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◆PIONEER 4chセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL4

.28 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

PIONEER 4chセパレートステレオ「FD-5」の修復修理は、

仮修理の段階で長時間(約3時間)音出しテストの結果、心配していたノイズが発生しました。
つまり、FD-5 で過去にも何度か経験して悩まされた内部ノイズです、以前の事例では
パワーICの不良などありましたが、今回は違うようです。

詳しく回路診断の結果、プリアンプ基板内でもっとも怪しいトランジスターを発見しました。
そのトランジスタは2SC1312です。 当時の高性能トランジスターです。
初期の性能を復元するには同一のトランジスタが必要です。
現時点での入手に苦慮しておりました。


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↑ やっと、2SC1321を入手できました。


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↑ 画像は一番最初のノイズ発生源の不良トランジスターです。


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↑ これは、同等品でない常備品で、テスト用に交換していたトランジスターです。


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↑ ブリアンプ基盤の小さな黄色の丸印のTR 2SC1312を交換しました。


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↑ 2SC1312を交換後のアップ画像です。 テストの結果ピタリとノイズが消えました。

しかし、・・・・・またもや問題が浮上しています。

これは、通常の音量では気が付かない程度のハム音です。
またここで、このハム音が通常の60Hz又は50Hzの電源周波数のハムではなくその2倍の
120Hzのハム音です。
音量を上げると強く入ります。 何故60Hzの「ブーン」と云う低い音域のハムではなく120Hzの
やや高い周波数の「ウーン」と軽い感じのハム音なのか、ハム音の混入経路を調べましたが
見つかりません。 非常に珍しい現象です。

色々考えました。 このクラスのステレオは高増幅のプリアンプで構成されています。
60Hzハムの場合は交流電源からの誘導ハムが心配ですから、遮蔽(シールド)などで対策
が取られています。
120Hzハムで考えられるのは、このステレオに供給されている直流電源であると判断いた
しました。

理由は60Hzの交流電源を両波整流という2倍の周波数で直流に変換されています。

つまり、直流電源に含まれている極僅かな交流の脈流分(リップル)がボリュームを大きくする
と120Hzハム音として現れることになります。



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↑ 大きい黄色の丸で囲まれた部分が、平滑回路に改良を加えました。


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↑ 対策として非常に増幅度の高いプリアンプ電源をリップル除去のため電解コンデンサーと
抵抗器による平滑回路を通して供給するように改造を行いました。

ピタリと止まりました。 快適です。 音量、音質もダイナミックレンジの広い迫力を感じます。


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↑ シャーシー裏面の様子です。






◆1970年代のTRIO 4CHセパレートステレオ「ST-8V」の修復修理 (完成品梱包発送)

.27 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
     
1970年代のTRIO 4CHセパレートステレオ「ST-8V」の修復修理はフルセットでお預かりしました。

ご依頼者のご要望をほぼ100パーセント達成出来まして、遣り甲斐を感じています。


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↑ 梱包が完了して待機中の画像です。

この梱包方法は大変手間がかかりますが、到着後の開梱が楽にできます。
そして、梱包材の再利用が出来、万一、再修理の場合に再梱包が簡単でお客様からご満足を
いただいております。

左 センター部    右 フロントスピーカー 2台   手前 リアスピーカー×2   4個口


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↑ 梱包前のテスト中の様子です。


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↑ 修理依頼で購入先から直送されて来た時の画像です。 到着後即、開梱のセンター部。


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↑ 修理前の画像です。  リアスピーカーは未開梱。





◆1970年代のTRIO 4CHセパレートステレオ「ST-8V」の修復修理 VOL4(完成)

.25 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代のTRIO 4CHセパレートステレオ「ST-8V」の修復修理は最終工程に入りました。


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↑ リアスピーカーも接続のフル装備テスト中の完成画像です。


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↑ チューナーアンプシャーシーの最終点検を行います。


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↑ 後部接続端子の点検を行います。


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↑ フロント・リアスピーカーを接続してエージングテスト中です。


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↑ センターキャビネットにシャーシーとプレーヤーをマウントしいたします。


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↑ 完成です。





◆1970年代のTRIO 4CHセパレートステレオ「ST-8V」の修復修理 VOL3

.23 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
    
1970年代のTRIO 4CHセパレートステレオ「ST-8V」の修復修理 は順調に進み、
インバーター電源を仮に組み込みフリーヘルツ化を行い、
50Hzモーターが60Hzで正常回転数で回っています。

