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◆1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオHiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL5

.12 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

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1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオ
HiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL5





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全動作不良のオートチェンジャーレコードプレーヤーの修復修理により復活をいたしました。
エージングテスト中の様子を静止画像ではレコードチェンジの瞬時の状態がお伝えできませんので、
今回は動画で記録いたしました。




↑ 5枚のLPレコードをセットしてのテストです。

動画撮影時は1枚約15分の演奏を最後まで待てませんので一枚ごとにレバーを手動操作で落下
させました。

5枚目最後の演奏が終わりアームが戻り電源が切れます。 

ターンテーブルは暫く惰性で回転していますがやがて自然に停止します。





1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオHiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL4

.08 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


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1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオ
HiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL4




次はVOL4工程へ進みます。
全動作不良のオートチェンジャーレコードプレーヤーの修復修理により復活をいたしました。
しかし、エージングテスト中に別の問題点を発見いたしました。

複数のレコードを時動演奏を一回の動作には問題はありませんが、
2回目の動作の時ミスをしてレコード盤が落下しない場合があるトラブルがありました。

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↑通常レコード1枚の時でもスピンドルにレコードを乗せて押さえアーム押さえます。

スタートするとスピンドルが作動してレコードを下へ落します。
しかし、オートチェンジャーメカのレバーがスピンドルの中心の棒を押しているのにスピンドルに届い
ていないトラブルが発生しています。

これは、ターンテーブルの中心に差し込まれいているスピンドルが固定されずに上にずれている事
が原因です。


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↑ 詳細点検の結果スピンドル自体は問題なく正常です。

修復修理の最初にスピンドルを外そうといた時に非常に堅くびくとも動きませんでした。
普通は簡単に抜き差しできて、固定する場合は必ず45度右へ回転して固定いたします。

修理中にはスピンドルが何とか外れました。

しかし、今回は既にオートチェンジャーメカは完全に近い状態に修理が進んでいます。

ほかの原因を調べます。


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↑ スピンドルの直下にスピンドル固定用の小さなビスがあります。(赤矢印は交換済みの画像です)


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↑ 画像右の3.5×3mmの小さなネジを外しますと磨耗してヒッカカリ部分がなくなっています。
  (長さが僅か3㎜でゆるみ防止の接着剤で埋まっていましたので発見が遅れました)

急遽左の先端の尖った特製のビスを造り付け替えを行いました。


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↑ 完了後の側面からの画像です。   動作は快調になりました。 

スピンドルの抜き差しも正常になりました。




◆1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオHiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL3

.07 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


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1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオ
HiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL3




シャーシーをキャビネットから取り出して詳細点検、仮修理を行いました。
さすがにダイナミックな音質音量は素晴らしく期待通りでした。

次はVOL3工程へ進みます。
全く動作のしないオートチェンジャーレコードプレーヤーの修復修理に挑みます。


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↑ オートチェンジャーはレコード盤を1~6枚ほどスピンドルに乗せて「押さえアーム」で押さえます。
スタートしますとレコード盤が1枚ターンテーブルに落下してピックアップアームがレコード盤上に
移動してカートリッジの針がレコード盤をトレースして音がスピーカーから出ます。

1枚目のレコードの演奏が終わると自動的にピックアップアームが元の位置へリターンして
2枚目のレコードのの演奏が自動的に始まります。

最後のレコードの演奏が終わると、ターンテーブルのモーターが停止します。

レコードの裏面はレコードを乗せかえる必要があります。

オートチェンジャーの構造は複雑になっています。  修理を開始いたします。


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↑ ターンテーブルは普通のプレーヤーのように上に持ち上げても外れません。
ターンテーブルマットを外して、次に固定ピンを外してターンテーブルを上に外しました。


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↑ 黒いゴムのアイドラーと真鍮製のスピンドルをスリップの起きないように少量の中性洗剤で
拭いておきます。


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↑ アイドラー軸とモーター軸に少量の注油を行っておきます。


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↑ オートチェンジャーの主要メカです。

コンパクトにまとめられて頑丈に作られたメカですが、思うように動作してくれません。
構造を理解するのに時間がかかります。
あらゆる事を惜しげなく行いますが、時間ばかりが過ぎていきます。


気になるフォノモーターの防振ゴムは後で交換の予定ですが、
やはり直ぐに行う事と致します。


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↑ 酷いです。 経年劣化でゴムが変質して溶けて固着して硬く固まっています。


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↑ フォノモーターを外します。


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↑ 取り外した防振ゴムはゴムとしての弾力は無くなり一旦溶解して固まっています。


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↑ 防振ゴムの交換が終わりました。




オートチェンジャーメカの連係動作がうまくいっていない原因はどうやら、長年使用せずに放置して
いた為メカに付着した油分とほこりが固着して動きが鈍くなっていることに目をつけました.。

最初は部分的に洗浄剤を噴霧していましたが、全体的に量を多く噴射して時間をおきました。
それにより固着分が流れて綺麗になりスムーズな動きを取り戻しました。



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↓ 以下はオートチェンジャーのテストの様子です。
 
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エージングテストを続けます。





◆1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオHiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL2

.06 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


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1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオ
HiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL2





一応電源は入りますが、全動作不良の状態です。
シャーシーをキャビネットから取り出して詳細点検を行います。


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↑ シャーシーをキャビネットから取り外しました。


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↑ 電源をONしてトランスレス方式の為30秒ほどで真空管のヒーターが赤熱して「ゴソゴソざわざわ」
とスピーカーから雑音が出てきます。
セレクタースイッチやボリュームを手際よく優しく調整してAMラジオをなんとか受信しました。


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↑ 接点復活剤を使用して接触不良の修復を行います。


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↑ 経年劣化の最もダメージの多い押しボタン式のセレクタースイッチと回転式のボリューム群です。


