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◆1960年代ビクターHiFiオーディオラ真空管ステレオ「BR-195」(STL-195)の修復修理 VOL-4

.30 2014 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
1960年代ビクターHiFiオーディオラ真空管ステレオ「BR-195」(STL-195)の修復修理も
いよいよ終盤を迎えまして、キャビネットに組み込みをおこないました。


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↑ 完成画像です。


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↑ 垂直シャーシーをマウントします。


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↑ 配線同士の干渉が無いように、配置をして固定します。


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↑ 取り付けが完了しました。


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↑ 細部に亘り入念な清掃と小傷の修復をおこないます。


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↑ 後部から見たところです。


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↑ 天面から見たところです。ほとんどの小傷を修復しました。 きれいになりました。


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↑ 完成です。

   コンパクトですが、存在感のあるレトロステレオです。




◆1960年代ビクターHiFiオーディオラ真空管ステレオ「BR-195」(STL-195)の修復修理 VOL-3

.28 2014 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
レコードプレーヤーは元々関西地区の電源周波数60Hzに回転数が合っています。
しかし、このレトロステレオ電蓄は関東地区でご使用の予定になっています。
このままでは、回転が極端に遅くなります。

一応回転数を早くするテスト的な対策は済みましたが、決定打にはなっていません。

しかし、回転数を早くするのは至難の業なのです。
インダクションモーターのアナログプレーヤーの泣き所です。

日本の電源周波数は簡単に言いますと、西が60Hz(ヘルツ) 東が50Hzになっています。
現在の電化製品は周波数に関係なく使えます。


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↑ 修復修理前の画像です。


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↑ 修復修理前の画像です。


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↑ 本体シャーシーは完成して毎日エージングテストをおこなっております。


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↑ これは、50Hz用プーリーを作り替えれば良いのですが、
旋盤加工の専門技術と設備が必要です。
外注も出来ますが、費用面、日数など・・・簡単ではありません。
また、この場合は60Hzに戻すには再度プーリーを交換しなければなりません。

私は常に50Hz/60Hz共用のヘルツフリーを目指しております。
以下の方法が最善ではないかと思います。





私はこのレトロオーディオのインダクションモーターのアナログプレーヤーの
ヘルツ問題」をなるべく低費用で解決する方法を色々考えておりましたが、
今回採用したこの方法は比較的にローコストでしかも動作は安定することが
実証できました。







使用機器は「インバーター電源」と「スイッチング電源」が必要です。

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↑ 左 インバーター電源                   右 スイッチング電源

入力 DC12V                          入力 AC100V
出力 AC100V(正弦波) 50Hz/60Hz切替必須       出力 DC12V 
       

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↑ 接続配線はチューナーアンプ部は通常の電源から通電します。
インバーター電源は猛烈なノイズのためラジオ受信はノイズのため使用できません。

レコードプレーヤー電源のみインバーター電源から通電します。
その為配線を改造します。


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↑ コンセントの通常の電源の正弦波波形です。


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↑ インバーター電源100Vの正弦波の波形ですが、ノイズで形が壊れています。
しかし、矩形波ではなく確かに正弦波です。


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↑ 78回転SPレコードの再生です。問題なく正確に回っています。


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↑ 33回転のLPレコードです。 全く問題なく快調です。


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↑ 45回転EPレコードです。 大丈夫です。

合計連続1時間のテストでインバーターもスイッチング電源も大した発熱はありません。


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↑ ;レコードプレーヤー専用の電源スイッチとパイロットランプを取り付けの孔を開けました。


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↑ 超小型のスナップスイッチと、赤色のパイロットランプを取り付けました。


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↑ レコードプレーヤー裏側の配線をおこないました。


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↑ パイロットランプとスイッチはプレーヤー電源が別のため、取り付けいたしました。
ラジオ受信時はインバーター電源をオフにする必要があります。


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↑ 次にキャビネットの脚が欠品のため、色々探しましたが適当なものが見つからず、
最終的に家具調こたつの脚を流用いたしました。

