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◆1965年代ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FM」の修復修理 VOL6

.05 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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昨年お預かりしておりました、1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理の記録です。

キャビネットの修復を続けます。 実際に脚を装着して確認を行います。



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↑ キャビネットの構造上後部の2箇所のダメージが大きくなっており、十分な補強を行いました。


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↑ 脚金具は非常に強固にしっかり取り付けできました。 実際に脚を装着して見ます。


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↑ キャビネットを垂直に置きます。


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↑ 手持ちの同機種の脚を取り付けて状態を確認いたしました。

●補強済み後部 R/L 完璧
●補強無し前部 R=異常なし  L=不安あり(底板強度不足) 補強を行います。


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↑ 脚金具は緩まない構造になっていますが、パーチクルボードに少しづつ崩れが発生してゆるみがでます。
取り外しは細いボルトナットには「ゆるみ防止塗料」が使用されています。


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↑ ●補強無し前部  L=不安あり(底板強度不足) 補強を行います。


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↑ 扉が閉まっている状態です。


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↑ 扉が開いいるている状態です。


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↑ パーチクルボードの角面の崩れが酷くならないように木工ボンドの塗布を行いました。

(乾くと透明になります)


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↑ 再度、脚を装着して確認を行いました。


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↑ アンサンブルステレオの4本脚スタイルはレトロオーディオの象徴ですが、
数十キロの本体を半世紀に亘り支えて来ました。
しかし、脚自体の折損はほとんどありません。 
脚が付いたままで移動時には「テコの原理」で数倍の力が金具部にかかります。 注意が必要です。





◆1965年代ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FM」の修復修理 VOL5

.04 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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昨年お預かりしておりました、1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理の記録です。

チューナーアンプシャーシーの修復修理が完了してキャビネットに組み込みを行います。
同時にキャビネットの不具合を修復していきます。



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↑ 愈々シャーシーを所定の位置へマウントいたします。

固定用ビスが不足していますので、「ネジ箱」をひっくり返して3.5mm.×30mmの旧型のインチネジを
探してマウントいたしました。

多種多様の小さなネジですが、合致するネジ1個が足りないために作業が中断いたします。
古いネジは大切です。 捨てずに拾ってネジ箱にいれます。
いつの間にか宝の箱になっています。


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↑ 煩雑な接続ケーブルを整理してシャーシーのマウントが完了いたしました。動作も問題ありません。
最初から気になっていたキャビネットの底板ですが、やはり、60年の経年劣化によりパーチクルボードの
強度が心配です。
パーチクルボードは木片を粉砕して圧縮成形した集成材ですので、湿度により劣化していきます。


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↑ パーチクルボードは12mmの厚さで特に力のかかる脚部金具付近が陥没の恐れがあります。


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↑ 既にへの字に変形している状態です。


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↑ 亀裂があり脚を取り付けますと「グラつき」があります。 完璧な補強対策を行います。




小学生の時代から工作大好きな人間にはムラムラとアイデアが湧いてきます。
材料も工具も揃っているので流れが止まりません。



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↑ 丈夫な12mm厚の合板と嵩上げの20mmの板を採寸してR/L 2組用意します。


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↑ 扉を開いた時の位置を確認しておきます。


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↑ R/L共こんな感じになります。


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↑ 全ての板間に木工ボンドをタップリ塗布してから造作用ビス40mmと50mmを使用して固定いたしました。


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↑ 中央の跡形は扉の開閉不良で開閉時に擦れた部分です。 原因を調べます。


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↑ 原因は蝶番の破断でした。


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↑ 蝶番の破断は芯棒が抜け落ちてなくなっておりましたので1.4mmのステンレスワイヤーで間に合いました。


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↑ スピーカーの後部カバーを取り付けました。


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↑ 脚金具を取り付けました。  非常に強固にしっかり取り付けできました。

次工程では、脚はお預かりしておりませんので。同機種の脚を取り付けて様子を確認いたします。





◆1965年代ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FM」の修復修理 VOL4

.01 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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昨年お預かりしておりました、1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理の記録です。

過去の同系統の機種の修復修理でピアノ鍵盤式のスライドスイッチの劣化不良で苦慮した経験がありました。
今回は状態が良く様子が違うように思います。



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↑ このピアノ鍵盤式セレクタースイッチは独特の方式を採用しています。
普通の電源スイッチは「ON」←→「OFF」ですが、この機種は「OFF」専用になっています。
「MW」などのセレクタースイッチを押し下げると、即、電源が「ON」になります。
「OFF」スイッチを押し下げると電源が切れます。



この電源OFFスイッチはOMRONのマイクロスイッチですが、過去に苦い経験かありました。
Victorのこの方式のステレオで修理完了後キャビネットに組み込みが終わりエージング中も良好でした。
念のため出荷前の最終テストを行った時に電源が入らないのです。
折角組み込んだシャーシーを取り外して原因を調べますと、電源OFFスイッチ接点の経年劣化による接触不良
が判明いたしました。
その後は必ずマイクロスイッチを交換しております。



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↑ 左 交換前のOMRONマイクロスイッチ(3A)  右  新しく交換したOMRONマイクロスイッチ(10A)


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↑ 取り外しました。


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↑ 新品のマイクロスイッチを取り付けました。


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↑ AC100Vラインに入っているモジュレーションむハム除去用の劣化コンデンサーペーパー
コンデンサーを交換したしました。


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↑ プレーヤーのスタート・ストップスイッチについています、接点から発生するスパークによるノイズ
の発生を抑制する劣化のペーパーコンデンサーの交換を行いました。





◆1965年代ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FM」の修復修理 VOL3

.30 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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昨年お預かりしておりました、1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理の記録です。

VOL3工程では、②FM/FM-ST 動作完全停止で電波ノイズもありません。
過去の事例ではこの場合の原因はピアノ鍵盤式のスライドスイッチの不良がありました。
しかし、今回のは様子が違うように思います。



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↑ FM 放送受信機の中間周波数は 10.7MHz ですが中間周波増幅回路はMWと共通になっています。
MWラジオは感度良く受信しております。
局部発信回路で10.7MHzを生成していますが回路に異常はありません。
セレクタースイッチの不具合でもありませんが他の原因が見当たりません。
真空管の不良も視野に入れて電圧測定と回路の切り分け、などを綿密に行いました。
その結果、中間周波増幅回路に原因があることが判明いたしました。

中間周波増幅回路は真空管12AB6が2球で2段増幅になっています。
1段目までは異状なく動作して信号が来ていることを突き止めました。 直結してFM放送がかすかに
聞き取れました。
2段目に不具合がある確信を得ました。

やはり12BA6の不良か?と思い、真空管を取り外して・・・・・なんと、12AV6でした。
12AV6は検波/低周波増幅2極3極複合管です。
12AB6は高増幅率の高周波増幅5極管で両者全く共通点がありません。