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↑ ボリュームとセレクタースイッチに「接点復活剤」を噴射注入して接触不良を丹念にすりあわせを行い
ガリのないスムーズな調整を取り戻しました。


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↑ シャーシー上面の様子です。


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↑ シャーシー内部には多くの抵抗器、コンデンサーなど小さな電気部品があります。
今後の安心安全使用の為、経年劣化の酷い部品の交換をおこなう必要があります。


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↑ 真空管1本とコイルなどで構成されている小さな基板はFMステレオ放送を受信に必要な基板です。


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↑ 3個のトランスは画像上がパイロットランプと一部の真空管ヒーター用の小型ヒータートランス
下2個がスピーカー用の出力トランスです。





◆1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオHiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL1

.05 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


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1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオ
HiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL1





当時のアンサンブルステレオで贅をつくしたレコード自動演奏のオートチェンジャーを搭載して、
そしてFMステレオラジオ受信、3WAY大型楕円スピーカーを出力真空管8本によるプッシュプル
出力で駆動して普通の真空管ステレオの2~3倍の高音質の音響出力を得ております。

キャビネットも高級素材により半世紀以上の経年を感じさせない当時のままの光沢を放っています。

しかし、残念ながら通電するも全動作不良の状態です。


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↑ サイズ W 1200  H480(脚+270)  D400 mm


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↑ 前面は3枚扉になっています。


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↑ レコード盤を5、6枚を自動的に演奏するオートチェンジャー搭載ですが動作不良です。


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↑ 前面操作パネル部分です。

プッシュ式の操作スイッチが固着して動かないものがあります。


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↑ キャビネット背面の全体像です。


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↑ 高音スピーカー(ツイーター) 中音スピーカー(スコーカー) 低音スピーカー(ウーハー)で構成
の3WAYシステムです。


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↑ 裏蓋の一部が欠けていますが、問題ありません。


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↑ 半世紀以上の堆積した見事なホコリです。   綺麗に清掃を行います。


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↑ シャーシーを取り外して、清掃を行いながら点検修理を行います。





◆1970年代PIONEER 4CH STEREO 「FD-3」の修復修理 VOL4

.03 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代PIONEER 4CH STEREO 「FD-3」の修復修理は最初から難題必至を覚悟しておりました。
エージングテストを続けますと予想通りの展開になっております。

AM/FMチューナーにもTR不良の間欠ノイズの発生が現れました。


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↑ AM/FMチューナー基板は大きくて基板上には合計8個のTR(トランジスタ)が使用されています。
(FMチューナーブロック除く)。


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↑ FMラジオは間欠ノイズは無く正常です。

基板上にはAMとFMが共通の回路がありますので一個づつのTRの交換を行いながら不良TR
を発見いたしました。

赤矢印がAMチューナー間欠ノイズ発生源のTR「2SC711」でした。


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↑ 交換したTR(トランジスタ)です。


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↑ チューナー基板の裏面。


次々と襲い掛かるノイズの襲来、
「プリアンプ基板」 「PHONOヘッドアンプ基板」 「AMチューナー基板」を撃破できました。





◆1970年代PIONEER 4CH STEREO 「FD-3」の修復修理 VOL3

.02 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代PIONEER 4CH STEREO 「FD-3」の修復修理は最初から難題必至を覚悟して挑みましたが、
やはり半世紀の経年劣化は各部に浸透しておりますので、通電して動作途中で潜在していた不具合
が浮上してきます。 最後まで気を許せません。

機器の内部ノイズは各回路が重複したトラブルもあります。
4chステレオは回路数が多く構造が複雑でトランジスタの劣化ノイズに悩まされます。


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↑ PHONOヘッドアンプの不具合を修復してバリバリノイズが解消してテスト中の様子です。

以下 ヘッドアンプの一部トランジスタを交換して修復の模様です。

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↑ 赤丸で囲ったPHONOヘッドアンプ基板。


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↑ 基板の金枠は一旦取り外しました。


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↑ ヘッドアンプ基板に搭載されている16個のトランジスタの中で赤丸印の4個のトランジスタの
不良を断定して交換を行いました。

PHONOセクションにおけるバリバリ間欠ノイズは解消されました。


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↑ 不良の2SA725----4個を 代替2SA733----4個に交換


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↑ PHONOヘッドアンプ基板の裏面パターン。


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↑ 赤丸で囲ったPHONOヘッドアンプ基板。


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↑ プレーヤーのエージングテストの様子です。




◆1970年代PIONEER 4CH STEREO 「FD-3」の修復修理 VOL2

.02 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
1970年代PIONEER 4CH STEREO 「FD-3」の修復修理はプリアンプ内で発生している強烈な
間欠ノイズの発生源の修復修理が完了してエージングテストを行っております。

続いてレコードプレーヤーの修復修理に取り掛かります。


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↑ ターンテーブルを外しますとドライブベルトに画像左の「衣類用ゴム紐」を代用使用されていました。
ゴムの弾力が弱く表面が布繊維で覆われていますので極端にスリップしています。

正規の195φ5mm幅の平ベルトを装着いたします。


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↑ プレーヤーボード上面の様子です。


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↑ プレーヤーボード裏面全体像です。


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↑ フォノモーターの防振ゴムの劣化は認められません。


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↑ プレーヤーオートメカの状態は回転テストでチェックいたします。


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↑ カートリッジと針は綺麗で目視では問題なさそうですが、音出しをしないと判定できません。


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↑ レコードテストで回転はベルト交換で滑らかになり、スタート直後から安定しています。




音出しテストの前にプリアンプ基板内のトランジスタ交換時に外していたプレーヤーのヘッドアンプの
電源リード線をクリップコードで仮接続を行います。




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↑ カートリッジからのピンケーブルをシャーシーのPHONO入力に接続して音出しテストを
開始しました。

暫くして頻繁にノイズが出てきます。
ボリュームの大小で変化します。 これはヘッドアンプ内のノイズです。


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↑ テストを中止して、 次工程でヘッドアンプ基板内を調べます。