今回、ご依頼者からご連絡を頂きまして、ヘルツフリー化を行わず、トリオの「ST-7V」の
60Hz用のプレーヤーと載せ替えることになりました。

しかし、問題がありまして、トリオの「ST-7V」の60Hz用のプレーヤーはフルオート機構が
オシャカになっていますがフォノモーターは大丈夫なものです。
そのままで載せ替えは出来ませんので、フォノモーターを外して「ST-8V」のプレーヤーに
60Hzモーターとプーリーを移植交換します。

そこで形状、部品のサイズ等が問題なくピッタリ合うことを願いながら、移植交換作業にか
かりました。


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↑ ターンテーブルは双方同一サイズです。


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↑ 50Hz用の上面


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↑ 60Hz用の上面


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↑ 50Hz用の裏面


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↑ 60Hz用の裏面


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↑ 50Hz用フォノモーター


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↑ 60Hz用フォノモーター


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↑ 左  50Hz用フォノモーターとプーリー    右 60Hz用フォノモーターとプーリー        
   プーリー 太い                     プーリー 細い


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↑ 移植交換が終わりました。


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↑ 交換後のテスト中です。 ピッタリ定速回転しています。


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↑ フル稼働中




◆PIONEER 4chセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL3

.22 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


繰り返しの記述になりますが、前段階の仮修理で長時間(約3時間以上)音出しテストの結果、
心配していたノイズが発生しました。

セクションが 「2CH」 「CD-4」 「RM」 「SQ」 とありますが、不規則な雑音に気づきました。
その時点で詳しく調べますと、

① 「2CH」 「CD-4」ではその「バリバリノイズ」は感じない。
② 「RM」 「SQ」で「バリバリノイズ」が大きく入る。特に「RM」の場合が酷い。
③ PHONOでも同じ現象である。
④ 長時間経たないとノイズは現れない。
⑤ ボリュームを絞ればノイズも小さくなる。
⑥ ノイズはフロント/リアの双方とも入る。

つまり、FD-5 で過去にも何度か経験して悩まされた内部ノイズです、以前の事例では
パワーICの不良などありましたが様子が・・・・・原因追及にかかりました。


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↑ 益々ノイズが激しくなってきます。半導体の特性で経年劣化が顕著に現れます。


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↑ 基本に立ち返り、過去の経験事例などを踏まえて原因追及を行います。


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↑ とにかくFD-5の4CH回路は複雑です。 回路図面がないため、手探りで、発生源をブロック
ごとに切り分けながら進めて行きます。


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↑ パワーアンプは大型ICを使用しています。
先ず良否を確認します。 ICの脚と基板パターンの半田付け劣化で雑音が出るのはよくあり
ますが、この機器は正常です。


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↑ プリアンプ部分を行ったり来たり、手ごたえを感じます。 


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↑ やはり、的中していました。 この基板には30個ほどのトランジスターがあります。
この中の何個かが怪しいと突き止めました。


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↑ プリアンプ基板の裏側です。


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↑ プリアンプ基板内でもっとも怪しいトランジスターを発見しました。
これは、目視、電圧測定などではわかりません。発見方法は公開を控えます。



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とりあえず、TRの3本の脚の半田付けをやり直しましたところノイズが止まりました。
しかし、しばらくすると又再発しています。
結果、TRの不良と判定して、基板から取り外しました。    *TR=トランジスター

TRの形名表示は消えて肉眼では判別しにくくなっています。
カメラ撮りすると読めています。   2SC1312 です。



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↑ 確認のため、別のTRを仮付して結果を見ました。 
           
             やはり、このTRの不良が確定しました。

             小さなノイズはまだまだ残っていますので30個の中で不良を
             探し当て交換の予定です。




◆不具合の日立製4スピードレトロプレーヤーの緊急修理

.21 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
     
以前に修復修理をさせていただきました電蓄のレコードプレーヤーが不具合を起こしまして
緊急修理で送られて来ました。

不具合の内容は以下の通りです。

▼8月8日 
約1ヶ月ぶりにプレーヤーを回してみたところ途中で停止していた。
33回転、LP盤、3曲目あたりで演奏中に停止していた。(直接みていない)   