ここで問題なのは、何故MWラジオが受信できたか???ですが、
大きな理由は「検波」はダイオードで行われていたからです。


●検波とは、高周波(電波)を低周波(音波)に変換すること


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↑ この真空管が両方が入れ替わっておりました。


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↑ 黄◯印 12AV6       赤◯印 12AB6   が正しい配列です。




次は、「安心安全」のための対策で、過去の修理事例でも行っております
「電気回路の安全性」と「電解コンデンサー」などの経年劣化による破裂などを想定した交換作業を行います。



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↑ 60年前の電源コードを100Vのコンセントに常時差し込んだ状態は安全とは言えません。

交換を行いました。


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↑ ヒューズホルダーも金属疲労で接触不良があります。  交換を行いました。


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↑ ブロック型電解コンデンサーは要注意です。

単体の電解コンデンサー3個に交換いたしました。


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↑ ブロック型電解コンデンサーの端子面です。


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↑ ブロック型電解コンデンサーは、ララグ板を介して100μF400WV×2個をシャーシー内部に、
1個をシャーシー表面に取り付けました。


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↑ 直流電源の重要な整流ダイオードの交換を行います。


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↑ 交換を終了いたしました。

エージングテストを続行いたします。





◆1965年代ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FM」の修復修理 VOL2

.28 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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昨年お預かりしておりました、1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理の記録です。

「アンプ」→「プレーヤー」「R/Lスピーカー」「リバーブユニット」「FMSTアダプター」への接続ケーブルの長さに余裕がない為
アンプシャーシーを取り外して動作確認、修復修理をスムーズに行えるように接続ケーブルを改良してから電源投入を行い
詳細動作点検を開始いたしました。



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↑ ●チューナーアンプシャーシー動作点検結果
① MW(AM)   全真空管13球に通電異常はなく動作しております。
② FM/FM-ST 動作完全停止で電波ノイズもありません。
③ PHONO レコードプレーヤーが回転して音出しが可能ですが、左スピーカーから音が出ません。
④ 各ボリュームにガリノイズの発生があります。
⑤ ピアノ式セレクタースイッチの接触不良?
⑥ 電解コンデンサー/ペーパーコンデンサーの経年劣化
⑦ 整流ダイオードの経年劣化

  ●レコードプレーヤー動作点検結果
① 78/45/33/16回転不安定
② アイドラーの劣化
③ クリスタルカートリッジの状態は現在は不具合は出ておりませんが、耐用年数は過ぎております。
④ フォノモーターの回転音
⑤ フォノモーターの防振ゴム(一部交換済ですが詳細点検)
⑥ オートリターン機構 動作点検テスト(必須)
⑦ スタート/ストップスイッチのスパーク防止コンデンサーの経年劣化
⑧ 各部の注油(必須)


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↑ シャーシー表面の様子です。
お手入れがなされた様子で非常にきれいになっています。 過去に修理の痕跡があります。


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↑ シャーシー内部の様子です。

コンデンサー類の経年劣化は否めませんので交換を行います。


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↑ レコートプレーヤーの動作テストの様子です。


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↑ 33回転(LP)の場合ターンテーブル起動時にアイドラーのゴムの硬化によりスリップがあますります。
修復を行います。


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↑ ターンテーブル駆動メカとアームコントロールメカの修復を行います。
このアイドラーの好不調にかかってきます。


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↑ レコードの演奏が終わりアームが自動で戻すメカの重要な部分です。


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↑ スイッチ接点から発するスパークを減少して接点保護と雑音防止用のコンデンサーですが
接点火花の発生を抑えるコンデンサーはショートしてモーターが回ったままになる場合があります。
経年劣化で確率が高くなりますので、交換を行います。


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↑ PHONOモーターに注油を行います。


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↑ クリスタルカートリッジはロッシェル塩素材の圧電素子ですので経年劣化により性能が激しく
低下します.。 平均寿命が30年程度です。
交換にはセラミックカートリッジを使用いたします。





◆1965年代ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FM」の修復修理 VOL1

.25 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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昨年お預かりしておりました、1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理の記録です。

ビクターアンサンブル真空管ステレオ"オーディオラSTL-661シリーズ"はフルモデルチェンジがなくマイナーチェンジを
たびたび行いながら基本デザインは変わらず、3年間で販売累計30万台のベストセラーでしたが、結構なお値段でした
ので現在でも存在感抜群の真空管レトロオーディオで人気の機種です。



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↑ サイズ W 1145 H 520 D 390mm   (脚部別)


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↑ プレーヤーは、78/45/33/16回転 4スピード クリスタルカートリッジ リムドライブセミオートです。


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↑ 扉を閉めた状態ですが、開閉機構部に不具合がありますので後で修理を行います。


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↑ アンプ→プレーヤー→スピーカーリバーブユニット→FMSTアダプターへの接続ケーブルの長さに
余裕がなくアンプシャーシーを取り外して動作確認が非常にやりにくくなります。
各社の当時の機器に見られるように、「故障修理は真空管の交換と針の交換」以外は無視されておりました。


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↑ この機種のマイナーチェンジではスピーカーが大幅にグレーアップをされております。

先ず
●高性能大口径の楕円型ウーハー
●高性能コーン型スコーカー
●高性能コンデンサーツィーター
による3WAYスピーカーシステムの採用で飛躍的に音質が改良されています。


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↑ チューナーアンプシャーシーを取り外すために全ての接続フラグなどを取り外しました。


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↑ シャーシーとプレーヤーをキャビネットから取り外して下へ降ろしました。


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↑ このままでは電源を入れることもできません。


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↑ シャーシー内部の様子です。


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↑ プレーヤーをシャーシーに接続してアンプシャーシーの電源コードをコンセントに差し込んで、
プレーヤーに電源が供給されます。


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↑ FMSTアダプターです。

修復修理の準備ができました。

次工程に進みます。





◆SONYポータブル超小型カセットレコーダー「TCM-450」の修復修理

.23 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)


一世を風靡したカセットテープは現在ではあまり見かけなくなりました。

ご愛用者には大切な小型で録音再生が手軽に行こなえる高性能なSONYポータブルカセットレコーダー
「TCM-450」の修復修理の記録です。 2台の「TCM-450」を同時に修理致します。



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↑ 2台同時ですが、1台づつ分解修理を行います。
●2台共、症状はテープが走行しない為音が出ません。

長い間、超小型カセットレコーダは触っておりませんので、分解方法を失念してしまいました。
筐体の精度が高く殆どゆとりがない為、無理をすると壊してしまいますので、セーブしていましたが、
なんとか無事に分解できました。



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↑ マイクロビスをマイクロドライバーで外します。


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↑ ドライブベルトの劣化が原因でした。


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↑ 僅か直径3cmのゴムベルトを基板を持ち上げて交換を行いました。


