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◆東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理 VOL7

.31 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理は
最終工程を迎えました。

キャビネットに「シャーシー」「レコードプレーヤー」「インバーター電源装置」の
組み込みを行います。



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↑ シャーシーなどをキャビネットに組み込みました。


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↑ キャビネット上面の様子です。  ツマミは最後に取り付けます。


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↑ レコードプレーヤーを取り付けました。


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↑ インバーター電源装置を組み込み、結線を行いました。


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↑ 組み込み後の内部の様子です。


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↑ レコード演奏テストの様子です。


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↑ キャビネットのダメージの補修は総仕上げの工程で行います。


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↑ FM受信のT字型の簡易アンテナが不具合ですので、新しく張り替えを行います。


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↑ FM簡易アンテナでテスト受信を行い受信好調です。




◆東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理 VOL6

.30 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理は終盤に
かかってまいりました。

永い眠りから覚めて、この先も変わりなく動作を続けてくれるよう願っております。

しかし、部品の劣化による故障は、別としても「ラジオのダイヤルが動かなりなった」
などの故障はダイヤルツマミから連動しているナイロンの糸で動かしています。
ナイロン糸が切れますとダイヤルは動かなくなります。
60年前の細いナイロン糸がいつまで使い続けられるか・・・ふと、不安が募ります。


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↑ このステレオは左右別々にラジオのダイヤルがあります。
これは昔の2つの放送電波を使用した簡易ステレオ放送を受信する目的で作られ
ておりました。

ダイヤル糸の劣化状態の判断は色々ありますが、変色により判断いたします。
元々真っ白なものですが、かなり茶色っぽくなっています。 交換に踏み切ります。


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↑ 正面から見て右のダイヤル糸の交換を行いました。 


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↑ 正面から見て左のダイヤル糸の交換を行いました。 


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↑ バリコンドラムの内側でスプリングで引っ張っています。


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↑ ダイヤルパネルの裏側を見たところです。


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↑ 取り外したダイヤルナイロン糸です。


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↑ 新しく張り替えに使用したダイヤルナイロン糸です。





◆東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理 VOL5

.29 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理は
VOL3の工程時に、音量が絞りきれず、R/L共かなりの音量で鳴っておりました。

これは1MΩの音量調整ボリュームの経年劣化で0点で0Ωにならず抵抗値を
発生していることが原因でした。
交換が必要ですが、非常に変わった音量調節を採用しています。
普通は2連ボリュームが採用されていますが、
この場合はデザイン的に単体を向い合せに配置しています。
ノブの回転方向が同じですとボリュームの抵抗値の可変値は逆になります。
そのためにAカーブと可変が逆のCカーブのボリュームを使用しています。
 
Cカーブがありませんので、とりあえず手持ちのAカーブ500KΩ2個の仮交換を
行っておりました。


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↑ 1MΩ(1000キロオーム)Cカーブのボリュームは抵抗値の可変がAカーブと反対の変化
をいたします。 普通は滅多に使いません。
もう1個は1MオームAカーブのボリュームを使用したします。
しかし、今、直ぐ必要です。 懸命に探してやっと調達できました。 
つくづく便利な時代になったものだと思います。


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↑ 仮取り付の500KオームAカーブのボリューム2個を取り外します。


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↑ 取り外しました。


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↑ 交換用のボリュームは16φ軸長17mmの小型の為金具の改造が必要です。

左右対称取り付けの位置合わせを行います。


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↑ シールドワイヤーの半田付けを行います。


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↑ 何度も位置の微調整を行います。


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非常に困難な問題が次から次へと浮上いたします。
時間と工夫で乗り越え完成しました。



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↑ ●最終交換の16φ        ●仮付の24φ       ●不良の24φ

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↑ 「電源部/パワーアンプ」サブシャーシー内のチューブラーコンデンサーと
小型電解コンデンサーの交換を行いました。
電源コードも安全の為交換しておきました。


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↑ 交換した部品です。





◆東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理 VOL4

.28 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理は工程が
進んでまいりました。

このステレオに搭載のレコードプレーヤーは60Hz専用です。
しかし、ご依頼者の地域は50Hzでした。
60Hzのまゝでご使用いただきますと、レコードの回転数が遅くなってしまいます。

解決方法は「正弦波インバーター電源装置」を組み込み、フォノモーターを60Hz
に変換した電源で回転させます。

つまり、「ヘルツフリー化」を行います。


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↑ レコードプレーヤー全体をきれいにクリーニングします。


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↑ 裏面の古い配線を取り外して、正弦波インバーター電源用に新しく配線を行います。


