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◆希少なビクター真空管+トランジスターハイブリットステレオ「SSL-96」の修復修理

.29 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
      
希少なビクター真空管+トランジスターハイブリットステレオ「SSL-96」の修復修理のご依頼です。

今回は近くの地元のお客様からご依頼を受けました。
実は、3ヶ月前からお預かりしておりましたが、暫くお待ち頂いておりました。

やっと、本格的に修復作業が出来ます。


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↑ サイズ  W 520 H785 D390mm  かなり縦長です。
スピーカーはお預かりしておりません。


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↑ スライドボリュームは当時の一時的な流行でした。
デザイン的な面とコスト面などから長続きしなかったようです。


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↑ 故障の内容は ①レコードプレーヤーは全く動作しない。
             ②AMラジオ全く受信出来ず。
            ③FMはかろうじて受信出来るようです、ノイズのみですが。
            ④右スピーカー音出ず。 


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↑ 先ずレコードプレーヤーが興味深く、ベルトドライブの駆動方式が大変珍しく殆ど
見かけないものでした。

ドライブ方式の正式名は「アイソレーション ベルトドライブ方式」です。
つまり、画像から判るようにドライブベルトがターンテーブルの外周に掛かっています。
めったに見かけない珍しい方式です。

私の考えで申しますと、
この方式の最大の長所は「回転速度の安程度の良さとモーターのトルクが小さくても良い」
この2点だと思います。


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↑ 強いて云えば欠点とも云うべき長大駆動ベルトを探し出して、装着してプレーヤーを
動作させますが、ターンテープルは回転しますが、リターン機構が不具合で動作不調です。


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↑ オートメカの動作を検証原因を突き止めます。


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↑ オートメカは比較的簡単な構造です。


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↑ 大変珍しいフォノモーターが使用されています。
「アウターローター方式6極コンデンサーモーター」


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↑ オートメカの不具合の原因は、2ヶ所の「くの字」のカムレバー」の支点軸のロックが
原因でした。


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↑ オートメカは正常動作を取り戻し、マグネチックカートリッジによる音質はきれいに
出ております。
フォノモーターのベアリングから出るコトコト音が気になりますが、なんとか出来ると思います。


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↑ 次は、シャーシーを取りはずして、② ③ ④ の項目にとり組みますが、・・・・・


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↑ 後部の様子です。


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↑ 内部の奥は廃墟といった感じになっています。

多分、「ネズミ」が入って荒らしていたようです。


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↑ 手前の2個の四角のアルミケースはAMの中間周波トランス
    奥の3個の四角のアルミケースはFMの中間周波トランスです。
    もし、ネズミの尿が入っていれば、最悪です。


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↑ かなり激しく動きまわっていたようです。


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↑ 取り合えず、プレーヤーから片方がアンプを通じて音出しOKとなりました。





”ちょっと一息” レトロオーディオは昭和ロマン

.28 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
    
おかげさまで多くの方々からご支持をいただきまして、大変多忙な日々を送っております。
心より感謝申し上げます。

そんな傍ら、「ちょっと一息」 こんないたずらをして見ました。

レコードはレトロオーディオでかけるもの    レコードでレトロオーディオをかける?????


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↑ これ、画像処理ではありません、実写です。  はて?????





◆1960年後期のMULTI CHANNEL STEREO 「SANSUI APS-1200M 」の修復修理 VOL3(完成)

.27 2015 家電品の修理 comment(1) trackback(0)

1960年後期のMULTI CHANNEL STEREO 「SANSUI APS-1200M 」の修復修理は
お見積もりの仮修理を終わり、本修理作業に入りました。


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↑ 完成画像

見事にきれいになったキャビネットにレコードプレーヤーとシャーシーを組み込みました。
写真うつりは新品に間違いそうです。


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↑ パワートランジスタのドライブ基板内の高性能シリコントランジスタ2SC458 ✕8個を交換
しました。

交換後の赤◯マークのトランジスタ


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↑ ヘッドアンプのサブ基板内の2SC870 ✕2と2SC871 ✕2を交換しました。

交換後の赤◯マークのトランジスタ


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↑ 交換した 2SC458 ✕8   2SC870 ✕2    2SC871 ✕2


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↑ 経年劣化のトランジスタの脚は酸化して黒くなっています。


