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◆珍しい1960年代後期のオールトランジスタ TRIOセパレートステレオ「3000」の修復修理 VOL2

.30 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

珍しい1960年代後期のオールトランジスタ TRIOセパレートステレオ「3000」の修復修理は
アンプチューナー部の「左音でず」不具合の仮修理はかなり難航しそうです。
次工程から行う事にいたします。

先にレコードプレーヤーの仮修理を行います。


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↑ フォノモーターは回転していますが、ターンテーブルが回りません。


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↑ フォノモーターをマウントしている防振ゴムが縮んでモーターが少し下がっているため
3個所ゴムを追加してフォノモーターを少し持ち上げました。


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↑ モーターキャプスタンの取り付け位置を調整しました。

これで、33/45/78回転時の正しい位置にアジャストが可能になりました。


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↑ テストの結果、回転については正常になりましたが、

レコード終端でのアームのオートリターンが不調です。 途中のカットも出来ません。


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↑ スイッチ接点スパークノイズ防止のコンデンサーがパンクしています。
後で交換を行います。


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↑ アームリターンメカの修復を行います。

可動部分の洗浄/調整を行い正常動作を確認いたしました。


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↑ エージングテスト中の様子です。


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↑ カートリッジの状態は問題ありません。

ダイヤモンド針は交換の予定です。


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次工程へ進みます。



◆珍しい1960年代後期のオールトランジスタ TRIOセパレートステレオ「3000」の修復修理 VOL1

.29 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
珍しい1960年代後期のオールトランジスタ TRIOセパレートステレオ「3000」の修復修理のご依頼を
頂きました。
当時のTRIOの初期のステレオの型番は数字のみでした。


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↑ 見ているうちにだんだん好きになるシンプルなデザインです。


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↑ ここまでアンプチューナーシャーシーの点検で何とか片方の音出しが確認出来ました。


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↑ レコードプレーヤーはベルトドライブではなくアイドラーによるリムドライブを採用しています。


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↑ プレーヤーは回転しません。

フォノモーターは回転しますが回転トルクがターンテーブルに伝導しません。
原因はモーターキャプスタンとアイドラーの位置が大幅にずれています。

全体的に修復可能な状態です。




◆SONY CD電蓄ミュージックリファレンス・スペシャルD-2010の修復修理 VOL1

.27 2017 家電品の修理 comment(2) trackback(0)

SONY CD電蓄ミュージックリファレンス・スペシャルD-2010の修復修理につきましては、
メーカーさんは規定により完全拒否の状態ですが、
当時の価格で約20万円の大枚をはたいて手にしたユーザーさんのお気持ちを察するあまり
またもやお請けいたしました。


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↑ 非常に珍しく元箱に収められてお送り頂きました。


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↑ やはり、ご使用のメインはCDです。


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↑ レンズのクリーニングは慎重に行います。


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↑ シールドされているCDデッキ基板部分です。


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↑ 不具合の元凶はこのセレクタースイッチにあります。


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↑ 電動ボリューム部分も要注意です。


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↑ この辺のところは詳しく描写が難しく、

とにかく「諦めず、根気よく」出来ることは全てやり通します。


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↑ いつものように丁寧に根気よくメンテナンスを行い、繰り返し繰り返しテストを行い、
正常動作に漕ぎ着けていきます。

部品交換なしで如何にベストパフォーマンスに持っていけるかにかかっています。


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↑ カセット部分はご使用にならないとの事です。




◆1960年後期 ビクターステレオカセットデッキ「KD-868ⅡS」の修復修理

.26 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
パイオニアステレオF-9000の修復修理で同梱でお預かりしておりました、
1960年後期 ビクターステレオカセットデッキ「KD-868ⅡS」の修復修理を行いました。


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↑ メンテナンス後の画像です。


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↑ 筐体木製ケースの周辺のレザークロスの剥がれが気になり真っ先に接着剤で貼りつけ
を行いました。


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↑ 内部メカの様子は非常に良く悪い個所が見当たりません。


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↑ 本来なら各種ベルトが痛んでいますが、殆どこのままで問題ない様子です。


