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◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL10

.21 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は、
チューナーアンプシャーシーの組込み作業を続けます。



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↑ オートチェンジャーを組み込み後の様子です。


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↑ ハウリング防止用の防振ゴムを取り付け検討前の画像です。


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↑ ルームランプが両方点灯しています。


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↑ ハウリング防止用の防振ゴムを取り付けた状態です。


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オートチェンジャープレーヤーは最後まで問題を抱えておりました。
ここまで不具合箇所は徹底的に根本原因を追究して解決を行いました。

ところが組み込み段階になりまして、あってはならないパーツの欠品による対策を考える必要がありました。

全てのレコードプレーヤーには3~4箇所の脚のような固定金具があります。
そしてスピーカーの音の振動を軽減させるための防振スプリングを取り付けて木製のボードに乗せています。
この防振用スプリングを取付けないでレコードをかけますとスピーカーのコーンの振動による音量による振動が
キャビネットに伝わり、そして針先に伝わりカートリッジからアンプに伝わるフイードバック現象でハウリング状態
になりブァーン~~~と大音量の発振音になります。



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↑ この画像は届いた直後に撮影しましたが、木製ボードに密着しています。
これはすでにスプリングが装着されていない状態を示しています。


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↑ この画像は金属製の同型のスプリングが無いため防振ゴムを組み合わせてマウントを完了したものです。

ボードから3mm程浮いています。


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↑ 金属性のスプリングは入手不能のため、3種類のゴム素材を組み合わせて同じ効果が出るように
使用いたしました。


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↑ 防振部品の無い状態です。


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↑ ゴム製防振部品を取り付けた状態です。


以下の画像は別機種のオートチェンジャーの防振スプリングの様子です。

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↑ 機種により方法が異なりますが、この機種は強固にネジ止めされていますので絶対外れません。


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↑ 以上 参考画像です。


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↑ エージングテスト中の様子を高所からの撮影画像です。

素晴らしい音とオートチェンジャーののんびりした動作を見ていると、
                      
                       「よくもここまで蘇ってくれた」と褒めてやりたい気持ちです。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL9

.20 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は、
チューナーアンプシャーシーの組込み作業を続けます。



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↑ チューナーアンプシャーシーをマウントした様子です。


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↑ 垂れ下がっていた断熱材のグラスウールをしっかり再取付を行いました。


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↑ 背面の様子です。


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↑ スピーカー/リバーブマシン/パイロットランプ/ルームランプ/FM内蔵アンテナ等の接続を行います。


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↑ ここでスピーカー配線の一部に不良個所を発見いたしました。

シャーシー接続部のスピーカープラグから10cmほどの箇所で無造作に折れ曲がって被覆が剥がれて
いる部分がかりました。 詳しく調べますと7本撚りの芯線が断線して僅かに1本でつなかっていました。


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↑ スピーカー/リバーブマシン/パイロットランプ/ルームランプ/FM内蔵アンテナ等の接続を完了して通電テスト
を行いました。


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↑ 次にエコー装置のリバーブマシンとアンプの接続を行いました。


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↑ オートチェンジャー以外のすべての接続が終わりました。


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↑ テスト中の様子です。


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↑ 底板前部の塗装を行いました。


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↑ オートチェンジャーの最終調整を行っています。

次の最終工程でキャビネットに搭載いたします。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL8

.17 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は、
キャビネット底板の補強取付を終り両側面板のパーチクルボードの崩れを木工ボンドを塗布して固まりましたので
シャーシーの組み込みを行います。



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↑ 底板の前面部の木肌部分は最後に黒色に塗装を行います。


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↑ 背面の様子です。




キャビネットにシャーシーを組み込み前に総点検中にMW(AM)ラジオの1000KHz~1200KHzの電波を受信しない
事が判明いたしました。

AMラジオの周波数帯域は531KHz~1602KHzですからその一部が受信不能になっています。



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↑ ラジオの受信回路はコイルとバリアブルコンデンサーによる同調回路によってラジオ局の周波数に同調して
受信しています。
今回の特定周波数帯で受信不能の障害はバリコン(バリアブルコンデンサー)の不具合によるものと判定いたしま
した。


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↑ バリコンのローター翼が閉じた位置で531KHzの低い周波数は異常ありません。


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↑ 700KHz付近も大丈夫です。


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↑ 1000KHz付近から1200KHz付近に不具合が出てきます。 1300KHz付近以上は問題ありません。

これはバリコンの劣化による不安定動作によろものです。
原因追及と改善のためにあらゆる修復対策を試みましたが効果がありませんでした。



試行錯誤の結果バリコンの回転翼と固定翼が不具合の起きる位置で接触(ショート)している事が確認できました。
僅か0.5mmの間隙にもう一枚のバリコン固定翼が互いに触れることがなく空間を保たないとならないことが最重
要です。
経年劣化でジュラルミン製のバリコン翼に少しでも腐蝕により突起物が発生しているかもしれないと判断して、
最後の手段に入りました。



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↑ サンドペーパー(紙ヤスリ)で研磨を試みます。 前代未聞の一発勝負にかけます。

間隙の広い方はFM用のバリコンですので不具合はありません。


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↑ 局部発信回路のバリコンから始めました。
端から順番にゴシコ゜シ研磨をはじめ一枚ごとにテストを行いました。

3枚目が終わった時に症状がビタッと止まりました。  成功です。


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部品の小型化による構造と経年劣化が重なり微妙なトラブルに見舞われました。
修復修理の終盤に差し掛かり発見できてよかったと思います。

交換用のバリコンの手当ても不可能です。
もっと初期のバリコンは2倍以上大きくこのようなトラブルはありません。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL7

