆1960年代ビクター真空管コンポーネントアンプ「AST-300」とペアのビクターレコードプレーヤー「SRP-60P」のメンテナンス VOL2

.14 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
1960年代ビクター真空管コンポーネントアンプ「AST-300」とペアのビクターレコードプレーヤー「SRP-60P」の
メンテナンスは最後の段階で隠れたトラブルが判明いたしました。

事のきっかけは梱包前の清掃時にプレーヤを傾けたときに「ポロッと落下したカートリッジシェル」でした。
初期のネジ止め式のシェルの止めネジが緩んでいたのが原因でした。
外れて落下した時に何か硬いものにあたったのか不運にも針先が欠けていました。 

しかしまだ続きがあります。
この後、不注意を悔やみながら最後のすべての点検を行っておりました。
前工程で速度切り替えメカの不具合を修復を完了しておりますが、45回転から33回転に切り替えを行った時に
カムが外れて「スカスカ」になっているではありませんか・・・・・何度もテストを繰り返し万全の筈が・・・・・

頭を冷やし徹底的に原因追及して対策を行います。


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↑ プレーヤーの修復は工程VOL1で完了してエージングテストも順調でした。
もし、このまま発送していましたら、再修理で戻ってくるところでした。




4年前に初めて修復修理以来このプレーヤーで触っていない箇所はフォノモーターです。
今回も回転も正常で特に不具合もなく安心しておりました。
しかし、今振り返ってみると「78回転の時、回転音に少し異常を感じていました。
かすかに「シュルシュル」と云う音がしていました。 
今、考えると何か駆動系に不具合が隠れていたような気がします。




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↑ フォノモーターの状態を目視と手ごたえで点検しますと、極端な状態でもないが、防振ゴムの劣化で
かなり以前に修理をした時に3ヶ所の防振ゴムの内2か所をクッションゴムの代わりにスポンジで代用して
修理をした形跡がありました。
詳しく見るとスポンジが劣化してボロボロに崩れてモーターの重さでマウント鉄板が水平でなく斜めになって
いました。


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↑ 早速、フォノモーターを取り外します。


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↑ この通りです。 モーターの重さに耐えきれません。


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↑ 新しい防振ゴムを使用してモーターをマウントします。


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↑ フォノモーターは正常なマウント状態になりました。



今回のハプニングは古いことわざの「怪我の功名」でした。
偶然にカートリッジが外れて落下して→ダイヤモンド針が欠けて→フォノモーターの防振ゴムの劣化→速度切り替えメカの再修復

私はこのようなことはたびたび経験しています。
レトロオーディオの修復を「天職」と自覚して行っております。自然にその機器と通じ合うことがあります。
今回も「ありがとう」と心の中で感謝しています。



日本で唯一レコード交換針の製造販売のメーカー日本精機宝石工業株式会社「JICO」さんの
ホームページで全メーカーの数百種類のダイヤモンド交換針を検索して調べましたが、
本機ビクターレコードプレーヤー「SRP-60P」用の交換針はありませんでした。
そこで画像を頼りに似たもので使えそうな交換針を見つけました。




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↑ 画像左                       画像右
   最初のオリジナルのダイヤモンド針      今回のColumbia/DENON 「DSN-7」ダイヤモンド針


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↑ 非常に珍しい当時のMMカートリッジ(ムービングマグネット式マグネチックカートリッジ)です。
発電コイルで構成してあります。

交換針のカンチレバーの四角い筒状の中にマグネットが封入されてその先にダイヤモンド針が付いています。
四角い筒状をカートリッジのコイル内で針先からの音の振動を磁界の強弱と周波数に反応してコイル内で
音波信号に変換されてアンプで増幅してスピーカーから美しい音が流れます。


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↑ 針の四角いカンチレバーの太さが少し細いためセロテープを細く切って1回半巻き付けて挿入しました。


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↑ 音出しテストの様子です。 音質音量とも絶好調です。


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↑ 今度はカートリッジが外れないように上の止めネジをしっかり緩まないように気を付けました。





◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理 VOL6(完成)

.13 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理は最終工程を迎えました。


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↑ 完成画像です。


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↑ スライド扉を閉めた様子です。


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↑ 背面の様子です。
スピーカーは密閉式で厚い板と吸音グラスウールで塞いであります。


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↑ シャーシー収納部は真空管式で内部温度が上昇しますので通風を良くするため樹脂製の通風ネット
を取り付けました。


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↑ 操作パネルのラジオのダイヤルスケールのバックライトは6.3ボルト豆電球1個であまり明るくありません。

一旦シャーシーを収納してからECHO(エコー)調整のインジケーターの赤い照明の豆電球が切れているのに
気が付きまして、再度シャーシーを取り外して修理を行いました。


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↑ 到着後にキャビネットの底部に脚部を取り付けるのは大変困難になりますので、梱包時に脚部を
取り付けて発送の予定をいたしておりますす。





◆1960年代ドイツ製真空管式卓上電蓄「BRAUN SK/ PC 3」の修復修理

.07 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
1960年代ドイツ製真空管式卓上電蓄「BRAUN SK/ PC 3」の「レコードの音が出ない」修復修理ですが
クリスタルカートリッジの不良の交換修理の記録です。


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↑ 完成画像


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↑ プレーヤーのマウント状態を底板を外して確認いたしました。


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↑ このような形態で交換を行うのが適切であることを確認いたしました。


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↑ 画像左の不良のクリスタルカートリッジを取り外して、 画像右の新品のセラミックカートリッジに取り替えました。


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↑ 極細の出力シールドワイヤーの半田付を行いました。


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↑ プレーヤーのマウントを行いました。


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↑ テスト中の様子です。  音質/音量は良好です。


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↑ セラミックカートリッジはLP/SP兼用ですのでターンオーバーの必要はありません。
固定しております。 小さなツマミはダミーとして接着固定いたしました。





◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理 VOL5

.07 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理はシャーシーとプレーヤーを
キャビネットにマウントをいたします。
キャビネットにマウント後にトラブルが発生する場合がありますので慎重な作業になります。


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↑ キャビネット内部を清掃してシャーシーとレコードフレーやーをマウント中の様子です。


