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◆希少な1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」の修復修理 VOL2

.29 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
     
1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」の修復修理は
レコードプレーヤーの修復修理の工程へ進みます。


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↑ キャビネットからレコードプレーヤーを取り外します。


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↑ ターンテーブルのゴム製マットは経年劣化で硬化しています。
慎重に外さないと割れます。


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↑ 分厚い重いターンテーブルです。


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↑ 当時はまだベルトドライブはなかったようです。

精度の高いリムドライブのアイドラーです。


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↑ ターンテーブルのセンターシャフトはオイルが硬化して、回りません。

修理を行っておきます。


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↑ 大型のフォノモーターは回転します。


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↑ 速度調整レバーのクッションゴムに経年劣化のダメージがあります。


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↑ カートリッジが反応しません。 発電コイルの断線です。


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↑ 不良のカートリッジです。


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↑ 在庫の新品カートリッジを取り付けます。


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↑ カートリッジからアンプへの出力コードも交換しておきます。


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↑ 音出しテストを行います。     良好です。


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↑ スピーカーコードのコネクターの接触不良を修理しておきます。


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↑ エンクロージャーの後部板取り付けのもくネジは経年劣化でボロボロに錆びているため
ブラウン色のもくネジに全て交換を行っておきます。


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↑ もう一方のエンクロージャーの内部も点検しておきます。


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↑ 時々ウーハーの音が途切れるのはスピーカーコードの接触不良の他にウーハーの
ターミナルの緩みと半田付けの劣化が判明いたしましたので修復を行いました。


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↑ 両スピーカーのメンテナンスが完了いたしました。


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↑ スピーカーコードの接続極性を調べて、正しい接続を行いました。

流石にMFB.WOOFERの威力は素晴らしく嫌みのない重低音にしびれました。


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↑ レコードプレーヤーのエージングテストも順調です。

まだ完成の状態ではありませんが、電源回路の強化の為電解コンデンサーの交換などを
行います。



◆希少な1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」の修復修理 VOL1 

.28 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
予てより修復修理でお持ち込み頂いておりました
1959年頃のONKYO真空管式大型セパレートステレオMFB.WOOFER採用「型名不詳」は
特に音質にこだわり一線を画した非常に珍しいOSAKA ONKYOの製品です。

   
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↑ サイズ W1500(3点合形) H860 D420mm 

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↑ センター部は扉付


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↑ 裏面の様子です。

電源プラグの錆を削り取りコンセントに差し込みますと電源は入りますが音は出ません。


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↑ キャビネットからシャーシーを取り外しました。  


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↑ シャーシー前面の様子です。  


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↑ シャーシー上面の様子です。  堆積された凄いホコリです。


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↑ スピーカーコードを接続してシャーシー内部の点検を行います。

シャーシー右上のグリーンのホーロー抵抗のリード線の半田付けが外れて脱落していましたので
即、取り付けてチューナー回路へのB電源が供給されて何とか途切れながらラジオの受信が可能
になり、各部の点検を行います。


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↑ 主音量調整の2連ボリュームが猛烈なガリΩにより正常動作をしません。
接点復活剤を噴射注入しても効果がありません。

新品交換を行います。


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↑ 画像のように現在は2軸の2連ボリュームは生産されておりませんので右側の同抵抗の
Aカーブ1MΩの2連ボリュームを使用いたします。


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↑ このように取り付けます。


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↑ コンデンサーと配線の半田付けを行います。


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↑ 古いボリュームから切り取ったローレットシャフトをシャフトジョイントを用いて延長します。


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↑ 交換完了画像です。

前面中央のピアノ式セレクタースイッチは猛烈な接触不良状態になっています。
接点復活剤を細い隙間から注入して丹念に擦り合わせを行い接点を回復させていきます。

音質調整用ボリュームも同様に行います。


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↑ スピーカーユニットは凝っています。

ツイーター/ウーハーとも業務用レベルのものが搭載されています。
特に30cm(12インチ)MFB.WOOFERスピーカーは低音再生には定評があります。
(M.F.B=モーション フィードバック)

エンクロージャーの吸音材はグラスファイバーが使用されています。


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ここまでの工程は一応ラジオ受信が可能な状態まで持っていきました。

次の工程に進みます。




◆1960年代ビクター真空管ステレオHi-Fiオーディオラ「BR-34」の修復修理 VOL4

.22 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
1960年代ビクター真空管ステレオHi-Fiオーディオラ「BR-34」の修復修理で、
ご依頼者から「CD等の入力端子を設けて欲しい」とご要望を頂きました。