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↑ 通電動作時のVUメーターの様子です。


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↑ テスト中の様子です。


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↑ カセットテープの取り出し。




◆逸品60年以上前のナショナル真空管ラジオ"マジックスーパー"「CF-610」の修復修理 VOL5

.23 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

逸品60年以上前のナショナル真空管ラジオ"マジックスーパー"「CF-610」の修復修理の
エージングテスト中に問題が起きました。


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↑ シャーシーをキャビネットに組み込みエージングテスト中に突然「プツッ」と音が出なくなりました。


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↑ 原因はスピーカーを駆動する出力トランスの一次側コイルの断線でした。
これは経年劣化によるものです。


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↑ 急遽新品の出力トランスに交換を行いました。


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↑ 出力トランスの横のブロック型電解コンデンサーとマジックアイの交換も同時に行いました。

画像右端のブロック型電解コンデンサーは単体のコンデンサー5個に置き換えました。


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↑ 交換後のシャーシー内部の様子です。


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↑ 当時から音質に定評のナショナル製20cmパーマネントダイナミックスピーカーです。
ラジオながらステレオに匹敵する音質音量です。







◆逸品60年以上前のナショナル真空管ラジオ"マジックスーパー"「CF-610」の修復修理 VOL4

.21 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

逸品60年以上前のナショナル真空管ラジオ"マジックスーパー"「CF-610」の修復修理は

キャビネットの補修手入れを進めます。


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↑ 小傷を目立たないように一つ一つ修正を行ってから、全体的にウレタンニスの塗装を
行いました。


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↑ 綺麗になり生き生きしてきました。

丸一日於いてシャーシーの組み込みを行います。




◆逸品60年以上前のナショナル真空管ラジオ"マジックスーパー"「CF-610」の修復修理 VOL3

.20 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
逸品60年以上前のナショナル真空管ラジオ"マジックスーパー"「CF-610」の修復修理は

キャビネットの補修を行います。


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↑ 最初の画像ですがプラスチック製のスピーカーグリルの左右に突板を張り付けた装飾板が
経年劣化で剥がれ落ちています。


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↑ 左右のダメージの状態が全く異なります。


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↑ 左は残りの突板の全てを剥がしました。

右の突板は波を打ち今にも剥がれそうに見えますが、剥がそうとしても剥がれません。
以前に一度接着剤で張り付けた様子ですので、無理をせず丁寧にサンドペーパーを
掛けて波打ち状態を平らに修正しました。
   

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↑ 処理の方法は色々考えられますが、木目調のシール材を張り付けても、結局剥がれ
などと風合のアンバランスで良い結果が得られないと判断しました。

先ず、スピーカーグリルと同色のブラックの下塗りを行いました。
そのあと艶出しを兼ねてウレタンニスの塗装を予定しています。




◆パイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」の修復修理 VOL7(完成)

.19 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
    
パイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」の修復修理は完成を迎えました。
このパイオニア「C-550/IS」のマルチパワーアンプはレシーバーシャーシーには存在せず、
専用スピーカーに内蔵されています。
しかし、今回はその専用スピーカーがありません。

今までの修復作業中はヘッドホン出力により音出しを行いました。

最後のテストの為手持ちのDENONアンプとBOSEスピーカーでのテストを行いました。


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↑ 手持ちのDENONプリメインアンプとBOSEスピーカーでのテスト中の様子です。


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↑ 接続は後部の「PRE OUT」 からピンコードをプリメインアンプの「AUX」へ接続します。


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↑ 少し分かり辛い画像ですが、この様になります。

流石にプリメインアンプ+高音質スピーカーですと、迫力が素晴らしく、
どんどんボリュームを上げてしまい陶酔してしまいます。

しかし、レコードの無音の部分ではインバーターノイズが現れてしまいます。
普通はこれ程ボリュームを上げることはありません。



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↑ 最後に「インバーター電源専用スイッチ」についてのご説明です。