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↑ この状態で基板を固定してから、電池ホルダーに単4電池を挿入して仮テストを行ってから組み立てを
行います。




もう一台の「TCM-450」の修復修理をおこないます。



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↑ 2台目は時間的には早く進みました。


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↑ ドライブベルトの交換でした。


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↑ 同じように基板を固定してから、電池ホルダーに単4電池を挿入して仮テストを行ってから組み立てを
行います。


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↑ 2台の「TCM-450」を同時に無事に修復修理が終わりテストの様子です。


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↑ 劣化で伸びたゴムベルトです。





◆1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11」の修復修理 VOL4(完成)

.22 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11」の修復修理の記録です。
最終工程でVictor 「DF-11」専用の4CHサーボプレーヤーを接続して最終テストを行いました。



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↑ PHONO回路をテストには専用のプレーヤーが必要になり、用意してあったプレーヤーを接続して
動作テストを行いました。

プレーヤーの電源プラグとカートリッジからの出力ケーブルとプラグが特殊形状でしかも長さが短くて
接近させないと接続できないため2枚の板をシャーシーの上に乗せて、プレーヤーを置きました。


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↑ 昔はアフターのことは全く考えていなかったのは、修理は殆どなく針交換程度ですから当然だと思います。


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↑ PHONO回路も好調に仕上がりました。  音量/音質/ノイズなど良好です。





◆1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11」の修復修理 VOL3

.21 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11」の修復修理の記録です。
VOL2工程で修復後にランダムにテスト中に、ノイズは確認されなくなりました。



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↑ シャーシー底面の様子です。

今回の修理で8個のトランジスタの交換によりノイズが収まりましたが、ノイズ発生予備群の多数の
トランジスタがあります。
しかし、セレクタースイッチやボリューム等から発生するノイズについてはある程度予防が可能です。


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↑ 音量調整/音質調整の4連ボリュームです。 接点復活剤を注入いたします。


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↑ ロータリースイッチやスライドスイッチの接点を保護するため接点復活剤を注入いたします。


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↑ 4CHジョグダイヤルの表示の「4」の数字のランプが消えていますが、最初は点灯していました。
しかし、修理の途中で消えているのに気が付きました。

点検の結果、麦球タイプのランプの寿命による断線でした。 残念ながら交換は不可能です。


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↑ 音量/音質等全ての動作は良好です。 エージングテストを続けます。
  




◆1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11」の修復修理 VOL2

.20 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11」の修復修理の記録です。

VOL1工程でトランジスタの経年劣化による不快なノイズの修復にとりかかりました。
VOL2工程では前工程で修復後にランダムにテスト中に、電源ON直後に1度だけ1秒程ノイズがありましたのが気になりましたので
今回は更に精度を高めてまいります。



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↑ 青◯印のトランジスタ2SA673を2SA733に交換を行いました。


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↑ 取り外した3箇所の怪しいトランジスタ2SA673です。


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↑ トランジスタ交換後の様子です。  結果は、今のところノーノイズを続行中です。


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↑ ダイヤルバックライト球の不点灯箇所を調べます。  2箇所の不点灯があります。


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↑ 交換をして点灯を確認いたしました。


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↑ 不良のヒューズ型パイロット球です。


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↑ 交換後の様子です。





◆1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11」の修復修理 VOL1

.19 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11」の修復修理の記録です。
昨年、北海道のお客様からアンプシャーシーのみをお預かりいたしておりました。 

状態はこの当時のトランジスタアンプには当然のように発生するトランジスタの経年劣化による不快なノイズです。
この「DF-11」には約50個程の大小のトランジスタが使用されています。



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↑ 実は、約半世紀前の当時のオーディオが如何に素晴らしい製品であったかを考えておりす。
日本の各メーカーは品質の良いステレオの開発にしのぎを削る時代でした。
技術者や製造に携わった人々の情熱が製品に注ぎ込まれておりました。


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↑ シャーシー基板の全体像です。

左から
●4CHマトリックス基板●AM/FMチューナー基板●PHONOヘッドアンプ基板●4CHパワーアンプ基板●電源基板


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↑ 4CHパワーアンプ基板のヒートシンク(放熱板)に8個のパワートランジスタが並んでいます。


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↑ ●PHONOヘッドアンプ基板●4CHパワーアンプ基板

詳細点検の結果、異常ノイズの根源はこの部分など数か所に潜んでいると目星をつけています。


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↑ シャーシー背面の様子です。


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↑ 先ず、最重要点のパワーアンプ基板から修理を行います。
基板内の4か所のヒューズが画像左側の2か所のヒューズホルダーの接触片が金属疲労で折れて
いて接触不良を起こしています。


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↑ 基板用ヒューズホルダー交換の必要はなくガラス管ヒューズに銅線をはんだ付けして直付けにいたしました。


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↑ ノイズは止まりました。


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↑ ●4CHパワーアンプ基板内のトランジスタの交換を始めました。

緑色◯  ガラス管ヒューズ    2個
黄色◯  2SC1815Y(互換)     4個
赤色◯  2SA733  (互換)     1個

交換後ノイズは消滅いたしましたが、しばらくエージングにより様子を観察いたします。
その他の黒色の5X5mmが増幅用トランジスタですが潜在的なノイズの発生源になります。


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↑ 不良のトランジスタ  2SC458 4個        2SA673 1個


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↑ 何回もランダムにテストを繰り返しまして、電源ON直後に1度1秒程ノイズがありましたが、

  その後はノーノイズが続きます。  まだまだ潜在的な要因があります。





◆1960年代後期Columbia真空管式電蓄「MODEL-3720」の修復修理

.17 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)


1960年代後期Columbia真空管式電蓄「MODEL-3720」の修復修理の記録です。

増幅と出力の二つの真空管を一本に封じ込めた東芝製「複合真空管50EH5」2球のプラスチック
製キャビネットで前面スピーカーの卓上電蓄です。 ターンテーブルが正常に回転いたしません。



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↑ フォノモーターは回転していますが、アイドラーの不調の様子です。


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↑ アイドラーのゴムの経年劣化は当然ですが、色々対策を行っても78回転はほぼ正常ですが33/45回転は
回転むらや低速など不具合が修復できません。


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↑ モータスピンドル→アイドラー→ターンテーブルと、トルクの伝導がうまくいっておりません。


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↑ モータスピンドル→アイドラー→ターンテーブルの3点のクリーニングと松やに塗布などを行いますが、
一時的には改善されたように見えますが、再度不具合が発生します。


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↑ 駆動メカを取り外して徹底的に原因を追究いたします。


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↑ 「フォノモーター」→「スピンドル」→「アイドラー」→「ターンテーブル軸受け」の一体メカを取り外して原因
を調べました。


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↑ 細部の点検の結果はフォノモーターのマウント防振ゴムの劣化でした。