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↑ 既に修復修理完了のプレーヤーをキャビネットにマウントして、テスト中に、
AMラジオ受信中に、プレーヤーの動作テストを行いプレーヤーのフォノモーター
起動時にラジオに強いスパークノイズが入りました。
調査の結果、フォノモーターON/OFF用マイクロスイッチの接触不良と判明し、
修復いたしました。

実際、レコード演奏中はラジオ受信なんて、あり得ない事ですが、スイッチから
普通よりやや強いノイズが発せられている事が判明したわけです。
スパークノイズ吸収コンデンサーは正常です。


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↑ いろんな修復修理を手掛けましたが、「人それぞれ」の通り、「オーディオもそれぞれ」です。

とことん苦しめられました、こうなったら「闘い」です。「絶対に負けられない・・・・・」

「諦めません、勝つまでは・・・・・」

「苦労を掛けた子ほど可愛い・・・・・」と云います。




◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理 VOL5(完成)

.25 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
    
1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理が完了いたし
ました。
プレーヤーをキャビネットに組み込み後のエージングテストも順調に終わりました。



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↑ キャビネットのキズの補修が終わり、梱包前の画像です。


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↑ 後部の様子です。


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↑ 深夜までかかり、梱包が終わりました。


STL661kansyozai.jpg

↑ 輸送中の荷扱いを考慮して万全の方法で固定しておりますので、開梱時のコツの
ご説明です。

早くおお届けたい気持ちがはやります。




◆1960年後期のMULTI CHANNEL STEREO 「SANSUI APS-1200M 」の修復修理 VOL2

.24 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年後期のMULTI CHANNEL STEREO 「SANSUI APS-1200M 」の修復修理は
お見積もりの仮修理を行っております。


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↑ 当時のこの種のサンスイのセパレートステレオはシャーシーの脱着が非常に簡単に
楽な方法を考えてあります。
ただし、レコートプレーヤーを先に外さないとシャーシーを取り出すことが出来ません。


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↑ 何となくPM2.5のように霞んで写っていますのは経年の「ホコリ」の堆積です。


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↑ 問題の多いMULTI POWERの基板です。


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↑ 放熱板上に配置されたパワートラスジスタ群です。


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↑ 取りあえず、電源投入にて状態を確認いたします。
ガリガリ、ジャリジャリ、ブツブツと雑音のオンパレードですが、当然のことです。
プレーヤーはフォノモーターは回転しますが、ターンテーブルはロックしてビクとも動きません。
ラジオ受信はOKですが、歪みとノイズです。


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↑ 画像上部の隙間から見える、前面のボリュームとセレクタースイッチの接触不良から
修復をはじめます。


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↑ 接点クリーナーと接点復活剤をその状況により使い分けをします。


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↑ セレクタースイッチに接点クリーナーを噴射注入します。


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↑ 音量調整/低音調整/高音調整/バランス調整などのボリュームに接点復活剤を
噴射注入してすりあわせを行います。


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↑ 別のセレクタースイッチに接点クリーナーを噴射注入します。
以上で全ての前面ツマミの調整関連の修復が終わりました。

これで、不愉快な「ガリ音」は消えたはずですが、原因が2重3重4重にも重なっています。
しかし、ノイズには発生原因による特徴があります
これを判別するのは技術と経験が必要です。

まだまだ別の箇所に原因が潜んでいます。


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↑ ノイズの音色・タイミング・音量・持続性・変化・室温・ボリュームによる変化の有無等々
きりがありません。

半導体仕様のオーディオはヘッドアンプのトランジスタの劣化で発生するノイズが多くあります。

今回も疑ってみました。
徹底的に調べました。 発見しました。


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↑ この基板が妖しいです。
入念に調べました。トランジスタの不良を特定いたしました。


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↑ 2SC870から間欠的にノイズが出ていました。入手に時間が掛かるため、
手持ちの似た性能の2SC458を代替えとして使用いたしました。


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↑ 交換は的中していました。ピタリと、今までの不愉快な間欠的な大きなノイズはピタリと
止まりました。

大音量で鳴らしますと、右の音の高音部が歪む感じがします。
パワートランジスタ回路に不安感が残ります。
パワートランジスタ/電源回路を確実動作に持っていきます。

やはり前回のSANSUI APS-1300M の修復修理の問題とかなり類似しております。
バランス抵抗0.5Ω2Wの不良とヒュースホルダーの接触不良は全く同じです。
交換することに致しました。