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↑ プレーヤー専用の電源ヒューズを新しく取り付けます。


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↑ 正弦波インバーター電源装置です。


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↑ 仮取り付けを行い、動作テストを行います。


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色々なテストを行います。


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↑ これで50Hz60Hzの区別なく自由に使用できます。 回転数に変化がありません。

レコードテストは、素晴らしい音色、迫力を奏でています。




◆東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理 VOL3

.27 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理は

次の工程のラジオ/アンプシャーシーを外して修復修理を行います。


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↑ シャーシーは「ラジオ/アンプシャーシー」と
サブシャーシーの「電源部/パワーアンプシャーシー」の2つに分かれています。


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↑ 「電源部/パワーアンプ」のサブシャーシーです。


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↑ 左スピーカー


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↑ 右スピーカー

それぞれが接続ケーブルやリード線で繋がっていますので、スピーカーの結線などは
一旦切り離さないと、シャーシーは外せません。
当時の設計は全く修理の事は考えていません。

まさか60年後に修理を・・・・・なんて夢にも考えていなかったのでしょう。


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↑ とにかくシャーシーを外して下へ降ろしました。


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↑ この太い多芯ケーブルは電源部サブシャーシーにつながっています。


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↑ 基本メンテの各セレクタースイッチ群、ボリュームなどのガリΩ修復の接点復活剤
の噴射注入すり合わせを行い、電源オンで動作をさせます。
しかし、音量が絞りきれず、R/L共かなりの音量です。

これは1MΩのボリュームの経年劣化で0点で0Ωにならず抵抗値を発生しています。
交換が必要です。


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↑ 非常に変わった音量調節を採用しています。
普通は2連ボリュームが採用されています。
この場合は単体を向い合せに配置しています。ノブの回転方向が同じですとボリュームの
抵抗値の可変値は逆になります。
そのためにAカーブとCカーブのボリュームを使用しています。
 

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↑ Cカーブがありませんので、とりあえず手持ちのAカーブ500KΩ2個の交換を
行います。


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↑ シャフトの長さ、ローレット(ギザギザ)タイプなど制約がありますが何とかなりました。

ノブの回転をR/L逆方向に回せば大丈夫ですが、ちょっと不便ですね・・・・・

多分Cカーブの入手は難しそうです。 
その時はBカーブを使用します。 理由は長くなりますので、別途解説いたします。

兎に角、音量は絞り切れるようになりました。 もちろん、ガリもなく快調です。


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↑ 今後の故障と安全性に配慮した、ブロック型電解コンデンサーの交換を行います。

この円筒形の部品は容量と使用電圧の高い3個の電解コンデンサーを封じ込めたものです。
経年劣化のダメージがありますので必ず交換しておきます。


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↑ 50μF400WV電解コンデンサー3個に置き換えて交換を行いました。


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↑ 同じくサブシャーシー上のブロック型電解コンデンサーです。


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↑ 50μF400WV電解コンデンサー3個に置き換えて交換を行います。


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↑ 3個のチョコレート色の50μF400WV電解コンデンサーです。

直流B電源整流ダイオードの交換も行いました。


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↑ サブシャーシーのクリーニングを行いました。
2A電源ヒューズを交換いたしました。


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↑ 現時点での主な交換部品です。


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↑ MW//SW/FMの受信テストをいたしました、良好です。

レコードの再生テスト中の様子です。 レコード演奏も好調です。





◆東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理 VOL2

.27 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理です。

今の「東芝」が東京芝浦電気株式会社の時代ですから60年近く前の珍しい製品です。
修復修理を行います。


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↑ 先ず、キャビネットからレコードプレーヤーを取り外して下へ降ろします。


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↑ プレーヤーの表面です。 「回らず」[鳴らず」の動作不良です。


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↑ ターンテーブルを取り外します。


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↑ モーターは回転しますが、モーターの回転をターンテーブルに伝える「アイドラー」が
モーターのプーリーに接触しません。 これでは回転しません。


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↑ プレーヤーの裏面です。


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↑ 原因はフォノモーターを吊下げている、3ヶ所の防振ゴムの2ヶ所の防振ゴムが
経年劣化で、溶けて変形しているため、大きく位置ずれを起こしています。


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↑ フォノモーターを一旦取り外して古い防振ゴムを取り外します。


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↑ 取り外した防振ゴムです。 


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↑ 新しい防振ゴムを取り付けていきます。


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↑ 新しい防振ゴムの取り付けが完了しました。


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↑ 経年劣化で音の出なくなったクリスタルカートリッジを交換します。


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↑ 新しく交換するカートリッジはクリスタルカートリッジではなく、
同じ圧電素子ですが素材の違う現代のセラミックカートリッジを交換に使用いたします。


