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◆ビクターコンポーネントプリメインアンプ[JA-S35」の修復修理 VOL1

.26 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

予てよりお預かりしておりました、
1970年代初期のビクターコンポーネントプリメインアンプ[JA-S35」は懐かしい
パワーメーターの搭載されたプリメインアンプです。


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↑ 使用せずに放置されていたらしく、経年劣化が酷く、電源は入りますが、全ての
「セレクタースイッチ」「調整ボリューム」の猛烈な接触不良で「ガリガリ、バリバリ」と、
音になりません。


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↑ 全ての「セレクタースイッチ」「調整ボリューム」の修復を行います。


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↑ 左 「R/Lのバランス調整ボリューム」     右 「R/Lの音量調整ボリューム」

接点復活剤を注入して丹念に擦り合わせを行い、テストして確認しながら複数回繰り返し
接触不良を解消します。

その他の前面から操作する全ての「セレクタースイッチ」も同様に接点復活剤を注入して
丹念に擦り合わせを行います。


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↑ 動作テストの結果、良好な動作を取り戻しました。


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↑ R/Lの針の振れも良好です。

エージングテストを続けます。





◆1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄の修復修理 VOL6

.23 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄の修復修理は、
シャーシー・プレーヤーの組み込みを完了いたしました。


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↑ 完成画像。  


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↑ 背面の様子です。


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↑ 裏蓋を取り付けました。

● このままですと通風がなく夏季にはかなりの高熱が想像できます。

裏蓋に通風孔を開ける事にします。


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↑ 左右の扉はスライドしてキャビネットの端へ収納します。




◆1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄の修復修理 VOL5

.21 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄の修復修理は最終工程を迎えました。


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↑ キャビネットの全体清掃を行います。


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↑ 台座の一部に不具合があり安定しないため修理をしておきます。


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↑ 小傷の補修を行います。

面取りガラスの扉の開閉を直します。


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↑ 同調標示の新品のマジックアイを取り付けます。


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↑CDの入力ピンジャックを使いやすいプレーヤーボード上に取り付けます。

次はいよいよキャビネットに組み込みをおこないます。






◆1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄の修復修理 VOL4

.20 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄の修復修理は佳境に入りました。


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↑ エージングテストの中の様子です。


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↑ PHONO入力端子がネジ式で不便なためピンジャックを設けました。


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↑ 整流用真空管KX5Z3をシリコンダイオードに置き換えた為真空管KXソケット(4本脚)
がそのままですと間違って真空管を挿入があると困りますので撤去します。


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↑ 隣の真空管2A3のKXソケットの接触がよくないため入れ替えます。


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↑ この様に入れ替えました。

シリコンダイオードはラグ板を介して取り付けました。


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↑ 交換後の様子です。


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↑ 不良のKX真空管ソケット。


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↑ 調達中の2A3ペアが間に合いました。


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↑ テストの様子です。

キャビネットの補修を行ってからシャーシー/プレーヤーの組み込みを行います。


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↑ ダイヤル面の選局同調標示真空管「マジックアイ」が劣化して非常に暗くなっています。
交換の為入荷待ちです。


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↑ 不良真空管。


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↑ 交換済の部品群です。




◆1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄の修復修理 VOL3

.19 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄の修復修理の次の工程は、
レコードプレーヤーの修復修理を行います。


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↑ プレーヤー部分は手前に引き出せるようにスライド式になっています。


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↑ プレーヤーボードを外しす。


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↑ フォノモーターが回転しません。

モーターユニットを外します。


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↑ 非常に珍しい3スピードメカです。 当時の新機能としてナショナル製です。


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↑ ターンテーブルを駆動させるローラーのゴムが劣化してボロボロになっています。


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↑ モーターキャプスタンから速度調整用の円盤を回す大型のアイドラーのゴムも
経年劣化により使用不能になっています。




点検の結果修復は不可能と判定を行いました。

使用可能なフォノモーターとターンテーブルを交換移植により改造を行います。




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↑ この78回転プレーヤーからフォノモーターを外して、移植を行います。


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↑ 配線が劣化していますので、取り外して修復を行います。



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↑ 取り付け開口部の形状と位置が違いますので左下方向にジグソーでカッティング
しておきます。


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↑ センターを合わせてフォノモーターをマウントしました。