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↑ 取り外した劣化不良の防振ゴムです。


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↑ 防振ゴムの見かけは悪くは見えませんが、弾力が失われて伸びた感じでフアフアした状態になって
います。
こんな状態ではモーターの中心位置に変化が出てスピンドルからアイドラーへの接触圧が変化します。


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↑ 防振ゴムの交換が終わりました。


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↑ アイドラーのスプリングの接触圧の調整を強めにしてもフォノモーターの位置ずれがなく安定いたしました。


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↑ アイドラーのゴムが経年劣化で固くなり、スリップが発生します。
アイドラースプリングがの接触圧は「強く」が要求されますが、強くなりすぎても不具合が発生いたします。


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↑ プレーヤーの修理で初めてリムドライブプレーヤーのターンテーブル内部の動作の様子の撮影に成功
いたしました。


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↑ 組み込みを行いました。


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↑ LPレコードのテストの様子です。  良好です。


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↑ EPレコードテストの様子です。 良好です。


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↑ 真空管アンプの様子です。

修理途中で音が出なくなりました。  抵抗器のはんだ付け不良でした。





◆1940年代COLUMBIA SPレコード蓄音器「No116」の修復修理

.13 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)

1940年代COLUMBIA SPレコード蓄音器「No116」の修復修理の記録です。
78回転のSPレコードが誕生して約100年になりますが、今でも愛用されています。

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↑ このCOLUMBIA SPレコード蓄音器「No116」は回転して音も出ますが、回転中に時々キュッキュッ
と異音が発生いたします。


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↑ 修理時の分解手順が大変です。


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↑ 分解方法のポイントは、「扉ストッパー」→「ゼンマイ巻上げハンドル」→「音管(アーム)」を取り
外してプレーヤーボードの固定ビス6本を外してやっと取りだせます。


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↑ 電気なしで音波を増幅させる2連のホーンです。


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↑ 要注油箇所です。


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↑ ゼンマイ巻き上げのハンドルのジョイントがあります。


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↑ 回転スタビライザー




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↑ 異音の発生源と判断の上処置を行いました。



その他の各部の点検整備を行います。

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↑ スタート/ストップの検知レバー


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↑ ブレーキ


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↑ ターンテーブル軸


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↑ 音管(アーム)の接続口


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↑ 音管(アーム)を接続口に固定いたしました。


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↑ ゼンマイ巻き上げハンドルを取り付けます。


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↑ テストを何回も繰り返しました。  良好です。


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↑ テスト中は一度も異音の発生はありません。


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↑ 底部の台座ゴムの交換を行います。 劣化して固く朽ち果てて取り付けビスの頭が露出
しています。


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↑ 古いゴムが固く陥没して取り外しができませので、何とか削り取り表面を平らにして新しいゴム脚
を取り付けました。


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↑ 完了いたしました。





◆1955年代ナショナルHiFi MAGIC SUPERラジオ「UF-770」の修復修理 VOL5(完成)

.10 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1955年代ナショナルHiFi MAGIC SUPERラジオ「UF-770」は昭和30年代初期の製品ですので60数年以上前の製品です。

最終工程は背面カバーの手作りをいたしまして取り付けを行います。
 


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↑ 普通はこの種のラジオの背面カバーは3mmのベニヤ板に真空管の放熱用の通気口を開けたものですが、
経年劣化で朽ちています。
今回はベニヤ板を使用せず、独自の方法で製作を行います。


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↑ 最初に木枠を作ります。

9mm×15mmの角材をキャビネットの内寸に合わせた木枠を作ります。


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↑ 丈夫な樹脂製のメッシュスクリーンを貼り付けます。


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↑ 背面カバーが完成いたしました。


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↑ ピッタリ合わせすぎてビス止めしなくても外れませんが、念のため最後に細いビスで固定いたします。


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↑ 完成です。


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↑ 音質/音量/感度/外観すべての修復が完了いたしました。


長い間使用のPCはTOSHIBA Dynabook Qosmio Windows Vista(Win7にアップグレード)
でしたが遂にWin10のTOSHIBA Dynabookに乗り換えました。全ての移行は予想通り簡単ではありませんでした。
従来使用していたフォトショップやイラストレーターが使用不可であっり、
そして、ADSLから光回線、プロバイダーの変更により各種の設定が必要でした。
何とか乗り切りましてこのブログもNEW PCから発信できました。




◆1955年代ナショナルHiFi MAGIC SUPERラジオ「UF-770」の修復修理 VOL4

.07 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1955年代ナショナルHiFi MAGIC SUPERラジオ「UF-770」は昭和30年代初期の製品ですので60数年以上前の製品です。
受信回路の改造が成功いたしまして、ダイヤル照明をLEDに改造いたしました。

VOL4工程はキャビネットの修復塗装と「マジックアイ(同調表示管)」の交換調整などを行います。



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↑ キャビネットの天板部分は相当激しく痛んでおります。


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↑ キャビネットの状態は酷い傷です。木肌の露出した部分の補修にかかり始めましたが、無理のようです。

結局、天板部分の前面塗装に変更いたしました。



サンドペーパーで天板全体の塗装面を削り取り、再塗装をすることにいたしました。
元はラッカーの吹き付け塗装のようですが、 今回はウレタンニスで再塗装を行います。

天板は6回重ね塗りで側面は2回塗りといたしました。



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↑ 6回重ね塗りは1回塗ると完全に乾いてから重ねて塗っていきます。


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↑ 今回はウレタンニス塗装を行いましたので透明感と艶がありまして木目の様子が表現されて
雰囲気が変わります。


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↑ 次はラジオの選局ダイヤル調整時の「マジックアイ(同調表示管)6E5」の交換調整などを行います。


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↑ 画像左が純正ナショナル6E5です。 現在、新品箱入りであることは滅多にありません。 右 不良の6E5


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↑ 6E5の交換を行いました。


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↑ 3ヶ所lのLEDタイヤル照明です。


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↑ ラジオの電波が正常に受信した状態です。 扇形の部分が閉じています。

ダイヤルがズレたり感度が弱い時は十分に閉じません。


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↑ ラジオの電波が正常に受信できない状態です。 扇形の部分が開いています。


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↑ グレーのヒダ状のパネルも汚れをクリーニングいたしました。


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↑ キャビネットがきれいになりますとツマミの汚れが気になります。 

画像右端は、洗剤では簡単に汚れが落ちませんので、テスト的に1個は時間をかけて表面を研磨するような感じで
一皮はぎ取る状態できれいになりました。
後の3個は強い洗剤に浸して面を研磨して汚れが無くなりました。





◆1955年代ナショナルHiFi MAGIC SUPERラジオ「UF-770」の修復修理 VOL3

.04 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1955年代ナショナルHiFi MAGIC SUPERラジオ「UF-770」は昭和30年代初期の製品ですので60数年以上前の製品です。