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は
キャビネット底板の補強取付けを行います。



厚つさ12mm  890mm×385mmの丈夫な合板をキャビネット枠組みの桟に長さ50mmの造作用特殊ビス27本で
シッカリと取付けを行いました。 要所に木工ボンドを使用いたしました。



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↑ 脚部取り付け金具を安定性を考慮して脚部の傾き、位置を決定して取付を行いました。


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↑ 4本の脚部を取り付けました。 安定感抜群です。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL6

.12 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は
本体スピーカーに接続して音出しを行います。 キャビネット底板の補強取付けの準備にもとりかかります。



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↑ キャビネットの底部を上にして置きます。


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↑ 右スピーカーです。16cmウーハーとスコーカー/ツイーターの3WAYです。


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↑ 左スピーカーです。16cmウーハーとスコーカー/ツイーターの3WAYです。
狭いスペースに付いています。
スコーカー(中音スピーカー)はキャビネット側面にセットされています。

シッカリとした真空管ステレオでは珍しくピュアな感じの音作りが成されています。


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↑ パーチクルボードの底板は痛みが激しく、このままでの補修は脚の取り付け金具などの様子から考えますと
荷重に耐えられないため、12mm厚のコンパネのように丈夫な板を底部全体に貼り付けることにいたします。


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↑ 後部右足金具の陥没孔です。


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↑ 以前に前部右脚金具の陥没を補強金具で補修がしてあります。


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↑ 補強金具を取り外しました。


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↑ こんな状態ですが一枚ものの底板をネジ留しますので頑丈になります。
残った2個の金具も取り外しておきます。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL5

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は
愈々アンプシャーシー内部の修復修理に取り掛かります。
オートチェンジャーを接続してレコードの音出しを行います。



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↑ 先ずシャーシー上面のクリーニングを行います。


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↑ 低周波増幅出力回路は当時の最先端のプリント基板が使用されています。
11cm×11cmの小さなベークライトの基板に8球の真空管が林立しています。


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↑ 稼働時は真空管8球分の熱でかなりの温度上昇があり放熱を考慮して基板をシャーシーから浮かせて空気の
対流を考慮してあります。


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↑ 綺麗になると放熱も改善されます。


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↑ すべての真空管を外して脚部ピンとソケットの接触不良の修復を行いました。


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↑ シャーシー上面のクリーニングが終りました。


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↑ この状態で別のテスト用の小型スピーカーを接続してオートチェンジャーも接続してテストを行います。


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↑ テストの結果不具合箇所が見えてきました。

AM/FMラジオの受信・・・・・OK   
PHONO・・・・・OK でした。
過去事例ではこの同形式のピアノ式セレクタースイッチは最もダメージが酷く悩まされたことがあしました。

ボリューム関係は全滅でした。
① メインボリュームの接触不良(猛烈なガリ音)
② 低音調整ボリュームの接触不良
③ 高音調整ボリュームの接触不良
④ エコー調整 組み込み時にテストを行います。

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↑ 各ボリュームの接触不良を修復のため接点復活剤の噴射注入によりボリューム内部の接触片のすり合わせ
を丹念に行い改善をいたしました。




次は安全対策のAC100V電源回路とDC150V電源回路の「改修強化」を行います。
これは過去事例で.修復修理のテスト中に起きた電解コンデンサーのパンクや電源ヒューズホルダーの劣化による
金属疲労のため接触片折損などがありました。




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↑ シャーシー内のDC150V整流回路部分です。


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↑ 〇印の整流ダイオード(半導体)を交換いたします。


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↑ アルミの円筒ケースのブロック型大容量電解コンデンサーと横の電源ヒューズホルダーの交換を行います。


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↑ AC100Vのプラグ付電源コードも50年の経年劣化は否めません。 直接外部に出ています部分で安全のため
交換を行います。


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↑ 交換取り付け後の画像です。


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↑ 交換取り付け後の画像です。


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↑ 続いて電源スイッチの交換です。
ピアノ式押しボタンに連動しているオムロンのマイクロスイッチですが、現在は大丈夫で動作していますが、
突然機能しなくなります。

苦い経験がありましたので、要注意で交換をしておきます。


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↑ 電源マイクロスイッチを取り外しました。


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↑ 新しい電源マイクロスイッチを取りつけました。


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↑ 交換した部品です。


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↑ ブロック型電解コンデンサーを単体の電解コンデンサー3個に置き換えました。


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↑ 後部からのシャーシーの様子ですです。 ブロック型電解コンデンサーを取り外しました。


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↑ エージングテスト中の様子です。

テスト用のヤマハ2way小型スピーカーで鳴らしていますが、やはり真空管特有の柔らかい音色です。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL4

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は
アンプシャーシー内部の修復修理に取り掛かる予定でしたが、オートチェンジャーレコードプレーヤーの修復修理
を継続いたします。




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↑ カートリッジの点検はまだ行っておりませんでした。 当時のオートチェンジャーは殆どがクリスタルカートリッジ
が採用されていました。
しかし、この機種は半導体を使用したカートリッジでした。


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↑ 半導体カートリッジを点検しますと経年劣化で全く動作をいたしません。

今まで遭遇した半導体カートリッジは完全動作のものはなかったように記憶しております。
それほどデリケートなものでした。


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            ↑ 交換用セラミックカートリッジ         ↑ 劣化の半導体カートリッジ


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↑ 劣化の半導体カートリッジを取り外します。


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↑ 交換用セラミックカートリッジを取り付けるためクッション材を貼り付けます。
         

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↑ セラミックカートリッジの取り付けを完了いたしました。  交換針はネジ式固定になります。
 



再度オートチェンジャーメカの徹底的な不具合の究明を行いました。
「見逃している箇所」や「ここは大丈夫」と過信していないか、入念に点検を行いました。

そして、「どんなことでも試してみました」また、「カム・レバー・ギヤの動きの徹底的なすり合わせ」をおこないました。

動作テストを何回も重ねました。・・・・・・  



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↑ 気になっていた箇所を徹底的にメンテナンスを行いました。