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↑ 正面からの様子です。


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↑ プレーヤーボードの4か所の防振スプリングの調整を行いました。


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↑ 美しく磨き込んだプレーヤーは輝いています。


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↑ レコード演奏テストの様子です。


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↑ エージングテスト終了後にプレーヤーブースの背面板を取り付けます。





◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理 VOL4

.06 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理は進んでまいりました。
まだ完成には至っていませんが、基本的に正常動作状態にこぎつけました。

レトロオーディオの修復修理は家電製品の修理と異なる点は「動作するようになった」時点ではまだ修復修理
が完了したとは云えません。
レトロオーディオには約半世紀の経年劣化があります。
電源回路の部品の劣化による絶縁不良などは発熱・発煙・発火に至る場合があります。
「安心、安全」を留意して過去事例に基づいて一部の部品交換を実施いたします。

次の工程がレトロオーディオ独特の作業になります。


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↑ 外観の劣化は100年50年経っても「性能・安心・安全」には全く影響はありません。
しかし、内部の電気回路は正常な動作を維持しなければなりません。


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↑ 100ボルトコンセントから電気を供給する「電源コード」と「電源ヒューズホルダー」の交換を行いました。

50年前の電気コードやプラグは信頼性はありません。
 

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↑ 画像[左]  ブロック型電解コンデンサー           画像[右] ダイオード(半導体)

  (単体の大容量電解コンデンサーを3個封入)               (交流電源を直流電源に整流する)


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↑ 過去に何度かブロック型電解コンデンサーの破裂がありました。
現在はブロック型電解コンデンサーは製造されていませんので単体の100μF400WV×3個をラグ板を
介して取り付けました。


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↑ 整流ダイオードの交換も行いました。


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↑ レコードプレーヤーのフォノモーターのスタート/ストップスイッチの接点から発生するパークノイズを
軽減させるチューブラーコンデンサーの交換を行いました。

劣化のためショートによる故障率は高く必ず交換をしています。





◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理 VOL3

.04 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理はレコードプレーヤー各部の点検
により修復を行います。


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↑ プレーヤーのダメージは大きく、ターンテーブルと速度切り替えツマミがありません。


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↑ オート機構のアームリターンギアの点検修復を行います。 メカをクリーニング注油を行います。


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↑ ターンテーブルを回転させるモーターのトルクを伝導するための重要なアイドラーは珍しく状態が良く幸運です。

メカをクリーニング注油を行います。


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↑ 裏側のオート機構のクリーニングと注油を行います。



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↑ フォノモーターをマウントしている3ヶ所の防振ゴムが経年劣化で溶けています。


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↑ 交換途上の画像です。


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↑ 3ヶ所の防振ゴムの交換を行いました。


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↑ 速度切り替えツマミとターンテーブル及びマットの3点が欠品していますので代わりのものを取り付けて
テストを行います。


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↑ テストは良好です。 カートリッジは作動しています。


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↑ 付属の針は針先が針先が痛んでいます。


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↑ レコード回転テスト中の様子です。





◆ビデオ入力端子の無いブラウン管テレビに地デジチューナーを接続する方法

.03 2019 家電品の修理 comment(1) trackback(0)

この度、 ◆1970年代レトロなブラウン管カラーテレビナショナル「TH20-A15」が最新デジタル液晶テレビに変身
の記事に関連したご質問をコメント欄より頂いておりました。

ビデオ入力端子があれば地デジチューナー出力を接続するだけで簡単ですが、
1980年以前のブラウン管テレビには殆どビデオ入力端子は内蔵されておりません。

詳細を過去記事を引用してご説明いたします。

●以下2016年1月22日掲載の記事を再掲載いたします。


1977年製コンソール型20インチナショナルカラーテレビ「TH20-A2」の修復修理は最終工
程に入りました。
今日、ご依頼者から「ブルーレイの試聴も可能なようにして欲しい」とご要望がありました。

普通にビデオ入力を設けることは回路構成上などいろんな条件により不可能です。
しかし、何とかしなければなりません。

これ以上簡単確実な方法はありえないと、自負しながら作業を行いました。


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↑ [地デジアンテナ出力]→[地デジチューナー]→[RFモジュレーター]→[アナログチューナー
VHF1CH]で受信・・・・・という事になりますので、入口が一つしかありません。
結局、今まで何度か行っている方法ですが最も確実で使いやすい方法をとりました。

アンテナ入力端子を外して、RFモジュレーターとその電源をマウントします。


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↑ アンテナ入力端子板を外します。


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↑ 一旦、付いているものを全部取り外します。


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↑ 下側にピンジャック板を取りつけます。


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↑ RFモジュレーターとその電源アダプターを取り付けます。

RFモジュレーターはカバーを外して中身だけを取り付けます。
電源はテレビの電源スイッチで連動させます。


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↑ 全てを接続して動作テストを行っています。

テレビとブルーレイ入力の切り替えは無電源AVセレクターを取り付けました。


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↑ 非常に使いやすく調子よくいっています。


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↑ このテレビの映像調整は自動調整になっていますが、

手動調整のボリュームは普段は殆ど使用しないた為と、前部には取り付け不可能の為
後部に取り付けました。




●RFモジュレーターはテレビの映像信号と音声信号をテレビ電波VHFの1CH又は2CHに変換する機器です。
●1980年以降のVHSビデオデッキにはRFモジュレーターが内蔵されているものがありますので、これを利用
 する方法もあります。




◆1970年代レトロなブラウン管カラーテレビナショナル「TH20-A15」が最新デジタル液晶テレビに変身

.28 2019 家電品の修理 comment(1) trackback(0)
  
懐かしいこのデザインに郷愁をそそられるお方は多いと思います。

1970年代日本の高度成長期の良き時代、誰もが憧れて、家庭の団欒の中心に存在したカラーテレビです。

この度このコンソールキャビネットに最新のデジタル液晶テレビを埋め込むご依頼をお請けしておりまして
期限があり準備が整いまして埋め込み作業を実施いたしました。


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↑ ナショナルパナカラー「TH20-A15」 20インチのブラウン管カラーテレビです。