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↑ 交換後のテストの様子です。


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↑ テスト中にフォノモーターのスタート/停止スイッチの「スパーク吸収用コンデンサー」
0.05μF400WVが異常高温になり絶縁体の「パラフィン」が溶け落ちていました。


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↑ 新しい「メタライズドフィルムコンデンサー」0.1μF400WVを2個直列接続で
耐圧を2倍にして取り付け交換を行いました。

次の工程はラジオ/アンプシャーシーを外して修復修理を行います。




◆1989年製SONY CD NEW STEREO 「D-2010」の修復修理 VOL3(完成)

.23 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1989年製SONY CD NEW STEREO 「D-2010」の修復修理は、
AMFMチューナー/カセットデッキ/CDドライブのユニット部分の移植交換を終えて
CD5枚分の連続及びランダムな再生テストを行いました。 全くミスなく終了いたし
ました。

各部のネジ止めを行い、全体のクリーニングを行いました。


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1989年製ソニーCD NEW STEREO 「D-2010」は当時198,000円の最高級卓上型
CDステレオです。 
ラジカセの域を超えた豪華な造りで、音質も密閉型スピーカーを組み込みこだわり
があります。
しかし、27年の経年劣化には耐えられず、各部にダメージがあります。

現存のD-2010の殆どの不具合は次の4点です。

●AM/FMラジオはセレクタースイッチの接点の劣化で接触不良で不具合がでます。
●オートリバースのカセットデッキは修理不能状態です。
●CDプレーヤーはドライブ不良で修理不能状態です。
●上部開閉扉の破損。

今回はAM/FMチューナー/カセットデッキ/CDドライブのユニット部分の移植交換により、
AM/FMラジオはもとよりCDの使用も可能になりました。




◆1928年代米国ビクター電動式大型蓄音機VV8-35のフォノモーター修復修理 VOL4(完成)

.22 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
    
1928年代米国ビクター電動式大型蓄音機VV8-35のフォノモーター修復修理は、
非常に珍しい初期の「インダクション ディスク フォノモーター」がコイル断線により
修理を断念して別のフォノモーターを載せ替えました。
構造的にオートスイッチの取り付けが不可能な為、手動のスイッチの取り付けを
行いました。

実際にレコードを載せて音出しをします。
針圧の重いマグネチックピックアップを仮付してレコードテストを行います。



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↑ 回転数は60Hzでスローの最端で規定回転を確保しています。

50Hzですとファースト側で微調整範囲になります。
回転は安定しています。
トルクがありますので、強制的に針圧を重くしても変化は僅かです。





◆1928年代米国ビクター電動式大型蓄音機VV8-35のフォノモーター修復修理 VOL3

.22 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1928年代米国ビクター電動式大型蓄音機VV8-35のフォノモーター修復修理は、

非常に珍しい初期の「インダクション ディスク フォノモーター」がコイル断線により
修理を断念して別のフォノモーターを載せ替えました。

構造的にオートスイッチの取り付けが不可能な為、手動のスイッチの取り付けを
行います。


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↑ 画像の右手前の速度微調整ネジの跡の穴を利用して取り付けを行います。


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↑ 取り付け完成時の画像です。


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↑ これが、取り外したオートスイッチです。


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↑ 直径12mm深さ20mmの穴を傷を付けずに電源スイッチを取り付けなければなりません。
色々な形態のスイッチの中から小型・操作性などを考慮して、これに決めました。

小形で操作性もバツグンです。 ロングトグルスイッチです。
取り付け金具を作ります。


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↑ このように取り付け金具をセットします。


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↑ 上から見た様子です。操作レバーが長いので、好都合です。


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↑ 裏側です。  プレーヤーボードの厚さは最も厚い20mmです。


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↑ フォノモーターの電源配線の様子です。


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↑ 安全のために1Aのガラス管ヒューズをヒューズホルダーを介して取り付けました。

スイッチ接点から発するスパークを軽減させるコンデンサーを取り付けました。


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↑ 完成しました。

スタート/ストップの操作は非常に軽快です。操作音も小さくショックがありません。




◆1989年製SONY CD NEW STEREO 「D-2010」の修復修理 VOL2

.21 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

新品のCDドライブの入手は絶望的です。又代替品も無理です。

AMFMチューナー/カセット/CDドライブのユニット部分を同機種の良品を
載せ替える事に致します。


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↑ 故障している方のFMチューナー/カセット/CDドライブのユニット部分を取り外しました。


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↑ AMFMチューナー/カセット/CDドライブのユニットの裏面の基板。