その都度テスト中にいい感触が感じられました。・・・・・・


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↑ この辺りは更にオートチェンジャーのデリケートな部分です。




オートチェンジャーの神髄の自動演奏のテストを行います。



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↑ LPレコード3枚をセンタースピンドルに乗せて押さえアームをセットします。(5~6枚は可能)


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↑ 右のツマミでスタートさせると3枚重ねの下のレコードが落下してターンテーブルが回転してピックアップ
アームがレコードの端の導入溝に降りて音を奏でます。


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↑ 1枚目のレコードの演奏が終わるとアームが戻ると同時に2枚目のレコードが落下の準備に入ります。


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↑ 2枚目のレコードが落下して演奏を始めます。


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↑ 2枚目が終わると3枚目のレコードが落下して演奏を始めます。


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↑ 3枚目が終わるとアームがアームレストに戻り電源が切れます。

エージングテストを続けてパフォーマンスを高めていきます。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL3

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は
オートチェンジャーレコードプレーヤーの修復修理を始めます。



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↑ 電気系統が破壊されてフォノモーターが回転いたしません。

ターンテーブルを手で空回しをさせると何かに擦れて回りません
オートチェンジャーの内部メカは過去に修理の形跡があり、直らない状態のまま放置されています。


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↑ オートチェンジャーメカの全体像です。


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↑ ターンテーブルを手で空回しをさせて何かに擦れて回らないのはフォノモーターのマウント位置に極端な
ズレがあることが判明いたしました。 

電気系統の修復後にモーターのマウントを修正いたします。


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↑ フォノモーターのスタート/ストップスイッチは分解して外したままになっていました。

接点接触片が浮いていますのは蓋がなくなり固定されていません。


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↑ 接点接触片の配置はこのようになります。


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↑ プラスチックのカバーをこのように作り取り付けました。


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↑ フォノモーターへの通電テストOKです。


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↑ フォノモーターのマウント位置を修正してターンテーブルの回転異常は解決いたしました。


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↑ オートチェンジャーで重要なレコードサイズ検知装置が破損していますので検知動作機能が壊れています。


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↑ 何とか「手動動作」を復活させました。

問題の多すぎるオートチェンジャーでした。





◆日立ステレオシンフォニカ「DPF-6200」とSANYOモジュラーステレオ「STG-350RP」の設置画像ご紹介

.30 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


東京都のS様より設置画像をお送り頂きましたのでご紹介いたします。 (形式名をブログ内検索にコピペして過去の修復修理工程をご覧いただけます)



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↑ 日立オートチェンジャーステレオシンフォニカ「DPF-6200」


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↑ レコードジャケットを上手にレイアウト


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↑ 珍しい上下が分離できるSANYOソリッドステートモジュラーステレオ「STG-350RP」です。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL2

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理はシャーシーと
オートチェンジャーレコードプレーヤーをキャビネットから取り外して修復修理を始めます。

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↑ シャーシー取り外し前の通電テストでは経年劣化特有の各部の接触不良などの不具合により異常動作を
しながらでも何とかMWが動作しておりました。

オートチェンジャーは全く動きません。


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↑ シャーシーとオートチェンジャーの取り外しを行いました。


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↑ 当時流行したピアノスイッチを採用した問題の多いセレクターです。


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↑ シャーシー内部の様子です。 接触不良修復の難しいピアノ式セレクタースイッチ


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オートチェンジャーは過去に修理の形跡があり、直らない状態のまま放置されています。




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↑ 電気系統が破壊されてフォノモーターが回転いたしません。

ターンテーブルを手で空回しをさせると何かに擦れて回りません。


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↑ オートチェンジャーメカの全体像です。


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↑ オートチェンジャーで最も重要なセンタースピンドルが紛失されずに残っていたことはラッキーです。

修復修理は難航されます。




◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL1

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理の記録です。

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↑ ビクターの豪華版ステレオです。 業務用に設計されたような気がいたします。

サイズ W925   H640   D430mm(脚部除く)


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↑ 1~10枚のレコードを連続自動演奏できるオートチェンジャープレーヤーを搭載しています。


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↑ 右にレコード収納やボトルを置けるスペースがあります。

ガラスのスライド扉を修理が完了するまで外してあります。


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↑ 丸みをつけた優雅なデザインに光沢塗装です。


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↑ 正式な型名「BR-790C」です。


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↑ 底板のパーチクルボードが大きく陥没しています。
後脚の金具部分がパーチクルボードが経年劣化で脆くなり重さに耐えきれず、破損してようです。
底板を交換いたします。


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.
↑ 断熱材の厚いグラスウールが天板の過熱をおさえています。

..


↑ エコーマシンです。





◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の設置画像ご紹介

.10 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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いつも「レトロオーディオの奥義を」閲覧いただきましてありがとうございます。
皆様方のオーディオの設置画像を募集しております。
少々写りが悪くても結構です。 このフログでご紹介したいと思います。 ご協力をお願い申し上げます。




完成画像

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愛知県T様から設置画像を頂きましたのでご紹介いたします。




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↑ お部屋の一角にはDENONメインアンプのシステムコンポがあります。





◆1960年代東芝真空管式5球スーパーラジオ「かなりやQ」の修復修理

.02 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1960年代東芝真空管式5球スーパーラジオ「かなりやQ」はMT管(ミニチュア真空管)採用トランスレス方式2バンド5球スーバー
の小型パーソナルラジオです。(2バンドはMW/SW)
症状は「ブーンとハム音が常時入る」です。

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↑ ボリューム「0」の位置でも「ハム音」は比較的大きく出ています。