キャビネットのクリーニングとキズの補修をおこないます。


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↑ 少々乱暴に扱っても緩んだり、折れたりしません。


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↑ 底板のパーティクルボードに補強板を取り付けました。


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↑ 少し大きすぎるように思いますが、安定感が良く、見ている内に徐々に馴染んできました。

コンパクトなステレオですがドッシリと風格が出てきました。

最終段階はキャビネットに全ての組み込みをおこないます。

ヘルツ問題で苦慮していましたが、いよいよ完成間近です。

◎ この方法ですとヘルツを気にせずに日本全国どの地域でもこのままで
  アナログプレーヤーが正しい回転で全ての種類のレコードが楽しめます。
  この方法の成功のポイントは・・・・・二つあります。 お解りでしょうか?






◆1990年SONYシステムコンポ「LBT-V610」の修復修理 VOL-4

.22 2014 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
1990年SONYシステムコンポ「LBT-V610」の修復修理の最初の診断から、
ご依頼を頂きましたお客様からジャンク状態の「WカセットデッキとCDデッキは
使用しないことを前提にお見積もりの為の仮修理いたしまた。

しかし、リモコンが欠品のため各部の設定、調整が出来ませんでした、
同機種のリモコンは入手不可能ですが、代替え品が用意出来ました。


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↑ 入手できましたのは、SONY システムコンポ LBT-V750用リモコンです。
同年代のSONY システムコンポ LBT-Vシリーズですから共用部分が多いですが
使用しないボタンもあります。


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↑  ①リモコンで電源オン/オフ
   ②時計時刻設定をおこないます。
   ③ループアンテナを立ててラジオAM/FMの選局メモリー設定をおこないます。
   ④その他、グライコの標示、などリモコンで各種の切り替えを確認します。


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↑ 全ての操作に問題はありません。

このままエージングテストをおこないます。






◆1960年代後半シャープパーソナル真空管ラジオ「UM-160」の修理

.20 2014 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
1960年代後半シャープパーソナル真空管ラジオ「UM-160」は樹脂製のコンパクトな
キャビネットに組み込まれたMT管使用、同調標示マジックアイ使用の6球スーパー
です。
電源は入りますが、非常に不安定な動作です。


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↑ MW/SWの2バンドフォノ端子付きのオシャレなパーソナルラジオです。


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↑ 最も根本的な不具合の元凶はセレクタースイッチです。


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↑ PHONO/MW/SW と3段階のロータリースイッチの強烈な接触不良です。
接点クリーナー、接点復活剤の噴射後摺り合わせをおこないます。
音量ボリュームも同様におこないます。


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↑ シャーシーを組み込みテストをおこないます。


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↑ テスト中にガッと瞬時ノイズが極く時々出ます。
真空管の内部電極の接触不良と真空管の脚とソケットの接触不良が共存しています。

(下 TRIO FMチューナー FM-106)


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↑ 長時間テストしていると、何となく濁ったような音になってきます。
原因はいろいろあります。

(下 TRIO FMチューナー FM-106)

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↑ いろいろ対策しても解決しません。

最後に電源ヒューズを外して驚きです。接触部分が腐蝕していました。
こんなに酷いのは珍しいです。


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↑ 交換してテストしますと、何事も起きず正常に鳴っております。


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↑ TRIOのFMチューナー「FM-106」 をPHONO端子に接続します。

簡単な筈が結構手こずりました。 
 
    感想  人それぞれ・・・オーディオもそれぞれ 



◇昭和20年頃の私の自作「ヒーターレス電気蒸しパン器」の復刻版の改造

.19 2014 レトロかでん comment(0) trackback(0)
昭和20年代の戦後の食糧難の時代に考え出されたものですが、
家電製品とは名ばかりの質素な手作りの器具でした。

メリケン粉とふくらし粉(重曹)と少々の砂糖を練ってこの中に流し込んで、
電気を入れて待っていると、ふっくらした蒸しパン風のパンが出来ました。
家族で喜んで食べた味は今でもはつきり覚えています。