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↑画像左は交換用の新品の0.5Ω3W セメントモールド抵抗です。
中央は交換で取り外した不良の0.5Ω2W セメントモールド抵抗です。
右は交換のため取り外したヒューズホルダーとヒューズです。


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↑ 新品の0.5Ω3W セメントモールド抵抗8個交換いたしました。


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↑ 新品のヒューズホルダーに交換しました。


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↑ 放熱板裏側配線です。


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↑ 新しい電源ヒューズを取りつけました。


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↑ 動作テストの結果ほぼ満足ですが、同型のパワートランジスタが調達できれば8個全部
交換したいところです。 シャーシー上面からの全体像です。


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↑ シャーシー裏側です。



以下レコードプレーヤーの修復修理の状況です。




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↑ テーブルボードが大きめの設計になっていて、重量があります。


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↑ 50Hz仕様になっています。30cmの大型ターンテーブルですが回転しません。


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↑ フォノモーターは回転します。


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↑ フルオートメカは頑丈な構造ですが、・・・・・各部に注油を行い動作を確認します。


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↑ ターンテーブルのセンターシャフトの軸受けがロックしています。


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↑ 軸受けからセンターシャフトを抜き取ることにしました。


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↑ シャフトを抜き取りクリーニングして注油します。


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↑ シャフトのクリーニングと注油を行います。


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↑ 元通り組み立てます。


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↑ 左が新しいベルトです。       右が最初の伸びたベルトです。


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↑ こんなに長さが違います。


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↑ 新しいベルトをセットしてターンテーブルを載せてベルトをモータープーリーに絡ませます。



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↑ モータプーリーと速度切り替えレバーに問題はありません。


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↑ カートリッジは正常です。 音質良好。 回転のワウ/フラッターなし、好調です。

後はエージングテスト中に変化が起きないかの心配です。
実際、半世紀前の製品にとって何が起きても不思議はございません。

やはり、一番過酷な動作のパワートランジスタは交換しようと思います。
今後の事を考えれば、今しかないと思います。 
この手の半導体はどんどん姿を消しております。


目途は立ちました。 入荷次第、交換いたします。





◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理 VOL4

.22 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理でお見積もり
が終わり本修理中に新たな不具合が見付かり処置を完了いたしましてシャーシーとレコード
プレーヤーをキャビネットに組み込みエージングテストを 行います。


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↑ シャーシーは珍しく防振ゴムで浮かせてあります。しかし、防振ゴムは経年劣化で
溶けています。 ゴムブッシュを交換してシャーシーをマウントいたしました。


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↑ レコードプレーヤーを組み込みましたが、ハウリング防止のスプリングとゴムブッシュが
経年劣化でプレーヤーボードが下がりすぎて効果が薄いため、
再度取り外して、調整とゴムブッシュの交換を行います。


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↑ 殆どすれすれの状態です。


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↑ 約2ミリ程上がり隙間が大きくなりました。 これで大丈夫です。




◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理 VOL3

.22 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理で
お見積もりが終わり本修理に入りました。


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↑ 本修理のテスト中にピアノ式の電源スイッチを「オン」した時に「バリッ」と云うショック性の
大きなノイズが確認できました。
しかし、一旦電源が入れば後は正常です。
また、全くノイズが入らない場合もあります。 しかし、大変気になります。

調査の結果、ビアノ鍵盤状の下にある「マイクロスイッチ」の接点不良が判明致しました。


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↑ 原因のマイクロスイッチを取り外しました。


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↑ 外したマイクロスイッチを念のため分解しました。
接点が焼けています。 AC100Vの電源をオン/オフしていますので、小さな火花の為
接点の表面が黒くなっています。


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↑ 新しいマイクロスイッチと交換いたします。


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↑ 交換しました。


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↑ スイッチ鍵盤に取りつけました。


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↑ 電源ヒューズとヒューズホルダーも交換することにいたしました。


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↑ 電源ヒューズとヒューズホルダーを交換いたしました。


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↑ 電源コード も交換することに致しました。結局、AC100Vまわりは全て交換になりました。


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↑ 交換完了後の画像です。


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↑ 追加交換した部品です。


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↑ LP用ダイヤモンド針を交換済みです、クリスタルりカートリッジは異常ありません。


