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◆ビクター4チャンネルステレオ「DF-19」のダイヤル照明の再修理

.31 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

2016年4月に修理させていただきました、ビクター4チャンネルステレオ「DF-19」の
ダイヤル照明が点灯しなくなり再修理をさせていただきました。


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↑ プレーヤーを外し、アンプシャーシーを取り外し修理に取り掛かりました。


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↑ 前回修理の時は画像下のガラス管ヒューズと同形の12Vのランプ4個を並列接続で
AC11Vで点灯する事になっていますが、かろうじて1個のみ点灯していました。

その時点では同形のランプは入手不能ですので、対策として通常のパイロット球を
配線取り付けを工夫して使用いたしました。

画像上の6.3Vのパイロット球を2個直列接続として計6個を使用しました。



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↑ 今回はご依頼者より12Vのヒューズ型パイロット球の提供を受けまして、
ホルダー交換して配線も元通りに戻して交換を完成いたしました。


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↑ 以上完成画像です。




◆貴重なWEBSTER CHICAGO SPレコードチェンジャーMODEL 55-1の修復修理 VOL3

.30 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

WEBSTER CHICAGO SPレコードチェンジャーMODEL 55-1の修復修理は、
クリスタルカートリッジの不良で代替え品の手配が付きましたので修復修理を再開
いたします。


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↑ 全く音の出ない鉄針仕様のクリスタルカートリッジを取り外しました。


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↑ 届きました交換用の鉄針仕様のクリスタルカートリッジを仮に強力両面テープで
貼り付けてシールドワイヤーを半田付けして、オートチェンジャーテストを行いました。


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↑ テストは良好です。




◆木製レザー張りキャビネットのビクターHi-Fi STEREO AUDIOLA真空管ポータブル電蓄「SPE-8」の修復修理(VOL3)

.26 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
ビクターHi-Fi STEREO AUDIOLA真空管ポータブル電蓄「SPE-8」の修復修理は、

①アンプ部の経年劣化のコンデンサー類の交換
②レコードプレーヤーのフォノモーター防振ゴムの交換

以上の工程を行います。


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↑ 画像はキャビネットに組み込み完了後のテスト中の様子です。

ポータブル電蓄と思えない元気な音量音質です。
やはり、大型楕円スピーカーと極厚の木製キャビネットの効果が出ています。

素晴らしいです。


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↑ 劣化チューブラーコンデンサーの交換を行いました。


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↑ ブロック型電解コンデンサーを単体の電解コンデンサー2個に置き換えました。

安全の為電源ヒューズホルダーを取り付けて、1アンペアのカラス管ヒューズを取り付けます。




次にレコードプレーヤーの修復を行います。




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↑ フォノモーターをボードにマウントしている3ヶ所の防振ゴムが劣化変質してボロボロに
なっています。   

交換の為取り外します。


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↑ 全部取り外して清掃を行います。


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↑ 新しいグロメットを取り付けて、組み直します。


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↑ キャビネットに組み込みを行います。


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↑ 組み込みはリード線の余裕がなく、スペースも狭く慎重に行います。


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↑ 主な交換部品です。


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↑ 組み込みの完了です。




◆1960年代日立真空管ラジオフローラ「S-563」のメンテナンス VOL2

.24 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

◆日立真空管ラジオフローラ「S-563」のメンテナンスはマジックアイの交換を行います。


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↑ 左が最初から使用されていた「6ZE1」です。 右が交換用の新品「6E5」です。


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↑ 交換を行いました。


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↑ すごく明るいです。

下の押しボタンスイッチでマジックアイを消灯できます。


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↑ ラジオ同調時です。

受信感度が悪いと開きます。 強すぎると交差します。


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↑ 無信号時です。


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↑ マジックアイを交換して雰囲気が大変良くなりました。




◆貴重なWEBSTER CHICAGO SPレコードチェンジャーMODEL 55-1の修復修理 VOL2

.22 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

WEBSTER CHICAGO SPレコードチェンジャーMODEL 55-1の修復修理は

メカの動作を確認します。


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↑ 固まった油分をクリーニングします。 潤滑剤を噴霧してしばらく待ちます。


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↑ クリスタルカートリッジは完全にオシャカになっています。

次の工程で交換を行います。


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↑ しばらくして通電の結果モーターは回転OKです。

レコードを3枚セットしてテストを行います。


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↑ 少々ぎこちない落ち方ですが、3枚とも落下テストOKです。