◆1970年代PIONEER 4CH STEREO 「FD-3」の修復修理 VOL1

.31 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

PIONEER 4CH STEREO 「FD-3」ですが、北海道から5月はじめに電話でご相談を頂きまして
センター部をお送り頂いておりました。
何かと問題の多い機種で簡単に着手できない状況でした。


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↑ 到着した時点の点検では2ch時は内部のイズは確認されませんが、
「RM」と「SQ」の擬似4chセクションで常時連続の猛烈な「バリバリ・ガリガリ」系の内部ノイズが確認
できました。
2chセクションではこのノイズはありません。


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↑ レコードプレーヤーはなんとか回転はしますが、スタートが遅く回転ムラなどがあります。
オート機構など問題が多そうです。




このような修復修理にとりかかるには自身に「活」を入れ集中して取り掛かります。




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↑ シャーシーをキャビネットから取り外して点検の結果プリアンプ基板内のトラブルと判定しました。

プリアンプ基板の上にはカートリッジからの信号を増幅するヘッドアンプ基板が覆っていますので
固定ビスを外して斜めにしておきます。


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↑ この10cm四方のブロックに20個のトランジスタがあります。

ピンポイントに不良トランジスタを発見することは難しくなります。
先の事を考えて再発を阻止するため20個全てを交換いたします。


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↑ 基板の裏側の10cm四方の開口部です。


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↑ 拡大画像

トランジスタの3本足がプリント基板のパターンに半田付けされています。
基板からトランジスタを取り外すのは取り付けするより大変です。
位置を確認して半田を溶かして吸い取って外します。

3×20=60箇所を行います。
取り付けには3本の足の位置を間違わないで基板に差し込んで裏から半田付けを行います。


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↑ シャーシー基板上面の全体像


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↑ 20個のトランジスタの交換が終わりました。

常時連続の猛烈な「バリバリ・ガリガリ」系の内部ノイズが解消されました。

半世紀の経年を感じさせない綺麗な基板で助かりました。


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↑ 取り外した劣化したトランジスタです。

2SC1312----14個 2SC1815Yに変更     2SA725----6個 2SA733に変更


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↑ テスト中の様子です。

エージングテストを続けながら、 次はレコードプレーヤーの修復に進みます。





◆ナショナルTechnicsセパレートステレオ「SC-1700」レコードプレーヤーのフリーヘルツ化 VOL2

.28 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

ナショナルTechnicsセパレートステレオ「SC-1700」のレコードプレーヤーの「フリーヘルツ化」を行う
ためプレーヤーに正弦波インバーター電源装置の組込み配線を行いました。

今回は仕上工程の模様の記録です。

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↑ スイッチング電源と正弦波インバーター電源に取付金具を取り付けて固定を行い、
配線の整理をいたしました。


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↑ 最終テストを行います。


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↑ 昔から使用しています原始的なと云える「回転ストロボ円盤」で家庭電源の電源周波数の60Hzに
反応してピッタリ33回転3分の1に合致していることが判明致します。

これは蛍光灯のフリッカー(60Hzで1秒間に60回明るさが変化する)に反応してパターンが静止している
時点が正常回転数になっています。

パターンが右方向に移動すると速く、逆に左方向に移動すると遅くなっています。
全くパターンが判別不能なときは極端な回転数になっています。


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↑ 正弦波インバーター電源装置はレコードプレーヤーのフォノモーターのみに電源を送っています。
アンプは周波数に影響は受けませんので通常電源で動作をしています。

レコードプレーヤーが回転する直前に「ピッ」と発信音が鳴ります。
これは、正弦波インバーター電源回路が作動したことを知らせています。

フリーヘルツ化が完成いたしました。
全く周波数に影響は受けませんので安心です。


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↑ 背面の様子です。





◆1968年代日本製"takt" SOLID STATEポータブル電蓄「RP-880」の修復修理 VOL2

.20 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
プレーヤーの動作の点検確認を行います。

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↑ 直径14cmの小型のターンテーブルです。
DCモーターですからヘルツフリーになります。

カートリッジに付いていた不良の針を外して交換を行いました。


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↑ 45回EPレコードでテストを行いました。

カートリッジは正常です。   
しかし、回転速度が微妙に遅い感じが致します。


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↑ 33回転LPレコードも微妙に回転が遅く感じます。


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↑ ターンテーブルを外してシャフトに注油を行います。


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↑ モーターシャフトにも注油します。


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↑ 33回転時の回転ストロボチェックの様子です。


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↑ 45回転時の回転ストロボチェックの様子です。

どちらも許容範囲内ですが微妙に遅く回転しています。

LPレコードで外周時の方が内周よりごく僅か遅くなります。
EPレコードは外周内周差はありません。
この意味はモーターのトルクが弱い場合とターンテーブルが小さいためレコード盤が微妙にスリップ
している。
カートリッジをレコード盤に載せると回転が遅くなる。

以上の起因する根本原因はモータートルクの減少になります。

しかし、実際のレコード鑑賞には個人差があると思います。





◆1968年代日本製"takt" SOLID STATEポータブル電蓄「RP-880」の修復修理 VOL1

.20 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

半世紀前の日本メーカーTAKTの製品です。
オールトランジスタラジオ付きポータブル電蓄「RP-880」修復修理の記録です。


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↑ ラジオもレコードも全く動作をしません。


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↑ 分解、点検を行います。


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↑ 各所に「治そうと試みた形跡」が覗えます。


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↑ 小さなメイン基板に原因が潜んでいます。


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↑ メイン基板の拡大画像です。

トランジスタの電源はDC6VですがAC100Vからトランスを経てAC6VをダイオードにてDC6Vに変換
しています。
配線と基板の半田付け不良などの修復を行い、電源供給の結果、ラジオの動作を確認できました。