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↑ ターン―ブルを載せました。


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↑ プレーヤーボード裏の配線を行います。

● 安全の為ヒューズホルダーを取り付けヒューズを挿入します。
● クリスタルカートリッジ(セラミック)の音質補正用のイコライザーCRをとりつけます。
● レコードの音量ボリュームの配線を行います。
● 音量ボリュームのツマミを取り付けます。
● スタート/ストップのスイッチを取り付けます。
● 出力ケーブル/電源コードを取り付けます。


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↑ クリスタルカートリッジが不良の為交換を行います。


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↑ クリスタルカートリッジを取り外します。


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↑ 新しいクリスタルカートリッジ(セラミック)を取り付けます。


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↑ ピックアップアーム出力シールドワイヤーをアーム内に新しく取り付けます。


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↑ テストです。  素晴らしいです。 


            コロムビアSPレコード美空ひばりの「ひばりの花売娘」♪♪♪




◆1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄の修復修理 VOL2

.17 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

 
1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄は当時の組み立てオーダー電蓄は

全く動作しないままで保管されておりました。


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↑ ナショナル製の3バンド高周波増幅スーパーヘテロダイン回路ラジオ/前段増幅部の
シャーシーです。
当時の最新の高性能真空管のGT管を採用したものです。


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↑ ラジオ/前段増幅部シャーシーの内部のコンデンサー類の激しい経年劣化で朽ち果
てています。


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↑ ナショナル製の出力アンプ部のシャーシーです。
当時の最高の音質音量を生み出す高性能真空管の2A3を2本プッシュプル接続で
採用したものです。


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↑ シャーシーの内部のコンデンサー類の激しい経年劣化で朽ち果てています。


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↑ 両シャーシーの上面の様子です。


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↑ 両シャーシー内の全てのチューブラーコンデンサーとブロック型電解コンデンサーを
取り外して新しいコンデンサーに交換を行いました。


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↑ 交換後の両シャーシーの様子です。


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↑ 両シャーシーを専用ケーブルで接続します。


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↑ 各ボリュームとセレクタースイッチに接点復活剤を噴射注入を行いすり合わせを
行っておきます。


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↑ 両シャーシーの劣化不良のブロック型電解コンデンサーを取り外した穴跡です。
2個の劣化不良のブロック型電解コンデンサーは外せないた為そのままにいたしました。


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↑ 真空管のB電源整流回路の大型真空管KX5Z3は劣化で真空度低下でゲッター消滅
の為機能不良になっています。


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↑ 真空管のB電源整流回路は電源トランスで発生された380VX2の交流(AC)電圧を
整流真空管により両波整流を行い約400Vの直流(DC)に変換しています。

その真空管KX5Z3は入手が絶望的な為シリコンダイオードにより整流を行います。

画像のシリコンダイオード2個に置き換え回路を変更します。


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↑ このシリコンダイオードは殆ど消耗がありませんので、恒久的に使用できます。


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↑ シャーシーと本体スピーカーを長いスピーカーケーブルを仮接続してテストを行って
います。
MW/SW/ラジオ受信・PHONO回路の不具合・音質調整その他の動作など、
解決しなければならない問題点がありますが、見事に眠りから目覚めました。

出力真空管2A3は経年劣化で不具合があります。
通電後徐々に音量が低下していきます。
原因はフィラメントが徐々に暗くなっていきます。交換用の2A3を調達いたします。


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↑ 交換の為取り外したコンデンサーその他です。

次工程はレコードプレーヤーの修復修理を行います。





◆1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄の修復修理 VOL1

.14 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年代の超大型コンソール型2A3PP真空管電蓄は当時の組み立てオーダー電蓄です。

2A3PPは最も音質の優れた大型3極真空管をプッシュプル接続にして当時国産最高級の
ナショナル12インチフィールド型ダイナミックスピーカーを駆動しています。

ラジオ受信部は高周波増幅付3バンドスーパーヘテロダイン回路の高感度設計です。

 
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↑ サイズ W 1160 H 990 D 475mm 重量 約80kg


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↑ スライド収納の面取りガラス扉が装着されています。


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↑ 下部左右にレコード収納扉があります。


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↑ ナショナル製のレコードプレーヤーです。


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↑ 見やすい大型のナショナル製3バンドダイヤルです。


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↑ 内部の様子です。


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↑ ナショナル製のシャーシーです。 セバレーシャーシーになっています。

受信部とプリアンプ部です。


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↑ 出力アンプです。  大型真空管と大型電源トランスです。