昨年の7月9日にお預かりいたしましたが、9月9日に修復修理を開始いたしました。
しかし、非常に特殊なラジオでしかもワイヤード式のリモートコントロールが欠品のため修復修理が頓挫してしまっておりました。

受信回路の改造が成功いたしまして、ダイヤル照明をLEDに改造いたしました。



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↑ 選局表示灯は必要ないため撤去いたしました。


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↑ ダイヤルスケールのバックライトを豆球からLEDに改造いたします。


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↑LEDに改造後の様子です。


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↑ 2ヶ所でしたが3ヶ所に増設いたしました。


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↑ 整流ダイオードと電解コンデンサーにより、 AC6.3VからDC8.4Vを生成いたしました。


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↑ 内部はスッキリいたしました。


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↑ 動作時の様子です、

次は選局表示のマジックアイの不具合を修復いたします、





1955年代ナショナルHiFi MAGIC SUPERラジオ「UF-770」の修復修理 VOL2

.01 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1955年代ナショナルHiFi MAGIC SUPERラジオ「UF-770」は昭和30年代初期の製品ですので60数年以上前の製品です。

昨年の7月9日にお預かりいたしましたが、9月9日に修復修理を開始いたしました。
しかし、非常に特殊なラジオでしかもワイヤード式のリモートコントロールが欠品のため修復修理が頓挫してしまっておりました。
3月になりましたので8ヶ月になろうとしています。
何とかしなければと今回再度挑戦いたしました。



2019年9月9日の◆1955年代ナショナルHiFi MAGIC SUPERラジオ「UF-770」 の修復修理 VOL1の内容を再度掲載いたします。
その後にVOL2が続きます。

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↑ サイズ   W540    H325    D210mm

頑丈な木製キャビネットで前面の一部が樹脂製です。


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↑ 内部シャーシーは経年劣化が酷く、初期テストを行いますが電源が入りません。 

電源が入らない原因は、特殊回路のため「リモートスイッチアダプター」が欠品しているため通電できない構造
が判明いたしました。


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↑ 配線の外被の劣化が限界に達しています。


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↑ 電源ヒューズホルダーも錆びて朽ち果てて通電不可能状態です。


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↑ パイロットランプ用配線は外被の変質硬化のため亀裂によりショートが懸念されます。


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↑ 「リモートスイッチアダプター」が欠品のため直結処理を行い強制的に電源投入を行いました。

しかし、真空管ヒーター回路とパイロット回路は通電しましたが、動作はいたしません。
B電源回路が動作していないようです。(リモートスイッチに関連あり)


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↑ スイッチ接点がかなり劣化しています。


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↑ 画像上部の2×5=10個の小さなコイル群はロータリースイッチ選局用の放送局5局の周波数を固定し
てスイッチで選局するもので、当時は画期的なものでした。

しかし、現在ではこれが仇になっています。 
元通りになったとしても現地で各放送局の周波数に合わせて調整が必要になりります。


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↑ 基本のバリコンによる選局に改良する方法が無難かと考えますと、全体的な改造が必要になります。


ここまでが
2019年9月9日の◆1955年代ナショナルHiFi MAGIC SUPERラジオ「UF-770」修復修理 VOL1の内容になります。











続きまして
本日2020年3月1日の◆1955年代ナショナルHiFi MAGIC SUPERラジオ「UF-770」の修復修理 VOL2になります。



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↑ 「ワイヤードリモートコントロールスイッチアダプター」が欠品のため、

このラジオを甦らす手段は選局回路を標準スーパーヘテロダイン回路に戻すことが正当な手段と考えました。


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.
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↑ リモート選局回路を切り離して標準回路に配線を変更いたします。


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↑ この複雑怪奇なリモート選局回路を切り離してシンプルで確実な標準回路に配線を変更いたしました。


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↑ スッキリいたしました。

動作は確実です。 ラジオでワイヤードリモコンは必要でしょうか? かえっで長いコードが邪魔になるのでは・・・


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↑ ダイヤルスケールのバックボードの清掃を行っておきます。


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↑ 最後にキャビネットの再塗装を行う予定です。

まだ修復修理は続きます。




◆1960年代コロムビア真空管ラジオ付小型卓上電蓄「#333」の修復修理

.29 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)


1960年代コロムビア真空管ラジオ付小型卓上電蓄「#333」の修復修理の記録です。



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↑ サイズ  W 605 H195 D205mm と小型で木製キュビネットでステレオタイプです。

10cmのパーマネントダイナミックスピーカーで出力1W×2程度ですが十分です。
トランスレス方式で12BE6/12BA6/検波ダイオード/12AX7A/30A5/30A5/整流ダイオードと非常に考えた構成に
なっています。


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↑ 現状はラジオは何とか受信できますが、レトロ特有の不安定状態です。

レコードフレーやーはフォノモーターに通電異常でターンテーブルが回転いたしません。


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↑ 背面の様子ですが、過去に何度も修理の形跡があります。


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↑ 当時の修理と云えば真空管の交換か針の交換程度でしたので、シャーシーやプレーヤーを取りはずして
分解修理なんて全くなかったため、サービス性については殆ど考慮されていませんでした。


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↑ 接続線が繋がったままでシャーシーとプレーヤーの点検を始めます。


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↑ フォノモーターの回転不良はフォノモーター回転/停止スイッチの接点が接触不良でした。
♯800サンドペーパーで接点を磨いて回転を取り戻しましたが、
モーターの回転がスロー回転でスピードが上がりません。


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↑ 注油を行いますが、浸透いたしません。
潤滑剤を注入して固着した油分を溶解して、やっと回転を取り戻しました。


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↑ 直径13.cmの小型ターンテーブルに30cmLPレコードを乗せて回転させると途中で停止します。
トルク不足のスリップです。


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↑ 原因はレトロな「アイドラー駆動方式」のプレーヤーでは避けて通れない問題です。
原則的な「モータースピンドル」→「アイドラー」→「ターンテーブル」は一体的に駆動しなければ安定回転は維持
出来ません。いずれかに欠陥があっても成立いたしません。


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↑ 3者すべての接触面のスリップ要因の修復修正を行い、最後にアイドラーのスプリングをやや強めにして
一時的に安定いたしました。

しかし、33回転の場合は最もスピンドルの直径が細くモーターが小形でトルクが弱いため途中で停止してしまいます。
難しいところです。

ターンテーブルが小径のため接触面が小さく、摩擦力も弱いため微妙です。
要因はアイドラーのゴムの経年劣化で弾力が失われております。
そしてフォノモーターのトルクも弱く、思い切った対策も無理が効きません。

結局、「松やに効果」に頼るしかありません。
今回はプレーヤーが小徑ため大袈裟に多用すると失敗します。
極少量を指先にこすり付けたものをダーンテーブルのリムの内側に「強くこすり付けます」これだけで、回転テストを
続けるだけで、馴染んでいきスリップが改善されます。