しかし、猛烈なボリュームの接触不良により、ガリと音切れがあります。


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↑ 接点復活剤の注入が不可能な電源スイッチ付きボリュームです。
交換の為基板を取り外します。


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↑ 2個のツマミは外れましたがラジオの選局バリコンのつまみが固着して外れません。
無理するとバリコンの軸が折れる恐れがあります。


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↑ 何とかして画像上部の電源スイッチ付きボリュームを修復する必要があります。

回転軸の僅かな隙間から接点復活剤の注入を試み摺り合わせを行い、修復に成功いたしました。


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↑ 次はプレーヤーの修復に進みます。





◆1970年代TRIO 4チャンネルステレオ「ST-7VD」完成画像

.19 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代TRIO 4チャンネルステレオ「ST-7VD」完成画像
3点セパレート合計サイズ 横幅 1480mm  高さ 690mm  奥行 400mm  重量 65kg


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◆1969年製SANSUI セパレートステレオ「APS-1400 」の修復修理(総集編)完成画像

.17 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
1969年製SANSUI セパレートステレオ「APS-1400 」完成画像
3点セパレート合計サイズ 横幅 1666mm  高さ 722mm  奥行 455mm 重量 82.5kg


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◆1969年製SANSUI セパレートステレオ「APS-1400 」の修復修理(総集編)

.16 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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6年以内に修復修理を実施したサンスイステレオの機種は下記の通りになります。

APS-310    真空管方式 セパレートステレオ
APS-410    真空管方式 セパレートステレオ
APS-530    真空管アンプ
APS-1000   ソリッドステートセパレートステレオ  
APS-1200M  ソリッドステートセパレートステレオ
APS-1300M  ソリッドステートセパレートステレオ
APS-1400   ソリッドステートセパレートステレオ (今回)


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先ずチューナーアンプ部の修理からはじめます。

左側が全く音が出ません。 




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↑ 電源投入を行い各部の点検をいたします。

各セレクタースイッチと各ボリュームに接点復活剤を注入摺り合わせを行いました。


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↑ FM/AM受信回路基板
   プリアンプ基板
   4個の大型パワートランジスタ     シャーシーの様子です。


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↑ 基板裏面のパターン


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↑ 左音出ずの診断結果はプリアンプのL側の故障と判定いたしました。


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↑ プリアンプ基板内のトランジスタ「536GU」の不良と断定。
 
赤丸の代替えトランジスタ東芝2SC1312に交換を行いました。
R側も特性を合わせるために同時に交換を行いました。


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↑ 25WV/500μF電解コンデンサーがパンクしているため、
25WV/1000μF電解コンデンサー2個を直列接続して50WV/500μFとして使用いたしました。
実測値が30Vでした。



次はレコードプレーヤーの修復修理を行います。




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↑ レコードプレーヤーはベルトを装着してもターンテーブル回転しません。

フォノモーターは回転しますが、ベルトがスリップしています。
原因はターンテーブルシャフトがロックしてビクとも動きません。
ターンテーブルシャフトを取り外してオーバーホールを行い軸受けのクリーニングと注油により
回転しましたが、フォノモーターマウント用の防振ゴムの劣化によりゴムが固着してフォノモーター
が位置ずれを起こしています。


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↑ 防振ゴム交換の為フォノモーターを取り外します。


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↑ 劣化した防振ゴムを取り外します。


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↑ 大型で重いフォノモーターですので、クッションゴムの種類で調整を行い、モーターの
回転振動を拾わないようにカットアンドトライで微調整を行います。


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↑ 入念なテストを続けます。


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↑ 良好です。 回転ムラなし、カートリッジの音質音量も良好です。


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↑ レコードプレーヤー全体のクリーニングを行いました。





◆ナショナルTechnicsセパレートステレオ「SC-1700」レコードプレーヤーのフリーヘルツ化 VOL1

.15 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

以前に修復修理をさせていただいたナショナルTechnicsセパレートステレオ「SC-1700」ですが、
今回、東京都から静岡県へお引越しをされました。
ところが静岡県は60Hzのためプレーヤーの回転が速くなり正常使用が不可能になりました。

そこで「フリーヘルツ化」を行うためプレーヤーにインバーター電源装置の組込み配線を行いました。


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↑ Technics「SC-1700」のセンター部をお預かりしておりました。


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↑ プレーヤーをキャビネットから取り外します。


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↑ インバーター電源装置を組込むために回路配線を変更いたします。


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↑ スイッチング電源部と正弦波インバーター電源装置を接続します。


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↑ テスト中の様子です。   良好です。

完成時にスイッチング電源部と正弦波インバーター電源装置を固定いたします。





◆懐かしい1970年代SONYモノラルラジカセ「CF-1700」の修理

.14 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
懐かしい1970年代SONYモノラルラジカセ「CF-1700」が「テープが回らなくなった」修理の記録です。

当時若者の誰もが愛した「ラジカセ」です。
半世紀も使えた脅威の頑丈な造りに「ものつくり」の有り方をつくづく考えさせられます。

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↑ ラジオはOKですが「テープが回らなくなった」ようですが・・・・・


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↑ 裏蓋を外しました。

テープメカは基板をはずして現れました。  


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↑ 予想通りメインベルトが伸びて外れています。


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↑ ベルト交換はすんなりと架け替えは出来ません。
障害物を取り外しながら交換しますが、やはり、できるだけ効率よく進めようとすると、「裏技」が必要
です。
僅かに隙間を見つけてベルトを引き込み、引っ張り出してモータープーリーとメインプーリーに架けます。


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↑ ベルト交換の結果良好に動作を致しました。


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↑ 左 交換用良品ベルト        右 劣化して伸びた不良ベルト





◆1969年製COLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL10(完成)

.12 2018 家電品の修理 comment(1) trackback(0)
重厚な大型キャビネットに圧倒される、1969年製コロムビア大形真空管ステレオ「SSA-858F」
の修復修理の記録です。