徐々に精度を高めていきます。




◆貴重なWEBSTER CHICAGO SPレコードチェンジャーMODEL 55-1の修復修理 VOL1

.22 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1940年頃の貴重な興味深い製品と出会いました。

米国WEBSTER CHICAGO SPレコードチェンジャー「MODEL 55-1」です。


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↑ レコードのオートチェンジャーの「さきがけ」です。

このクランク型のスピンドルが謎めいています。


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↑ 私も今まで見たこともありません。

考えているうちに「クランク型ピンドル」の謎が解けて来ました。


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↑ レコード盤を斜めにセットする方法は以上の方法に間違いない確証が得られました。


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↑ 次の工程で動作確認を行いたいと思います。




◆1960年代日立真空管ラジオフローラ「S-563」のメンテナンス VOL1

.21 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
メンテナンスでお預かりしておりました、1960年代日立真空管ラジオフローラ「S-563」です。



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↑ 1960年代日立真空管ラジオフローラ「S-563」はマジックアイ付3スピーカーの
5球スーパーラジオです。

一応動作しておりますが、メンテナンスを行います。


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↑ 後部から見た内部の様子です。


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↑ 横長の大型シャーシーの取り外しを行います。
9個のPLソケットとマジックアイそしてスピーカーのリード線とダイヤルロープと指針の連結を
外してからシャーシーを取り外します。


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↑ ダイヤルローブと指針の接合部を外しました。 
接着されていましたので厄介です。
普通は接着しないで金具の3ヶ所の切り込み部分の処理で固定されます。
外す時はその部分を元へ戻せばずれます。


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↑ シャーシーを外して見て、過去に修理で外した形跡があります。


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↑ まず、劣化して、錆びている電源ヒューズホルダーを修復します。

昔は電力事情が不安定で電圧変動がありました。
それに対応するため電源トランスに「90V/100V/110V」と切り替えできるようにタップを
設けてありました。
現在はその必要がありませんので、100Vラインのみに接続しておきます。


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↑ ヒューズホルダーに改良を加えて新しいホルダーを取り付けして接続を行いました。


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↑ ヒューズホルダーと2Aヒューズそして電源コードを交換しました。


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↑ 次に電源トランスの奥の円筒形のブロック型電解コンデンサーの交換を行います。

B電源回路整流平滑用の大容量電解コンデンサーです。
40μF300WV+30μF300WVの2個の大容量電解コンデンサーを1つのアルミ缶体に
封じ込めたものです。電解液を封入しているため経年劣化で寿命が来ています。

現在はブロック型電解コンデンサーは製造されておりませんので、単体のものを使用
します。 
47μF400WV+47μF400WVの2個の大容量電解コンデンサーに置き換えます。
形状は小型になっています。


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↑ 交換が終わりましたが、撮影を忘れましたのでシャーシー組み込み後に上から撮影を
行いました。


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↑ ダイヤル文字板の内部をクリーニングの為取り付け鉄板を外して文字板全体を
外して内側を丁寧にクリーニングを行い、再度取り付けを完了いたしました。


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↑ 後はマジックアイの交換を残すのみになりました。


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↑ 上が交換の為取り外した部品です。

  下が新しく取り付けした部品です。

フローラ「S-563」は3スピーカーですので普通のラジオでは味わえない迫力があります。




◆美しい!ナショナルポータブルレコードプレーヤー「SF-360」の修復修理

.21 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
修復修理でお持ち込みを頂いておりました、
ナショナルポータブルレコードプレーヤー「SF-360」は1970年前後の製品と思われますが
新品と見間違うほどきれいな状態です。


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↑ 真っ赤なボディは鉄板プレス製です。


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↑ 殆ど一度も使用しないで函に入ったままで保管されていたのでしょう。

電源は入りますが、ターンテーブルが回転しません。
 

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↑ ターンテーブルを外して見ますとフォノモーターが回りません。


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↑ 原因を調べます。

内部パーツは新品の輝きを放っています。

松下電器のナショナルなのに専門メーカーFOSTEXの高性能スピーカーを使用しています。
フォノモーターもポータプルにしては結構大型の重いモーターを使用しています。
全体重量が重い筈です。