何とも言えない雰囲気のコンソールキャビネットの存在感は昭和レトロを彷彿させます。
ロータリーチャンネルツマミを「カチャカチャ」乱暴に回して叱られた思い出もあるでしょう。


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↑ 内部の様子です。

オールソリッドステート(トランジスタ/半導体)です。


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↑ 20インチブラウン管とすべてのシャーシー部品を取り外します。


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↑ 左半分のアップ画像


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↑ 右半分のアップ画像


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↑ 遮蔽鉄板で囲われた20インチブラウン管です。 15kg程あります。


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↑ VHF/UHFチャンネル切り替えと、その他の調節部分でこれだけ多くの部品とスペースで成り立っています。

全てを撤去いたします。


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↑ 撤去の終わったキャビネット前面の様子です。


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↑ 撤去後のキャビネットの内部の様子です。




キャビネット側の器材撤去が整い組み込み用のデジタル液晶テレビの用意を行います。




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↑ 組み込みに使用するカラーテレビは東芝REGZA 24S11 です。
24型地上デジタル/110度CS/BS内内蔵テレビです。(外付USB HDDによる録画対応)

何故、20インチのブラウン管マスク(枠)に24インチの液晶テレビを用いるかを、ご説明いたします。

ブラウン管テレビの縦・横比は「3対4」に対して液晶テレビは「9対16」になり、かなり横長になります。
その為、縦方向にサイズを合わせて大きめの24インチになります。
しかし横方向はサイズが大きすぎて、少しかくれる部分がありますが仕方がありません。

それと、ブラウン管の画面が湾曲しているのに対して、液晶テレビは平面(フラット)になっています。

液晶テレビを組み込む前にスピーカー出力の配線を改良する必要があります。
液晶テレビに内蔵の超小型スピーカーでは音質音量が不足して良くありませんので木製キャビネットに取り
付け済のスピーカーに接続を行えるようにいたします。
新品の液晶テレビを分解して改造をいたします。


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↑ ここで問題が出てまいりました。

元のスピーカーのインピーダンスが珍しく120Ωてした。 
普通は4Ω~16Ωですがかなりのハイインピーダンスです。
この液晶テレビの出力インピーダンスは6Ωですので適合いたしません。
念のため接続してみましたが音量が小さく最大音量で30%程しか出ていません。


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↑ 在庫のインピーダンス8Ωのスピーカーを仮付してテストを行い解決いたしました。音質音量良好です。

液晶テレビを支える受け金具を2か所に取り付けました。


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↑ 液晶テレビをマウントして上下、左右の位置合わせを行いました。

左右の位置合わせの左側は画面左上に時刻表示が出ますが、デビ局により若干ズレがありますが、
適当な位置に合わせました。
右側はリモコンの受光部の問題があります。


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↑ テスト中の様子です。


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↑ ダミーのCHツマミと電源ツマミ等を接着剤で固定いたしました。


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↑ テスト中の様子です。


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↑ ビデオ入力とアンテナ入力ケーブルの取り付けの様子です。


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↑ ビデオ入力端子を元のアンテナ入力端子板を改造して作りました。


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↑ 専用リモコン


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↑ 電源 「ON」 緑     リモコンはこの小さな開口部に向けて至近距離(50cm以内)から発射いたします。
離れ過ぎると感知いたしません。


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↑ 電源 「OFF」 赤


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↑ 電源 「OFF」時の状態 画面 黒





◆1960年代ナショナル真空管ステレオ「SE-6200A」の修復修理(総集編)

.24 2019 家電品の修理 comment(1) trackback(0)

昨年の12月暮れに関西圏のお客様から「相談に乗ってもらえないか」とご相談がありました。
内容は「お店のインテリアとマスコットとして設置したいレトロステレオを購入したいので、何か適当なものがあれば
見せて欲しい」と云うものでした。  大変お急ぎの事情に共感いたしました。

ご来店いただきまして在庫を観ていただきましたが、あいにく適当なものが見当たりませんでした。
オークションで探して落札をご提案いたしました。

年が変わり早々にオークションで入手なさったものを修理で持ちこまれました。


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↑ 完成画像


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↑ レトロ製品独特のあらゆる調節機能のボリュームとセレクタースイッチの接触不良を接点復活剤の投入により
すり合わせを行い修復いたします。


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↑ 6BM8 PPの出力回路はパワー音質には余裕がありますが、片側の音質音量が不調の為6BM8の
交換を行いました。


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↑ その他には大きな問題はなく幸運でした。




レコードプレーヤーは劣化が強烈で不安かありますが、全力で修復を行います。




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↑ プレーヤーは一連の内部メカの修復を行い動作を回復いたしました。


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↑ 今回のプレーヤーボードの劣化状態は凄く、過去の事例でもここまで酷いのは少ないと思います。


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↑ このプレーヤーボードの斑点状の錆には、手こずりました。

フレーヤーボードをペーパー掛けしてラッカーの吹き付け塗装の下塗りの時点で錆の斑点が薄くならず、
更に回数を増やしても効果がないことが分かり、下塗り塗料を変えました。

乾いてからラッカーの吹き付け塗装を2度重ねました。


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↑ 下塗りを含めて2度目の状態です。  仕上げにもう一度吹き付け塗装いたします。


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↑ プレーヤーが修復完成してマウント状態の画像です。


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↑ 完成の全体像です。 現在脚は取り付けしていません。

完成品は1月中にお引渡しを完了いたしました。


●修復修理の詳細部分の解説は省略させていただきました。



◆希少1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理 VOL6

.22 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理は最終仕上げ工程に入りました。
機能的には全体的に立派に蘇りました。 しかし、キャビネットの劣化がアンバランスに感じてしまいます。

ご依頼者とご相談の結果、キャビネットの再塗装を行うことになりました。


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↑ キャビネット外観の再塗装完了画像です。   存在感がアップいたしました。




↓ 再塗装前のキャビネットの外観の一部の様子です。  無数の傷、色褪せがあります。

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↑ 上扉の一部にある大きな剥離部分は浮き上がっている為、処置が不可能でこの状態になります。