そこで、セレクター回路/入力回路の改造増設を行う事になりました。
過去にもこのような事例は度々ございました。
メーカー/機種により方法は異なります。

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↑ このビクター真空管ステレオHi-Fiオーディオラ「BR-34」の場合は、少し様子が違います。
RADIOからPHONOに切り替えた場合の音量調節がボリュームがPHONO専用でレコードプレーヤー
に付いています。
その為そのボリュームでCD等の音量調節を共用するとインピーダンスの違いや、
クリスタルカートリッジのイコライザーなどで双方の音質と音量に悪影響が出てしまいます。

そこで再生時に片方を切り離す必要があります。


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↑ センター部分のアンプシャーシーの後部遮蔽板にこのように部品を配置して行きます。


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↑ 左から「セレクタースイッチ」「ピンジャック」「2連ボリューム」と配置します。
平ラグ板に抵抗/コンデンサーを半田付けしてシールドワイヤーで配線を行います。


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↑ 再生音出しテストを行いながら、配線を完成させます。


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↑ レコード/CDプレーヤーをテストの結果、好結果が得られました。




◆60年前のコロムビア真空管ポータブル電蓄「MODEL2000」の修復修理

.20 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
   
60年ほど前のコロムビア真空管ポータブル電蓄「MODEL2000」の修復修理の記録です。


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↑ スチール製の頑丈なケースに収められて60年の歳月に耐えて来ました。


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↑ 流石にゴム製のターンテーブルマットは破棄されています。


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↑ 動作のしないけなげに見える小さなポータブル電蓄を蘇らせます。


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↑ ケースから取り外します。


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↑ アイドラー/モータースピンドル/回転速度調整円板とマグネットです。


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↑ 内部の様子です。

スピーカー/複合真空管1本のアンプ/フォノモーター等です。


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↑ チューブラーコンデンサーがパンクしています。


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↑ パンクしたチューブラーコンデンサーです。


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↑ フォノモーターは回転しますが速度調整円板が速度調整マグネットの金具に接触して
金属音の異常音が出ています。

フォーモーターの防振ゴムの変形を修正するため薄いゴムブッシュを追加します。


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↑ アンプは異常ありません。


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↑ クリスタルカートリッジは生きていますがカンチレバーにあたる部分と針の接触部分に
ズレがありますので修正します。


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以上の手直しで正常に回転音出しが行われました。




◆1960年代ビクター真空管ステレオHi-Fiオーディオラ「BR-34」の修復修理 VOL3

.15 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年代ビクター真空管ステレオHi-Fiオーディオラ「BR-34」の修復修理でエージングテスト中
左ラジオ音声に猛烈な内部ノイズが入り ラジオ受信が切れてしまいました。


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↑ 原因を調査の結果左のスーパーヘテロダイン回路の局部発信の赤矢印の450PFの
コンデンサーの不良でした。


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↑ 青矢印の交換したコンデンサーです。


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↑ 同様のトラブルは起きる確率は高く右側の赤矢印のコンデンサーも交換を行いました。


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↑ 右側青矢印の交換したコンデンサーです。




◆1960年代ビクター真空管ステレオHi-Fiオーディオラ「BR-34」の修復修理 VOL2

.15 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1960年代ビクター真空管ステレオHi-Fiオーディオラ「BR-34」の修復修理は
チューナーアンプシャーシーの工程に続きレコードプレーヤーの修復修理を行います。


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↑ 最もシンプルな手動プレーヤーですが、何とか回り、何とか音が出る状態です。
使い物らならない状態から正確な回転と美しい音色を奏でる様子に蘇らせる為の秘策はあるのか・・・・・




レコードプレーヤーの問題点は

● ターンテーブル回転時に何か擦れるような音がする
● 速度切り替えは出来るが速度が不安定
● カートリッジのターンオーバーツマミが折れている
● レコード専用ボリュームの動作不良(極端な接触不良)




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↑ フォノモーターは大丈夫で回転しています。  注油を行います。

当時の旧式のダブルアイドラーはかなりダメージがありなめらかに回転しません。
クリーニングと注油を行います。


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↑ 何か擦れているような金属音は速度調整円板が鉄板に接触しています。


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↑ 何か擦れているような金属音の正体を究明するため原因を調べます。


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↑ フォノモーターが所定の位置より下がっています。
原因はマウントの防振ゴムが若干圧縮されているためです。


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↑ 対策として1.5mmのゴムブッシュを追加しました。


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↑ カートリッジのターンオーバーツマミを持ち合わせの部品の中から合致するものを
見つけて取り付けました。


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↑ レコード演奏テストを行い正常な動作を取り戻しました。


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↑ レコード専用ボリュームの動作不良(極端な接触不良) の原因は

プレーヤーボードの右手前の専用ボリュームの不良によるものです。


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↑ 接点復活剤の噴射注入により擦り合わせを行い良好に復活いたしました。