▼8月11日
33回転 LP盤 演奏開始して10秒ほどで停止。
           アームを戻して再スタートしてみるも10回ほど回転して停止。
           スタートが重い感じ。
           停止するまで数秒間、スーっとしぼむような感じで止まります。
45回転 EP盤 正常に片面演奏した。

33回転 EP盤(初めて知りました) 正常に片面(6分ほど)演奏。「LP盤が重い?」

33回転 LP盤 少し回転不安定ながら片面演奏した。 「慣らしをしたら回る?」
          この日は、これで停止。

▼8月16日 正常回転した。

▼8月17日18日
両日ともに、演奏中にテーブルが停止。


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↑ 上面の様子は異常なし。


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↑ ターンテーブルを外して、アイドラーを外しました。
アイドラーが経年劣化で弾力を失いモータープーリー→アイドラー→ターンテーブルへ
動力が伝達されません。


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↑ 取り外したアイドラーは軸の余分な油がゴム全体に付着してきれいにクリーニング
していますが、接触面の接触抵抗がなくなりスリップの要因になっていました。


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↑ 滑って空回りをしています。  45/78回転はモータープーリーの直径が大きいため
接触抵抗が大きくスリップがなく大丈夫でした。


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↑ 洗剤液に1時間浸して油分を除去して、洗った後♯1000のサンドペーパーで接触
面を均一にしました。
こすり過ぎますと直径が小さくなりますから、注意して適当に行います。


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↑ アイドラーを装着します。


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↑ モータープーリーをクリーニングします。 フォノモーターは好調です。


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↑ レコード連続再生テスト中です。 絶好調です。





◆PIONEER 4chセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL2

.19 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

お盆休みが終わり修理工房が稼働いたしました。

PIONEER 4chセパレートステレオ「FD-5」の修復修理はレコードプレーヤーの仮修理が済み
まして、次はチューナーアンプシャーシーをキャビネットから取り外して、細部のメンテナンス
と、リアスピーカー端子の増設を行いました。


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↑ センターキャビネットからシャーシーを取り外しました。 (正面画像)


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↑ センターキャビネットからシャーシーを取り外しました。 (後面画像)


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↑ シャーシー上面画像です。


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↑ シャーシ裏面画像です。


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↑ 手前のボリューム群とセレクタースイッチ群をメンテナンスいたします。


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↑ 接点クリーナーと接点復活剤をその状況により使い分けをします。


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↑ 3連ボリューム3基に接点クリーナーを噴射注入、擦り合わせを行います。


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↑ ロータリーセレクタースイッチは接点復活剤を噴射注入、擦り合わせを行います。


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↑ 2個の大型パワーICですが不具合が出なければよいのですが・・・・・


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↑ リアスピーカーの接続端子はフロントスピーカーと同じ形状です。
しかし、現在のリアスピーカーはプラグが欠損しているそうです。
スピーカープラグの入手は不可能なため、最もポピュラーなコードを直接ワンタッチで
接続できるスピーカー端子を増設いたします。


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↑ シャーシー後面のスピーカー端子の左側に取り付方法を考えます。


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↑ このような感じがよさそうです。


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↑ リード線を双方に半田付けします。


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↑ なんとか僅かなスペースに納まりました。


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↑ これならスピーカープラグの心配をしないで、いろんなスピーカーを接続できます。


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↑ リアスピーカーのコードを接続して鳴らしてみます。


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↑ フロント/リア接続でテスト中です。 

かなり長時間(約3時間)音出しテストの最後に、心配していた事態が発生しました。

セクションが 「2CH」 「CD-4」 「RM」 「SQ」 とありますが、AMラジオで甲子園球場の
熱戦の模様を受信中に、何となく応援の太鼓の音でもない不規則な異音に気づきました。
その時点で詳しく調べますと、

① 「2CH」 「CD-4」ではその「バリバリノイズ」は感じない。
② 「RM」 「SQ」で「バリバリノイズ」が大きく入る。特に「RM」の場合が酷い。
③ PHONOでも同じ現象である。
④ 長時間経たないとノイズは現れない。
⑤ ボリュームを絞ればノイズも小さくなる。
⑥ ノイズはフロント/リアの双方とも入る。