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↑  テストは33/45回転とも正常に回転しております。


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↑ 次はクリスタルカートリッジの問題ですが、やはり経年劣化が進んでおります。
  一応音は出ておりますが20%程で音質も悪く限界です。

 クリスタルカートリッジは、針先から伝わる音の振動を電気信号に変換する素子の素材が「ロッシェル塩」
 の結晶 による圧電効果で微弱な電気信号が発生しています。
 素材は「塩」ですから経年劣化で溶けて変化する性質があります。 製造後30年位からその現象が始まります。


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↑ 左 劣化不良のクリスタルカートリッジ      右 新品のセラミックカートリッジ


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↑  セラミックカートリッジに交換いたしました。


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↑ 回転ストロボスコープと蛍光灯の光のフリッカーに反応して回転数が速いか遅いかテストを行っておきます。


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↑ エージングテスト中の様子です。


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↑ アンテナ線がシャーシーから2cm出たところで切断されていました。
このセットはバーアンテナはありませんので、アンテナ線がないとラジオの受信が感度不足になりますので新しく
取付をしておきます。


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↑ ラジオ受信中の様子です。





◆1960年後期COLUMBIA真空管式小型卓上電蓄「MODEL3730」の修復修理 VOL2

.28 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)


1960年後期COLUMBIA真空管式小型卓上電蓄「MODEL3730」の修復修理の記録です。

VOL1工程の結果、エージングテスト中に右側スピーカーからの出力がかなり弱く感じましたので、
各部の点検を行いました。
アンプ系統には問題はなく、カートリッジの出力低下と判定いたしました。



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↑ 右スピ―カーの音が左の30%程度で、やや歪んでいます。 やがて左も同じになります。


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↑ このクリスタルカートリッジはステレオタイプでR/Lの2系統になっています。
劣化により片方の発電能力が落ちています。 寿命期限を過ぎています。


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↑ クリスタルカートリッジは、針先から伝わる振動を電気信号に変換する素子が
  素材が「ロッシェル塩」の結晶による圧電効果で発生しています。
  素材は「塩」ですから経年劣化で溶ける性質があります。
  製造後30年位からその現象が始まります。


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↑ カートリッジの交換を行います。


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↑ 左が取り外したクリスタルカートリッジです。       右が交換用新品のセラミックカートリッジです。


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↑ セラミックカートリッジに交換を行いました。


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↑ きれいに音が出ています。





◆1960年後期TOSHIBA真空管式ステレオポータブル電蓄「GP-23S」の修復修理

.27 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)


1960年後期TOSHIBA真空管式ステレオポータブル電蓄「GP-23S」の修復修理の記録です。
電源が入りますが、ターンテーブルが回転いたしません。 アンプ回路にも不具合があります。



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↑ 見かけ以上に不具合が秘められています。 

そして、何とか直そうとしたが、途中で放棄した形跡があります。


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↑ ターンテーブルの回転不良はアイドラーのゴムが劣化で固化して回転伝動がうまくいかずスリップが激しく
アイドラースプリングの強弱の調整だけでは正常にはなりません。
そこで、秘伝の「松やに」を使用いたしまして、何とか回転するようになりました。

ところが、使用せずに放置しておくと、様子が変化してしまいまして、再発してしまいます。
これはまずい・・・・・何とかスリップを食い止めて正常回転を維持したいので構造を再点検の結果、
アイドラーがスピンドルとターンテーブルリムの両方に均一に接触する位置を探して固定位置を大
幅に変更いたしました。

これが決め手になり回転ムラが無くなり正常回転をキープいたしました。


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↑ クリスタルカートリッジは何とか使えそうですがレコード針が音量調整ツマミに引っかかってカンチレバーが
曲がる欠点がありましたので、修正を行いました。


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↑ 左ボリュームの劣化が酷く交換を行います。


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↑ 1MΩ Aカーブボリュームでシャフトの種類と長さが合致するものはありません。
在庫の1MΩ AカーブS付ボリュームを代用いたしました。 取り付けには極限わざを取り入れました。


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↑ 外部からは全く見えませんので、何も感じませんが、ガリは全くありません。


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↑ こんな裏技が使えるのが楽しいところです。


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↑ エージングテスト中の様子です。





◆1960年後期COLUMBIA真空管式小型卓上電蓄「MODEL3730」の修復修理 VOL1

.27 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)


1960年後期COLUMBIA真空管式小型卓上電蓄「MODEL3730」の修復修理の記録です。
電源が入りますが、ターンテーブルが回転いたしません。 カートリッジからのクリック音は出ています。



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↑ 内部を確認するため分解を行います。


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↑ プラスチックのカバーは、はめ込み式で更にネジ止めになっていますので、簡単には外れませんでした。

外観はきれいですが、ご覧のとおりです。


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↑ 内部の様子です。


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↑ フォノモーターに電圧が掛っていません。


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↑ 真空管には通電しています。


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↑ 原因はフォノモーターのスタート・ストップのスイッチの故障でした。


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↑ フォノモーターのスタート・ストップスイッチはビッツアップアームと連携していますが、「??」のスイッチ接点の
接触不良により電圧がかかりません。接点がスパークで表面が黒くなっています。
#800のサンドペーパーで接点を磨いて接触不良を改善いたしました。


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↑ フォノモーターが回転してスピンドルとアイドラーの調整を行いました。


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↑ カートリッジ゛の点検後のテストの様子です。

78/45/33回転は正常です。


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↑ R/Lのボリュームのガリを接点復活剤の注入で修復しておきます。


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↑ エージングテスト中の様子です。





◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL5(完成)

.25 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理は完成いたしました。



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↑ この佇まいは、多分約半世紀前とあまり変わらないのではと思います。

この控えめな.輝きはワックス系の何物も使用していません。
マイクロファイバークロスタオルで数回の水拭き行い、すぐに乾いたマイクロファイバークロスタオルで水分が
なくなるまで力を入れて磨きます。 この作業繰り返していきますと上品な艶が蘇ります。

肝心の音ですが、先ずお聴きくださいとしか云いようがありません。 

文句のつけようのない音です。
25cmウーハーの4WAYスピーカーシステムは福音電機時代からのスピーカー専門メーカーのスピーカーを知り尽くした
緻密なアッテネーターを採用したクロスオーバーの組み合わせにより音の乱れがありません。


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↑ やはり、バックライトのLED化にしてよかったと思います。 断然バフォーマンスがアップいたしました。


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↑ このままエージングを続けます。

フル装備でフロント・リア合計12基のSPユニットが一斉鳴動すればミニコンサートホールになります。


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◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL4