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↑ モーターに電圧がかかっていません。


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↑ スタート/ストップのスイッチが動作していません。

スイッチの構造は細いスプリングと小さなマグネットによりON/OFFを行っています。
しかし、支点になる軸の油が経年劣化で固まって動かなくなっていました。

分解してクリーニング行い僅かな油分を塗布して完了です。


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↑ 通電してモーターは回りますが、接点からのスパーク(切れる時に発生する火花)が
酷く接点が焼けますので、接点を磨いて、スパーク吸収のコンデンサーの交換を行いました。


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↑ クリスタルカートリッジと「LP針」は正常です。


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↑ 「SP針」も正常です。


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↑ 33回転LPレコードのテストの様子です。


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↑ 45回転EPレコードのテストの様子です。


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↑ 78回転SPレコードのテストの様子です。

完成です。  いい音で安定動作をしています。




◆木製レザー張りキャビネットのビクターHi-Fi STEREO AUDIOLA真空管ポータブル電蓄「SPE-8」の修復修理(VOL2)

.19 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


ビクターHi-Fi STEREO AUDIOLA真空管ポータブル電蓄「SPE-8」の修復修理は、
今後も安定して使い続けることが出来ますように、半世紀以上の経年劣化のコンデンサー
類の交換が必要です。


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↑ キャビネットからプレーヤー/アンプシャーシー/スピーカーを取り外しました。


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↑ チューブラーコンデンサーは半世以上の経年劣化で変質により容量/絶縁に信頼性が
低下していますので交換を行います。


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↑ 真空管の右端の円筒形の部品は「ブロック型電解コンデンサー」です。
複数の電解コンデンサーが封入されていますが耐用年数がとっくに経過しています
ので、安全の為、単体の電解コンデンサーに交換を行います。



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↑ 真空管は内部の性能は大丈夫ですが、脚部の腐食により雑音が発生していますので
磨いておきます。


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↑ 同時に真空管ソケットの方も接触不良を直しておきます。



レコードプレーヤーの方の修復は
フォノモーター/モーター防振ゴム/アイドラー/ターンテーブル/アームスイッチ
/カートリッジ/レコード針/音量ボリューム/雑音防止コンデンサー等の点検修復
を行います。





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↑ フォノモーターの3ヶ所の防振ゴムが劣化で溶けていますので交換を行います。


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↑ ボリュームのガリΩを修復します。


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↑ 内部を取り外したキャビネットです。


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↑ クリスタルカートリッジは異常ありません。




◆木製レザー張りキャビネットのビクターHi-Fi STEREO AUDIOLA真空管ポータブル電蓄「SPE-8」の修復修理(VOL1)

.18 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

木製レザー張りキャビネットのビクターHi-Fi STEREO AUDIOLA真空管ポータブル電蓄「SPE-8」
は修復修理のご依頼を頂いておりましたが修復修理の作業に遅れを生じておりました。

このレコードのポータブル電蓄としては初期の製品でした。



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↑ 無駄のない機能的な、今でも通用するデザインです。

 
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↑ 外観の経年の汚れは手入れによりきれいになると思います。


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↑ 電源は入りますが、ターンテーブルが回転しません。

スピーカーから元気のない音で「バリバリ」雑音のみが出ています。


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↑ ターンテーブルを外して回転不能の原因を探ります。


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↑ フォノモーターは回転していますが、アイドラーの固着が原因でした。




ここで問題が発生。 分解手順が「謎」です。

当時の製品はあまり修理の事は考えずに設計してあります。
次の画像のように通風孔が2ヶ所あるのみです。




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↑ 通風孔の穴あき鉄板を外して内部を覗いて分解手順の謎が解けました。

レコードプレーヤーの片方を持ち上げながら横に引き抜くのです。


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↑ このようになりますが、短いリード線に阻まれてプレーヤーを完全に取り外すことは
出来ません。


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↑ 大型楕円スピーカーが搭載されています。 音質に期待できます。


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↑ 3球真空管アンプシャーシーです。


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↑ プレーヤーの裏面です。

仮修理を行い、何とか音出しを試したくアイドラーシャフトに注油を行いターンテーブルを
回転させ、音出しを試みます。


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↑ 45回EPと33回転LPレコードをテストいたしました。

アンプの不具合で音が途切れますが、素晴らしい音が出ています。



◆1960年代ナショナル真空管式HiFiステレオ「RA-49」の修復修理(キャビネット塗装済画像)

.17 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
半世紀の間、昆虫などの巣と化していた、
1960年代ナショナル真空管式HiFiステレオ「RA-49」は見事に蘇りました。
    