合計12球の真空管が使用されています。


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↑ ナショナル12インチフィールド型ダイナミックスピーカーと大型出力トランスです。

凄い音が期待されます。





◆メーカー不詳アンティークサウンドプレーヤーDXの修理

.13 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
     
予てより「アンティークサウンドプレーヤーDX」がレコードプレーヤーが回転しなくなった
修理のご依頼を頂いておりました。

これは、ご依頼者が10年程前に通販でお求めになったMADE IN CHINA製品です。
昔の蓄音機を模した朝顔ラッパ型のホーンから奏でる音は、
昔の蓄音機の音とはかなり異なりますが、雰囲気は満喫できます。


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↑ 完成後の様子です。


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↑ ターンテーブルを外しますとベルトが切れていました。


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↑ 交換用ベルトは同サイズはございませんので、若干小さくなりますが、
使用可能ですので装着いたします。


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↑ 内部は真空管ではなく半導体仕様です。


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↑ 重低音ウーハーも搭載です。


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↑ フォノモーターはDCモーターが採用されています。


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↑ ピックアップはレトロ感覚に・・・・・


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↑ AMラジオ/FMラジオ・レコードプレーヤー・CDプレーヤー・カセットプレーヤー
と充実しています。


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↑ 側面にはカセットプレーヤーも装備。


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↑ レコード演奏テストは良好です。

ホーンから出る音は蓄音機さながらの音色に造られています。 これには感心しました。


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↑ セラミックカートリッジの針交換は非常に簡単に行えます。


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↑ レコード回転数もデジタル表示です。


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↑ CDプレーヤーの操作も簡単です。 音質も良好です。


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↑ 後方からの様子です。

ホーンの直径約50cm    全体高さ約77cm 存在感があります。

メンテナンスを行っての感想は・・・・・
            中々面白い製品です。 そして造りも丁寧に組あがっています。




◆1970年代トリオ 4チャンネルステレオ「ST-6VD」の修復修理 VOL3

.11 2016 家電品の修理 comment(1) trackback(0)

1970年代トリオ 4チャンネルステレオ「ST-6VD」の修復修理は
「特殊なタップ付4連ボリューム100kΩ」で入手は不可能なため、
昨日、基板取り付け用の小形特殊ボリュームの端子片の接触不良の修理は
困難を極めましたが、一応直っておりました。

本日朝からエージングテスト中にボリュームツマミに触れると、なんとなく違和感を覚えました。
「一瞬、フロント左の音が絞り切れず少し残ります」。
しかし、また正常になります。
再発の傾向です。 やはり・・・・・と云った、不安感がよぎります。

徹底交戦・・・・・最後の手段即、折角組み込んだシャーシーを再度取り外します。

プリアンプ基板を取り外して4連ボリュームを基板から外して修理を行います。

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↑ プリアンプ基板をシャーシーから取り外して4連ボリュームを基板から外すには、
後方のパワーアンプ基板と電源基板が邪魔になりますのでこの2点を少し移動させます。


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↑ 慎重に作業を行います。プリアンプ基板のジョイント配線も6本だけ切断します。

何とか取り外せます。


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↑ プリアンプ基板の裏面から4連ボリュームの端子片とプリント基板パターンの半田を
溶かして取り去って、不良ボリュームを外します。


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↑ 4連ボリュームの端子片がに3ヶ所、更に外れて取れてしまいました。


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↑ 欠損した端子片は最初の2個から3個増えて5個になりました。

端子片は極小のリベットでカシメてあります。
ボリューム(可変抵抗器)はカーボンの為端子片は直接半田付けは不可能です。

画像下段の小さな金属片を加工してクリップで挟むような感じで抵抗体と接触をさせます。
そして銅線を半田付けして基板のパターンに接続します。


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↑ 準備が出来ました。
テスターで最小抵抗値約10Ω 最大抵抗値約100KΩ を4個とも確認OKです。


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↑ 画像左の12個の小さな穴にボリュームの端子片を挿入して半田付けを行います。


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↑ 修理済みのプリアンプ基板を元の位置に取り付けます。

切断した隣の基板とのジョイント線を半田付けします。


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↑ 移動させた後方のパワーアンプ基板と電源基板を元通りに取り付けます。