その為音質も不快に「濁って」います。


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↑ 当時の物造りが「設計・材質・強度・丁寧」すべてが行き届いています。

製品の「美」に惹かれます。 大切にしたい」気持ちが湧いてきます。


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↑ 原因はB電源直流平滑回路の矢印の大容量電解コンデンサーの容量抜けと断定いたしました。


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↑ 修理前のシャーシー内部の様子です。


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↑ 狭いシャーシー内に47μF/400WV電解コンデンサー2個(↑↑)を取り付けました。

手前が不良の60+40μF/120WVのブロック型電解コンデンサーです。

「ハム音」は解消されさわやかな音質になりした。





◆1960年代OSAKA ONKYO 製真空管ラジオ(型名不詳)の修復修理

.02 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお預かりしておりました1960年代OSAKA ONKYO製真空管ラジオ(型名不詳)の修復修理の記録です。
症状は音量ボリュームの猛烈なガリオームです。

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↑ 頑丈なキャビネットと大型ダイナミックスピーカーとST管UZ42使用5球スーバーでマジックアイ付高級ラジオです。


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↑ スピーカーメーカーの大阪音響自前の8インチパーマネントダイナミックスピーカーを使用しています。


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↑ S付500kΩAカーブのボリュームはガリが酷く接点復活剤で直らない場合はボリュームの交換を
行いますが、注入孔をドリルで開けて接点復活剤を噴射注入してすり合わせを丹念に行いました。
効果がありピタッと止まりました。


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↑ 同調指示管のマジックアイは寿命で点灯不可ですが、交換が必要かをご依頼者にお伺いいたします。

感度、音量音質に問題はなく42シングル・8インチパーマネントダイナミックスピーカーの威力は衰えていません。





◆1970年代 SANSUI 6CH MULTI DIRECTION STEREO「APS-2600」の修復修理 VOL4

.01 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代 SANSUI 6CH MULTI DIRECTION STEREO「APS-2600」の修復修理は資料が殆どなく詳細仕様が不明です。
プレーヤー/シャーシー周りは現物を見て判断できます。
しかし、スピーカーシステムはやはりエンクロージャーを開き内部の点検が必要です。

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↑ 以前に使用していた環境でスピーカーの設置の都合で左スピーカーの4芯ケーブルを3.6m延長してあります。


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↑ 本来は撚線の4芯ケーブルのところを6芯の単線ケーブルを使用しているため、長過ぎて堅く取り回しが悪い
ため、元に戻します。


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↑ 内部は5スピーカー構成でした。

高音スピーカー  7.5cmツイーター×2  
中音スピーカー  12.5cmスコーカー×2    
低音スピーカー  30cmウーハー×1  


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↑ 高音/中音スピーカーは2基をパラレル(並列)接続で指向性を配慮して角度をつけて取り付けされて
います。


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↑ 口径が30cmウーハーは流石に大きくコーンの直径がLPレコードと同じです。
 
画像の左下の丸い孔は「バスレフ」位相反転により低音増強補正効果の技術を採用しています。


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↑ 4芯スピーカーケーブルは

黒・・・・・・・ -側 共通
赤・・・・・・・ ウーハー
青・・・・・・・ スコーカー
茶・・・・・・・ ツイーター

4ピンのスピーカープラグは腐蝕で接触不良の可能性かありますので磨いておきました。


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↑ ◎シャーシー背面にEXTRA SP 端子がありますが、PHONESと同じ扱いで別途フルレンジのスピーカー
  を接続できます。





 

◆1970年代 SANSUI 6CH MULTI DIRECTION STEREO「APS-2600」の修復修理 VOL3

.31 2019 家電品の修理 comment(1) trackback(0)
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1970年代 SANSUI 6CH MULTI DIRECTION STEREO「APS-2600」の修復修理はセンターキャビネットが
まさしく裏技が功を奏し予想以上の仕上がりになりました。
アンプとプレーヤーを組み込んで、その雄姿を早く見たい衝動に駆られます。

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↑ 仮組み込みでテスト中の画像です。    弩迫力のビッグパワーです。


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ここで訂正があります。 このステレオの正式名称は、
SANSUI 6CH MULTI DIRECTION STEREO「APS-2600」 です。
6系統のマルチアンプが搭載されています。




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↑ プレーヤーは全体をクリーニングして永年の汚れを取り去り注油を行いました。

レコード終端でのオートストップのタイミングの調整を行いました。


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↑ どのアングルで見ても貫禄の筐体は存在感があります。


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↑ 前下扉の補修も全く違和感がなく溶け込んでおります。


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↑ 組み込み前にアンプの電源コードが損傷してテーピングを成されておりましたので、新しく交換しておきました。

完成状態になりましたが、油断は禁物です。

エージングテストを続行いたします。





◆1970年代 SANSUI 6CH MULTI DIRECTION STEREO「APS-2600」の修復修理 VOL2

.30 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代 SANSUI 6CH MULTI DIRECTION STEREO「APS-2600」の修復修理はセンターキャビネットの
「前面下扉」の破損修復方法が気になっておりましたが、修理方法でとっておきのアイデアがひらめきました。
気持ちが冷めないうちに直ちに実行いたします。


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↑ 補修とクリーニング完了のセンターキャビネットです。


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↑ 先ず、貼り付けシールは状況から相当以前から何故厳重にシールで補修したのかを考えました。

左右に付いている支え棒の金具の右側が外れた為、左だけで重い扉を支え切れず扉の支点になっている
部分の合板に亀裂が生じて3角形に割れて剥がれてしまったと推察されます。


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↑ そして、ここからが「ひらめき」ですが、「前面下扉」を外して見て扉の内側が結構きれいなので、「裏表を逆」
にできないかを考えました。
色々問題がありますが、大丈夫です。


