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◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL12(梱包)

.29 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は、
発送準備の梱包を完了いたしました。



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↑ 梱包サイズ W990  D490  H900mm
梱包は大変重要な作業になります。

① 完成した製品を最高のコンディションでお届をいたします。
② 到着後の開梱の手間を最小限にする。(脚部を取り付けたままの梱包ですが脚部に荷重負荷ゼロ)
③ 梱包資材の要再利用


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↑ 側面の様子です。 


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↑ ガラス引戸は別梱包です。 (送られて来た時の状態のまま)




キャビネットに全ての組み込みが終わり最後のエージングテスト中に小さなショック性ノイズ(ポツッ)と
「短く、小さく」感知いたしました。 
真空管の脚ピンとソケットの接触不良を疑いましたが、違いました。
打診で真空管の内部電極の接触不良かと思いきや、それでもありません。

シャーシーを取り外して基板内を詳しく調べました。
結局、真空管の1個のカップリングコンデンサーの不良を発見いたしました。
狭いシャーシー取付け空間の温度上昇によるものでした。
この際、今後の事を考えて7個のカップリングコンデンサー全てを交換いたしました。



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↑ 土壇場で発見できたことはラッキーでした。


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↑ こうして最後まで気が抜けないのが、レトロオーディオの世界です。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL11(完成)

.25 2019 レトロオーディオの修理 comment(1) trackback(0)
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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は、
最終工程に到達いたしました。



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↑ オートチェンジャーの特徴は演奏時間が短いEPドーナツ盤の連続演奏に威力を発揮いたします。
基本構造は複雑です。 LPスピンドルがレコード盤を操っています。

そのLPスピンドルにEPスピンドルアダプターを被せてEP盤を重ねてオートチェンジをさせる構造になっています。
今回最終工程ですEPスピンドルアダプターのメンテナンスを行いました。


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↑ EP盤11枚を連続演奏テストの様子です。 テストでは最高枚数に挑戦します。


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↑ 1枚目テスト中


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↑ 2枚目テスト中


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↑ 10枚目演奏中で最後の一枚になりました。


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↑ 最後の11枚目が終わろうとしています。 完全ノーミスです。


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↑ EPスピンドルアダプターが2個用意されていました。やや新しい方をテストしましたが正常に動作をいたし
ませんでした。


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↑ もう一つの方はかなり使いこんだものでしたが、テストの結果マウント方法に問題があり修正出来ました。

◎EPスピンドルアダプターの脱着はコツがいります。


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↑ すぐに慣れてくると思います。


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↑ 1枚テストの様子です。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL10

.21 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は、
チューナーアンプシャーシーの組込み作業を続けます。



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↑ オートチェンジャーを組み込み後の様子です。


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↑ ハウリング防止用の防振ゴムを取り付け検討前の画像です。


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↑ ルームランプが両方点灯しています。


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↑ ハウリング防止用の防振ゴムを取り付けた状態です。


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オートチェンジャープレーヤーは最後まで問題を抱えておりました。
ここまで不具合箇所は徹底的に根本原因を追究して解決を行いました。

ところが組み込み段階になりまして、あってはならないパーツの欠品による対策を考える必要がありました。

全てのレコードプレーヤーには3~4箇所の脚のような固定金具があります。
そしてスピーカーの音の振動を軽減させるための防振スプリングを取り付けて木製のボードに乗せています。
この防振用スプリングを取付けないでレコードをかけますとスピーカーのコーンの振動による音量による振動が
キャビネットに伝わり、そして針先に伝わりカートリッジからアンプに伝わるフイードバック現象でハウリング状態
になりブァーン~~~と大音量の発振音になります。



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↑ この画像は届いた直後に撮影しましたが、木製ボードに密着しています。
これはすでにスプリングが装着されていない状態を示しています。


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↑ この画像は金属製の同型のスプリングが無いため防振ゴムを組み合わせてマウントを完了したものです。

ボードから3mm程浮いています。


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↑ 金属性のスプリングは入手不能のため、3種類のゴム素材を組み合わせて同じ効果が出るように
使用いたしました。


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↑ 防振部品の無い状態です。


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↑ ゴム製防振部品を取り付けた状態です。


以下の画像は別機種のオートチェンジャーの防振スプリングの様子です。

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↑ 機種により方法が異なりますが、この機種は強固にネジ止めされていますので絶対外れません。


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↑ 以上 参考画像です。


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↑ エージングテスト中の様子を高所からの撮影画像です。

素晴らしい音とオートチェンジャーののんびりした動作を見ていると、
                      
                       「よくもここまで蘇ってくれた」と褒めてやりたい気持ちです。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL9