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↑ 78回転SPレコード針は交換しておりません。


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↑ レコードプレーヤーのアームのオートリターン(レコードの演奏が終了してアームが
自動で戻る)の動作不良の原因が判明致しました。
アームのプラスチックの一部が欠損していました。
欠けた部分を探しましたが、見付からず、プラスチック片を接着剤で貼り付けました。

テストの結果、スムーズな動作が確認できました。


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↑ 後でキャビネットを清掃中に破片を見つけましたが、強度的に弱く使用不可でした。


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↑ 非常に快適な動作を確認出来ました。

ブラスチック片を着色して見ましたが。同色には無理でしたが、少し見やすくなりました。


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↑ キャビネットのクリーニングを行いました。
 

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↑ ラジオ受信のエージングテスト中です。





◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理 VOL2

.18 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理で
お見積もりの為の修復修理を開始いたしました。


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↑ キャビネットからシャーシーを取り外します。

水平シャーシーですから、外し易い筈ですが、防振用のゴムが経年劣化で溶けて、
その後固まった為、止めネジの頭を覆ってしまい、溶けて固まったゴムを取り除いてから
の作業になりました。


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↑ シャーシーを外しました。


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↑ シャーシー裏面です。 一部プリント基板が使用されています。


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↑ 全てのボリュームの接触不良を修復いたします。 
接点クリーナー又は接点復活剤をボリュームの内部にスプレーの細いノズルを差し込み
噴射注入してボリュームシャフトを何度も回転させて摺り合わせを行いガリΩを修復いた
します。


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↑ ピアノ式セレクタースイッチにも同様の処置を行います。

これで、あの不愉快なガリは完全に排除できました。


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↑ シャーシー上面です。
真空管が12本並んでいます。 真空管に触れただけで、バリバリ、ジャリジャリと雑音が
出る真空管があります。
これは、真空管の脚とそのソケットの接触不良によるものです。
真空管の脚を磨いたり、ソケットの当たりを強くしたり、で修復いたします。


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↑ 左から2番目のツマミの上のエコーマシンのインジケーターが点灯しません。


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↑ 修復後、点灯いたしました。


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↑ 画像上の円筒形のブロック型電解コンデンサーを単体の電解コンデンサー3本に交換
いたします。


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↑ 100μF400WVの電解コンデンサー3本に交換いたしました。





◆以下はレコードプレーヤーの修復です。



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↑ キャビネットから外したレコードプレーヤーです。 かなり汚れています。


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↑ ターンテーブル(回転円盤)をはずした画像です。


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↑ レコードプレーヤー裏面。


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↑ フォノモーターは3ヶ所を防振ゴムで支えています。


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↑ 経年劣化で防振ゴムが溶けて変形、固形化しています。 


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↑ 左から「速度切り替えツマミ」「アイドラー」「モータープーリー」です。


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↑ モーターを支えている鉄板を外して、分解して防振ゴムを交換します。


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↑ 溶けて固まった防振ゴムを削り取りきれいにします。


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↑ 奇麗に防振ゴムの交換を終えました。


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↑ プレーヤーボードにマウントしました。


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↑ クリーニングと注油を行いました。  完了です。 


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↑ クリスタルカートリッジは生きていますが針先は折れて飛んでいました。
新しいダイヤモンド針を取り付けてレコードテストです。


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↑ レコード再生テスト中に発見した不具合は本修理で修復の予定です。

オートリターン時にアームが上がりきらず、レコード面をすりながらアームレストに戻ります。
原因はアームのプラスチックの一部欠けているためです。 

;レコードテスト中に左の音が凄く歪んでいて、ハム音も大きく異常を発見いたしました。
ラジオ受信時は感じなかったのですが、原因はカートリッジのヘッドアンプの12AX7の
不良でした。 交換により、正常に戻りました。


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↑ モーターがオン/オフ時にスイッチの接点から発せられるスパークノイズを
軽減させるコンデンサーを交換いたします。


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↑ 画像中央の黄色のコンデンサーに交換完了です。


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↑ 今回の仮修理で交換した不良部品です。


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↑ 交換に使用した新しい部品です。

テストでは素晴らしい「昭和レトロの音」を奏でております。






◆1960年後期のMULTI CHANNEL STEREO 「SANSUI APS-1200M 」の修復修理

.17 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
     
先日来お問い合わせのありました、
1960年後期のMULTI CHANNEL STEREO 「SANSUI APS-1200M 」の修復修理で、
本日、現物のセンター部分がヤマト便で届きました。