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↑ アンプ/スピーカー部分です。


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↑ 接続部の基板コネクターです。


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↑ AMFMチューナー/カセット/CDドライブのユニット部分とアンプ/スピーカー部分が
接続ケーブルがコネクターで繋がっていますから、交換が簡単です。


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↑ 手前が交換の完了したD-2010です。

カセット部分は修理不能ですが、無理に修理を行っておりません。
これでAM/FM受信/CD再生の動作は正常になりました。

エージングテストを行います。




◆1928年代米国ビクター電動式大型蓄音機VV8-35のフォノモーター修復修理 VOL2

.21 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1928年代米国ビクター電動式大型蓄音機VV8-35のフォノモーター修復修理は、

非常に珍しい初期の「インダクション ディスク フォノモーター」がコイル断線により
修理を断念して別のフォノモーターを載せ替えることにいたしました。


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↑ ボードから「インダクション ディスク フォノモーター」を取り外しました。


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↑ 載せ替え用の78回転インダクションフォノモーターを用意するのに苦労しましたが、
結局、手持ちのこのプレーヤーのモーターを使用することになりました。


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↑ 取り外してクリーニング、注油など整備を行いました。


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↑ 20mm厚のボードをきれいにクリーニングを行い位置合わせをして取り付け穴を開け
直します。


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↑ マウントは全く異種のモーターの為色々問題がありますが、収まりました。


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↑ 流石にこの20mmのボードには合いにくく、ギリギリセーフです。


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↑ スピード調整レバーの位置合わせも上手くいきました。


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↑ 仮結線をして回して見ます。 ストロボで回転数の確認はOKです。


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↑ ターンテーブルとボードの間隙が狭くオートスイッチの取り付けが不可能です。
別途オンオフのスイッチを取り付いたします。


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↑ 30cmSPレコードを載せるとこんな感じになります。


次はスイッチの取り付けと電源の配線を行います。






◆1989年製SONY CD NEW STEREO 「D-2010」の修復修理 VOL1

.19 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1989年製ソニーCD NEW STEREO 「D-2010」の修復修理で、今年の2月下旬にお預かり
いたしました。
故障内容は「CDの再生ができない」でした。直ぐに内容確認の為点検を行いました。

その時点では、レンズのクリーニングを実施しても状況は改善されませんでした。
回転はしますが、読み込み不良で、停止してしまいます。
接続ケーブルの接触不良を直したり色々試しましたが、結局CDドライブの不良と判定
していました。


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↑ 今回、点検の模様を公開いたします。


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↑ 上部開閉扉を開いた様子です。


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↑ CDドライブです。


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↑ レンズのクリーニングを行います。


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↑ CDを挿入します。


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↑ スタートさせますが、読み取らず、暫く回り続けます。


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↑ 停止して00の表示も消えます。


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↑ 左のAM/FMAチューナー/カセット/CDドライブのユニット部分
  右アンプ/スピーカー部分です。


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↑ セレクタースイッチに接点復活剤の注入を行いました、ラジオ部の接触は
改善されました。


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↑ 修復の方針は決まりました。

新品のCDドライブの入手は絶望的です。又代替品も無理です。

AM/FMチューナー/カセット/CDドライブのユニット部分を同機種の良品を
載せ替える事に致します。
人の臓器移植的な手法が修復への突破口になります。





◆1970年代のポータブルステレオカセットデッキVICTOR「KD-2」の修復修理 VOL1

.16 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1970年代ビクターポータブルステレオカセットデッキ「KD-2」は高性能な製品です。
当時のビクター技術陣の総力を結集した逸品です。

「Super ANRS/coreless Motor」と「SENALLOY HEAD」を採用しています。
これはコアレスモーターと録音ヘッドの性能にこだわったものです。

このカセットデッキの不具合は、

①再生ボタンを押した時、ハム音がしてメーターが振り切れます。
少し遅れて再生が始まります。

②再生中に時々ではあるが、左チャンネルがハム音がして、メーターが振り切れます。

③ヘッドホンは出力有り、LINE-OUTは出力はありません。


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分解を行います。 
分解は最初は非常に難しく、手順は記憶できません。




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↑ 分解を行いました。


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↑ テープメカシャーシーと回路基板の2段重ねの構造と接続ケーブルが短いため
あまり自由が効きません。
小型化の為致し方がないわけです。


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↑ 真っ先に伸びてスリップのドライブベルトの交換を行いました。
遮蔽板を取り付けた後での撮影になりました。


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↑ 2本のテープカウンターベルトの交換を行いました。


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↑ 次は回路基板関連の修理を行います。 基板の裏面です。
 

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↑ 基板中央の上部の縦の2本の物体が「録音/再生スイッチ」です。