最終工程のシャーシー内部の一部コンデンサーの交換などの仕上げ作業とキャビネットへの
組み込み作業と細部の点検修正が終わり完成いたしました。

そして更に超大型最重量の梱包も終了いたしました。


<IMGP5530_550x281.jpgCOLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL10(完成)



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↑ チューナーアンプシャーシーとレコードプレーヤーをキャビネットに組み込みを行いました。


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↑ 美しく蘇ったレトロオーディオから昭和ロマンの雰囲気が漂っています。
見ているだけで心が癒されます。 不思議な存在感です。

しかし、最初の修復前の半世紀以上の劣化した朽ち果てたレトロオーディオからはそれは
感じられませんでした。


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↑ AM/FMラジオ・レコード演奏、最終のテストを行いました。

キャビネットへ取り付けの簡易FMアンテナの不具合を修理いたしました。


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↑ あの崩れかけた半世紀の年月を耐えてきた姿はいまはありません。


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↑ 美しく蘇った巨体を無傷で無事にお届けできるように、万全の梱包を行いました。


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↑ 梱包サイズ    W1710   H810   D470mm

開梱が楽で梱包材の再利用が可能な独特の梱包は皆様から高評価を頂戴いたしております。




◆1969年製COLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL9

.07 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
重厚な大型キャビネットに圧倒される、1969年製コロムビア大形真空管ステレオ「SSA-858F」
の修復修理の記録です。

キャビネットのパーチクルボードの経年劣化による退化崩れの底板・スピーカーバックボード・
脚部補修等の全体強化の作業が終了いたしました。

最終工程のシャーシー内部の一部コンデンサーの交換などの仕上げ作業とキャビネットへの
組み込み 作業に入ります。


<IMGP5530_550x281.jpgCOLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL9



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↑ 大容量ブロック型電解コンデンサーを単体の大容量電解コンデンサーなどに交換を
行いました。


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↑ 電源整流用ダイオードの交換を行いました。


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↑ シャーシーを組み込み前にキャビネットを丹念にクリーニングを行いリフレッシュしておきます。
スピーカーグリルのタテ桟を一本づつ磨いていきます。
前面扉の取っ手が緩んでガタガタしておりますので裏側から締め付けを行いました。
折りたたみ扉を一枚づつ綺麗に磨きました。


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↑ 電源コード/電源ヒューズホルダー/電源ヒューズなどの交換を行いました。


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↑ 整備の終わったシャーシーをキャビネットに組み込みを行います。


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↑ まだシャーシーは仮置きですが、R/Lのオリジナルのスピーカーに接続を行います。

レコードプレーヤーはキャビネットの上に置いてテストを行います。


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↑ 操作パネルも綺麗になりました。


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↑ ラジオMW/FM  PHONO 動作は順調です。


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↑ レコードプレーヤーは安定しています。 絶好調です。


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↑ エージングテストを続けます。





◆日立Hi-Fiステレオシンフォニカ「DPF-6200」ハイブリットTRノイズ究極の対策は・・・ VOL3

.05 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

IMGP1457_550X367.jpg オートチェンジャー搭載日立Hi-Fi真空管ステレオシンフォニカ「DPF-6200」ハイブリットTRノイズ究極の対策

VOL3音質調整ボリュームを前面へ移動による誘導ハム防止対策は・・・




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↑ 完成画像

ご依頼者のご要望により「BASS」「TREBLE」の調整ボリュームを外付けでキャビネットの背面に
取り付けを行うためサブシャーシーの大幅な改造を行いました。

12AX7(高増幅度)と12AU6(中増幅度)2段増幅のゲインの高い回路で配線を長く引き回すことは
誘導ハムによりダメージを被るのは明らかです。
如何に誘導ハムを避けられるか、ハムとの闘いです。


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↑ 垂直マウントのシャーシーをセットした時にこの画像位置よりやや上に固定いたします。




普通は5球スーパーラジオなどは増幅段の配線ににシールドワイヤーは使用していません。
アンプとスピーカーの内容が増幅度と低域の特性が狭く多少のハムは気になりません。

今回の「BASS」「TREBLE」の調整ボリューム4個をリモートにするため、1個当たり3芯必要
です。 通常の1芯のシールドワイヤーですと12本必要です。

細くて高性能で3芯以上のシールドワイヤーは簡単に見つかりません。

色々手元にある線材を探していて、USBケーブルが目にとまりました。
切断して芯線を調べますと4芯で外部シールドがアルミ箔と網線の2重シールドでした。
さすがパソコンのデータ伝達に使用するための完璧な内容です。
これなら、使えます。
調整ボリューム1個当たり1本使用で4本で配線を行います。




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↑ 4個の調整ボリュームをサブシャーシーから取り外して、別の取付金具に取り付けて約45cmの
USBのケーブル4本で配線接続を行います。

サブシャーシーに配線用ラグ板を取り付けてコンデンサーと抵抗を中継して接続を行いました。




動作テストの結果

動作OKですが、やはり心配していた誘導ハムは皆無とはならず無信号時はスピーカーに接近す
るとブーンとハム音が確認できます。
最良を想定した結果ですが、このままでは妥協を許されません。

色々ハム対策を試みますが現在の回路的には改善が不可能な為、増幅回路の変更を行います。

ラジオAM/FMとPHONOとの入力電圧の格差により差が大きいためラジオAM/FMは1段増幅で
12AX7に入力して、
PHONO入力は2段増幅になりセラミックカートリッジから12AU6ヘッドアンプに入力してラジオと
PHONO入力電圧を均一にして12AX7へ入力することにより、同時に誘導ハムを抑えることが
できます。

つまり簡単に説明いたしますとラジオは1段増幅して、PHONOは2段増幅になります。




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↑ 画像のサブシャーシーに取り付けてある2個のボリュームは入力調整用です。
調整済みですので、触る必要はありません。