結果はフロント、リアとも完璧に動作しました。




◆1970年代トリオ 4チャンネルステレオ「ST-6VD」の修復修理 VOL2

.10 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
1970年代トリオ 4チャンネルステレオ「ST-6VD」の修復修理は
音量ボリューム(可変抵抗器)の不良でした。
しかし、「特殊なタップ付4連ボリューム100kΩ」で入手は不可能なため、修理を決行。

基板取り付け用の小形特殊ボリュームの端子片の接触不良の修理は困難を極めました。
端子の半田付けが狭い奥まった個所での半田付けでした。

エージング動作テストで、今のところ症状は出なくなりました。


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↑ 念のため、再度確実な半田付けを行いました。


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↑ プリアンプ基板から前面に出ているボリュームシャフトです。

左から「低音調整」 「高音調整」 「音量調整」 です。


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↑ プリアンプ基板部分です。


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↑ レコードプレーヤーに問題はありませんが、各部のクリーニングと点検を行いました。


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↑ 針圧がくるっていましたので、2gに調整を行いました。


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↑ レコードプレーヤーの演奏テストの様子です。





◆1970年代トリオ 4チャンネルステレオ「ST-6VD」の修復修理 VOL1

.09 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
予てよりお預かりいたしておりました
1970年代トリオ 4チャンネルステレオ「ST-6VD」の修復修理を開始いたしました。


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↑ センター部分のみお預かりいたしました。 不具合の状況は、
「メインボリュームの調子が悪く音量絞り切れず、適当なところで音が出なくなったり、
突然大音量になったりする」という事です。

これは、普通は単なる「ボリュームのガリΩと判断してしまいます。
しかし、今回は違いました。


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↑ キャビネットからシャーシーを取り外します。


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↑ 大型シャーシーに各回路基板がギッシリ詰まっています。


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↑ 全ツマミを外し、前面操作パネルをごっそりと外しました。


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↑ 後部から各ボリュームやセレクタースイッチなどが基板の奥に見えます。


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↑ 原因はプリアンププリント基板に直付された音量調節の4連ボリューム又は
この周辺部にあります。


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↑ ブリアンプ基板の裏面です。


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↑ 先ず、念のためボリュームに「接点復活剤」の注入を行い、擦り合わせを入念に行いました。

しかし、少しは効果がありますが、根本的に症状は改善されません。


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↑ 微妙にボリュームと基板半田付け部分に接触不良があることを突き止めました。


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↑ ボリューム(可変抵抗器)の端子の足の部分(画像)が経年劣化でカシメ部分がゆるく
なり接触不良が起きていました。

プリアンプ基板を取り外すことは不可能なため、
最高難度の方策を覚悟で 幅僅か4mmの端子片を取り外しました。


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↑ 端子片の代わりに細い銅線を介して基板と半田付けを行いました。

プリント基板側よりもボリューム(可変抵抗器)側の半田付けが狭い奥まった個所で
何回もやり直しながらの作業になりました。

繰り返し、くりかえしのボリュームの動作テストで、今のところ症状は出なくなりました。

しかし、油断は出来ませんので、エージングテストを続けます。

この特殊な「基板付けタップ付4連ボリューム100kΩ」の入手は不可能です。
可能な限り現物修理を行います。




◆65年前のメーカー不明42PP大型真空管電蓄の修復修理 VOL4

.06 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

65年前のメーカー不明42PP大型真空管電蓄の修復修理は最終段階になりました。

シャーシー/レコードプレーヤー/スピーカーをキャビネットに組み込みを行います。

その前に上部開閉扉のストッパーが壊れていますので修理を行います。


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↑ 完成画像です。


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↑ 厚さ35mmの重い上扉を支えるストッパーが壊れておりました。
昔に壊れてかなり無理して使っていたようです。


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↑ 一旦ストッパーをスプリング/レバーなどを全て外します。


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↑ 全くようを成していなかったため、構造仕組みと動作を理解しておく必要があります。


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↑ 摩耗したビスナット/ワッシャ―などを交換組み立てを行い取り付けを行いました。

上扉開閉時のプレーヤー照明ON/OFFスイッチを同時に取り付けました。


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↑ ストッパーの取り付けが完了しました。 音もなくスムーズに開き停止します。

同時にプレーヤー照明が点灯します。 閉めれば消灯します。


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↑ シャーシー/レコードプレーヤー/スピーカーの組み込みを行いました。