つまり、FD-5 で過去にも何度か経験して悩まされた内部ノイズです、以前の事例では
パワーICの不良などありましたが様子が・・・・・原因追及にかかる予定です。





ブログ60,000アクセス超えました、ありがとうございます。

.15 2015 未分類 comment(0) trackback(0)
    
当ブログ60,000アクセス突破いたしました。
皆様の閲覧をいただきまして心よりお礼申し上げます。

5月に50,000を超えたところでした。

皆様方の日々の温かいご支援の賜と心より感謝申し上げます。

これからも益々皆様方のお役に立つよう努めてまいります。
今後とも、ご指導ご鞭撻をどうぞ宜しくお願い申し上げます。





2015年8月15日 70回目の終戦記念日に想うこと

.15 2015 未分類 comment(0) trackback(0)

今日は、太平洋戦争の終戦70年の式典の模様がテレビで放映されていました。

振り返って、自分は70年前のその日に何をしていたのか想いを巡らせました。

私は奈良県で生まれました。
小学1年生の12月8日に太平洋戦争が勃発しました。
翌年に父に徴用の通達かあり家族全員、東京に移転しました。

戦時中ですから、全国民の「欲しがりません勝つまでは」のスローガンで食糧難の困窮生
活が続きました。 田舎に食料の買い出しにも行きました。

戦争が激しくなり、東京がたびたび空襲を受けるようになりました。
どう云うわけかわかりませんが、B29による焼夷弾爆撃により焼き尽くす攻撃でした。
焼け野原になった罹災跡を見に行って、子どもごころに愕然としました。
徹底的に焼き尽くされて、何もかもが白く灰になっていました。

戦禍がきびしくなり、小学児童は静岡県に集団疎開をいたしました。
2年間ほど集団疎開のくらしが続きました。

父の勤め先の軍需工場も爆撃を受け、家族は、奈良県へ戻り、祖母の家に世話になって
いました。
奈良県に帰っても近くに大きな紡績工場があったため、「空襲警報」があり艦載機の機銃
掃射受けました。
大阪方面も大規模なB29の焼夷弾爆撃を受け北西の空が真っ赤に染まっていました。

奈良県へ帰って小学5年生の夏休みでした。
それとなく、重要な「玉音放送」があると聞いて、家族みんなで、ただ一台の大切な並四
ラジオの前で待ちました。
放送の内容は子どもには理解のできない内容でしたが、「戦争に負けた」と云う意味だけ
分かりました。
悲しさと同時に、ほっとした気持ちを今でもはっきり覚えています。


平和なくらしは人類共通の宝物です。




◆PIONEER 4chセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL1

.13 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

先日名古屋から、わざわざPIONEER 4chセパレートステレオ「FD-5」の修復修理でセンター
部分をお持ち込みいただきました。


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↑ PIONEER 4chセパレートステレオ「FD-5」のセンター部分の不具合は主にレコードプレ
ーヤーです。
チューナー/4Chアンプは今のところ大きな不具合はなさそうです。


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↑ プレーヤーをキャビネットから取り外します。


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↑ プレーヤー裏面のメカ部分です 。


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↑ センターシャフトが固着して回りません。


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↑ ドライブベルトを装着します。


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↑ センターシャフトを取り外して分解して、クリーニング注油します。。


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↑ センターシャフトの軸受です。


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↑ ピックアップアームのオートメカ部分です。 関連機構の修復修理を行います。


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↑ フォノモーターは健在です。 注油を行います。


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↑ 先ず主要部分の仮修理を行い正常動作状態にもっていきます。


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↑ 動作テストの結果フルオート動作を取り戻しました。
3つのボタン操作と動作を検証します。


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↑ アームの支点のジャイロ部分にガタツキがあります。
 針圧調整のウエイト部分に不具合があります。
    

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↑ 音出しテストの結果、R/Lの片方が出たりでなかったりします。


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↑ カートリッジのヘッドシェル内のリード線の接触不良があります。


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↑ アームのソケット部分がギクシャクして接触不良気味です。 修復します。





◆1995年製SONYブラウン管テレビ「KV-14GP2」の修理

.12 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

20年前のブラウン管テレビと云えば現在では殆ど見かけませんが、様々な思い出や感動
があります。
そして、それぞれの人生と同じように愛用の家電品には歴史があります。
特にテレビはいつも向き合って情報、スポーツ、娯楽、教養など伝えてくれました。
自分のテレビを手にした時の忘れられない感動もあります。