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↑ 専用脚を取り付けました。   


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↑ エージングテスト中です。


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↑ 「ナショナル SUPER PHONIC STELEO SYSTEM」のエンブレムです。



◆1960年代ナショナル真空管式HiFiステレオ「RA-49」の修復修理(総集編)

.17 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
    
予てよりお持ち込み頂いておりました、1960年代ナショナル真空管式HiFiステレオ「RA-49」
の修復修理は予期しないとんでもない展開になりました。


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↑ このナショナル真空管式HiFiステレオ「RA-49」は音質重視の高性能スピーカー
とプッシュプル出力回路を採用したアンサンブルステレオです。


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↑ 後部の様子です。

「メインシャーシー」と「パワーアンプ/電源回路シャーシー」に分割してあります。


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メインシャーシーを下へ降ろすためにツマミを外しますが、全てのツマミが強力な接着剤で
くっ付けてあります。 どのようにしても外れません。

ツマミを取り外さずにシャーシーをキャビネットから降ろす方法は操作パネルが
付いたままで、外さなければなりません。
操作パネルが付いたままで、下方向へは絶対無理です。

上方向はそのままでは開口部が少し小さくてシャーシーが引っかかります。





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↑ 作業の前に内部の清掃を行います。

永年農家の物置に保管してあったそうで、内部はかなり荒れています。
つち蜂の巣が3つありました。


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↑ キャビネットを横に寝かせてボードの一部を切断して、メインシャーシーの取り外しに
成功しました。


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↑ メインシャーシーはスピーカーの側板からネジ止めされています。


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↑ これで思う存分の修復修理を行います。
 
●各ボリュームのガリΩに接点復活剤の噴射注入
●セレクタースイッチに接点復活剤の噴射注入
●経年劣化の電解コンデンサー/チューブラーコンデンサーの交換
●電源整流ダイオードの交換
●ダイヤルスリップの修理
●パイロットランプの交換
●電源コード/ヒューズホルダー/ガラス管ヒューズの交換
などを行います。


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↑ パワーアンプ/電源回路シャーシー内のコンデンサー類も交換しました。


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↑ 交換後のテストは良好です。




次にレコードプレーヤー修復修理を行います。




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↑ 全体のクリーニングを行います。


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↑ モーター軸 アイドラー軸などのクリーニングと注油を行います。


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↑ 雑音防止のチューブラーコンデンサーを交換します。


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↑ フォノモーターに直接注油しておきます。


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↑ メンテ完了の様子です。


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↑ カートリッジの点検は良好です。


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↑ 組み込み前に、キャビネットのプレーヤー収納部分の塗装を行っておきます。


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↑ 乾燥後、組み込みを行いテスト中の様子です。


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↑ エージングテストを行いながら続けてキャビネットの外回りの塗装を行います。





◆1970年代の珍しい日立Lo-D 4chステレオ「S-40」の修復修理 VOL1

.13 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
予てよりお預かりしておりました、
1970年代の珍しい日立Lo-D 4chステレオ「S-40」の修復修理でお見積もりの為の仮修理
に取り掛かりました。
日立Lo-D 4chステレオ「S-40」はビクターやパイオニアが競い合っていた時代に地味な存在
でした。



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↑ センター部分(チューナーアンプ/レコードプレーヤー)のみをお預かりしておりました。


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↑ レコードプレーヤーを取り外します。


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↑ 仮のスピーカーを接続してテストを行います。


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↑ シャーシー上面の基板配列。


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↑ 基板裏側。


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↑ 4chアンプ基板の拡大画像。

縦に8個並んだパワートランジスタに緑錆が見られます。

黒い電解コンデンサー白い点々はカビのようです。




以上の点検結果

●電源スイッチがONのまゝでOFFになりません
●フロントアンプ側が猛烈な間欠的バリバリ音が出ます
●PHONO無信号時ザーッとTR内部雑音があります
●各ボリューム/セレクタースイッチのガリ音あります



次にレコードプレーヤーの点検を行います。




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↑ プレーヤーボード上面の様子。


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↑ ターンテーブルを取り外しました。 小径のドライブベルトが使用されています。


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↑ 裏面メカの全体像です。


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↑ ピックアップアームのオートリターン等の動作機構です。


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↑ フォノモーターです。


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↑ ターンテーブルの裏側です。


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↑ カートリッジシェルの様子です。 

MCカートリッジは大丈夫ですが針先が折れてなくなっています。





点検結果

●フォノモーターが回転しない為ターンテーブルが回りません
●アームリフターはフォノモーターが回転しない為動作しません
●アームリターンもフォノモーターが回転しない為動作しません
●レコード針不良(針先なし)