「インバーター電源専用スイッチ」は後部に「小形スナップスイッチ」を設けました。

レコードプレーヤー使用時は必ず「ON」にしてください。
「ON」にしますと「ピッ」と一瞬だけ発信音が鳴り「インバーター電源装置」が起動します。
思う存分レコードをお楽しみください。

レコード演奏が終わってステレオの電源を「OFF」にしますと「インバーター電源装置」
も「OFF」になり、全体の電源が切れます。

そのままで次にステレオの電源スイッチを「ON」にしますと「インバーター電源装置」
も「ON」になります。
もしこのままでラジオを聴きますとインバーターノイズがラジオに妨害を与えて受信
出来ません。 この場合は「インバーター電源専用スイッチ」を「OFF」にしてください。




◆逸品60年以上前のナショナル真空管ラジオ"マジックスーパー"「CF-610」の修復修理 VOL2

.18 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

逸品60年以上前のナショナル真空管ラジオ"マジックスーパー"「CF-610」の修復修理は
パイロットランプの劣化配線の交換から行っていきます。

修復修理の症状は「全く電源が入らない」ものです。


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↑ このラジオには派手にパイロットランプが使用されています。

パイロットランプ回路の劣化配線の交換から行っていきます。
しかしパイロットランプ回路配線の劣化状態に疑問を感じます。



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↑ 取り外したパイロット回路の劣化配線です。

2本を撚り合わせたものと4本を撚り合わせたものがありますが、
全て被覆がボロボロになり裸線になっているところがあり、配線被覆同士がくっ付いています。

画像中央の無傷の2本撚り線はスピーカー用の配線です。

因みにパイロットランプ回路の電圧はAC6.3Vです。  
高電圧大電流ではありません豆電球を点灯するだけです。

原因の解説は後で行います。


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↑ 劣化配線の交換を行いました。 

撚り合わせてもあまり意味がありませんので、結束バンドで束ねました。


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↑ ダイヤル盤照明配線は2本撚りにしました。


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↑ 電源ヒューズホルダーと電源ヒューズの交換を行いました。

90Vタップと110Vは今時全く必要ありませんので、100Vライン一本にまとめました。

スピーカ―コードは短すぎた為交換を行いました。


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↑ 劣化のチューブラーコンデンサーの交換を行いました。

セレクタースイッチの猛烈な接触不良を「接点復活剤」を注入してすり合わせを行い
修復をいたしました。


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↑ ラジオの感度が非常に悪く、しかもダイヤル周波数もくるっていますので、

スーパーヘテロダイン回路の再調整を行いました。


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↑ 劣化のチューブラーコンデンサーの交換後のシャーシーの様子です。


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↑ 交換のため取り外した配線とパーツなどです。


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↑ ダイヤル面のマジックアイ(同調表示管)てす。 寿命で暗くなっています。

交換の予定です。


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↑ マジックアイ(同調表示管)6E5です。

正常動作を取り戻しました。   エージングテストを続けます。




◆パイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」の修復修理 VOL6

.14 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
    
パイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」の修復修理は
いよいよ最終段階に入りました。


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↑ シャーシーとレコードプレーヤーをを薄型のキャビネットに組み込みを終えてレコード演奏
テスト中の様子です。




インバーター電源装置を狭小なキャビネットに組み込みますとインバーター電源装置とレコード
プレーヤーが接近し過ぎて「誘導ノイズ」が心配です。
しかし、もう既にインバーター電源装置の組み込みを完了していますので、
万難を排して超接近によるインバーター電源装置からの「誘導ノイズ」を除去しなければなりま
せん。



その前に、ラジオのダイヤル面の照明とダイヤル指針の照明が点灯していませんので修理を
行っておきます。




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↑ 完成画像

ダイヤル指針は針棒ではなく「光のスポット」が移動する方式になっています。


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↑ ダイヤル指針の役目をして移動する超小型電球のスポット照明です。


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↑ 画像左の超小型電球「ムギ球」が使用されています。 右は普通のパイロット豆電球です。


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↑ ダイヤル表示盤の後ろから照らしています。


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↑ ダイヤル表示盤のパイロット球の交換はツマミを外して前面操作パネルを取り外してから
パイロットランプの交換を行います。