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↑ これは私が当時の記憶を頼りに10年前に自作したものです。
その後当店のWEBサイト上の「ヨネデンでんき実験室」に掲載の「ヒーターレス電気蒸しパン器」
の製作ページが ウィキペディア日本語版上の「電気パン」の項目上に掲載されました。

ウィキペディア日本語版上の「電気パン」の項目の「外部リンク」からご覧いただけます。
ヨネデンでんきドクターサイトの「ヨネデンでんき実験室」に掲載の
「ヒーターレス電気蒸しパン器」の詳細ページからもご覧いただけます。



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↑ 最初の製作時は蓋をすると電源が入る構造になっていましたが、
中が見えない不便とパンが膨らむと蓋が持ち上げられて電源が切れる事がありました。

それを改めるため、蓋なしでも電源が入る構造に改造いたしました。

以下がその模様です。
分解組み立て手順も掲載いたします。


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◆1990年SONYシステムコンポ「LBT-V610」の修復修理 VOL-3

.16 2014 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
1990年SONYシステムコンポ「LBT-V610」の修復修理の最初の診断結果で、

ご依頼を頂きましたお客様からジャンク状態の「WカセットデッキとCDデッキは
使用しないため修理を断念します。チューナーとレコードプレーヤーを主体で
修復修理をして欲しい。」 とのご連絡を頂きました。

チューナー ST-V610 を修理いたします。

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↑ WカセットデッキとCDデッキはこのままご返却といたします。


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↑ 最初の点検ではチューナーは動作をしていますが、「電源スタンバイスイッチ」の押しボタンが
欠損して前面パネルにポッカリ孔が開き奥の基板上のスイッチが見えています。

先ず、これを処理するのは、一見、簡単そうにも見えますが、部品入手が絶望的な現在では、
「工夫」しかありません。
このまま使用することは可能ですが、体裁が悪くてイメージダウンになります。


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↑ 修理には多数の小型スイッチが基板上に配置した前面パネルを取り外して分解します。


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↑ 前面パネルを外すのは簡単ですが、パネルの裏側にはプリント基板が装着されています。
プリント基板は量産工程ではめ込みになっていますが、外すのは至難の業です。
僅か1本のビスで基板を固定してありますが、十数本のツメで止まっています。
このツメを一度に何本かを同時に外しながら基板を端から徐々に外していきます。


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↑ 外れました。 横長のプリント基板に30個の超小型の押しボタンスイッチがハンダ付け
されています。
リモコン受光部やデジタル表示窓もセットされています。非常に大切な基板です。


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↑ 右の裏側です。


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↑ 左の裏側です。 電源スタンバイスイッチの大きな孔が開いています。
いろんな方法を模索して、最終的に次の方法が最良と判断いたしました。


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↑ 体裁を優先して、違和感のないマッチするもので孔を塞ぎます。

丁度ジャンクになったカセットデッキのカセット蓋から一部分を切り取り移植いたしました。


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↑ 裏側から接着しました、 ピッタリです。

さて、ここまでは良かったのですが・・・・・

もう既に記事をご覧のお方はお気づきと思います。
「スイッチを押せない??」  そうですね・・・・・ ここで裏技の出番です。


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↑ このスタンバイスイッチは一度押せば、あとはリモコンで全ての操作ができます。
しかし、無しでは困ります。

そこで、スイッチを別の場所に移動します。


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↑ プリント基板から超小型のスイッチのハンダ付けを外して、リード線をハンダ付けして、
前面以外の場所に移動します。


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↑ リード線をハンダ付けした基板を慎重に前面パネルに装着します。


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↑ リード線を付けた基板付きの前面パネルをチューナー本体に装着します。

そして、後部のリード線が通りそうな孔からリード線を出します。


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↑ 取り出したリード線の先端に外しておいた小型の押しボタンスイッチをハンダ付けします。


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↑ これで予定通りに工程が進みました。


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↑ ここで全体をセッティングしてテストをいたします。


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↑ 先に修理しておいたレコードプレーヤーも好調です。


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↑ ラジオもOKです。 
リモコンが無いためテストできませんので用意が出来てからおこないます。