また、ものを大切にする「もったいない精神」を貫き通せば、まだ使えるものを捨てることは
出来ません。
ご依頼いただきました1995年製SONYブラウン管テレビ「KV-14GP2」の修理をさせていた
だきました。


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↑ 故障の症状は電源を入れたとき映像の右側が「尾を引いたように」映りしばらくすると
正常になる時がある」と云うものです。  (修理後のデジタルチューナーからの映像です)


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↑ このような不具合は映像回路の故障が原因です。
また、極まれにブラウン管自体の不良もあります。


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↑ この場合私の経験ではブラウン管ではなく映像回路の故障と判定いたします。

メイン基盤からブラウン管へ映像信号を伝達するコネクターの基板接続部分です。
(画像中央の7つのコネクターピンの再半田付けを行い強化しましたが直接の原因
ではありませんでした)  


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↑ メイン基板の裏面パターンです。


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↑ 映像処理ICの脚部と基板パターン部分の再半田付けを行います。


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↑ 映像回路のIC301の基板への半田付け部分を入念に再半田付けを行いました。

その結果、完全に症状が直りました。


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↑ デジタルチューナーからのBS映像です。




◆1970年代のTRIO 4CHセパレートステレオ「ST-8V」の修復修理 VOL2

.11 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代のTRIO 4CHセパレートステレオ「ST-8V」の修復修理は覚悟して着手をしました。
チューナー/4チャンネルアンプ部は比較的スムーズに行きそうですが、
4CHフルオートプレーヤー部は「そんなに甘くない予感」がします。


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↑ 手動で何とか再生中です。


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↑ 大きく前進したのは、この基板内の小さなダイオード不良の発見が発端です。



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↑ 右のアームリターンのカムスイッチの融着を発見!!


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↑ 重要な役目のスイッチを全てチェック。


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↑ フルオート動作を観察しながら修理中の様子です。


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↑ 完全オード動作中です。


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↑ 珍しいシェルのロックです。


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↑ 針圧調整を行います。


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↑ ヘルツフリーのインバーター電源を接続します。


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↑ インバーター電源装着のための配線の改良です。


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↑ 50Hzモーターが60Hzで正常回転数で回っています。

もちろん50Hz地区でも正常回転です。 正しくフリーヘルツです。





◆1970年代のTRIO 4CHセパレートステレオ「ST-8V」の修復修理 VOL1

.11 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
       
予てよりご相談を頂いておりました1970年代のTRIO 4CHセパレートステレオ「ST-8V」
の修復修理ですが、難航を予想されるため、お盆休み明けに着手をする予定でしたが、
非常に気になり、着手いたしました。


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↑ 一応電源は入り AM/FM受信はOKです。

レコードプレーヤーのダメージが大きいようです。


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↑ チューナー/4CHアンプ部を取り外します。


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↑ レコードプレーヤーを外して点検を行います。
チューナーアンプに接続して点検テストを行いますが、動作をいたしません。


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↑ ベルトの劣化不良とターンテーブルセンターシャフトのロックです。 


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↑ センターシャフトをボードから外して、分解修理と注油を行います。


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↑ 解修理と注油を行って、ベルトを装着します。


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↑ 動作テストの結果、回転はしますが、 オート機構の動作不良で回転はするものの
怪しい動きをします。



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↑ 手動での動作は行えますが、オート動作はいたしません。 原因を調査いたします。


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↑ カートリッジは正常です。


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↑ このプレーヤーのフルオートメカはかなり複雑になっていますが、作りは頑丈です。

フルオートの不具合との挑戦です。





◆1979年頃のトリオ QUARTZ PLL DIRECT DRIVE レコードプレーヤー「KP-7070」の修理 VOL2

.05 2015 家電品の修理 comment(2) trackback(0)

1979年頃のトリオ QUARTZ PLL DIRECT DRIVE レコードプレーヤー「KP-7070」の修理で
ダストカバーの左右のヒンジが破損して開閉ができない状態になっていました。


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↑ ヒンジ交換のため重いアクリル製のダストカバーの開閉と定位置のストップに耐えられる
ヒンジは適当なものが少ない中でやっとステンレス製のトルクヒンジを調達いたしました。