接点復活剤を注入してすり合わせを行っておきます。


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↑ 外部入力端子のセレクタースイッチです。

接点復活剤を注入してすり合わせを行っておきます。


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↑ これで、録/再テストの結果、不具合が解消です。


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↑ 大切な高性能ヘッドをクリーニングしておきます。


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↑ エージングテスト中の様子です。




◆1928年代米国ビクター電動式大型蓄音機VV8-35のフォノモーター修復修理

.16 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
    
1928年代米国ビクター電動式大型蓄音機VV8-35のフォノモーター修復修理です。
当時の蓄音機はゼンマイ式ですが、この最高級の大型蓄音機は電気モーターを使用
していました。


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↑ 配線整理し電源を入れますと一応回転はしますが、トルクが弱く負荷を掛けると
停止してしまいます。


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↑ 初期のものものしいフォノモーターです。

大きな回転板を挟むように両側に電磁石のコイルと鉄芯があります。
コイルは上下に分かれて合計4個あります。
その中の1個のコイルが完全に断線しています。
それが原因でバランスが取れずトルク(回転力)が弱いのです。


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↑ テスターで計測しますと、         反対側
上の小さいコイルの抵抗値は139Ω      上の小さいコイルの抵抗値は断線∞
下の大きいコイルの抵抗値は4.3Ω       下の大きいコイルの抵抗値は4.3Ω


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↑ コイルの絶縁体の劣化を良く見せるようにラッカーを塗ってあるのが、気になります。
発火の恐れが心配です。

コイルを巻き直すのも一手ですが中々回転数が合致しません。
費用と結果に不安があります。

やはり、適当なフォノモーターを載せ替えるのが得策と考えます。




◆サンスイ初期の真空管セパレートステレオ「APS-410」(アンプSAX-100)の修復修理 VOL7(完成)

.15 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
サンスイ初期の真空管セパレートステレオ「APS-410」(アンプSAX-100)の修復修理は
完成いたしました。

修復内容は想像通り厳しいものでした。


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↑ アンプチューナーの組み込みに伴い、各真空管の脚部のクリーニングを行いました。

13球の真空管全ての脚部がこのように腐食しています。

接触不良で雑音の原因になったり、音が出なくなったりしますので、
接点復活剤とブラシで9本または7本の脚部の清掃を入念に行い、綺麗にします。


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↑ このように、13球のすべてのクリーニングを完了いたしました。


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↑ 筐体カバーと底の鉄板を取り付けました。


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↑ センターキャビネットに、チューナーアンプとレコードプレーヤーをセットしました。

スピーカーの接続も行いました。
この形がセパレートステレオの原型になりました。 


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↑ 抜群の存在感です。


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↑ すばらしいです。

苦労が報われます。





◆サンスイ初期の真空管セパレートステレオ「APS-410」(アンプSAX-100)の修復修理 VOL6

.15 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

サンスイ初期の真空管セパレートステレオ「APS-410」(アンプSAX-100)の修復修理は
完成に近づきました。

色々問題が出てまいります。


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↑ 電源スイッチの白いボタンがヒビ割れを起こしてボタンが外れてしまいます。


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↑ 外しますとこの通りです。


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↑ 代替え品はありませんので、修理補強を行います。

ありきたりの、瞬間接着剤でつけるだけでは、必ず外れます。
絶対に欠けたり、割れたりしないようにしなければなりません。

一旦瞬間接着剤でくっ付けた後、糸で3分の一程をきつく縛り、その上を更に瞬間接着剤
を塗って固めます。
しかし、全体に太くなり穴が窮屈になります。


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↑ そこで、穴を少し大きくヤスリで削ります。

電源スイッチを外します。


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↑ 試しに左半分を約1mm広げました。


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↑ 全体に約1mm広げました。


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↑ 電源スイッチを取り付けます。


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↑ 補強したスイッチボタンをはめ込みます。

ピッタリです。 余裕が出来て引っかかったりしなくなりました。





◆サンスイ初期の真空管セパレートステレオ「APS-410」(アンプSAX-100)の修復修理 VOL5

.15 2016 家電品の修理 comment(3) trackback(0)

サンスイ初期の真空管セパレートステレオ「APS-410」(アンプSAX-100)の修復修理は
最終工程に近づきました。

各部のテストを行いながら、小さな事も見逃さずに経年劣化と闘っていきます。


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↑ 最初から搭載のMMカートリッジは一応音質も悪くなく動作はしておりますが、
針の交換で問題があることが気になります。

先ず交換針の入手が絶望的です。また旧式の為交換は非常に難しい構造になっています。


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↑ 今後の事も考慮して新しく交換することにいたしました。


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↑ 初期のアームとシェルに新しいMMカートリッジ交換完了です。