早速、開梱いたしまして、検品を行いました。 輸送中の破損等はございません。


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↑ 先日、別件でAPS-1300Mの修復修理をいたしましたが、今回のAPS-1200M はほとんど
同じですが、外観の違いでは、APS-1200Mは操作パネルの前面扉がありません。


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↑ プレーヤーが若干違います。

厳重梱包で,粘着の強力なガムテープで各所を固定してありました。
無理にガムテープを外すと地肌が剥がれますので、ドライヤーで暖めながら外す予定です。




◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理

.16 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
      
予てよりご相談頂いておりました、ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」
が丁寧に梱包されて「ヤマト便」で届きました。


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↑ 丁寧に梱包されておりまして、外観の傷みもなく無事に届きました。

サイズ W1140 H550 D370 mm


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↑ ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」は1963年に製造発売されました。
モデルチェンジがなく3年間で30万台販売のヒット製品でした。
末尾のFは最後の製品と思われます。


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↑ 裏フタを外した内部の様子です。


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↑ シャーシーには12本の真空管が見えます。


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↑ 右の30X20cmの楕円形ウーハーによる3wayスピーカーです。


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↑ 左の30X20cmの楕円形ウーハーによる3wayスピーカーです。


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↑ 右スピーカーの側面にエコーマシンのエコーユニットが装着してあります。


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↑ 到着時にレコードプレーヤーが外れて斜めになっていました。


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↑ 大型ピアノスイッチによるセレクタースイッチです。


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↑ レコートプレーヤーは78/33/45/16回転4スピードです。
カートリッジは当時のクリスタルカートリッジです。         
                      
以上が「STL-661F」の現在の様子です。

内部を清掃後お見積もりの為の仮修理を行います。



◆1960年後期パワー IC使用パイオニア4chステレオFD-5の修復修理 VOL2

.16 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

2月の始めに、パイオニア4chステレオFD-5のセンター部分を修復修理でお預かりして
おりました。
その時点で複数の修復修理を抱えておりました為、本格的な修復作業は難しく、
時々電源投入の結果状況を観察しておりました。

パイオニアフルオートプレーヤーの修復は仮修理を終えておりました。

その結果、アンプ部のテストでは、「歪み」 「時々バリバリ内部雑音」 「片ch音出ず」等・・・
で不具合の連発でした。


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↑ 完成画像  別機のスピーカーを接続してエージングテスト中。


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↑ 完成画像  
チューナーアンプ部/フルオートプレーヤーをセンターキャビネットに組込み、テスト中。

センターキャビネット上扉のヒンジのダンパーが弱く扉が途中で固定せず、下がってくるため
ヒンジの調整でダンパーを強くしました。
各部の補修とクリーニングも行い奇麗になりました。


↓ 以下本修理の要点
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↑ 部品点数と大きさ、重量感等から当時4ch構成が大変であった事が伺われます。
パワーIC を採用により若干部品点数が少なくなっていますが・・・


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↑ 後世の今となれば、修理はNO!でしょうか・・・
          しかし、そうとは言っておられません、 なんとかしないと・・・・・・

そこで、2つのパワーIC の各部の電圧測定を比較の結果、不具合ヶ所を発見出来ました。


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↑ 画像中の ① ② ③ の小型のダイオードの不良が判明いたしました。


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↑ 問題箇所のダイオード交換後の基板裏面です。プリント基板パターンが剥離しています。


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↑ その結果、ショック性のノイズと歪みが解消され歯切れのよい済んだ音質になりました。

しかし、4ch(リア)の右はIC の部分的不良のため動作を停止しています。
2chと4ch左に対するノイズ障害は解消されました。

簡単な説明をしますと、2ch動作時は全く正常、4ch動作時はフロントは全く正常、
リアは左正常、右音出ず、になります。


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↑ 前面操作パネルをの取り付け。


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↑ シャーシー底カバーの取り付け。



↓ 以下フルオートプレーヤーの仕上げ修理とクリーニング。
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↑ 各部に注油と洗剤で拭き取りクリーニングを行います。


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↑ 赤いマイクロスイッチと中央上の基板にリード線で連携してアームなどのコントロール
とモーターオン・オフ時のショックノイズ吸収コンデンサーなどで成立しています。