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↑ 重い前下扉をしっかり支えています。


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↑ 左


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↑ 右


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↑ 取り付け完了


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↑ 右側面からの画像です。


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↑ 簡単に着色を行っておきます。


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↑ スライド棚も綺麗になりました。


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↑ SANSUIのエンブレムは穴を隠すために左に取り付けました。


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↑ 前上扉を閉めた状態です。

次工程でキャビネットにシャーシーとプレーヤーの組み込みを行います。





◆1970年代 SANSUI 6CH MULTI DIRECTION STEREO「APS-2600」の修復修理 VOL1

.30 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお預かりしておりました1970年代 SANSUI 6CH MULTI DIRECTION STEREO「APS-2600」の修復修理の記録です。

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↑ サイズ W 1720(3点合計)   H 750  D 475mm   重量約100Kg

3点セパレートで最大級の大さです。  容積比で標準的なセパレートの約1.5倍はあります。

症状は電源は入りますが、全ての操作部が劣化不具合により「一瞬音が出たり」と云う状態で回路は
生きている様子です。

プレーヤーはターンテーブルのセンター軸受のロックによりビクともしない状況です。


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↑ センターキャビネットの下扉が破損しています。


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↑ 下扉破損の原因は右側の扉ストッパーがはずれて、左側に負担かかかり破損したようです。



チューナーアンプシャーシーとレコードプレーヤーをキャビネットから取り外して点検修理を行います。




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↑ レコードプレーヤーを取り外してからシャーシーを取り外します。


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↑ 開口部から見えるシャーシーの様子です。


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↑ アンプ回路基板はユニット化されています。


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↑ チューナーアンプシャーシーの点検修理を始めます。


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↑ シャーシーの詳細点検によりますと各セレクタースイッチと各調整ボリュームの経年劣化による接触
不良のた動作点を維持できません。


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↑ セレクタースイッチと各調整ボリューム(パネル前面ツマミと繋がっている)全てに接点復活剤を噴射注入
を行いすり合わせにより接触不良を改善いたします。


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↑ シャーシーの構造により間隙が18mmしかありません。
そしてボリュームにより注入口の無いものがあります。

ドリルで小さな注入口を開けて接点復活剤を噴射注入してすり合わせを行います。

以上の作業を繰り返してすべての接触不良の改善を完了いたしました。




続いてレコードプレーヤーの修復修理を行います。




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↑ ターンテーブルのセンターシャフトは普通は手で軽く回転いたしますが、経年劣化により油分が
固形化してがっちり固まってビクとも動きません。


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↑ 軸受の脱落ストッパーのネジを外してネジ穴から潤滑剤を注入して20分ほどしてから、シャフトに
ゴムを巻き付けてプライヤーで挟んで抜き取りました。
溶けた古い油分を拭き取りきれいになりました。


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↑ 軽くスムーズに回転するようになりました。


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↑ アンプに接続してテストを行います。

プレーヤーの電源と出力ケーブルが短くてプレーヤーを底上げして、不自然な状態でのテストになりました。


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↑ 回転はスムーズです。

音出しはカートリッジに異常はなく出ております。


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↑AM/FMの動作も大丈夫です。  詳細は改めて行います。


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↑ プレーヤーの詳細テスト調整は次工程で行います。





◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL5(最終工程)

.24 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理は最終工程を迎えました。
キャビネット/スピーカーなどのクリーニング補修を終えてチューナーアンプシャーシー/レコードプレーヤーの組み込みを行います。




完成画像

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組み込み作業工程

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↑ センターキャビネットの内部清掃を完了してチューナーアンプシャーシー/レコードプレーヤーの組み込みを
行います。


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↑ 1mm厚の頑丈なシャーシー底部カバー鉄板を取り付けました。


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↑ きれいにクリーニングを終えたレコードプレーヤーです。


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↑ 組み込み作業途中の背面の様子です。


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↑ ここでスピーカーを接続してテストを行います。


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↑ テストは良好です。


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↑ 1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」は搭載スピーカーユニットの数が合計12基です。

フロントスピーカー4基×2     リアスピーカー2基×2     合計12基


元々スピーカーメーカーてすから・・・と云うわけでもありませんが、
大音量の迫力と臨場感は抜群です。


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↑ 当時のこのステレオにはAUX端子がありません。
CD等の入力端子はテープ入力端子を使用いたします。 入力レベルは同じです。

CD再生テストの結果良好に動作をいたしました。

スマートフォンからの音源も入力できます。

ブルートゥース受信機を取り付けますとピンケーブルを接続しないで入力再生できます。


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↑ 画像のTAPE MONITOR 2CHプッシュスイッチを押し込みますと外部入力に切り替わります。

使用済みの場合はもう一度押して飛び出た状態に戻しておきます。


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↑ 赤白のピンケーブルがCD等のAUX入力端子になります。




◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL4

.22 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理は本体キャビネットまわりの清掃と
傷補修そしてリアスピーカーのケーブルが切断してありましたので裏板を外して接続をいたします。


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↑ 先ず全体的に汚れの被膜を出来る限り取り去るように拭き取ります。


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↑ 時間はかかりますが、最初は洗剤系や汚れ取りワックスなどはなるべく使用いたしません。
それでも根気よくコツを踏まえてやりますと結構きれいになります。

最初からワックスなどを使用しますと汚れを閉じ込めたようになります。


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↑ アンプとプレーヤーを搭載したセンターキャビネットの上開閉扉は使用感と経年劣化で剥がれが目立ち
素地の木肌が現れている隙間に木工ボンドを塗りこみます。
完全に乾きますと透明になります。


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↑ アップ画像です。


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↑ 左の三日月形の盛り上がりは、永年重いものを載せたまま放置していたためたるみが出来てしまいました。