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↑ 交換後のテストの様子です。音質は上々です。

針交換の心配が解消されました。


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↑ ダイヤル照明の右側がついたり消えたりしていましたが、
 
照明用の特殊ランプが切れてしいました、新しく交換いたしました。

珍しいガラス管ヒューズ型の8V0.25Aです。 国産品はありません、輸入品です。




◆1965年製ビクター真空管式HiFi STEREO AUDIOLA「BR-661FM」の修復修理 VOL8(梱包完了)

.13 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
    
1965年製ビクター真空管式HiFi STEREO AUDIOLA「BR-661FM」の修復修理が完成後の
テストも順調に行いました。

昨夜、発送の為の梱包を完了いたしました。


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↑ 梱包サイズは W 1215 H 615 D480mm と大きくなります。


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↑ この梱包方法は、

●大型精密機器の輸送時の荷扱い上の破損
●お客様の開梱の容易さと後始末の問題
●梱包材の再利用
等々色々過去の失敗などを教訓にして私、独自の考案で行っております。
大変手間がかかりますが、大切な製品を無事にお届けする事が最重要と考えております。

尚、トラックの長距離輸送は過酷な振動テストと捉えまして、無事にお届けできますように
願っております。





◆サンスイ初期の真空管セパレートステレオ「APS-410」(アンプSAX-100)の修復修理 VOL4

.10 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

サンスイ初期の真空管セパレートステレオ「APS-410」(アンプSAX-100)の修復修理の
工程は終盤工程に差し掛かりました。

ここで、3点セパレートの経年劣化のキャビネット+スピーカーの外観修復を行います。


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↑ 塗装 完成画像


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↑ 最初の画像ですが、こうして見ると劣化の様子が分かりにくいのですが、
一部「風化」状態の塗装面もあります。
このままでは、不安が残りますので、ご依頼者とご相談の結果、再塗装を行う
ことになりました。


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↑ 角が崩れている個所は木工ボンドで接着しておきます。


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↑ 台座の部分も修復しておきます。


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↑ 色抜けしています。


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↑ センターボックスの前面扉も全体に風化状態の塗装劣化があります。


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↑ 内部の痛みはそれほどありません。


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↑ スピーカーグリルネットの養生を行います。


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↑ 下地の傷補修を行っておきます。


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↑ プレーヤーボードの中も塗装しておきます。


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↑ 右・一度目の塗りです。 完全に乾いて3回塗りを行います。


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↑ 3回塗り(一部4回)を完了しました。

見違えるようにきれいになりました。






◆1960年代真空管式TRIO AUTOMATIC STEREO RECEIVER「111」の修復修理 VOL4(完成)

.09 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年代真空管式TRIO AUTOMATIC STEREO RECEIVER「111」の修復修理は
エージングテストが終了いたしました。

最後にダイヤルのナイロンロープがかなり劣化しています。 
新しいダイヤルナイロンロープと交換して「完成」になりました。


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↑ 劣化によりいつ切れるか不安です。 (最初の画像です)


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↑ 新しい専用ナイロンローブです。


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↑ 新しい専用ナイロンローブに交換を行いました。


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↑ 底の鉄板を取り付けました


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↑ 筐体カバー綺麗に手入れをして取り付けました。


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↑ 後部から見た様子です。


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↑ 前面の様子です。


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↑ ダイヤル面のアップ画像です。

最初は電源も入らず、ジャンク状態でした、蘇って本当に良かったと思います。

TRIOのものづくりが感じられました。 素晴らしい製品です。




◆1965年製ビクター真空管式HiFi STEREO AUDIOLA「BR-661FM」の修復修理 VOL7(完成)

.08 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1965年製ビクター真空管式HiFi STEREO 気のAUDIOLA「BR-661FM」の修復修理は

お陰様で土壇場のトラブルも解決出来まして、完成いたしました。



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↑ キャビネットの両開きの扉の装飾用の縦のモールが両方の2本が脱落欠損して
装着の溝の木肌がむき出しになっていました。

補修に使用する幅2ミリの金色の素材で適当なものが中々見つかりません。
過去にもいろいろ試しましたが、ピッタリのものはありませんでした。

しかし、今回幸運にも「おあつらえ向きな」素材を見つけました。

2mmφの真鍮棒です。


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↑ 接着剤なしでやや小さめの溝に無理やり押し込みました。 
はずれることはまずありません。