:結果はラジオAM/FMとPHONOとの入力電圧の格差が無くなり一々主音量のボリュームの調整の
必要が無くなり、過大なゲインの為のハムも減少いたしました。


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↑ テスト中の様子です。  良好です。


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↑ 実際の取り付け位置は最後に決まりますが、もう少し上になります。


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↑ 改良前の画像です。





↓ キャビネットに組み込み後の背面画像です。

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↓ トーンコントロールの説明

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↑ 画像左から ◎R-TREBLE ◎R-BASS    ◎L-TREBLE ◎L-BASS




◆日立Hi-Fiステレオシンフォニカ「DPF-6200」ハイブリットTRノイズ究極の対策は・・・ VOL2

.01 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

IMGP1457_550X367.jpg オートチェンジャー搭載日立Hi-Fi真空管ステレオシンフォニカ「DPF-6200」ハイブリットTRノイズ究極の対策は・・・

VOL2音質調整ボリュームを前面へ



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↑ 現在の音質調整ボリュームはサブシャーシーに直付けの為、半固定のような形になります。
調整の時は裏蓋を外しての調整になります。


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↑ 最終仕上げ工程ではこのようにツマミを取り付けます。
しかし、調整時は裏蓋を外して調整いたします。

常時、調整が可能な状態に変更するにはサブシャーシーから小型ボリューム4個だけを取り外して
長いリード線を付けてキャビネットの上面操作部分に移動することになります。

メリットは・・・・・何時でも即座に調整可能になります。

デメリットは・・・配線が長くなるため外部ノイズを拾う可能性が生じる場合があります。
          調整ボリュームはなるべく目立ちにくい場所に取り付けますが配線が一部露出いた
          します。




◆日立Hi-Fiステレオシンフォニカ「DPF-6200」ハイブリットTRノイズ究極の対策は・・・

.27 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

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オートチェンジャー搭載日立Hi-Fi真空管ステレオシンフォニカ「DPF-6200」ハイブリットTRノイズ究極の対策は・・・真空管プリアンプ内蔵





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オートチェンジャー搭載日立Hi-Fiステレオシンフォニカ「DPF-6200」ハイブリットTRノイズの原因は
トランスレス真空管セットの低周波増副回路に使用されているゲルマニュームTRの劣化によるも
のです。
元々真空管とトランジスタは相性が良くない上に半世紀以上の経年劣化により固有の内部雑音が
酷くなります。
完全な修復にはトランジスタ低周波増幅回路を真空管増幅回路に改造することにいたしました。



改造はかなりの難関があります
▼トランスレス回路の為別途ヒータートランスが必要になります
▼シャーシーに空きスペースがありません
▼トランジスタプリント基板のため信号取り出しが複雑です
▼誘導ハムの対策
▼今後も入手可能な真空管の使用
▼真空管特有のノイズは
▼その他
全てをクリアして完成になります



↓ 完成画像

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↑ 完成画像



真空管増幅回路(プリアンプ)サブシャーシー製作工程


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↑      12.6Vヒータートランス     12AU6双3極管(中増幅度) 12AX7双3極管(高増幅度)

真空管増幅回路は前段に12AX7双3極管(高増幅度)を使用してトーンコントロール回路を通し後段に
12AU6双3極管(中増幅度)で増幅を行い出力管30MP27へ入ります。
12AU6にNFBをかけて音質改善を行います。 双3極管2本により4本分の働きをしております。


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↑ 小型のサブシャーシーを銅板やアルミ板で作ることも考えましたが2.6mm/2.0mm/1.6mmの
3種類の銅線を使用して作りました。 かなり強度は保たれています。


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↑ 500KΩボリュームと9ピン真空管ソケットを取り付けます。


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↑ ラグ板の取り付け


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↑ 真空管(12AX7)1本で配線を行いテストしましたが、ラジオの受信時は適当な感じですが、
PHONOではゲイン不足になります。
トーンコントロール回路でかなり損失が出ます。


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↑ 最初は試験的に真空管(12AX7)1本で配線しましたがゲイン不足で12AU6を追加いたします。
シャーシーに追加スペースを設けていますので、進めていきます。


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↑ 配線完了画像です。


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↑ 試聴テストを行いながらカット&トライで抵抗器とコンデンサーの定数を変更します。


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↑ 既存の出力管25MP20は劣化により内部電極に接触不良がありますので、
準備いただいた30MP27に差し替えを行います。

但しヒーター電圧が2本で10V大きくなりますが、25MP20の場合は合計電圧が91Vでしたので
ドロップ抵抗か入っていましたので抵抗を外して直結にしてピッタリ101Vになります。

真空管ソケットのピンの配置が変更になりますので改善いたしました。
プレート電圧の変更の為電源の抵抗器の定数変更とカソード抵抗も交換いたしました。


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↑ サブシャーシーをメインシャーシーに取り付けを終わりエージングテストの様子です。





回路変更前のシャーシー内部の様子です。

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◆レトロなVictor ポータブルレコードプレーヤー「PE-5000」の修復修理 VOL2

.15 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
1960年後期製造と思われるレトロなVictor ポータブルレコードプレーヤー「PE-5000」の修復修理です。

レトロなレコードプレーヤーの「故障らしくない故障」としてプレーヤーが「回ったままで止まらない」
ことがあります。
先を見た対策をしておきます。


IMGP5713_550x366.jpg レトロなVictor ポータブルレコードプレーヤー「PE-5000」の修復修理VOL2


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↑ ターンテーブルのON/OFFの連動スイッチの接点から発生するスパーク(火花)により
一瞬ショックノイズがでます、そしてスイッチ接点も磨耗します。

防止の為コンデンサーをスイッチ接点に取り付けてスパークをやわらげています。
しかし、経年劣化でそのコンデンサーがショートするとフォノモーターが回転したままになります。


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↑ そこでコンデンサーを2個直列接続して耐圧を2倍にして先手をうって交換しておきます。