見る角度で誤差があります。 あまり小細工しない方がよさそうですので、この状態でとどめます。


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↑ 脚部の塗装も行いました。





◆希少1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理 VOL5

.19 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

 
1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理は終盤にかかりました。


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↑ シャーシーとプレーヤーの組み込み後テストの様子です。


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↑ 重いシャーシーを垂直マウントは外す時より、取り付け時の方が数倍難易度が高くなります。


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↑ 外れて散乱していました「エコー」の「リバーブユニット」を組み付けます。


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↑ 組み込み後のテストを行っています。

トラブルがなく順調です。


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↑ スピーカーの後方に4本の弱いスプリングで吊下げられた人工的にエコーを発生させるアナログ式の
リバーブユニットです。
スピーカーの音波を一条の柔らかいスプリングでキャッチしてその音波を電気信号に変換してエコー波を
作り出しています。
現在のカラオケマイクのように「デジタルエコー」ではなく、超アナログ的な懐かしい郷愁をそそる雰囲気が
再現されます。


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↑ キャビネットの所々の小傷や色褪せが気になってきます。


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↑ 最初はレコードプレーヤーの動作時に30cmウーハーの共振によるハウリングの心配がありました。

しかし、プレーヤーの通常より高精度の防振バネの効果により、完全に吸収されてハウリングの心配は
払拭されました。


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↑ エージングテストを続けます。





◆希少1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理 VOL4

.18 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理は進んでまいりました。

レトロオーディオの修復修理で忘れてならないのは、「安心・安全」の問題です。
真空管ステレオの過去事例の中でも特に注意を怠らないのは、100V電源回路と真空管の直流電源回路の
200V~300Vの整流回路です。
100Vの交流から200V~300Vのリップルのない直流電源を整流真空管又はダイオード(半導体)と大容量の
電解コンデンサー等により「倍電圧整流」作用によって造られています。

特に電解コンデンサーは半世紀の経年劣化で発熱破裂する場合があります。
仮に現在は異常なく動作をしていても突然破裂することもあります。
修理テスト中に破裂に直面することがあります。


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↑ 最初の画像ですが別置きサブシャーシーの電源回路です。

大きいアルミ缶体に収まった「大容量ブロックコンデンサー」です。
(ブロックコンデンサーは現在製造されていません)

電解液が漏れています。  交換対象です。


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↑ プラス側に赤線の入った「大容量チューブラー電解コンデンサー」です。 

危険率の高い電解コンデンサーですので 交換対象です。


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↑ 交換対象パーツを取り外しました。


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↑↓ 電解液漏れが見られます。

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↑ 黄丸印は100μF450WV単体の電解コンデンサー2個に交換を行いました。


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↑ 黄丸印は100μF400WV単体の電解コンデンサーと整流ダイオード2個の交換を行いました。


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↑ 電源コードの交換も行いました。


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↑ 「安全・安心」の電源回路に修復を完了いたしました。





◆希少1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理 VOL3

.16 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理はチューナーアンプシャーシーの修復を行います。


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↑ 上面操作のシャーシーは垂直マウントを採用されていますので、取り付ボルトを外して、シャーシーを
下ろします。
最短にまとめてある各ケーブルを延ばしておきます。


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↑ 垂直マウントの場合はシャーシー表面ホコリの堆積が少ないのできれいです。


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↑ チューナーアンプシャーシーの不具合重点事項

①各ボリューム及びロータリーセレクタースイッチの接触不良
②左側スピーカーから音が出ていない
③音量ボリュームの音量が絞り切れない、0点でも音が出ている
④FM受信が不安定
⑤その他


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↑ シャーシー表面からの目視と打診ては大きな問題はありませんが真空管の脚ピンとソケットの接触不良は
改善を要しますので対策を行います。


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↑ 「左側から音が出ていない」 
左アンプの増幅回路に異常を確認いたしました。
双3極管12AX7の左のプレート電圧が0Vでした。 プレート抵抗470KΩの劣化断線でした。


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↑ 不良の抵抗   正常値は400KΩ台ですが   左 ∞Ω(断線)  右 2.5MΩ(抵抗値増大断線状態)



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↑ 黄丸印の抵抗と電解コンデンサーの追加交換により回路変更を行いました。  好結果を得ました。




次は音量が絞り切れないボリュームの修復を行います。




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↑ 画像の一番上の2連ボリュームの交換を行います。


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↑ 元の音量調整ボリュームは1MΩ(1000KΩ)Aカーブの2連ボリュームです。
因みにAカーブとは変化特性の意味ですが、普通のボリューム(可変抵抗器)はBカーブで抵抗値が
回転角度により直線的に変化します。
もし、これを音量調節に使用しますと音量が急大きく変化しして聞こえます。
これを改善したのがAカーブの変化特性です。  最初が緩やかに変化します。

元の音量調整ボリュームは軸が2重になりR/Lが別々に調整するボリュームです。
現在入手できませんので画像のようにR/L同時に調整するものに交換をいたします。


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↑ ボリュームを絞り切った場合は抵抗値が0Ω近くにならないといけないのですが、
125.1Ωですからかなりの音量が出ています。


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↑ ボリューム抵抗値が1MΩ(1000KΩ)の値が2.523MΩ(2523KΩ)ですから2.5倍に変化していました。


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↑ ツマミの軸受がギザギザのセレーション軸(ローレット)用になっていますので、
元のボリュームの軸を切り取り「シャフト接ぎ」を.使用して取り付けを行いました。

FM放送の受信はセレクタースイッチの接触不良が改善されたため受信可能となりました。


次工程に進みます。




◆希少1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理 VOL2

.14 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理はダメージの激しいレコードプレーヤーの修復修理
に取り掛かります。

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↑ 修復前に汚れ落としの洗浄剤により清掃を行いました。一部比較の為汚れを残しました。
  
   左を円形に切り取った奇抜なデザイン
   主な特徴
   ① 30cmの大型ターンテーブル採用のリムドライブ方式
   ② 16/33/45/78回転 速度調整付
   ③ 手動操作方式
   ④ マグネチックカートリッジ
   ⑤ ソフトリフター

初期状態   ① フォノモーターはローターのメタルロックで回転不能。
         ② ターンでブルのセンターシャフトの軸受け部分が緩みガタガタの状態。
         ③ 全体的に修復が必要