これは修復が出来ません。


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↑ 背面板のパーチクルボードの一部にくずれがありますが、後で木工ボンドを塗りこんで固めます。


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↑ 一日経ってセンターキャビネットの上部開閉扉の木工ボンドが固まって透明になりましたので、ウレタンニスで
着色を行いました。



リアスピーカーのケーブルが切断されておりましたので、スピーカーの後板を取り外して内部で接続をいたします。
片方はケーブルの途中で切断して短くなっていますので、切断したケーブルを繋いで元通りの長さにしておきます。




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↑ リアスピーカーは壁掛けを出来るようにケーブルは6m以上ありますので長すぎて扱いにくくなります
ので約半分以上はスピーカーキャビネットの内部に収納するように改造いたしました。
ケーブルは引っ張り出したり、押し込んだりできます。





◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL3

.18 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理はプレーヤーをアンプに接続して動作確認
と修復をいたします。


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↑ プレーヤーをアンプに接続して音出しを行います。


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↑ 先ず、50Hz仕様のプレーヤーを60Hz電源で回しますと、約12%回転数が速くなります。
これでは美しいメロディを快適な状態で楽しむことはできません。

回転数を正常にするには2種類の方法があります。

① 周波数を50Hzから60Hzに変換をする
② モータースピンドル(プーリー)を60Hz用に交換する


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↑ 今回は ② モータースピンドル(プーリー)を60Hz用に交換する方法を採用いたします。

手前のやや太いモータースピンドルが取り外した50Hz用のモータースピンドルです。


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↑ 60Hz用に交換が完了しました。


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↑ 回転数はピッタリ安定良好です。(回転ストロボチェック済)


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↑ カートリッジも異常なく音出しは良好です。


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↑ エージングテスト中の様子です。

今後の作業工程
◎ 一定時間の慣らし動作を行います。
◎ 調子を整えて各部の清掃クリーニングを行います。
◎ キャビネットの補修なども行います。
◎ シャーシー・プレーヤーをキャビネットに組み込みを行います。
◎ リアスピーカーのコード取り付け等
◎ CD等外部入力端子の確認



◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL2

.18 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理は次工程「チューナー4CHアンプシャーシー」
の修復修理を行います。

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↑ 「チューナー4CHアンプシャーシー」をキャビネットから取り外して点検修理を開始いたしました。

やはり経年劣化が酷く予想通りの展開になりました。

パイオニア4チャンネルFDシリーズは高性能4チャンネルの複雑な回路で半導体仕様のため経年劣化が
故障の原因になります。
部品入手は途絶えております。
トランジスタに対しては互換性のトランジスタの使用により対応いたしますが、「IC」の場合は対応が不可
能になります。


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↑ キャビネットからシャーシーを取り出して点検修理を開始いたしました。

過去事例故障内容でFD-5は「パワーIC」「ヘッドアンプ回路」「チューナー回路基板」の故障
が最も多くあげられます。


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↑ 今回電源ONして最初はガリガリ、バリバリノイズがありますが何とかAMラジオ入ります。
しかしFMが全く入らない状態です。
そして時間が経つとフロントとリアの両方とも片方が全く動作をしていないことが判明いたしました。

更にテストを続けますと、全体に猛烈なバリバリ音でボリュームで.絞れませんので、
明らかに出力基板内の不具合でパワーICの不良が確認できました。


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このような場合に備えて普段から希少な中古パーツのストックを心掛けております。
今回のFD-5のシャシーでパワーICが正常動作の在庫品の持ち合わせがありましたので、
早速活用をさせていただきます。




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↑ かなり以前に整備を完成しておりましたが、チューナー基板内のAM回路の小規模ICの不良で
AMラジオが動作いたしません。
しかしFMは良好に動作をいたします。


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↑ スピーカーを接続して点検テストの結果、AMラジオ以外は全て完全動作をいたしました。


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↑ 画像左側のシャーシーが交換用のシャーシーです。


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↑ 画像左側のシャーシーが交換用のシャーシーです。





◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL1

.17 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」」の修復修理の記録です。
当時オーディオメーカー各社が臨場感立体音響を求めしのぎを削り研究開発した4CHステレオです。
永年の保管で厳しい劣化があり動作不良のため、今回の修復は全体的な修復作業になります。

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↑ リアスピーカーを含む全体の様子です。

 
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↑ 背面の様子です。


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いつもの習慣でターンテーブルを手で回してみて全く回らずロック状態です。
かなり劣化が進んでいる状況です。
プレーヤーの修復から進めることにいたします。




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↑ 普通はターンテーブルを手で回してみて軽く回転しますが、全く動きません。


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↑ ターンテーブルを外しました。


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↑ センターのシャフトが強固にロックしています。 オイルが経年劣化で固着しています。

潤滑剤を浸透させて溶かそうと試みましたが、効果がありません。


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↑ 軸受を加熱することにいたします。

半田鏝を軸受に密着させて5分間加熱いたしました。素手で触れない温度になりました。
そしてシャフトにゴムを巻き傷をつけないように工具で回しながら引き抜きました。


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↑ シャフトと軸受に付着した油分をきれいに拭き取りました。


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↑ シャフトを軸受に取り付けました。


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↑ 新しいベルトを付けてターンテーブルを装着いたします。


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↑ このプレーヤーは50Hz仕様でした。  60Hzに変換の必要があります。

これは別途対策を行います。




この時点でプレーヤーの動作テストを行います。




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↑ ターンテーブルが回転するようになりましたのでフルオートプレーヤーの動作点検を行います。


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↑ 右端の操作ボタン    〇STOP    停止
                〇REPEAT  繰り返し
                〇START   スタート