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↑ 素晴らしいパフォーマンスです。




◆1990年SONYシステムコンポ「LBT-V610」の修復修理 VOL-2

.16 2014 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
SONYシステムコンポ「LBT-V610」の修復修理は一体型とは違ってそれぞれが
独立しているように見えますが、単体では使用できません。

コンポーネントとシステムコンポの違う点です。
レコードプレーヤー PS-LX525P を修理いたします。


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↑ レコードプレーヤー PS-LX525Pは
33/45回転の2スピード/DCモーター/ベルトドライブ/MMカートリッジ
のオートプレーヤーです。
DCモーターですから、50Hz/60Hzフリースタイルになっています。


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↑ 30センチの大型軽量ターンテーブルです。


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↑ ギヤ-式オート機構です。


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↑ MCカートリッジです。


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↑ 樹脂製のモータープーリーです。


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↑ 目視ではあまりレコードプレーヤーのご使用はなかったように思われます。


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↑ ターンテーブルの裏面です。


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↑ ドライブベルトが経年劣化で伸びています(左)  新しいベルトに交換します(右)。




◆1990年SONYシステムコンポ「LBT-V610」の修復修理

.14 2014 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


奈良県内のお客様から1990年頃のSONYシステムコンポ「LBT-V610」の持ち込み修理の

ご依頼をいただきました。


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↑ アンプ TA-V610/  チューナー ST-V610/  CDプレーヤー CDP-V610  
   カセットデッキ TC-V610/  レコードプレーヤー PS-LX525P
   スピーカー SS-V610AV ✕2 のセットです。


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↑ 上 アンプ    下 チューナー

アンプとチューナーは一応の動作はいたします。


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↑ 上 CDデッキ   下 ダブルカセットデッキ


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↑ CDデッキとダブルカセットデッキ本体アンプと専用ケーブルで接続します。
●電源供給 ●入出力 ●コントロールが本体アンプからリモコンで操作できます。


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↑ Wカセットデッキは両ドビラが破損外れています。
専用ケーブルで接続してテストの結果、全く動作しません。ジャンクに近い状態になっています。


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↑ CDデッキもカセットデッキとほぼ同様の状態です。双方ともかなり痛みが酷く
修復修理は難航が予想されます。



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↑ レコードプレーヤーはドライブベルト交換などで修復の可能性は最も高く有望な状態です。


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↑ スピーカーは正常です。ネットを外して清掃いたしました。




◇店舗のシャッター塗装デザイン変更リニューアルいたしました

.13 2014 未分類 comment(0) trackback(0)
今回、店舗の看板などのリニューアルに伴い、先ずシャッターの塗り替えをいたしました。

昭和63年に新築オーブンから26年経ちますと、かなり劣化が目立ちます。
デザインも変更いたしました。


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↑ シンプル、かつ、躍動感のあるデザインを取り入れました。

店舗シャッターは年間の時間の三分の二は閉まっていますが、
その時点で店の大切な「顔」になります。

ですから、閉まっている時がお客様に安心をアピールしているので、大切な存在なのです。

次は上の看板の塗装に入ります。


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↑ 左側面のシャッターは「修理工房」をアピールいたしました。


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↑ 引き続き、徐々に上部の看板補修塗装の予定です。


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↑ シャッター塗装リニューアル前の写真を撮り忘れましたが、数年前の夜間の写真が
ありました。




◆アンティークSP専用レコードプレーヤー「ビクターRP-8」を探究する

.10 2014 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
以前にお預かりしていた、アンティークSP専用レコードプレーヤー「ビクターRP-8」は
同シリーズの改良型ですが、速度調整機構付きですから、
78回転レコードと80回転レコードが正しい回転で回せます。
実際は80回転のレコードは聴いたことがありません。


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↑ 速度調整は最もシンプルな物理的ブレーキになっています。


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↑ 最初から気になっていたのですが、アイドラーのプーリー跡の陥没が妙に下側半分
に付いています。
これは明らかにモータープーリーの位置が下にずれていることになります。


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↑ モータープーリーの位置を上にすらせば良いのですが、
プーリーの固定は割ピンで固定してありますので、割ピンの固定孔を4mm下に開け替えます。
1mmのドリルで真鍮の小さなプーリーに孔を開けます。