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↑ 可動部分に塗布したグリスなどの油分が経年劣化で変質固着しているため「2-26」を噴射注入により
時間を経て可動状態に戻します。


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↑ フォノモーターをマウントしている3ヶ所の防振ゴムが経年劣化により溶けたり崩れたりして原型をとどめて
おりません。
フォノモーターの上下位置が極端にずれています。


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↑ 防振ゴムの交換を行います。  取り外した防振ゴムの大きさが3分の1以下になっています。


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↑ このように3ヶ所の防振ゴムを交換します。

実際のプレーヤー取り付け時は上下が逆になります。 フォノモーターの荷重は3か所に分割されてかかります。


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↑ 防振ゴムの交換が終わりました。


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↑ モータースピンドルの取り付け位置をアイドラーの上下動の位置と合わせます。


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↑ 78/33/45/16回転切り替えレバーの位置とカムの動作を確認します。


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↑ 調整が終わりターンテーブルをはめ込みます。


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↑ マグネチックカートリッジ点検を行います。

ダイヤモンド針はかなり摩耗が激しく最後に交換を行います。


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↑ レコード演奏テストを行います。


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↑ 45回転EPレコードのテスト中の様子です。





◆希少1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理 VOL1

.14 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

予てよりおお持ち込み頂いておりました1960年代コロムビア真空管ステレオ「SSA-563」の修復修理
のお見積もりの仮修理の記録です。


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↑ 機器の状態は「電源が入らない」ので、先ず電源が入る状態にいたします。

サイズ W1040 H570 D400mm 別途脚部あり


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↑ 前面扉付 


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↑ 天板開閉扉  操作部・プレーヤー


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↑ 背面の様子


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↑ メインシャーシーとスピーカー

30cm低音スピーカー/10cm中音スピーカー/6cm高音スピーカーの3WAYシステムです。
アンプは30MP27のプッシュプル構成で凄い音が期待できそうです。

エコー装置のバイブマシンも収納されています。


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↑ こちらは電源部のサブシャーシーがありますが、電源が入らない原因を究明いたします。


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↑ この機器は「セミトランスレス方式」を採用しています。

一部の真空管ヒーターとパイロット電源、そして真空管のB電源の直流電源回路をこの小型の電源シャーシー
内部で造られています。


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↑ 診断の結果、整流回路のダイオードにシャントしているチューブラーコンデンサーがショートしていました。


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↑ とりあえず、ショートしたチューブラーコンデンサーを切り離して新しい電源ヒューズを取り付けました。

電源が入り息を吹き返しましたが、とぎれとぎれで正常動作はしませんが、ガリのオンパレードながら、
何とか一応の動作にこぎつけました。
シャーシー内部の緻密な修復は後ほどといたします。

レコードプレーヤーを最初に見た時にかなりのダメージです。
当時のコロムビアのプレーヤーの設計指向が他社と比較して重厚過ぎるのが気になるところです。

次の工程へ進みます。




◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理 VOL2

.13 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理はキャビネットからシャーシー
とレコードプレーヤーの取り外しを行います。

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↑ アンプシャーシーは多数の接続ケーブルが繋がっています。 直結とプラグ式と混在しています。

スピーカーの裏板とプレーヤーブースの背面板を取り外さないとシャーシーを外して下へ降ろせない状態です。


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↑ 可能な限り接続ケーブルを処理してシャーシーを取り外しました。


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↑ シャーシーに半世紀以上の堆積した粉塵です。 過去に修理などで触れた形跡はありません。

即、シャーシーの清掃を行います。


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↑ シャーシー内部の様子です。


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↑ 先ず、ボリュームの猛烈な「ガリ」接触不良の修復を行いました。

ラジオの受信などは安定した状態を取り戻しました。


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↑ セレクタースイッチの接触不良の修復を行います。
多接点スライドスイッチピアノ式のセレクターは当時ハイカラで高級機に採用されていました。


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↑ 接点復活スプレーを噴射注入後、丹念にすり合わせを行い修復を行いました。

ラジオなどは安定した受信を取り戻しました。




次はレコードプレーヤーの状態の確認を行います。



●欠品 ターンテーブル(レコード盤を載せて回転させる円盤)  ●欠品 回転セレクターツマミ
プレーヤーは修復の可能性がありますので次工程にて修復修理を行います。
   
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◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理 VOL1

.10 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

予てよりお預かりしておりました、1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理
のお見積もりで、仮修理を行います。

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↑ ビクターアンサンブル真空管ステレオオーディオラのSTL611シリーズはフルモデルチェンジがなく
マイナーチェンジをたびたび行いながら3年間で販売累計30万台の当時の人気ステレオでした。


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↑ スライド扉を開いた状態です。


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↑ 通電OK   不完全ながらAM/FMラジオ受信可能


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↑ レコードプレーヤーは問題多発・・・・・ターンテーブル欠品   回転セレクターツマミ欠品、 動作不可状態


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↑ スピーカーはこの種類のステレオでは珍しく音質の良い密閉型になっています。

次工程でシャーシーとプレーヤーをキャビネットから取り外して点検を行います。




◆"接点復活剤"などの活用方法のご説明

.09 2019 家電品の修理 comment(1) trackback(0)
 
いつもブログ「レトロオーディオの奥義」を閲覧いただきましてありがとうございます。
この度のFC2コメントのご質問に解説をさせていただきます。

レトロオーディオファンが機器に対してお手入れのご参考になればと思いページを設けました。

<<< ご質問内容 >>>
*******************
ブログを拝見しておりますと修復修理に「接点復活剤」の使用が多々御座いますが、
接点洗浄剤」として売られている商品との違いをご指南頂ければ幸いです。
********************


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↑                        ①           ②         ③  
   
   ① 「接点復活王」 サンハヤト(株)   スライド接点用で永年前から使用して定評の接点復活剤
    
    昔から使用しておりましたが最近はあまり使用しなくなりました。
    理由はレトロオーディオにはもう少し強力で効果の期待できる接点復活剤の必要から自然に
    新しい接点復活剤に移行していきました。