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↑ 綺麗に仕上りました。

スピーカーをキャビネット組み込みにより低音が増強されました。




◆65年前のメーカー不明42PP大型真空管電蓄の修復修理 VOL3

.05 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

65年前のメーカー不明42PP大型真空管電蓄の修復修理は、

SPレコードプレーヤーの修復を行います。


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↑ 完成画像です。


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↑ ご依頼者ご希望の「オリジナリティを重視した修復」を尊重しながら、
現状の形を残し、機能的に満足できる状態に仕上げたいと思います。

レコードプレーヤーの生命であります「レコードが回転して音が出る」ことですが、
大きく分けて、「フォノモーター」と「ピックアップ」の主要部品の経年劣化があります。


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↑ クラシックデザインの金属製のピックアップアームをプレーヤーボードから取り外しました。


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↑ SP鉄針用のマグネチックカートリッジは非常に歪んだ小さな音ですが、
分解すると馬蹄形永久磁石/コイル/カンチレバーにより構成されていますが、
劣化が酷く修復不能とは判断いたしました。




SP鉄針用のマグネチックカートリッジは針圧も重く78回転鉄針専用ですが、代替え品の
入手は不可能で、今後の使用の利便性を考慮して「クリスタル(セラミック)カートリッジ」
に変更を決断いたしました。





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↑ SP鉄針用のマグネチックカートリッジを取り外して、
「クリスタル(セラミック)カートリッジ」を組み込みシールドワイヤーも交換を行いました。



続いてフォノモーターと配線、スタートスイッチなどの修復を行います。





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↑ 左ラグ板にプレーヤー専用の電源ヒューズを設けました。

右ラグ板にクリスタル(セラミック)カートリッジの音質補正のイコライザーを設けました。


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↑ フォノモーターの注油などメンテナンス、モーターリード線の保護をを行いました。
劣化した配線全てを取り外して、新しくプレーヤー関連の配線を行いました。


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↑ アーム連動の「スタート/ストップスイッチ」は不具合の連発で、
再三の調整を試みましたが、非常に不安定動作の為、
確実でストレスのない手動スイッチに改造を決断いたしました。


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↑ スタート/ストップの手動スイッチを取り付けました。


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↑ ピックアップアームをボードに取り付けました。

ターンテーブルマットを新調いたしました。


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↑ エージングテスト中の様子。





◆65年前のメーカー不明42PP大型真空管電蓄の修復修理 VOL2

.02 2016 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
65年前のメーカー不明42PP大型真空管電蓄の修復修理は、
最も経年劣化の激しい部品の交換を行います。


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↑ シャーシー、レコードプレーヤー、スピーカーを取り外したキャビネットです。


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↑ 経年劣化の「大型オイルコンデンサー」「小型電解コンデンサー」
「ペーパーチューブラーコンデンサー」「電源ヒューズホルダー」です。


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↑ 経年劣化の「電源コード類」「スピーカーコード」「シャーシー内配線類」です。


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↑ 経年劣化の「真空管」です。


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↑ 劣化で不安全な「電源コード」「電源ヒューズホルダー」です。
交換を行いました。


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↑ 「大型オイルコンデンサー」
   「小型電解コンデンサー」    
   「ペーパーチューブラーコンデンサー」 等を現在の高性能部品に交換を行いました。


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↑ 次にスピーカーの出力トランスをシャーシーに取り付ける様に配線を変更して
位置替えを行います。


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↑  「大型オイルコンデンサー」を取り外した跡へ取り付けます。


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↑ このようになります。


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↑ シャーシーからのスピーカーケーブルはこのように新しくコネクタープラグにより
配線します。


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↑ スピーカー出力トランスからスピーカーコネクターへのシャーシー内部の配線は
このようになります。


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↑ スピーカー出力トランスからスピーカーへの一連の配線はこのようになります。
スッキリしました。


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↑ 切れていたダイヤルロープを新しく張り替えました。


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↑ ダイヤルスケールのガラスの汚れをクリーニングして綺麗になりました。



最初は全く「音なしの状態」で不安がありました。
過去に想定外の修理不能放置の形跡がありました。

流石42PPと12吋フィールドダイナミックスピーカーです。 
ラジオ受信をダイナミックな音で鳴っております。




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↑ 78回転SPレコード専用のレコードプレーヤーはフォノモーターの回転はOKですが、
「ストッパー」「マグネチックカートリッジ」「配線」などに問題があります。

 次工程で詳細を掲載いたします。





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