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↑ START/STOPスイッチボタンの裏側のマイクロスイッチです。


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↑ このコンデンサーがパンクしますと、とんでもない動作になります。


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↑ 念のために新しく交換しておきます。



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↑ レコード再生テスト中です。


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↑ カートリッジと針は問題なく正常です。


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↑ 針圧は2gに調整してあります。

             エージングテストを続行中。




◆1960年後期パワー IC使用パイオニア4chステレオFD-5の修復修理

.14 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

2月の始めに、1960年後期パワー IC使用パイオニア4chステレオFD-5のセンター部分を
修復修理でお預かりしておりました。
その時点で複数の修復修理を抱えておりました。

しかし、直ぐに状態を把握してご依頼者さまにお伝えするために、分解、診断作業を
行なっておりましたが、ブログに掲載は控えておりました。

状態はかなり複雑で時間が掛かる状況でした。


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↑ チューナーアンプ部の全部のツマミが樹脂部分と金属カバー部分の接着が経年劣化
で外れて空回りしておりました。



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↑ とにかく調節ヶ所が多くツマミの数が多くシャーシーも大型で複雑になっています。


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↑ 当時の最先端の大型のパワーICが使用されています。


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↑ セレクタースイッチは回転部分が固形化して堅くて動作が思うように動きません。
酷い接触不良があります。


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↑ 各ボリュームも軸が堅くて回りません、ガリΩもひどい状態です。

セレクタースイッチとボリュームは全て入念に接点クリーナーと接点復活剤で修復を
行います。


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↑ すべてのシャフトの部分に潤滑剤を注入します。


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↑ 当時の最先端の大型パワーIC が使用されています。 
しかし、これか修理のネックになっています。 何故ならばIC の内部で起きている不具合は
外部から修理が出来ません。 今では交換用のICが調達不能です。



↓ 以下はフルオートプレーヤーの状況です。
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↑ パイオニアフルオートプレーヤーの修復は目途は立っています。

音出しテストでは、「歪み」 「時々バリバリ内部雑音」 「方ch音出ず」等・・・・・・・・・・・・




◆1968年頃の「日立オールトランジスタセパレートステレオDPK-96」の修理(VOL2)

.12 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

↑ 1968年頃の「日立オールトランジスタセパレートステレオDPK-96」の修理で
パワートランジスタは「日立製の2SC830」ですが入手が最も困難なものです。

代替え品の調達に時間が掛かりましたが、
やっと、ほぼ同等性能の「東芝製2SC783新品」を入手する事ができました。


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↑ 「東芝製2SC783新品」を入手する事ができました。
「日立製の2SC830」パワートランジスタの仕様データを調べ近似値のものを探すのは
至難の業ですが「インターネットのおかげ」でやっと見つかり、しかも新品で手に入れる
事ができました。


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↑ ほぼ同等性能の「東芝製2SC783新品」の調達品の10個の中から4個を使用いたします。


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↑ 上が取り外した不良の「日立製の2SC830」パワートランジスタです。
  
   下が交換に使用する「東芝製2SC783新品」パワートランジスタです。


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↑  交換は非常にやりにくい構造で時間と慎重さが要求されました。
無事交換が終わりましたが、電源を入れ音出しができるまで安心できません。


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↑ 十分な修理後の点検を行ないます。


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↑ 冷却ファンと交換済みのパワートランジスタです。


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↑ 電圧測定を行ないます。


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↑ 快調に音が出てヤレヤレです。


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↑ レコードプレーヤーカートリッジからの出力を取り出せるようにピンケーブル(メス)を
半田付け接続いたしました。




  

◆1960年代後期のパイオニアオールトランジスタセパレートステレオ「S-88」修復修理 VOL7(プレーヤー再修理)

.09 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

パイオニアオールトランジスタセパレートステレオ「S-88」修復修理は、
長い間お待ちいただいておりましたが、奇跡的とも言える展開を得て、遂に修復に成功
しました。
先日、発送を完了したところでした。

しかし・・・・・ご依頼者様のお喜びは束の間で、2日後にレコードプレーヤーに原因不明
のトラブルが発生いたしました。
アームが一定の位置で上下をくり返して再生不能になりました。

あれほど長期のエージングテスト中には、一切不具合はなく絶好調でした。

早速、プレーヤーのみ返送して頂きました。


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↑ レトロオーディオの修復に絶対のご信頼を得ながら申し訳なく、
プレーヤー部の再修理の闘志があふれてまいりました。