   ② 「接点洗浄剤」 サンハヤト(株)    電子機器用ニューリレークリーナー
    スイッチ接点から火花が発生するものに使用したします。


   ③ 「接点復活スプレー」 エーゼット(株) スイッチ、ボリュームなどの接触不良解消 接点復活スプレー
    
    容量が少なく消耗が速いため自然に使わなくなりました。
    

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↑         ⑤               ⑥                           
 
   ⑤ 「2-26」  FOR-PRO  呉工業(株)     電気装置用防錆・接点洗浄剤
    
    金属表面から水分を徹底除去し金属表面に被膜を形成、.カーボン等の汚れを落とします。
    多様性があり非常に効果が明確に出ました.。
    
    この「2-26」は主にレコードプレーヤーの修復修理時に使用しています。
    メカの洗浄や可動部分の潤滑に強力な効果があります。
    70年前のSPレコードプレーヤーのターンテーブルの修復で、軸受が経年劣化でロックした状態でシャフト
    が外れず困っておりましたが、この「2-26」の驚異的な浸透性により脱着に成功し修復する事が出来ました。

    その他、真空管式アンサンブルステレオのアンプシャシーのピアノ式セレクタースイッチの猛烈な接点不
    良も「2-26」の使用により修復できました。
    
    その他数々の成果を得ています。

    注意点は強い匂いがあり、マスク着用と換気が必須になります。 多用は控えます。    
  

   ⑥ 「接点復活スプレー」 FOR-PRO  呉工業(株)  
    
    接点部分に極薄被膜を形成してカーボンや汚れを除去して接触不良を改善し接点の腐蝕を防止します。
    昔から使用しておりましたが最近はあまり使用しなくなりました。
    理由はレトロオーディオにはもう少し強力で効果の期待できる接点復活剤の必要から自然に新しい
    接点復活剤に移行していきました。

    現在では通常使用の接点洗浄剤として最も使用頻度が高くなり、信頼性も保てる存在になっています。

以上の使用感は自分自身が4年前から使用した実感です。





ボリュームに接点復活剤を噴射注入する場合の注意事項を画像により説明いたします。



 
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↑ φ24のボリュームは端子付近が開放されていますので噴射注入は容易です。

ノズルの先は直線よりも、このようにカーブをつけておくと噴射注入がやりやすくなります。

噴射注入後すぐにシャフトを左右に激しく往復回転させてすり合わせを行います。 大変重要な作業です。


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↑ φ16の小型ボリュームは後部の穴やその他のヶ所を見つけて噴射注入を行います。


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↑ 側面に穴がある場合はこのように噴射注入出来ます。 噴射量は多すぎないように注意しましょう。


◎火気厳禁・安全確保を順守してください。
◎スプレー缶の注意事項等をお読みください。
◎換気扇を回してください。




◆1960年代ビクター真空管コンポーネントアンプ「AST-300」とペアのビクターレコードプレーヤー「SRP-60P」のメンテナンス VOL1

.06 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
レコードプレーヤーは鋳物の一体構造で防振構造はなくモーターの防振ゴムのみで大型の重量ボードと
超重量ターンテーブルと大型木製キャビネットで吸収されています。
 

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↑ 点検テスト中に妙な不具合が発見されました。

ターンテーブル回転時に擦れた金損音が出ています。
それと78/45/33/16回転のセレクターツマミの45の位置でカチャンと音がして何かが外れて操作不能になり
ターンテーブルが回転不能になります。


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↑ 原因を突き止めていきますと、
回転セレクターツマミから連動しているメカに不具合があるため、アイドラーが所定の位置から外れてフリー
になってしまい動力が伝わらない事が判明いたしました。


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↑ セレクターツマミの裏側には5段階の花型をしたカムがあります。
その外周に密着しながら上下に動くバーがあります。
このバーをカムの外周に密着させるスプリングが劣化により張力が落ちて45の位置で外れていたようです。


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↑ スプリングが錆びて細くなり引っ張る力が衰えていたようです。


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↑ アイドラーを上下させるカムブーリーからバーが外れている様子を図解いたしました。


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↑ 画像右の新しいスプリングを適当に切り取って交換いたします。


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↑ スプリング調整→テストを繰り返して最良点を見つけました。


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↑ エージングテストの結果良好です。





◆1960年代ビクター真空管コンポーネントアンプ「AST-300」のメンテナンス VOL1

.04 2019 家電品の修理 comment(1) trackback(0)

1960年代ビクター真空管コンポーネントアンプ「AST-300」は2015年の夏に修復修理をさせていただきました。
今回、ノイズの多発でメンテナンスのご依頼がありました。

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↑ 木製の筐体に収められた2ラジオ搭載の大型重量シャーシーです。


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↑ 背面の様子です。


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↑ 木製の筐体から大型重量シャーシーを取り出して点検を行います。


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↑ シャーシーを取り出してテスト用のスピーカーを接続して電源投入いたします。


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↑ シャーシー内部の様子です。

ノイズの原因は音量調整などの可変抵抗器(ボリューム/バリオーム)摺動く接触面の不具合によるものです。


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↑ 画像上がセレクターのロータリースイッチです。
  
画像下が今回ノイズの発生源のR/L2連の音量調整ボリュームです接点復活剤を噴射注入して
すり合わせをいたします。

結果が芳しくないようでしたら2連ボリュームの交換を実施いたします。


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↑ エコー 

  高音調整

  低音調整

  R/Lバランス調整

全て処置を行います。  


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↑ 2つのセレクターロータリースイッチが並んでいます。  手入れを行います。


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↑ 通電してラジオ受信でテスト中の様子です。


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↑ その他のメンテナンスを進めます。





◆TOSHIBA dynabook Windows 10「PT55BGL-RJA5」のこじれた修理

.03 2019 パソコン関連 comment(1) trackback(0)
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2年前に販売した「dynabook PT55BGL-RJA5」ですが、最初の不具合はスーパーマルチドライブのDVDドライブで
「書き込みができないトラブルでした。
当方でドライバーの更新などを試みましたが、直りませんので、てっきりDVDドライブの不良と考えて5年保証中で、
「東芝PC集中修理センター」に修理依頼をいたしました。