操作ボタン3箇所の内の 〇STARTと〇REPEATのボタンの動作がスムーズでなく引っ掛かりがあり
戻らないようです。
 

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↑ ボタンを分解して清掃と白いリングの内側をサンドペーパーで平滑に仕上げて動きをスムーズに
します。


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↑ 元通りに組み立ててプレーヤーボードに取り付けます。


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↑ レコード盤でオート機構の動作テストを行います。


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↑ レコード演奏の自動動作は順調です。    エージングにより安定います。

カートリッジの音出しテストは本体アンプの不具合のため後になります。


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↑ フォノモーターの防振ゴムに異常はありません。

その他の機構部に潤滑剤を.注入しておきます。





◆1970年代コロムビアポータブルレコードプレーヤー「SE-8」の修復修理 VOL2

.15 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
1970年代コロムビアポータブルレコードプレーヤー「SE-8」の修復修理は前工程で「コトコト」回転音が出て
おりましたが、再度原因を探ります。


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↑ プラスチック製のターンテーブルを外します。


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↑ 「コトコト音」に関係するものは、モーターキャプスタン・アイドラー・ターンテーブルなどです。

「コトコト音」のピッチから判断するとアイドラーです。

的中でした。
ゴム製のアイドラーと真鍮製のキャプスタンが密着したまま保管状態で経年劣化のため陥没していました。


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↑ フォノモーターの回転軸受にも摩耗によるガタツキがありますが、修復は不可能です。
アイドラーの交換も不可能ですからこのままの使用を余儀なくされます。

レコードplay中は音量にかき消されます。


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↑ 33回転OK


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↑ 45回転OK





◆1970年代HITACHIポータブルレコードプレーヤー「MQ-20」の修復修理 VOL2

.14 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
1970年代HITACHIポータブルレコードプレーヤー「MQ-20」と、
1970年代コロムビアポータブルレコードプレーヤー「SE-8」はデザインと内部構造も同じ製品です。
そして修復修理のご依頼者も同じでした。


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↑ このHITACHI製の「MQ-20」は回転数が若干速いとご指摘を受けておりました。

使用されているDCモーターは速度調整がないため難しい問題です。
電気的に回転数を遅くする方法を考える必要があります。


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↑ レコードの曲を聴いテンポが速いことがはっきりわかります。

DC(直流)モーターはHzに関係なく回転します。
最初から回転が速かったとは考えられません。


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↑ モーターキャプスタンとアイドラーのか関係もあります。


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↑ 詳しく調べましたが、問題なさそうです。


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↑ モーターへの供給電圧の実測値が7.4Vですので1.4V下げる必要があります。


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↑ カットアンドトライで6個の直列抵抗値40Ωで5.9Vを確保いたしました。


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↑ 回転ストロボでチェックしてピッタリの回転数に合わせました。

回転ストロボチェックは蛍光灯の照明で行います。1秒60回の点滅照明が基準になります。
自然光やLED照明では効果がなく反応いたしません。


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↑ ボリュームのガリの修復を接点クリーナーの噴射注入すり合わせを行います。


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↑ エージングテスト中の様子です。





◆Columbiaトランジスタラジオ内蔵ポータブル電蓄「MODEL 268」の修復修理

.13 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
Columbiaトランジスタラジオ内蔵ポータブル電蓄「MODEL 268」の修復修理の記録です。


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↑ 真っ赤なプラスチックボディのトランジスタラジオ内蔵ポータブル電蓄です。

ラジオは入りますが、レコードの音が出ません。


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↑ ターンテーブルは回転します。


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↑ レコード盤を乗せてカートリッジを下しますが音が出ません。


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↑ カートリッジを点検いたしますが、若干感度が落ちていますが、問題ないようです。


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↑ 針先が欠けていました。

新しいサファイヤ針を取り付けました。


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↑ テストを行います。 LPレコードを乗せる前に回転切り替えを「33」に合わせておきます。
   
  音は良好に出ています。


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↑ 内部の点検を行っておきます。


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↑ 音量調節ボリュームに接点クリーナーを噴射注入を行っておきます。


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↑ 小さいEPレコードのドーナツ盤はセンターにアダプターを載せて回転切り替えは「45」に合わせてください。

  
   完了致しました。





◆1973年製Technics 4CHステレオ「SC-2500D」の修復修理 VOL4

.13 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1973年製Technics 4CHステレオ「SC-2500D」の修復修理は唯一正常動作のパワーICは問題なく動作をして
フロントSP左右同時に駆動させる方法で使用していただきまして、同機種で部品どり可能な製品が入手でき
た時点でパワーICを交換して4チャンネルの完全駆動をさせる予定でした。

ところが案外早く「SC-2500D」の4CH駆動を目指して修復作業を進めます。

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↑ 入手できましたTechnics 4CHステレオ「SC-2500D」チューナーアンプは色違いでパネルのエッジが
クロームメッキのものです。

動作状態は全く不明です。


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↑ こちらは最初の「SC-2500D」チューナーアンプです。


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↑ 左が部品どり用の「SC-2500D」チューナーアンプです。




フロント×2 リア×2 合計4基のICアンプが完全動作を期待しながら、祈るような気持ちで取り掛かりました。
先ず部品どり用の「SC-2500D」チューナーアンプの状態を詳細点検を行います。

結果は、フロント×2 OK リア×1 OK リア×1 NG(リア左) 




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↑ パワーIC基板自体の徹底チェックを行いましたが、動作異常は認められませんでした。

ここまでの検査で異常は信号が基板入力への前段で発生していると断定いたしました。



打診、ひねり、など少々荒っぽく原因探索をしていますと、一瞬だけ「リア左」から音が出ました。
藁をもつかむ気持ちで、各種基板とコネクターでの接続箇所をチェックを根気よく続け遂に原因を発見
できました。