◆レトロな東芝ポータブルレコードプレーヤー「GP-11」の修復修理 VOL2

.15 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
1960年後期製造と思われるレトロな東芝ポータブルレコードプレーヤー「GP-11」の修復修理です。

レトロなレコードプレーヤーの「故障らしくない故障」としてプレーヤーが「回ったままで止まらない」
ことがあります。
先を見た対策をしておきます。


IMGP5749_550x372.jpg レトロな東芝ポータブルレコードプレーヤー「GP-11」の修復修理VOL2


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↑ キャビネットのリフレッシュでクリーニングの完了した様子です。


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↑ ターンテーブルのON/OFFの連動スイッチの接点から発生するスパーク(火花)により
一瞬ショックノイズがでます、そしてスイッチ接点も磨耗します。

防止の為コンデンサーをスイッチ接点に取り付けてスパークをやわらげています。
しかし、経年劣化でそのコンデンサーがショートするとフォノモーターが回転したままになります。


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↑ そこでコンデンサーを2個直列接続して耐圧を2倍にして先手をうって交換しておきます。



キャビネットが.異常な汚れ方をしているため普通に洗剤で拭いても綺麗になりません。
保存状態が悪かったかどうかは断定できませんが、特に樹脂系の箇所の汚れはきついです。




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↑ 特にプラスチックの周辺の汚れが経年で固まっています。 洗浄剤で取れません。


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↑ 蓋の周辺のビニール系のエッジ部分も取れません。


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↑ しかし、汚れの性質をよく観察して、「拭いては取れない汚れ」のため、

汚れた部分の皮膜を削りとる方法をとりました。
そして、最後に洗剤で全体を洗いました。


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↑ この通り綺麗になりました。





◆レトロな東芝ポータブルレコードプレーヤー「GP-11」の修復修理 VOL1

.14 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
1960年後期製造と思われるレトロな東芝ポータブルレコードプレーヤー「GP-11」の修復修理です。

カセットテープが普及する前にレコードを一般家庭で楽しむための普及タイプの小型電蓄として
各社から発売されておりました。

小さくて操作が簡単で比較的普及価格でした。
本などに付録で付いていた「ソノシート」を聴いたりも出来、お子様の童謡のレコードをかけたり
愛用されておりました。


IMGP5749_550x372.jpg レトロな東芝ポータブルレコードプレーヤー「GP-11」の修復修理VOL1



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↑ 丈夫なスチール製のケースに組み込まれています。


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↑ 今日まで約半世紀を乗り越えてきたのでしょう。


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↑ レコード盤を載せて電源を入れてみますと、ターンテーブルが回転数が速いまま、一応音が出ます。

しかし、ガリ音が酷く回転が速すぎてスピード調整ツマミを回すと異常音がして停止してしまいます。


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↑ ターンテーブルを外して点検しますと、速度調整円盤と減速マグネットが接触しています。


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↑ 内部の状態です。


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↑ フォノモーターの防振ゴムは大丈夫のようです。


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↑ 速度調整円盤は上下の調整が、フォノモーターを取り外さずに可能なため調整を行います。


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↑ ボリュームの「ガリ音」の修復は接点復活剤注入により摺り合わせを行い修復いたしました。


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↑ 一連の作業を終えて、テストを行います。


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↑ レコード演奏エージングテストは良好です。

クリスタルカートリッジは多少の劣化はありますが交換せずに使用可能です。





◆レトロなVictor ポータブルレコードプレーヤー「PE-5000」の修復修理 VOL1

.14 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
1960年後期製造と思われるレトロなVictor ポータブルレコードプレーヤー「PE-5000」の修復修理です。

カセットテープが普及する前にレコードを一般家庭で楽しむための普及タイプの小型電蓄として
各社から発売されました。

小さくて操作が簡単で比較的普及価格でした。
本などに付録で付いていた「ソノシート」を聴いたりも出来、お子様の童謡のレコードをかけたり
愛用されておりました。

しかし、世の中が進化が早く、カセットテープの台頭で「ウォークマン」などが流行して、いつの間
にか押入れに追いやられておりました。



IMGP5713_550x366.jpg レトロなVictor ポータブルレコードプレーヤー「PE-5000」の修復修理VOL1


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↑ 約半世紀近く経って、日の目を見た「レトロなVictor ポータブルレコードプレーヤー「PE-5000」」


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↑ しかし、思うように動きません。


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↑ フォノモーターは一応回転します。


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↑ 内部の様子です。


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↑ ボリューム最大でもカートリッジの反応はありません。


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↑ クリスタルカートリッジが経年劣化で寿命の為動作を停止しています。 交換の必要があります。

「クリスタルカートリッジ」について解説いたします。

クリスタルカートリッジは素材がロッシェル塩で出来た圧電素子を使用したものです。
レコードの音溝から針先から伝わった微振動を起電力に変換してアンプで増幅して音になります。
クリスタルは経年劣化で化学製品の還元作用で異質のものに変化して性能に衰えが現れ、
音質/音量が悪くなります。 全く音が出ない場合もあります。
寿命が約30年~40年ほどです。


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↑ クリスタルカートリッジは現在存在いたしません。

交換には変わりにセラミックカートリッジを使用いたしました。性能は同等以上です。

カートリッジからのクリック反応は回復いたしました。


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↑ 次にフォノモーターとターンテーブルの回転機構部を取り外して修理を行います。


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↑ 回転不調の原因は速度調整円盤が調整用マグネットに接触して停止することが判明致しました。


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↑ 根本的な原因はフォノモーターマウント用防振ゴムの経年劣化で溶解して収縮して下がり
過ぎてマウント位置が変化していることで速度調整円盤と調整用マグネットが接触して異常音
が出て停止していました。


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↑ 定位置にマウントを完了して、プレーヤーボードに取り付けます。