2日後に「日通」から引き取りにきてくれました。あとはメールで進捗状況が送られてきました。
①検査中のメール→②部品準備中のメール→③完了メール(リカバリーWINDOSソフトの故障)で完成品が届きました。
 
◎完了メールの(リカバリー初期化)は大問題です。
DVDドライブの交換で直る筈がまさかのリカバリーになったのかが、引っかかります。
ここで、相談が欲しかったのです。当初DVDドライブの交換のため、こちらはデータの保存は必要ないと思ってして
おりまません。

今更悔やんでも仕方がありませんので、全力で復旧にかかりました。

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↑ リカバリーされていますのでお買い上げ時の状態でスタートアップから始めます。
最近のパソコンは先ずインターネットに接続できないと前に進めません。

先ずデータ引っ越しアプリ「PC引っ越しナビ」を使用して買い替え前のPC「WIN7」からデータを取り出して
現PC「WIN10」に移行をいたしました。
次は当店のワイヤレスルターに接続設定を完了させます。(完成納品時にお客様のワイヤレスルーター
に接続設定いたします)

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↑ Windows 10には、新ブラウザーの「Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)」が標準のブラウザーとして
搭載されています。
しかし、お客様はInternet Explorerに慣れておられますのでYAHOO JAPANをホームページに設定変更し
ておきます。

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↑ YAHOO JAPANをHPに設定いたしました。


次にMicrosoft Office の認証の設定を行いました。煩雑な設定がありますが要領が理解できれば簡単ですが、
つまづくと大変です。ワード・エクセル・アウトルック・パワーポイントなどの動作の確認を行います。



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↑ メールソフトアウトルックの設定で色々問題が出ましたが原因を修正してメールの動作を復旧させました。
しかし、最後にメールの受信はOKですが送信が出来なくなりました。問題点は最後に判明いたしました。
それは 送信トレイに送信に失敗したメールがそのまま存在していたことでした。送信失敗メールを全て削除
して解決いたしました。

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↑ WIN7で慣れきった我々には最初WIN8/WIN10は一般的に不評でしたが、しっかり向き合ってみると
新時代のPCの今まで見えなかった部分が見えてきたように思います。

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◆1960年代SONYポータブルステレオカセットレコーダー"デンスケ"「TC-3000SD」の修復修理 VOL1

.01 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
1960年代SONYポータブルステレオカセットレコーダー"デンスケ"「TC-3000SD」修復修理の記録です。
当時「生録ブーム」の必須アイテムの携帯型録音機でした。

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↑ 電源は入りますが動作をいたしません。
分解が大変な様子ですが、とりあえずバラしてみます。

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↑ 底面の様子です。

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↑ メカが見える状態になりました。

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↑ ネジ類を無くさないようにします。


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↑ 外装部分です。


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↑ 予想通りドライブベルトが劣化していますので、新しいベルトに交換を行います。


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↑ テープカウンターベルトも含めて3本のベルトの交換を終えました。


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↑ 劣化のベルトです。


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↑ テープを入れて作動させます。 正常再生しています。


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↑ 早送り 捲き戻しが不安定です。


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↑ ピンチローラーの劣化でスリップしています。


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↑ 左は正常に音が出ますが、右は無音です。





◆コロムビアアンティークSP専用マグネチックピックアップの修復修理 VOL2

.21 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

コロムビアアンティークSP専用マグネチックピックアップの修復修理はコイル断線の為、
セラミックカートリッジを取り付けることにいたします。


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↑ 完成画像です。


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↑ 高インピーダンスの為500kΩAカーブに交換いたしました。

シールドワイヤーの交換を行いました。


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↑ テストの結果良好に動作しております。





◆コロムビアアンティークSP専用マグネチックピックアップの修復修理 VOL1

.21 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
 昨年にお送り頂いておりましたコロムビアアンティークSP専用マグネチックピックアップの修復修理
ですが、「カンチレバーの緩衝ゴムの交換依頼」でしたので、作業に取り掛かりました。

ところが、思わぬ落とし穴がありました。

    
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↑ 70年前のアンティークスタイルのピックアップアームです。


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↑ いつものように分解に取り掛かりますが、少し様子が違います。
慎重入念に分解して例の馬蹄形磁石が現れました。


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↑ 一度開けられた形跡がありますが、既にシールドワイヤーは外れていました。


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↑ 当然カンチレバーの緩衝ゴムはカチカチに硬化しています。


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↑ 一番の問題は発電コイルが劣化腐蝕でボロボロです。 万事休す・・・・・修復不能です。


◎ 救済方法は別途圧電素子系のカートリッジをピックアップアームに組み込む方法があります。
  インピーダンスがが変わりますのでボリュームとシールドワイヤーの交換も必要になります。





◆希少な東芝SOLID STATE STEREO LISBON MS-35 の修復修理 VOL1

.20 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

希少な東芝SOLID STATE STEREO LISBON MS-35 は
エキスポ70大阪万博の1970年頃のオールトランジスタの大型3点セパレートステレオ「リスボン」です。
その後「ボストン」が発売されました。


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↑ オールトランジスタチューナーアンプは一応動作をしておりますが、詳細なメンテナスカは必須です。


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↑ レコードプレーヤーはオートチェンジャープレーヤーが搭載されています。
点検の結果、色々な問題を抱えております。

① 50Hz仕様の為回転数が速く使用不可
② オートチェンジャーのセンタースピンドルが欠品しています。
③ コンデンサーカートリッジが不良の為レコードの音が再現できません。
④ ターンテーブルの回転時に異常音が発生します。

以上が不具合として確認いたしました。

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↑ チューナーアンプシャーシーは取り外して点検を行います。


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◆1968年代日本製"takt" SOLID STATEポータブル電蓄「RP-880」の再修理

.19 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
1968年代日本製"takt" SOLID STATEポータブル電蓄「RP-880」は2018年8月末に修復修理を完了
してお渡しいたしました。
「直後にご使用確認後に保管して2019年1月に使用したら全く動作をしない」と云う内容で再修理を
行いました。


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↑ 全く電源が入らない状態になっています。
●電源コード→ACジャック→電源スイッチまでは異常なし
●電源トランス一次側で導通なし・・・・・電源トランスの一次側捲線の劣化断線です。