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↑ 梱包前のテストを念入りに行います。




◆1965年製ビクター真空管式HiFi STEREO AUDIOLA「BR-661FM」の修復修理 VOL6

.07 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

長時間の「CD再生」のテスト時、右音声が少し歪んでいるのが確認できました。
その時点で「MW/FMラジオ」は全く問題はありませんでした。

キャビネットの狭い空間でかなりの温度上昇がありシャーシーのヘッドアンプ回路に
異常が発生したようです。
暫く休ませて、冷却後は歪がなく正常に戻っていました。

しかし、原因追及の為、再度シャーシーを取り外して修複を行いました。


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↑ 低周波増幅回路はプリント基板に収められています。
高熱を発生させる真空管にはプリント基板は問題がありますが、当時の技術革新で
導入が始まっていました。 その後オールトランジスタ化が進みました。


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↑ 念のために熱の影響を受け音質に影響を受け易いチューブラーコンデンサーを
全部交換しておきます。


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↑ 交換を終えて、CD2枚連続再生を行い、全く音質に変化の出ない確認を得ました。

この小さなプリント基板に最も発熱の大きい出力管4本と増幅管4本の計8本が搭載
されていますから、発熱も大変です。





◆1965年製ビクター真空管式HiFi STEREO AUDIOLA「BR-661FM」の修復修理 VOL5

.06 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


1965年製ビクター真空管式HiFi STEREO AUDIOLA「BR-661FM」の修復修理は

いよいよ最終工程を迎えました。


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↑ キャビネットにシャーシーの組み込みを行います。


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↑ 「フリーヘルツ化」の「スイッチング電源」と「正弦波インバーター電源装置」を組み込み
配線を行います。


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↑ 「スイッチング電源」と「正弦波インバーター電源装置」を組み込みが完了しました。

動作テストテストを行います。


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↑ 正弦波インバーター電源によるフォノモーターの回転は安定しています。


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↑ 深夜の作業は終わりました。




翌日、キャビネットのクリーニングと写真撮影の為店舗ウインドウの方向に
向きを180度回転しました。




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↑ キャビネットをクリーニングして小傷の補修を行いました。

長時間に亘り「MW/FMラジオ」「レコード再生」「CD再生」のテストを行いました。


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↑ 長時間の「CD再生」のテスト時、右音声が少し歪んでいるのが確認できました。
その時点で「MW/FMラジオ」は全く問題はありません。

キャビネットの狭い空間でかなりの温度上昇がありシャーシーのヘッドアンプ回路に
異常が発生したようです。

暫く休ませて、冷却後は歪がなく正常に戻っていました。

しかし、原因追及の為、再度シャーシーを取り外して修理を行います。





◆1960年代真空管式TRIO AUTOMATIC STEREO RECEIVER「111」の修復修理 VOL3

.04 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


1960年代真空管式TRIO AUTOMATIC STEREO RECEIVER「111」の修復修理の
エージングテストは順調です。

後面の入出力端子がRCAピンジャックが旧式の為微妙に形状が違います。
やや太めで、傾斜がついています。 使い勝手がよくありません。

現行のものに交換を行います。


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↑ 入出力端子を交換完了後CDプレーヤーを接続してのテストの様子です。


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↑ 最初の端子の様子です。


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↑ 取り外します。


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↑ 取り外しました。


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↑ 新しい端子板を取り付けます。


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↑ 6本のシールドワイヤーの半田付けを行います。


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↑ シャーシー内部の様子です。


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↑ 取り替え完成です。


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↑ CDプレーヤーを接続してエージングてすとを行っています。

SONYの3WAYスピーカーを鳴らしています。 
素晴らしい音が出ています。




◆1973年製Technics 4CHステレオ「SC-2500 DX CU」の修復修理 VOL1

.03 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

地元のお客様からご依頼を頂きました。

非常に珍しい1973年製Technics 4CHステレオ「SC-2500 DX CU」の修復修理です。


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↑ サイズ W 1250 H 860 D 380mm とかなりの大型のセパレートステレオです。
当時各メーカーが競い合った4チャンネルステレオですが、リアスピーカーがありません。

1973年頃の製品です。1970年がエキスポ70の大阪万博の年ですから、
その3年後、高度成長期の時代の製品です。


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↑ 簡易テストの結果、プレーヤー以外の動作はしますが、
ガリなどの接触不良ノイズのオンパレードです。

レコードプレーヤーはオーバーホールが必要ですが、全体的に回復の手ごたえは
十分あります。




◆1965年製ビクター真空管式HiFi STEREO AUDIOLA「BR-661FM」の修復修理 VOL4

.03 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1965年製ビクター真空管式HiFi STEREO AUDIOLA「BR-661FM」の修復修理は
重要な問題に直面していました。