.24 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理は仕上げ工程に入ります。



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↑ FD-5の4CHアンプのトラブルで最も難しいのはこのプリアンプ基板内の使用トランジスタの劣化による
内部ノイズの発生です。 潜在的な不調は通電後かなりの時間経過でやっと発生する場合もあります。
しかし、「時々ノイズが出る」のが困りものです。

幸いにこのセットではまだ一度もノイズの発生はありません。
トランジスタ2SC1312が多用されていますが、異常なさそうです。




ガリノイズ撲滅のため接点復活剤を注入すり合わせにより再発予防を行います。



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↑ 4CHのフロントR/L・リアR/Lのバランス調整ボリュームです。  


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↑ 各種セレクタースイッチ用ロータリースイッチです。


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↑ BASS TRERLE VOLUME R/L4連ボリュームです。


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↑ 画像の上部に高性能4CHパワーアンプ集積回路(IC)2基に異常はありません。 

  画像手前の白・緑・黄のシールドワイヤーが接続されている4個のプッシュスイッチも良好です。


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↑ 修復後のシャーシー裏面の全体像です。


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↑ シャーシー底面のシールド鉄板を取り付けました。


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↑ レコードプレーヤー仕上げを行います。


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↑ レコードプレーヤー上面のクリーニングは最後に行います。


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↑ 最終工程でシャーシーとレコードプレーヤーをセンターキャビネットに組み込みを行います。





◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL3

.22 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理の記録です。VOL3工程ではアンプシャーシーの修復修理を行います。



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↑ シャーシーを取り出して全体的に点検を行い修復を進めて行きます。


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↑ 実は今回、興味がありましたのは、操作パネルダイヤル面のバックライトの問題です。
今年に入って3機種のバックライトをLEDに変更いたしました。 

SANYO 「DC-8600」 SANSUI 「SAX-200」  VICTOR 「DF-11」 でした。
今回のPIONEER 「FD-5」も修復修理の時いつもガラス管ヒューズ型ランプの寿命が気になっておりました。
PIONEERは8V球のため入手が難しくなっておりました。
4CHステレオは標示の種類が多く配線が煩雑になっています。
そして直流電源等問題点をクリアしなければLED化が進みません。

操作パネルは「ステレオの顔」に当たります。 
スッキリしたLED照明により雰囲気が一変いたします。 寿命も延びます。




PIONEER DF-5のパイロット回路電圧はAC7.5Vです。 LEDランプの電圧はDC12Vです。
AC7.5Vを LED電源のDC12Vに生成するために点灯テストを行っておきます。

以下、テストの様子です。



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↑ AC8Vのヒューズ型ランプ6個を取り付けてある細長いプリント基板を取り外します。


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↑ ヒューズ型ランプを取り外してLEDランプを取り付けました。 

 LEDランプの光は一方向です。 ブラスとマイナスの極性もあります。

● 試験点灯中に最近使用している極性のあるLEDランプがAC7.5Vで少し暗いですが点灯しました。


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↑ 整流ダイオードと電解コンデンサーをクリップコードでつなぎ、カットアンドトライで、
DC9.4Vが輝度と寿命の点で最適と判断いたしました。 

電解コンデンサーの容量を1000μFまで大きすればDC 11.5Vまでアップできます。


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↑ パーツの発熱や電圧の変動が無く安定いたしました。 これで予備テストが終わりました。




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↑ パイロット用DC電源回路を基板横に取り付けました。


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↑ 4CH回路のセレクタースイッチからの標示は「むぎ球」タイプのランプのためAC7.5Vを供給いたします。
基板から切り離して別途配線いたしました。


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↑ ご覧のようにスッキリいたしました。

画像より実物の方がすっきり感が良くなります。


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↑ エージング中の様子です。




ここでアクシデント発生、ダイヤルロープの断線です。
滅多に起きない筈なのに・・・・・原因はバックライト基板の脱着中に劣化しているナイロンロープを更にダメージを
与えたようです。



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↑ PIONEER FD-5のダイヤルロープの架け替えは初めてですが、難易度は最高でした。
しかし、一度経験すればそうでもないと感じました。

原因はバリコン軸が微動式のダブルアクションで軸を回すとバリコンのローターが逆方向に回ります。
最初は頭がおかしくなりそうでした。




次は「ガリ関連撲滅」に取り掛かります。

因縁の「FD-5」の内部ノイズは不思議なくらい発生しておりません。
また、完成間際に発生・・・なんて・・・勘弁して欲しい気持ちです。 



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↑ セレクタースイッチ群です。


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↑ 4連ボリューム群です。


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↑ 画像の上部に高性能4CHパワーアンプ集積回路(IC)2基があります。 これが「FD-5」の生命線です。

  画像手前の白・緑・黄のシールドワイヤーが接続されている4個のプッシュスイッチ群は要注意です。
 

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↑ シャーシー裏面内部の全体像です。

テストの結果、音質・音量は流石元祖「スピーカーメーカーの音」が感じ取れます。





◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL2

.21 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理の記録です。
VOL2工程ではレコードプレーヤーの修復修理を行います。



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↑ このPIONEER DF-5のフルオートプレーヤーはレコード盤を乗せて、「START」ボタンを押すだけで、
ターンテーブルが回転して全て自動で行われますが、今回はターンテーブルが回転しますが、そのままで次の
動作をいたしません。10回に1回は偶然にフルオートで動作しました。


手動でアームを所定の位置へ持っていき下ろす動作を行いますと、最後まで進み
そして、アームは自動でリターンいたします。

「REPEAT」と「STOP」は動作していますが、時々おかしくなります。


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VOL1工程でドライブベルトの経年劣化でターンテーブルのリムとスピンドルに固着した劣化ゴムを削り
落として清掃を行い新しいベルトを装着して一応、回転・音出しを行いました。
しかし、フルオート機構が故障しており、手動のみの状態でした。
過去にもこのシリーズのオートメカには手こずりましたが、その経験から学び取る技術的ノウハウが役立っています。



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↑ プレーヤーボードの裏面の様子です。


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↑ フルオートメカの中心部です。


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↑ フォノモーターの防振ゴムは正常です。


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↑ 赤白のリード線で配線されている操作カム部の2個のマイクロスイッチです。

今回の原因に当たりますので交換を行います。


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.↑ 動作の怪しいマイクロスイッチ2個の交換を行います。


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↑ 新しいマイクロスイッチに交換いたしました。


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↑ 続いて操作部の3つのボタンに連動している2個のマイクロスイッチの交換も行います。


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↑ 操作部の3つのボタンに連動している2個のマイクロスイッチの交換を行いました。


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↑ 上段が接点が劣化して動作の怪しいマイクロスイッチです。

  下段が交換に使用した新しいマイクロスイッチです。 形状が異なりますが、スイッチとしての機能は同じです。


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↑ フルオートプレーヤー修復完了後の全体像です。


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↑ アームの初動位置と終端の位置調整をいたしました。


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↑ 絶好調です。  カートリッジとダイヤモンド針も大丈夫です。





◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL1

.20 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお預かりいたしておりました、1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理の記録です。



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↑ 保存状態が良く外観はきれいで目立つ傷等がありません。


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↑ リアSPも別途あります。


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↑ 通電いたしまして、一応すべての動作を確認いたしました。


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↑ R/LのSPとも音出しOKですが、
各ボリューム群とセレクタースイッチ関連に経年劣化のガリは存在いたします。


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レコードプレーヤーの動作を確認いたします。




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↑ ターンテーブルはビクとも動きません。 センターシャフトがロックしています。


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↑ ターンテーブルを取り外しますと、ドライブベルトが経年劣化で固形化してターンテーブルリム固着していました。


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↑ リムに傷を付けないように丁寧に削り取りました。


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↑ 削り取った粉末状になったゴムベルトです。


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↑ センターシャフトの軸受のロックです。


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↑ 軸受に潤滑剤を注入してしばらく時間をおいて処置を行います。


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↑ スピンドルに固着した劣化ゴムを取り除きます。


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↑ センターシャフトのロックは改善いたしました。


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↑ 新しいドライブベルトを装着して手動操作でで回.転して見ました。


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↑ オートメカに不具合があります。 次工程で修復を行います。





◆1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11DX」の修復修理 VOL6

.19 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11DX」のチューナーアンプシャーシーの各部の詳細点検修理はシャーシーとプレーヤーをキャビネットに組み込みを行います。



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↑ シャーシーとプレーヤーをキャビネットに組み込みを完了してテスト中の様子です。

組み込み後に浮上してくる新たな問題点が出てくることがありますので、注意深く見ていきます。


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↑ プレーヤーは入念にクリーニングを行いました。


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↑ 最初は針先が欠けていましたので、テスト用の交換針を使用しておりました。


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↑ 新しい交換針と交換を行います。 日本製 レコード針メーカー JICO製 VICTOR DT-33H


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↑ ダイヤモンド針交換を完了いたしました。





◆1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11DX」の修復修理 VOL5

.17 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11DX」のチューナーアンプシャーシーの各部の詳細点検修理はVOL5工程で簡易FMアンテナの取り付けその他を行います。



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↑ 定番になりました簡易FMアンテナはアンサンブルステレオの場合は殆どセットされておりますが、
セパレートステレオの場合はセットされていない場合があります。


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↑ 簡単な構造の手作りですが、原型はVHF電波を効率よく受信できるようにダイポールアンテナの基本形に
なっています。


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↑ 電源コードは100Vのコンセントから使用いたしますので約50年の劣化でACキャップは腐蝕で接触不良に
なり、ビニールコードは堅くなり危険になっています。
殆どコンセントに差したままになりますので 心配です。 なるべく交換するようにいたしております。


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↑ 「STEREO」の赤い表示はFM放送がステレオ電波の時に正しく受信している場合に点灯いたします。


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↑ このレベルインジケーターはAM/FMの受信電波の強弱を表示いたします。


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↑ エージングテスト中の様子です。





◆1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11DX」の修復修理 VOL4

.16 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11DX」のチューナーアンプシャーシーの各部の詳細点検修理とダイヤル面のバックライトのLED化を行います。



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↑ 初期点検時のVOL1工程で気になっておりました、ダイヤル面のバックライトのLED化にはいくつかのハードル
が判明いたしました。
それは ●放送電波の周波数表示面  ガラス管ヒューズ型ランプ    4個   AC11V
     ●放送電波のレベルメーター  ガラス管ヒューズ型ランプ    1個   AC11V

     ●その他ダイヤル指針・4CH表示等リード線付のむぎ球ランプ 11個  AC5.5V
      この部分は変更いたしません。


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↑  ●放送電波の周波数表示面  ガラス管ヒューズ型ランプ    4個   AC11V 取り外しました。
   ●放送電波のレベルメーター  ガラス管ヒューズ型ランプ    1個   AC11V 取り外しました。


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↑ 使用するDC12V LEDランプです。 


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↑ 5個のLEDランプを装着いたしました。


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↑ バックライト電源回路の改造を行います。

経年劣化で折損していたヒューズホルダーを交換いたしました。


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↑ 先ず、LEDランプに供給するDC12Vの電源回路を構築いたします。

整流ダイオード・電解コンデンサー・抵抗を使用してAC11VからDC11.5Vを生成いたしました。

しかし、このままでは輝度が明るすぎて、また寿命も延長させるため抵抗値をカットアンドトライでDC9Vに変更
いたしました。


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↑ バックライトの5個のLEDランプの配線の改造を行い正常点灯が出来ました。


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↑ エージング中の様子です。


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↑ 電源トランスの電源はAC0V→5.5V→11Vと中間タップが設けられていますので、
配線が一部共通しておりますので更に注意がでした。


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↑ バックライトのLED化は今回で3度目ですが、主にセパレートステレオに採用されております。
12Vや8Vのガラス管ヒューズ型フィラメントランプは入手が難しくんなっております。
機会がありまして前回2機種の改造を行いました。

今回の機種はバックライトとその他の標示ランプが混在しており配線が非常に複雑になっております。
当初は現在は全灯点灯していますので、交換の必要はないかと、考えた時もありましたが、
画像のようにフィラメントが「くの字」に垂れているのは寿命が来ている証拠になり、葛藤がありました。

しかし、明るく鮮明なダイヤル面を見て安堵しております。





◆1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11DX」の修復修理 VOL3

.14 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代Victor 4CHセパレートステレオ「DF-11DX」の修復修理はレコードプレーヤーの詳細点検を行います。



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↑ 初期点検時に溶解したベルトを削り取り新しいベルトを装着して回転テストをいたしました時に回転が
やや遅く感じました。
この機種は当時の最先端のDCサーボモーターを使用しておりますので調整は可能ですので行ってみます。

その他のオート機構等全体の修復を行います。


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↑ モーターの回転をベルトでターンテーブルに伝える大事なところです。
↓ アームをコントロールする大きなギヤ―です。 全て完全な動作が必要です。

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↑ DCサーボモーターの制御回路基板がこのプレーヤーの生命線です。

 DCサーボモーターはHzの影響を受けません。 ヘルツフリーです。


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↑ スタート/ストップなどのマイクロスイッチです。


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↑ 33回転と45回転の速度微調整用のボリュームです。


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↑ 回転テストを行っていますが、33/45回転共回転がかなり遅いようです。

速度調整ボリュームで最端でも正常になりません。


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↑ 回転ストロボスコープシートを乗せて蛍光灯の光の下で調整を行います。


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↑ 制御基板の半固定ボリュームで調整を行います。

経年劣化のガリΩの影響でスムーズに調整が出来ませんので、接点復活剤を注入いたします。


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↑ 入念に調整の結果正常回転を取り戻しました。





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