交換完了の様子です。


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↑ ダイヤル表示盤照明は特殊なヒューズ型の電球が使用されています。


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↑ 一時外していた操作パネルを元通りに取り付けます。


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↑ インバーター電源装置のAC100Vの出力コンセントへのプレーヤー電源入力線の
差し込みが周囲の部品が込み入っているため差し込みがやりやすいように考慮して
別途コネクターを増設いたしました。


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↑ 用意万端、シャーシーをキャビネットに組み込みを行います。


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↑ 後部から見た様子です。


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↑ プレーヤーのマウントです。

何処か当たるところがないか、確認を行います。  大丈夫なようです。


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↑ 4か所の防振バネで浮いています。
重いターンテーブルを外していますので左が少し高くなっています。 


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↑ 重いターンテーブルを載せますと水平になりました。


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↑ レコード演奏テスト中の様子です。

回転全く問題なし

音出しOK

ノイズ??? ボリュームを上げるに従ってインバーターノイズが目立ちます。



心配していたことが現実として現れました。

インバーター電源装置を狭小なキャビネットに組み込みますとインバーター電源装置とレコード
プレーヤーが接近し過ぎて発生する「誘導ノイズ」です。

今更、インバーター電源装置を外付にできません。



しかし、諦めません・・・・・

殆どあらゆる「ノイズ、ハム対策」を駆使して、対策に成功しました。




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↑ シャーシーのPHONO入力端子のアース側の配線処理を改善いたしました。
つまり、PHONO入力端子は増幅度が非常に高いためハムやノイズを拾いやすくなっています。
その為シールドは厳重です。

しかし、今回は想定以上のノイズ源が直近にあります。
今回のインバーター電源装置の取り付けの最初のテスト時に「ハム・ノイズ対策」を行い
画像のL側のアースを端子直下のシャーシーに銅線半田付けによりアースをとりました。
その時点では完全でノイズは確認できませんでした。

結局、最終的にR側のアースを端子直下のシャーシーに銅線半田付けによりアースをとり
解決することが出来ました。


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↑ エージングテストの様子です。




◆パイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」の修復修理 VOL5

.13 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

パイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」の修復修理で
インバーター電源のマウント方法が「内蔵」「外付け」のどちらも、困難で悩ましいところです。


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↑ インバーター電源はW180(205ターミナル含む) D140 H50mm です。

内蔵が理想なのですが・・・・・一見無理なようです。
筐体を剥がしても大して小さくなりません。


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↑ シャーシーは厚さが85mmです。


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↑ キャビネットは
全体高 120mm
板厚   15mm
内部高  85mm 上にプレーヤーが乗モーターやメカの突起物があります。

かなり厳しい状態です。

しかし・・・・・・・・・・


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↑ このシャーシーは最初マルチアンプの基板を収納するスペースがあり、空きスペースに
なっています。

電源トランスを移動して、配線を変更すれば
インバーター電源のW180(205ターミナル含む) D140 H50mm のスペースが確保できそうです。


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↑ 電源トランスを外して見ます。


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↑ 何とか収まりそうです。


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↑ 邪魔になる配線を外しルートを変更してリード線を交換して手直しを行いました。


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↑ 電解コンデンサーの位置も変更しました。


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↑ ミリ単位の作業になりましたが、ピッタリ収まりました。




◆パイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」の修復修理 VOL4

.12 2017 家電品の修理 comment(1) trackback(0)

このパイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」は、
元々搭載のプレーヤーが60Hz仕様ですが、50Hz管内でのご使用になりますので回転が
非常に遅くなります。

対策として色んな方法の中から「正弦波インバーター電源」の組み込みを選択の結果、
テストを行います。

パイオニアのこの種のプレーヤーには2つのモーターが使用されています。
●ターンテーブルを規定速度で安定して回転させるフォノモーター
●アームをコントロールする小型モーター
そして、やや複雑な電源配線になっています。