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↑ 早速、返送されたレコードプレーヤーを動作してみると、
ターンテーブルは回転しますがアームが同じ位置でアップダウンを繰り返すのみです。

機構部分では全く不良箇所は見当たりません。


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↑ こうなると、怪しいのは電気回路です。
画像上の「白いカム」と「赤いマイクロスイッチ」そして下の「コンデンサー基板」が
が連携してアームをコントロールしています。

「赤いマイクロスイッチ」は初回の修理時に詳細に点検を行っていますが、
念のため2個を調べました。
重なって付いている上のマイクロスイッチが、「切れる筈が切れないのです」
結局並列に入っている「接点から出る火花を吸収」する、雑音防止用のコンデンサー
のショートでした。


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↑ 拡大画像によると、上側に横向きに付いている、0.01μFのコンデンサーのショートにより
マイクロスイッチがOFFの筈がONになっていて誤動作状態になったと言う事です。


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↑ 画像上左端のコンデンサーが不良ですが4個共全部を新しく交換いたしました。

画像下が新しいコンデンサーです。  


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↑ コンデンサー交換後の画像です。


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↑ テスト中の画像です。

フルオート完全動作に戻りました。




◆1960年後期の全半導体仕様のセパレートステレオ「SANSUI APS-1300M 」の修復修理 (VOL-4完成)

.08 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
        
1960年後期の全半導体仕様のセパレートステレオ「SANSUI APS-1300M 」の修復修理で
本体センター部分のみ、乗用車に積んで持ち込みをして頂きました。
後日、スピーカーをお預かりに伺いました。

修理中は、持ち合わせのスピーカーでテストをいたしており、大して気にならなかった、
無信号時の「ザーッと言うノイズ」がオリジナルのSANSUIのスピーカーに接続しますと、
かなりのレベルのトランジスタの内部雑音が目立ちました。

これはヘッドアンプのトランジスタ2SC458」の経年劣化によるものでした。


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↑ 完成後のテスト中の画像です。


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↑ 最初の修理中の小型スピーカーによるテスト中の画像です。


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↑ 日立トランジスター2SC458を8個全て交換でノイズが消えました。


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↑ 当時の流行の組格子のスピーカーグリルです。





◆1968年頃の「日立オールトランジスタセパレートステレオDPK-96」の修理

.03 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
     
1968年頃の「日立オールトランジスタセパレートステレオDPK-96」ですが、
このステレオは2013年6月に苦労をして修復修理をいたしました。

今回、突然、音が出なくなり、修理をすることになりセンター部分のみ届きました。


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↑ シャーシーを取りだして点検をしますと、AC電源は入りますが、DC電源が入りません。


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↑ サブシャーシーのDC電源部の3.5Aのヒューズが飛んでいます。
トランジスタ回路に異常があった様子です。


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↑ 調べて行きますと、パワートランジスタのコレクター部分で、短絡状態です。
明らかに、パワートランジスタのショートです。


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↑ パワートランジスタは日立製の2SC830ですが、入手が最困難なものです。
代替え品の調達に時間が掛かりそうですが、なんとかしないと・・・・・・・・




◆1960年後期の全半導体仕様のセパレートステレオ「SANSUI APS-1300M 」の修復修理 (VOL-3)

.03 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
      
1960年後期の全半導体仕様のセパレートステレオ「SANSUI APS-1300M 」の修復修理で
本体センター部分のみお預かりしておりましたので、持ち合わせのスピーカーでテスト中は
大して気にならなかった、無信号時の「ザーッと言うノイズ」がオリジナルのSANSUIのスピ
ーカーに接続しますと、かなりのレベルのトランジスタの内部雑音が浮上してきました。

これは一世を風靡した「日立製高性能低雑音トランジスタ2SC458」の経年劣化に
よるものでした。



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↑ この「SANSUI APS-1300M 」のマルチアンプ基板に合計8個使用されています。


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↑ 画像上が取り外した不良のトランジスタです。 脚の部分が黒く酸化しています。

下の画像が新しく交換するトランジスタです。後期の製造で形状が変わっています。


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↑ TR801/TR802/TR803/TR804 を交換いたしました。左右同一基板が付いています。

合計8個の2SC458を交換いたしました。

ピタリとノイズがなくなりました。







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