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↑ エージングテストの様子です。




◆1960年代ビクター真空管ステレオHi-Fiオーディオラ「BR-34」の修復修理 VOL1

.15 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
予てより持ち込み頂いておりました、1960年代ビクター真空管ステレオHi-Fiオーディオラ
「BR-34」の修復修理のお見積もりの為仮修理の状況を公開させていただきます。


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↑ 当時のラジオ部が現代風に云いますと「2チューナー」モデルの原型です。

何故「2チューナー」?、それはまだFM放送が開局前に何とかMW(AM)でステレオ(立体)放送
が出来ないか実験放送が行われておりました。

例えばラジオ受信機2台で「左 NHK第1放送」「右 NHK第2放送」を受信してステレオ感を
再現するものです。

その後FMステレオ放送が急速に発展したため消滅してしまいました。


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↑ 後部の様子です。


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↑ シャーシー部分


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↑ 左 20cmパーマネントダイナミックスピーカー


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↑ 右 20cmパーマネントダイナミックスピーカー


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↑ レコードプレーヤーと前面操作部分


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↑ 5球スーパーラジオ2台分のシャーシーです。


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↑ 「長年のほこり」にも年季が入っています。




シャーシー内の不具合の修復修理を行います。
次の拡大画像の上から順に修復を行っていきます。

● 左ダイヤルロープが外れて回りません。左セレクターロータリースイッチの接触不良
● 左アンプボリュームの接触不良
● 音質調整ボリュームの接触不良
● ステレオバランスロータリースイッチの接触不良
● 右アンプボリュームの接触不良
● 右セレクターロータリースイッチの接触不良




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↑ 接点クリーナー/接点復活剤を噴射注入して丹念に擦り合わせを行い。
劣化汚染した接触面を活性させます。


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↑ ラジオを受信しながらエージングテストを行っていきます。




◆SONY CD電蓄ミュージックリファレンス・スペシャルD-2010の修復修理 VOL2

.12 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

SONY CD電蓄ミュージックリファレンス・スペシャルD-2010の修復修理は
いつものように丁寧に根気よくメンテナンスを行い、繰り返し繰り返しテストを行い、
正常動作が続いておりましたが突然、CDの動作が一切受け付けなくなりました。

最後の手段としての処置を行います。


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↑ 別機から外したCD/FM/AM/TAPE/AMP一体部分を移植交換を行います。


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↑ スピーカ―と電源部分はそのまま使用いたします。


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↑ 移植交換が終りテストを行います。


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↑ 大丈夫です、問題なく動作しております。


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↑ カセットテープも再生OKですが、早送り/巻き戻しはNGです。




◆1960年代SANYO真空管ステレオ「STG-350RP」の修復修理 (総集編 続編)

.11 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
     
1960年代SANYO真空管ステレオ「STG-350RP」の修復修理はアンプチューナー部の安全安心

を考慮して、劣化の影響を受けやすい「電解コンデンサー」の先行交換をを行いました。

   
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↑ 電源整流回路の平滑用のブロック型電解コンデンサーです。

100μF150WV×1   50μF150WV×1   40μF150WV×1 3種類の電解コンデンサーを
一個の函体に封入したものです。 破裂の恐れがあります。


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↑ シャーシーの内部から見た電源整流回路の平滑用のブロック型電解コンデンサーです。


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↑  47μF400WV×2をラグ板を介してシャーシー内部に取り付けしました。 


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↑  100μF400WV×1をラグ板を介してシャーシー上部に取り付けしました。 

単体の電解コンデンサーに交換後「モジュレーションハム」の減少が認められました。


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↑ 取り外した平滑用のブロック型電解コンデンサーです。


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↑ 交換に使用した単体の100μF400WV×1   50μF400WV×2です。 


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↑ 同調標示真空管(マジックアイ)です。


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↑ ステレオ受信時の標示です。




◆1960年代SANYO真空管ステレオ「STG-350RP」の修復修理 (総集編)

.09 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
  
予てよりお預かりしておりました、

1960年代SANYO真空管ステレオ「STG-350RP」の修復修理工程の総集編です。


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↑ このSANYO真空管ステレオ「STG-350RP」は上下に分割した珍しいデザインです。


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↑ 上部  アンプチューナーとレコードプレーヤー

   下部  スピーカー 


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↑ 上部アンプチューナーとレコードプレーヤーの分解修理を行います。


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↑ 「STG-350RP」は当時一時的に試験放送が行われた「二つの放送局を利用したステレオ放送」
の受信可能な「2MW受信機」が内蔵されていますので、部品数が多くなっています。