過去に各種のプレーヤーに「正弦波インバーター電源」の組み込み行いましたが、この種の
プレーヤーに「正弦波インバーター電源」の組み込みの事例がありません。

このような理由での「正弦波インバーター電源」の組み込みテストになります。


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↑ 「正弦波インバーター電源」の組み込みテスト中の様子です。


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↑ 「正弦波インバーター電源」を使用します。

「正弦波インバーター電源」にはノイズの問題があります。
正弦波インバーター電源は交流電源の正と負のサイン波がきれいなものは非常に高価です。

しかし、比較的安価な波形のやや劣るものでも取り付けと配線の方法により、ノイズを解消す
る事が可能になります。


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↑ 「スイッチング電源装置」をペアで使用します。


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↑ 取り付け配線により、テスト中の様子です。


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↑ 取り付け配線テスト成功です。  ヘルツフリーの完成です。

キャビネットに組み込みを行う時点でインバーター電源を後部に固定する位置決めを行います。





◆パイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」の修復修理 VOL3

.09 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
パイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」の修復修理は
順調に進行しています。


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↑ キャビネットからシャーシーを取り外します。


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↑ シャーシー裏面


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↑ セレクタースイッチと各ボリュームの接触不良を修復します。
①音量調整
②バランス調整
③高音調整
④高音調整
接点復活剤を注入してすり合わせを行いますが、非常に作業の難しい位置にあります。


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↑ セレクタースイッチによりAM/FM/PHONO/AUXの切り替え動作と接触不良
などの修復を行います。


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↑ フォノモーターに供給する為の
100V50Hzの正弦波インバーター電源装置のDC12Vスイッチング電源装置の取り付け
位置を決めておきます。
正弦波インバーター電源装置は内部取り付けは無理の為キャビネット後部に取り付け
を考えております。




◆珍しい1960年代前期パイオニア真空管式最高級大型セパレートステレオ「S-81X」の修復修理 VOL4

.09 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年代前期パイオニア真空管式最高級大型セパレートステレオ「S-81X」の修復修理は
最終工程を行います。


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↑ キャビネットにシャーシーを組み込む前にシャーシーのクリーニングを行いました。


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↑ 黄色の2個の0.1μFのコンデンサーは電源スイッチのON/OFF時の接点スパークを吸収軽減
を行い接点を保護するものですが、最初はバンクしていましたので、新しいものを取り付けました。


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↑ B電源回路の整流ダイオード2個は現在は正常動作をしております。
しかし300V以上の直流電圧を作り出している重要な部品です。
経年劣化を考えると不安が残りますので交換を行います。


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↑ 現代のシリコンダイオード2個に交換を完了いたしました。


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↑ シャーシー組み込み完了いたしました。.




◆パイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」の修復修理 VOL2

.08 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

パイオニアマルチチャンネルモジュラーステレオ「C-550/IS」の修復修理は
レコードプレーヤーの修復修理を行います。

このプレーヤーは60Hz専用の為50Hz用に変換する必要があります。
このままでは回転が非常にスローになります。


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↑ レコードプレーヤー裏面メカの様子です。


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↑ ピックアップアームをコントロールしているメカです。
非常にデリケートな部分ですので動作を確認しながら、修復して行きます。


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↑ フォノモーター


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↑ アーム固定軸の直下付近のメカとスイッチなどの様子です。


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↑ フォノモーターの起動コンデンサーです。


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↑ ドライブベルトの装着です。
ターンテーブルにドライブベルトを巻き付けてモータースピンドルにひっかけます。


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↑ 別のアンプとスピーカーのシステムにてテストを行います。

新品の交換針を同梱いただいておりますが、テスト中の破損を避けるため、当方のPN11を
装着してテストを行っています。


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↑ 当方は60Hzですから正常回転しています。

音出しはカートリッジは正常なため良好です。

次工程はインバーター電源の構築を行い、テストの予定です。




◆逸品60年以上前のナショナル真空管ラジオ"マジックスーパー"「CF-610」の修復修理 VOL1

.07 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

昭和20年(1945年)8月15日に終戦を迎えました。
当時はラジオが唯一の娯楽・情報の機器でした。

戦中戦後の時代は最も国民的(庶民的)なラジオは「並四(なみよん)ラジオ」でした。
「並四(なみよん)ラジオ」は感度も音質も悪く混信もありました。
しかし、戦後世の中が安定するに従って、ラジオもスーパーヘテロダインの高感度・高音質のラジオ
に進化して行きました。