修理は電源トランスの交換が必要ですが、あいにくこのサイズの電源トランスの入手は不可能です。
しかし、何とかしなければなりません。


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↑ なんでも修理をして直してしまう癖がこういう場合に役立つのはありがたいものです。


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↑ 端子板の際で断線していることを想定して切り開いてみました。
予想通り髪の毛より細いエナメル線の半田付け劣化の為外れていました。


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↑ このままの状態で端子板に半田付けは弱いので予備線を接続いたします。


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↑ 極細の撚り線を半田付けしてスリーブを被せて仕上げました。


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↑ 完成です。

ラジオ レコード全て快調です。





◆初期のビクターHiFi Stereo Audiola 「STL-8(BR-8)」の修復修理 VOL3

.18 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

初期のビクターHiFi Stereo Audiola 「STL-8(BR-8)」の修復修理は2ラジオ搭載のアンプシャーシー
の修復が終わり、エージングテストは順調な状態です。

この時点でキャビネットへの組み込みを行い、様子を見ることにいたします。

キャビネットへ収めることによりさまざまな変化が出ることがあります。


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↑ プレーヤーとシャーシーを組み込み、ツマミを取り付けた状態です。


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↑ シャーシーの組み込み前にキャビネットの清掃を行います。

現状のままではツマミ穴の位置が高いためシャーシーに下駄をはかせます(嵩上げをします)。
厚手の板を2枚挿入して高さを合わせます。


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↑ ピッタリ合わせました。


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↑ 背面の様子です。


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↑ 背面カバーの取り付けを行いました。

スピーカー部の背面カバーの取り付ネジは全部新しく交換いたしました。


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↑ 前面の様子です。


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↑ エージングテスト中の様子です。 


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↑ プレーヤーの防振スプリングの調整を終えてハウリングのないことを確認いたしました。

良い状態でエージングテストを続けます。





◆初期のビクターHiFi Stereo Audiola 「STL-8(BR-8)」の修復修理 VOL2

.17 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

初期のビクターHiFi Stereo Audiola 「STL-8(BR-8)」の修復修理は2ラジオ搭載のアンプシャーシー
の修復を行います。


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↑当時の旧式のペーパーチューブラーコンデンサーは小容量のコンデンサーですが、
電極はアルミホイル(昔は銀紙)で絶縁体に和紙を使用してパラフィンで密封したものでした。
半世紀以上の経年劣化で信頼性が低下していますので交換を行っておきます。

電源コードとヒューズも交換を行っておきます。


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↑ 赤〇印は新型のコンデンサーに交換を行ったものです。


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↑ シャーシー上面の清掃を行いました。


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↑ 約60年前の電源コードは一見大丈夫にのようですが、耐用年数を遥かに超えています。
常時露出して素手で触ったりするものです。安全の為交換をいたします。


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↑ 交換済みの部材です。





◆初期のビクターHiFi Stereo Audiola 「STL-8(BR-8)」の修復修理 VOL1

.10 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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初期のビクターHiFi Stereo Audiola 「STL-8(BR-8)」は真空管式アンサンブルステレオの原形と
云ってもよく優雅なスタイルのレトロステレオです。


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↑ サイズ  W1115 H380 脚部除く   D315mm  脚部385mm


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↑ ご依頼の内容の一つはレコートプレーヤーの不具合です。

プレーヤーボードが振動する程ひどくスピーカーからゴロ音が発生しているそうです。
すぐにピンときました。


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↑ プレーヤーの裏面です。  フォノモーターに異常はありません。

こうなると原因は「アイドラー」か「モータースピンドル」しかありません。


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↑ 驚愕のモータースピンドルです。

アイドラーの一部には若干の凹みが確認されましたが、これほどの振動にはなりません。


「ここまでやるか」とこれを試みた方に敬意を表したい気持ちです。
残念ながらデリケートなモータースピンドルの偏芯が原因となってしまいました。


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↑ スピンドルを観察してこうなった状況を私が推理いたします。

元々50Hz仕様のプレーヤーを60Hzで使用したら回転が速くなり、モータースピンドルを細くすれば遅
くできると判断してプレーヤーのモーターを回転させながら刃物かサンドペーパーで削るうちに細くな
りすぎて困ったことになり半田付けを盛って再度削って、何とか正規の回転数にこぎつけた。

しかしスピンドルの凹凸が激しいために強烈な振動が発生してしまった。


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↑ そこで、モータースピンドルを交換しようと当方のレトロ在庫品のビクター真空管ステレオの
プレーヤーからモータースピンドルを外して付替えしようといたしましたがモーターシャフトに対
する内径が小さすぎて出来ませんでした。

結局「STL-8(BR-8)」は年式が合わず断念いたしました。


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↑ そこでこの「STL-8(BR-8)」に載せ替えできるプレーヤーで60Hz仕様のものがあるか、
持合わせ在庫を調べました。

幸運にも以前に予備品として保管してあったものが形も似ていますので期待が持てます。


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↑ [上] ビクターBR-8 用 手動プレーヤー [下] ビクター STL-6 * * 用 オートリターンプレーヤー 


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↑ ビクター STL-6 * * 用 オートリターンプレーヤーを載せ替えます。 


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↑ プレーヤー載せ替えに当たりキャビネット側の開口部の一部改造を行います。




次は「2ラジオ受信機搭載のアンプの修復を行います。




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↑ シャーシーを取り出すには入り乱れた接続配線を取り外す必要があります。


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↑ シャーシーを取り外しました。


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↑ 左ラジオのダイヤルが動かずでラジオの受信が出来ませんので、
外れていたダイヤルロープの糸掛けを行いました。


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↑ ダイヤルロープが外れていた原因はバリコンの取り付けに問題がありました。


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↑ ダイヤルロープの修復によりスムーズに゛選局できます。


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↑ 各ボリュームのガリの修復は接点復活剤を噴射注入してすり合わせを行いました。

  ローリースイッチも接点復活剤を噴射注入してすり合わせを行いました。


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↑ 電源ヒューズホルダー/カラス管ヒューズ/電源コードも交換予定です。





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