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↑ こんな感じになりました。


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↑ 最初の下過ぎる位置です。


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↑ この様に4mm程上になります。


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↑ 割ピンで固定します。


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↑ これでアイドラー陥没の位置からすこしずれますので「コツコツ音」はかなり小さくなりました。

更にアイドラーの陥没孔を何かで埋めて修正すればよくなると思います。




◆SONYポータブルカセットレコーダー「TCM-450」の修理

.09 2014 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
今はあまり見かけなくなりましたが、ご年配の方がカラオケのレッスン用に

重宝されている、SONYポータブルカセットレコーダー「TCM-450」の修理の

依頼をお請け致しました。


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↑ カセットテープに録音再生が手軽に出来るため便利に使っておられます。

故障症状は内蔵の小型スピーカーから音が出ない、イヤホンではなんとか
聴けるものでした。



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↑ 分解には結構コツがいります。


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↑ イヤホンジャックと基板のハンダ付け不良のようです。


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↑ ハンダ付けを強化して、テストを繰り返しました。


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↑ 結果はスピーカーもイヤホンも正常動作を確認出来ました。




◆「まさか・・・」のアンティークSP専用レコードプレーヤー「ビクターRP-7」の修復修理(再修理)VOL-2

.03 2014 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
2ヶ月ほど前に修復修理を完了して、先日お渡ししましたアンティークなSP専用の
レコードプレーヤー「ビクターRP-7」ですが、「ハム音が酷い」為再修理をいしたしました。

しかし、「今回は音質が歪み出力が小さいためボリュームを上げるとハム音も目立つ」
と言う事で、再々修理となりました。


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↑ 左 RP-7 右 RP-5


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↑ マグネチックカートリッジが怪しい・・・・・思い切ってカートリッジを分解しました。

予想通りでした。
「カンチレバー」いとう十文字の針の振動を伝える部品の支持ゴムが経年劣化で硬化して
いました。


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↑ まるで樹脂で固めたようになっていました。


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↑ こじ開けてカンチレバーを外しました。


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↑ これでは、レコードの音溝からの振動を正しく伝えることが出来ません。


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↑ 幸い他の部分はダメージがありません。


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↑ きれいに掃除をして、カンチレバーを取り付けられるようにしました。


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↑ 以前に同型のコイル部分が不良のカートリッジを保管しておきました。
そこで、このカートリッジのカンチレバーが使用できるか、分解をして取り出しました。

結果は全く同型でしかもカンチレバーのゴムの部分は大丈夫でした。
このカンチレバーを移植して組み立て、テストの結果、甦りました。




アンティークSP専用レコードプレーヤー「ビクターRP-5」をMCカートリッジに交換 VOL-4

.03 2014 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
アンティークSP専用レコードプレーヤー「ビクターRP-5」をMCカートリッジに交換の結果
最終的に針圧がかなり重くなります。
このMCカートリッジの規定針圧は約20gですが、
現状では手で持った感覚では50g前後ではないかと予想しておりました。

ウエイト(バランスの重り) を強化して取り付け位置を工夫して20gに近づけます。


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↑ 持ち合わせのSONYのアームから外したウエイトを追加仮付けして約20gに近づきました。


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↑ 2個のウエイトをアーム後部の最短長に収めるのは固定ボルトの長さの限界をを60mm
にします。
しかし固定には鉛のウエイトのナットの締め付けに工夫が必要です。


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↑ 鉛のウエイトの切り欠け部にナットを埋め込みウエイトを回しながらナットが締まっていく
方法をとりました。


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↑ 測定の結果20.7g になりました。 先ずまずです。

これは、カートリッジをウレタンスペーサーを介してアームに接着した結果になります。


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↑ 測定誤差を考慮して1g程の超過になりますが、殆ど問題は無いと判断できます。

ただし、調整が不可能で、固定になります。






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↑ 「PR-8」速度調整のモーターはアイドラーの陥没と円錐形の片減りで状態が良くありません。





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