正にこのナショナル真空管ラジオ"マジックスーパー"「CF-610」はその発展途上の製品でした。


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↑ "マジックスーパー"の意味は、

「マジック・アイ」・・・・・・・・・・・・・ラジオ受信時のダイヤル操作を簡単・正確に目視で合わせる
                    マジックアイ標示真空管を使用。
「スーパーヘテロダイン」・・・・・・ラジオ受信回路が高感度・高分離な高性能受信回路。

を簡略化した名称です。


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↑ 後部内部の様子です。


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↑ シャーシーをキャビネットから取り外しました。

ダイヤル標示盤の1650の横にマジックアイがあります。


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↑ シャーシーの後部全体像です。


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↑ シャーシー内部の様子です。


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↑ シャーシー取り出し後のキャビネットの様子ですが、前面の木部の張板の剥がれなど修復を
行っていきます。


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↑ シャーシーを真上から見たところです。


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↑ 配線の経年劣化が酷くボロボロと崩れて剥がれてきます。


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↑ 劣化配線は交換の予定です。


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↑ セレクタースイッチやボリュームに接点復活剤を注入してすり合わせを行います。


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↑ 殆どのチューブラーコンデンサーは画像のようにパラフィンで防湿・絶縁していますが、
劣化をしています。 要交換です。


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↑ 電源コードも劣化硬化してポキッと折れそうですので交換を行います。


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↑ 電源ヒューズホルダーも劣化が激しく、腐食が進んでいます。
接触不良と絶縁不良がありますので、交換を行います。

以上 診断の結果次工程で修復を行います。





◆パイオニア4チャンネルセパレートステレオ「F-9000」の修復修理 VOL2

.03 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

パイオニア4チャンネルセパレートステレオ「F-9000」の修復修理でレコードプレーヤーの状態
を点検確認をして修復を行っていきます。


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↑ キャビネットからレコードプレーヤーを取り外します。


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↑ レコードプレーヤー上面の様子です。


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↑ ターンテーブルを取り外します。


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↑ プレーヤーボード裏面の様子です。


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↑ アーム先端部の脱着式のカートリッジシェルと操作レバーです。


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↑ ターンテーブル軸と検知レバー


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↑ レコード回転切り替えとフォノモータースピンドルです。


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↑ 針圧調整ウエイト


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↑ フォノモーターの回転OK


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↑ オートリターンメカは複雑精密でプラスチックカバーでおおわれています。

音出し、オート機構などの詳細点検を行います。



◆珍品ソニー8トラックカートリッジテープレコーダー「TC-830」の修復修理 VOL1

.01 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
1970年代にカーステレオやカラオケなどでワンタッチで簡単に使用できる
8トラックカートリッジテープを使用した、録音/再生の「8トラテープデッキ
がもてはやされた時代は短命に終りました。
それは、CDの台頭があったからです。

ソニー8トラックカートリッジテープレコーダー「TC-830」は、
パイオニア4チャンネルセパレートステレオ「F-9000」と同時にお預かりいた
しました。 

修復修理を行います。


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↑ このままでは全く動作しませんが、
電源スイッチがありませんので、8トラカートリッジテープを挿入すると電源が入る
構造になっています。


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↑ 後面の様子です。


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↑ 筐体カバーを取り外して点検を行います。


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↑ やはり予想通りドライブベルトが溶けてグリス状になり「モータープーリー」と
「ドライブホイール」にへばりついています。



これを取り除くのは大変ですが、根気よく取り除き、清掃を行います。




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↑ 新しい平型ベルトを装着します。


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↑ 平型ベルトを装着しました。


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↑ 再生テストを行います。

VUメーターが振れて元気に音が出ています。


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↑ 回転は順調です。 録音テストは後程行う予定です。




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