ボリュームやロータリースイッチに接点復活剤を噴射注入を行いすり合わせを行って接触不良を
改善いたします。




シャーシーは一旦中断いたしまして、難物のレコードプレーヤーの修復修理を行います。




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↑ 珍しいWアイドラーです。


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↑ フォノモーターのマウント防振ゴムが経年劣化で溶けて、原型をとどめていません。


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↑ ゴムが溶けてグリス状になりくっついています。


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↑ 防振ゴムの交換を行います。


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↑ 防振ゴムの交換を完了してフォノモーターをマウントいたしました。




次は劣化の激しいクリスタルカートリッジの交換を行います。




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↑ クリスタルカートリッジはSP←→LPターンオーバーになっています。


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↑ 不良のカートリッジを取り外しました。


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↑ 左 交換用のセラミックカートリッジ      右 不良のクリスタルカートリッジ


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↑ ターンオーバーではありませんが接着剤で固定いたしました。


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↑ 交換後の音出しテストの様子です。  音量/音質とも良好です。



◆珍しい1960年代前期パイオニア真空管式最高級大型セパレートステレオ「S-81X」の修復修理 VOL5

.07 2017 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


珍しい1960年代前期パイオニア真空管式最高級大型セパレートステレオ「S-81X」の修復修理が
完了いたしまして、ご事情によりお届け先が変更になりました。

ところが、梱包前の土壇場で重要な問題に気づきました。
それは電源周波数Hz(ヘルツ)が60Hzから50Hz地区へ移動となりますので、このままですとレコード
プレーヤーの回転が極端に遅くなり正常使用が出来なくなります。

お届け日時のお約束もあり、早急に解決しなければなりません。





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↑ 正弦波インバーター電源装置組み込み後の最修テストの様子です。


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↑ 大型3点セパレートステレオの梱包完了です。




急遽、正弦波インバーター電源装置組込工程を行います




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↑ 組み込んだレコードプレーヤーを取り外します。


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↑ 50/60c/sの切換えスイッチがありますが、効果がありません。
これはモータースピンドル(プーリー)を50/60c/sのものに交換した時にモーターコイルを切り替える
ものですから回転数は殆ど変化しません。


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↑ 正弦波インバーター電源装置組込前のプレーヤーフォノモーター配線の様子です。


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↑ 正弦波インバーター電源装置組込の為プレーヤーフォノモーター配線を.変更後の様子です。


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↑ 正弦波インバーター電源装置をセンターキャビネットの最下段にセットしました。

左 スイッチング電源      右 正弦波インバーター電源装置


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↑ 正弦波インバーター電源装置組込後の後部の全体像です。




スピーカーコードの接続




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↑ 上のネジ2個が(L)左スピーカー

   下のネジ2個が(R)右スピーカー

間違い易いので気を付けてください。

後部の遮蔽版のイラストの通りに間違いなくしっかり接続してください。

かなり初期の方法になっています。 当時は標示方法が統一されておりませんでした。


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↑ FM簡易アンテナをセットしておきました。 FMアンテナの必要はあません。


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↑ スピーカーコードの片線に極性判別の為赤線がフリントされています。
左右のスピーカーを同じ極性にしてください。


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↑ スピーカー自体には右用、左用の区別はありませんが、

◎アンプの右端子に接続したスピーカーは向かって右側

◎アンプの左端子に接続したスピーカーは向かって左側

に設置してください。




アンプチューナーの基本簡単操作




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↑ 初期の標示方式により理解に苦しむ個所がありますので、
全てを触りますと分からなくなりますので、最初はなるべく基本部分のツマミのみを操作してください。


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↑ 上段は触らないでください。
  
   下段  電源スイッチ(押す)      CH.A左 音質調整       CH.B右 音質調整


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↑ 上段 TUNING(ラジオ選局)    TAPE MOMITOR(通常はOFF)       MODE(触らない)



下段 音量調整(手前)        LUDNESS ラウドネス       SELCTER(セレクター)              
バランス調整(奥)       ラウドネスON(小音量時に迫力)    AM/FM/PHONO等切り替え



レコードプレーヤーの簡単操作




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↑ オール手動プレーヤーの為操作はかえってシンプルです。

①左の速度切り替えをLPレコードの場合は「33」に合わせる。
②右のレバーを手前に引くとターンテーブルが回転する。
③ピックアップアームをレコードに載せる。

非常に簡単です。

レコード演奏が終わってもまわり続けますので、レバーを戻すとモーター電源が切れますが
ターンテーブルは惰性で回り続けますが、手で押さえて止めても構いません。

注:  ヘルツフリーの正弦波インバーター電源装置はスタート時に「ピッ」と小さな発信音が
   鳴ります。
   カートリッジの針先の付着したレコード面からかきとった微細なホコリの清掃は、
   柔らかい歯ブラシのようなものでレコード盤の回転方向と同じように軽く掃いてください。




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