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↑ 元凶はVOLUM/BASS/TREBLE基板内で起きていることを突き止めました。


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↑ VOLUM/BASS/TREBLE基板を取り外した跡の様子です。


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↑ 外したVOLUM/BASS/TREBLE基板を詳しく調べますと音量調節の4連ボリュームの不良でした。

4つのボリュームの内の「リア左」信号のボリュームが壊れていました。
基板からボリュームを外して分解してまた元へ戻している形跡がはっきり確認できました。

これは以前に、ガリが酷く接点クリーナーの注入口の無い構造の為分解したようですが、
うまくいかずに諦めたようです。

ボリュームは破壊されていますので、最初の「SC-2500D」シャーシーからVOLUM/BASS/TREBLE基板を
外して、移植取り付けを行いました。

これで4チャンネル完全動作の復活です。


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↑ パワーIC基板のヒューズを点検中に1つのホルダーの接触片が金属劣化で折れた為全てを直付に
改造いたしました。


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↑ 弾力が弱くヒューズをしっかり保持することが不可能になり、今後の故障に繋がってしまいますので
対策を行います。


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↑ 完全動作のパワーIC基板です。


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↑ フリーのスピーカー端子をフロント・リアの取り付けを行いました。





◆奇抜なステレオ!スペースエイジデザインステレオ1975年「Weltron 2007」 の改良

.11 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
普段殆どお目にかかれない奇抜すぎるスペースエイジデザインステレオ1975年製「Weltron2007」は直径が
約58cmの円盤状の筐体でUFOを連想させる日本メーカーの製品です。
オールトランジスタAM/FMチューナーステレオアンプ/レコードプレーヤー/8トラックカセットデッキ6スピーカー
構成の高音質ステレオです。

本来ステレオは角型のイメージは拭えず、円形薄形でキャスター付で重く、どうも使い勝手が悪いようです。

そこで今回、本体・スピーカーのオールイン・ワン化と移動自由自在を実現いたしました。



↓ 完成画像

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以下オールイン・ワン改良工程の様子です




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↑ このオールイン・ワン改良工程に寄与したのがこの「薄型テレビスタンド」の利用でした。


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↑ 本体底部に固定用12φ雌ネジがあります。

スタンドの固定支持部は改造補強をいたします。


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↑ そして下部の強化ガラス棚には半円形のスピーカーをR/L抱き合わせに置きます。


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↑ このようにV字形に置くだけです。


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↑ 上端の本体取り付け金具を改造しておきます。

液晶テレビは垂直取り付けでしたが、このステレオ本体は水平取り付けになります。




本体仮取り付けの様子です。
前後左右のバランスは良好です。

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↑ 外観バランスは良好です。


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↑ 重量バランスもよさそうです。


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本体取り付け金具の補強を行いました。




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↑ テスト中の様子です。





◆1941年製造の国民ラジオ早川電機製「放送局型第122号受信機の修復修理 VOL4(補足)

.29 2019 家電品の修理 comment(1) trackback(0)

1941年製造の国民ラジオ早川電機製「放送局型第122号受信機の修復修理 VOL3に於いて説明不足が
ございましたので詳しく解説をさせていただきます。


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↑ 画像左上のブルートゥース受信機を接続して、スマートフォン等とペアリングして音楽を聴けるようにいたしました。

完成画像です。


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↑ 超簡易型PHONO入力端子(手前)

当時は殆どのパーソナルラジオには外部入力端子は設けられておりません。
組み込に使用した内部シャーシーはコロムビア真空管式3バンド5球スーパーラジオですが、
レコードプレーヤー(クリスタルカートリッジ用)を接続できる簡易端子が設けられておりました。
それは使用時にショートバーを切り離してレコードプレーヤーの出力ケーブルをネジ止めする必要があります。
レコードプレーヤーの使用が終われば、元通りにショートバーを取り付けます。


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↑ ロータリーセレクタースイッチを使用して本格的なPHONO切り替え回路を設けました。
スイッチ回路接点に余裕がありましたので、おまけにAUX端子を増設いたしました。


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↑ やはり完璧な動作を重視した方法に決定いたしました。

ロータリーセレクタースイッチを使用いたします。


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↑ 接点数に余裕がありますので、直接接続できるAUX端子としてRCAピンジャックを増設しておきました。


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↑ 小さなツマミで「ラジオ」⇒「ブルートゥース」⇒「ピンジャック」と切り替え変化いたします。



イコライザーは低周波の「ある特定の周波数帯域のデシベルの増強や減衰により音の補正を行う回路」ですが
この機器ではイコライザーの必要はありません。








◆1973年製Technics 4CHステレオ「SC-2500D」の修復修理 VOL3

.27 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1973年製Technics 4CHステレオ「SC-2500D」の修復修理は唯一正常動作のパワーICは問題なく動作をして
フロントSP左右同時に駆動しております。

この状態で各部のパフォーマンスの向上と使い勝手の良い改良を加えていきたいと思います。  
ご依頼者のご了解の上進めさせていただきます。


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↑ FM受信に不安がありましたが、FM MUTINGスイッチの接触不良があり接点復活剤の噴射注入で
改善されました。

そしてダイヤル内中心部のFM STEREO放送受信時に点灯するインジケーターランプも点灯いたします。


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↑ フロントスピーカーの接続端子をプラグレスのフリーの端子を別途取り付けを行います。


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↑ このスピーカー端子はフロント出力の片チャンネルを出力していますので、R/Lスピーカーが
R出力同じ音になりますが、実際に聞いてみて不快感は全くありません。
AMラジオやFM MONOなどはモノラルですからR/L同じです。


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↑ スピーカーケーブルを接続する場合は「+ -」 の極性をR/L同じに合わせます。
どちらかが逆になりますと音波が打消しあって音が歪ます。





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