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↑ レコード演奏テストの結果良好に動作いたしました。


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↑ テスト中に音量調整ボリュームの不具合を発見いたしました。
俗に言う「ガリ」とかそのような問題ではなく、「ある位置から急に音量が変化する」特異な
状態です。 普通は「ガリ」と判定してしまいます。

私もこんな状況は初めてですが・・・・・


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↑ 不良ボリュームを交換前の画像ですが、1MΩのボリュームの両端に1MΩのシャント抵抗
がはいっています。
通常は意味の無いものですが、どう見ても後から修理の時に取り付けたものと見えません。
最初に取り付けたようです。
何故なら、赤色でマーキングされています。
これは、明らかに最終検査で「要点検修理」を指摘されているものと推察いたします。
そしてその時点で1MΩのシャント抵抗がとりけられたと思います。


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↑ とにかく1MΩ不良ボリュームを取り外しましてボリュームを詳しく調べますとボリュームの
両端で1MΩの抵抗値がなく、無限大を記しました。  つまり断線状態です。
1MΩのシャント抵抗もはずして、「スイッチ付き500KΩAカーブ」のボリュームに付け替えました。

ズバリ円滑な調節感覚が蘇りました。 危うく見逃すところでした。


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↑ エージングテストは快調です。





◆1969年製COLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL8

.12 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
重厚な大型キャビネットに圧倒される、1969年製コロムビア大形真空管ステレオ「SSA-858F」
の修復修理の記録です。

キャビネットのパーチクルボードの経年劣化による退化崩れの底板・スピーカーバックボード・
脚部補修等の全体強化補修の最終工程になります。



<IMGP5530_550x281.jpgCOLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL8


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↑ このステレオは本来、「枠組み立ての脚部」の上にキャビネット本体を載せる方式になって
おります。

しかし、大きく重いため設置の取り扱いが大変困難なため、、「枠組み立ての脚部」を半固定式に
改良いたしました。


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↑ 4個の固定金具を作りました。


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↑ 脚部の左右の4箇所に金具を取り付けます。



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↑ 1箇所ビス2本計8本で底板に固定します。


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↑ 4箇所の金具をしっかり固定します。


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↑ 全体的に強度があり取り扱いが楽になりました。


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↑ 正常状態に戻しました。


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↑ 背面の様子です。


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↑ 脚部を取り外す場合はタテにして4箇所の脚部固定金具のビスを外して取り外せます。





◆1969年製COLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL7

.10 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
重厚な大型キャビネットに圧倒される、1969年製コロムビア大形真空管ステレオ「SSA-858F」
の修復修理の記録です。

問題のキャビネットの底板の補強修理の終盤にかかりました。
既に構想と準備が出来ておりますので作業を進めます。

超大型のキャビネットの横幅1660mm  高さ 505mm(脚部除く)  奥行き405mm


<IMGP5530_550x281.jpgCOLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL7



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↑ キャビネットの底板補強板を固定ビス止めを完了した完成画像です。

 スピーカーバックボードにウレタンニスの塗装を行いました。


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↑ 厚さ9mmのシナ材の良質ベニヤ板をキャビネットの横幅1660mm  奥行き395mmに
裁断して中央部にプレーヤーのハウリング防止のエアーダンパーの穴を開けておきます。


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↑ 底部に当てがってみます。


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↑ 更に前部と両側面の見える箇所を黒で着色しておきます。

そしてビス止めの位置を決めます。 既に使用されているビスと交錯しないように注意します。


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↑ 長さ50mmの「造作用ビス」25本で固定が完了しました。

この「造作用ビス」はかなり以前に知り合いの棟梁から教わりました。


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↑ 前面から見た様子です。


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↑ 両端の様子です。


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↑↓  この画像の解説の要点は底板のビス止め固定が前面部分は問題ないのですが背面の
部分は、ビスのきくところがありません。

スピーカーのバックボードにビスをきかせております。 
丈夫な12mm厚のボードが大いに役立っています。

丁度パーチクルボードがサンドイッチになっていますので好都合です。


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↑ 結果的に全体に凄く頑丈なキャビネットになりました。


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↑ この大切なスピーカーバックボードが木肌むき出しでは淋しいため塗装を行いました。


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↑ 脚部がぐらぐらして不安定な為補修を行いました。
元々このセットは脚部にキャビネット本体を載せる方法ですが、中々定位置に置くのは難しそうです。

そこで、取り外し可能な「半固定」にしようかと考えておりますが如何でしょう。





◆1969年製COLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL6

.09 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
重厚な大型キャビネットに圧倒される、1969年製コロムビア大形真空管ステレオ「SSA-858F」
の修復修理の記録です。

密閉式のスピーカーのバックボードのパーチクルボードが崩れかけておりますので、
12mm厚のベニヤ板に交換作業を行います。


<IMGP5530_550x281.jpgCOLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL6


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↑ スピーカーのバックボードのパーチクルボードから吸音材を取り外して新しく採寸切断した
2枚のバックボードに貼り付けます。


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↑ 吸音材を取り外した古いバックボードです。


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↑ 新しいバックボードに吸音材を貼り付けました。


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↑ 左右のスピーカーのバックボードの交換が完了いたしました。

次はキャビネット底板の崩れたパーチクルボードの恒久的な対策を考えた補修を行います。





◆1969年製COLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL5

.08 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
重厚な大型キャビネットに圧倒される、1969年製コロムビア大形真空管ステレオ「SSA-858F」
の修復修理の記録です。

キャビネットの底板のパーチクルボードの崩れを補修する前に密閉式のスピーカーのバックボードの
パーチクルボードが崩れかけておりますので、12mm厚のベニヤ板に交換をしておく必要があります。


<IMGP5530_550x281.jpgCOLUMBIA大形真空管ステレオ「SSA-858F」の修復修理 VOL5


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↑ 両スピーカーのバックボードを取り外しました。 外す最中でも崩れてきます。


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↑ 内部の3WAYスピーカーユニットの様子です。





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