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↑ 頑丈に取り付けが出来ました。


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↑ 左右のヒンジを交換して開閉の具合は良好です。


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↑ レコードの再生テストを行います。


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↑ レコード再生テストは良好です。 2種類のカートリッジがありますので、テストしました。
両方ともOKです。

流石にこの超重量級クラスのターンテーブルは安定感があります。 

最後にダストカバーの古いセロテープ剥がしとクリーニングが大変です。




◆ナショナルTechnicsセパレートステレオ「SC-1700」の修復修理 VOL3

.04 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

ナショナルTechnicsセパレートステレオ「SC-1700」の修復修理でセンター部分(チューナ
ーアンプ/レコードプレーヤー)の発送を終えまして、オリジナルのスピーカーに接続して
いただきました。
その結果右側の「3WAYスピーカーシステム」の中音スピーカー(ホーンスピーカー)が鳴ら
ないとご連絡をいただきました。
左右のスピーカーシステムの接続を入れ替えても症状は変わりませんので、検査のため
右側スピーカーシステムを送っていただきました。


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↑ サランネットを取り外した状態です。 


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↑ ホーンスコーカーは中音域を拡散させるラッパ型のホーンが付いています。


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↑ 上  高音ツィーター    中  中音スコーカー   下  低音30cmウーハー



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↑ やはり予想通り中音部のスピーカーユニットのボイスコイルの断線です。


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↑ 各種の小型スピーカーの中からサイズ/インピーダンス/パワー等を考慮して取り付け
可能な代替え品を探します。


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↑ 上2つを選びましたが、左はエッジのダメージとパワー不足のため、右を採用いたします。


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↑ 左 不良のスピーカーユニット      右 交換用のスピーカーユニット


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↑ ホーンを取り外しました。


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↑ 大きさ、形状が違うため工夫して取り付けます。 完璧です。


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↑ エンクロージャーにマウントします。 スピーカーユニットの + - の極性を合わせます。
逆性は音が打ち消しあって歪んでしまいます。


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↑ 音出しテストを行っています。 やはり中音部は大切です。音に活力が出ます。

厳密にはTechnicsの同等のユニットを使用したいのは当然ですが、現在は入手が
不可能な状態ですから、いかにオリジナルに近く甦らせるかが重要です。
左右の音の違いは、あると思いますが、中音スピーカーが鳴っていないことを考え
ると遥かに気持ちよく使えると思います。

レトロオーディオをゆったりとお楽しみください。





◆戦前のビクター5球式高周波2段ラジオ「5R-15」の修復修理 VOL3

.01 2015 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

ビクター5球式高周波2段ラジオ「5R-15」の修復修理は最終工程に進みます。


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↑ 簡易入力端子(フォノ)にピン入力ケーブルを取り付けました。


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↑ 当時の高級ラジオには簡易入力端子が設けられていました。
これは主にSPレコードプレーヤーを接続して卓上電蓄として使用できるようにしてありました。


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↑ 簡易入端子の切り替えは「スイッチ付ボリューム」をゼロに絞り切った位置で
フォノ入力に切り替わります。
この場合フォノ入力端子はオープンで音量調節が出来ません。
その為に当時のSPレコードプレーヤーには出力調整ボリュームが付いていました。

◎最初のフォノ入力切り替えのボリュームスイッチの配線ですが、切り替えた時点で
浮遊容量のためラジオの音声が大きく混入しますので、配線方法を次画像のように
改良いたしました。


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↑ フォノ入力切り替えのボリュームスイッチの配線方法を改良いたしました。
 これでスイッチが切り替えた時にラジオは完全に動作をストップします。

但し、フォノ入力時は音量調節はできませんから最大音量になります。


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↑ レコードプレーヤーを接続してテスト中です。


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↑ フォノ入力端子に接続するプレーヤーには条件があります。

①カートリッジは出力電圧の大きいセラミックカートリッジ(クリスタルカートリッジ)であること。
  MC・MMカートリッジは出力電圧が微小のために使用できません。

②音量調節が可能なこと。

◎奥の手は、
レコードプレーヤーやCDデッキ等の出力を入れる場合で音量調節の不可能な機器
の接続時は 「スイッチ付ボリューム」をゼロに絞り切った位置でフォノ入力に切り替
えないで、ラジオのダイヤルをずらせて放送の入らない位置で雑音の少ない位置に
合わせてから、音声出力を入れますと、ラジオのボリュームで音量調節ができます。





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