修復修理は非常に難航が予想されます。




◆1973年製Technics 4CHステレオ「SC-2500 DX CU」の修復修理 VOL3

.05 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1973年製Technics 4CHステレオ「SC-2500 DX CU」の修復修理はチューナー/アンプ部に
続きレコードプレーヤーのメンテナンスを行います。


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↑ センターキャビネットからレコードプレーヤーを取り外します。


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↑ ターンテーブルを外しました。


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↑ 上面です。 可動ヶ所のクリーニング注油などを行います。


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↑ 裏面のフォノモーター、オートリターン機構、アームオートリフティング機構等々主要
構造の動作を確認します。


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↑ カートリッジ出力部です。


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↑ フォノモーター


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↑ ピックアップアーム周辺のクリーニングを行いました。


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↑ カートリッジ/レコード針の点検と清掃を行いました。


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↑ 完成プレーヤーの組み込みを行います。


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↑ レコード演奏エージングテストを行います。






◆1973年製Technics 4CHステレオ「SC-2500 DX CU」の修復修理 VOL2

.04 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1973年製Technics 4CHステレオ「SC-2500 DX CU」の修復修理はチューナー/アンプ部の
修復修理に取り掛かります。

1970年の大阪万博(エキスポ70)以降の高度成長期の製品です。


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↑ レトロオーディオに必ず経年劣化による各ボリュームやセレクター
スイッチに発生している接触不良による猛烈なガリノイズがあります。


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↑ レコードプレーヤーは回転不安定、片方の音が出ません。


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↑ 上載せタイブのチューナー/アンプ部をケースから取り出します。


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↑ シャーシー内部の全体像です。


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↑ 4連ボリュームは左から 「高音調整」  「低音調整」  「音量調整」となっています。

12個全てに「接点復活剤」を噴射注入を行い「すり合わせ」を行います。 


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↑ 注入口が僅かな隙間の為「浸透性」に優れ、そして噴射力の強いものを使用します。


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↑ 「高音調整」 「低音調整」の8個に「接点復活剤」を噴射注入を行い「すり合わせ」を
行いました。 


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↑ 「音量調整」4個に「接点復活剤」を噴射注入を行い「すり合わせ」を行いました。 



 
次は押ボタン式のセレクタースイッチに「接点復活剤」を噴射注入を行います。




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↑ セレクタースイッチは黒いボタンの裏側ですが、奥に隠れて注入口がなく
困難です。


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↑ 細いノズル曲げて角度を付けて注入に成功しました。


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↑ テストです、ガリΩは止まりました。 スムーズです。


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↑ レコード右の音が回復しましたが、PHONO標示ランプが点灯しません。


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↑ パイロット球は切れていません。


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↑ 色々調べてソケットに電圧が掛っていません。スイッチ接点の破損です。



交換不能の為、考えました。  
不点灯より常時点灯の方がベターと判断して、PHONOは常時点灯になるように、配線します。




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↑ ご覧のようになりました。


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↑ 後部の接続ケーブルとプラグ/ジャックのクリーニングを行いました。


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↑AM/FMのチューニングの調整とテストを行いました。


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↑ 電源回路の点検を行いました。


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↑ パワーアンプ回路は集積回路が使用されています。


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↑ テスト中の様子です。

次工程はレコードプレーヤーです。




◆東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理 VOL9

.02 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理は

キャビネットの左上と右下の合板の一部の表面剥離の補修で色合いに違和感を
かんじておりましたが、どうしても納得できず、本日修正をいたしました。


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↑ 再度、修正後の様子です。  かなり調和がとれたように思います。


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↑ 補修前の画像です。


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↑ 両側面もかなりダメージがありました。  
特に最下部の合板が所々めくれあがっておりました。 
木工ボンドで固めながら、補修を行いました。


外観と全体修復は今後の保存に大切な要素になります。


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↑ 梱包終了直前の画像です。




◆東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理 VOL8(完成)

.01 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
    
東京芝浦電気(東芝)製真空管式ファミリーステレオ「TAS-180」の修復修理は

キャビネットのクリーニングと傷の補修を残すのみになりました。


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後で見るとキャビネットの左上と右下の合板の表面剥離の補修の補修色に
違和感をかんじます。

もう一度やり替えてみようと思います。





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