レコードプレーヤーのヘルツ違いの問題です。

60Hzのプレーヤーを50Hzで使用しますので、このままでは、回転数が約「60分の50」
に落ちてしまいます。

そこで、「頼りになる正弦波インバーター電源装置」の出番になります。
つまり、フォノモーターのみ周波数を50Hzに変換してしまいます。
60Hzで使っても、50Hzでも周波数に関係なく一定の回転数で回ります。


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↑ 正弦波インバーター電源装置を採用するには、レコードプレーヤーの電源配線を
独特の配線方法に改造を行います。


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↑ 安全確保の為、別途専用のヒューズ回路を設けます。


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↑ キャビネットに組み込み前に、スイッチング電源と正弦波インバーター電源の回路を
構成してテストを行っておきます。


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↑ 配線のついでに、最も簡単な「あると便利なAUX外部入力」を設けておきます。


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↑ ピンケーブルのオス/メスの接続で簡単にCDフレーやーなどを接続できます。


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↑ PHONO入力端子から取っています。

テストは上々です。




◆1965年製ビクター真空管式HiFi STEREO AUDIOLA「BR-661FM」の修復修理 VOL3

.02 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
1965年製ビクター真空管式HiFi STEREO AUDIOLA「BR-661FM」の修復修理は
チューナーアンプの詳細修理を行います。

半世紀以上経過したレトロオーディオの修復修理で最も重要な事は、
如何に機能を回復させることですが、
同時に「安全に安定動作を継続」できるかを考えて修復作業を行っております。



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↑ 電源プラグ/コード→電源ヒューズ→電源スイッチ→整流ダイオード→電解コンデンサー
と流れていきます。
この回路が50年以上昔のままでは安心できません。

画像中央の円筒形の部品がブロック型電解コンデンサーです。
現在はブロック型は製造されておりません。


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↑ 100μF/400WV×2と47μF/400WV×1の単体の電解コンデンサーに置き換えます。


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↑ 電源ヒューズホルダーとガラス管ヒューズを交換はします。


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↑ プラグ付電源コードを交換します。


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↑ AC交流の電気をDC直流の電気に変換する整流ダイオードの交換を行います。


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↑ 現在の形式の整流ダイオードに交換を行いました。


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↑ 交換後の電源整流回路の様子です。


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↑ 交換後の全体像です。


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↑ 交換部品です。 ブロック型は単体になり数が増えています。



次にレコードプレーヤーの安全対策を行います。




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↑ プレーヤーの雑音防止用のチューブラーコンデンサーを交換します。

画像左下のスイッチのOFF時に接点から発生するスパークは一瞬、高電圧が発生して
アンプに「プチッ」「パリッ」とノイズが入ります。
そのスパークノイズを吸収させるコンデンサーがショートする場合があります。


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↑ 交換を行いました。


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↑ こちらはピックアップのアース用のコンデンサーです。 交換をしておきます。


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↑ コンデンサーの交換の終わったフレーやーの裏面の様子です。


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↑ 交換したプレーヤーのコンデンサーです。 耐電圧アップの為数が増えています。


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↑ テストの様子です。





◆サンスイ初期の真空管セパレートステレオ「APS-410」(アンプSAX-100)の修復修理 VOL3

.01 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

サンスイ初期の真空管セパレートステレオ「APS-410」(アンプSAX-100)の修復修理は
アンプの徹底修復を行います。
パフォーマンスと安全性の向上の為、経年劣化の電解コンデンサー類の交換を行います。


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↑ 経年劣化で安全性の低下した電源コードの交換を行います。


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↑ 万一の時に電源を遮断する電源ヒューズとホルダーを交換します。


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↑ 電源コードとヒューズホルダーを交換済みのシャーシー内部です。

性能には関係しませんが、あくまでも安全の為に行います。


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↑ テストを行います。


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↑ レコードプレーヤーの動作は良好です。


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↑ 出力トランスの右横の2個のブロック型電解コンデンサーは複数の大容量の
電解コンデンサーを一つのアルミ缶体に収めたものです。

経年劣化でパンクの危険があります。 単体の大容量電解コンデンサーに交換
を行います。


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↑ 20μF/350WV×3を2個使用してあります。 ブロック型電解コンデンサーは
現在整造しておりませんので、これを47μF/400WV×5個の単体型に置き換えました。

浅型シャーシーですが要領よくラグ板2個を使用して取り付け配線を行いました。


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↑ シャーシー上面の様子です。

ブロック型電解コンデンサーを外した穴は下の大型抵抗器等の放熱に好適です。


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↑ シャーシー内部の様子です。


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↑ 交換部品と取り外し部材。


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↑ B電源整流回路の電解コンデンサーの全体容量が大幅にアップしてリップル皆無
とレギュレーションは良く音質向上の効果は万全です。





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