.20 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は、
チューナーアンプシャーシーの組込み作業を続けます。



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↑ チューナーアンプシャーシーをマウントした様子です。


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↑ 垂れ下がっていた断熱材のグラスウールをしっかり再取付を行いました。


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↑ 背面の様子です。


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↑ スピーカー/リバーブマシン/パイロットランプ/ルームランプ/FM内蔵アンテナ等の接続を行います。


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↑ ここでスピーカー配線の一部に不良個所を発見いたしました。

シャーシー接続部のスピーカープラグから10cmほどの箇所で無造作に折れ曲がって被覆が剥がれて
いる部分がかりました。 詳しく調べますと7本撚りの芯線が断線して僅かに1本でつなかっていました。


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↑ スピーカー/リバーブマシン/パイロットランプ/ルームランプ/FM内蔵アンテナ等の接続を完了して通電テスト
を行いました。


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↑ 次にエコー装置のリバーブマシンとアンプの接続を行いました。


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↑ オートチェンジャー以外のすべての接続が終わりました。


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↑ テスト中の様子です。


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↑ 底板前部の塗装を行いました。


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↑ オートチェンジャーの最終調整を行っています。

次の最終工程でキャビネットに搭載いたします。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL8

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は、
キャビネット底板の補強取付を終り両側面板のパーチクルボードの崩れを木工ボンドを塗布して固まりましたので
シャーシーの組み込みを行います。



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↑ 底板の前面部の木肌部分は最後に黒色に塗装を行います。


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↑ 背面の様子です。




キャビネットにシャーシーを組み込み前に総点検中にMW(AM)ラジオの1000KHz~1200KHzの電波を受信しない
事が判明いたしました。

AMラジオの周波数帯域は531KHz~1602KHzですからその一部が受信不能になっています。



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↑ ラジオの受信回路はコイルとバリアブルコンデンサーによる同調回路によってラジオ局の周波数に同調して
受信しています。
今回の特定周波数帯で受信不能の障害はバリコン(バリアブルコンデンサー)の不具合によるものと判定いたしま
した。


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↑ バリコンのローター翼が閉じた位置で531KHzの低い周波数は異常ありません。


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↑ 700KHz付近も大丈夫です。


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↑ 1000KHz付近から1200KHz付近に不具合が出てきます。 1300KHz付近以上は問題ありません。

これはバリコンの劣化による不安定動作によろものです。
原因追及と改善のためにあらゆる修復対策を試みましたが効果がありませんでした。



試行錯誤の結果バリコンの回転翼と固定翼が不具合の起きる位置で接触(ショート)している事が確認できました。
僅か0.5mmの間隙にもう一枚のバリコン固定翼が互いに触れることがなく空間を保たないとならないことが最重
要です。
経年劣化でジュラルミン製のバリコン翼に少しでも腐蝕により突起物が発生しているかもしれないと判断して、
最後の手段に入りました。



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↑ サンドペーパー(紙ヤスリ)で研磨を試みます。 前代未聞の一発勝負にかけます。

間隙の広い方はFM用のバリコンですので不具合はありません。


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↑ 局部発信回路のバリコンから始めました。
端から順番にゴシコ゜シ研磨をはじめ一枚ごとにテストを行いました。

3枚目が終わった時に症状がビタッと止まりました。  成功です。


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部品の小型化による構造と経年劣化が重なり微妙なトラブルに見舞われました。
修復修理の終盤に差し掛かり発見できてよかったと思います。

交換用のバリコンの手当ても不可能です。
もっと初期のバリコンは2倍以上大きくこのようなトラブルはありません。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL7

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は
キャビネット底板の補強取付けを行います。



厚つさ12mm  890mm×385mmの丈夫な合板をキャビネット枠組みの桟に長さ50mmの造作用特殊ビス27本で
シッカリと取付けを行いました。 要所に木工ボンドを使用いたしました。



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↑ 脚部取り付け金具を安定性を考慮して脚部の傾き、位置を決定して取付を行いました。


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↑ 4本の脚部を取り付けました。 安定感抜群です。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL6

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は
本体スピーカーに接続して音出しを行います。 キャビネット底板の補強取付けの準備にもとりかかります。



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↑ キャビネットの底部を上にして置きます。


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↑ 右スピーカーです。16cmウーハーとスコーカー/ツイーターの3WAYです。


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↑ 左スピーカーです。16cmウーハーとスコーカー/ツイーターの3WAYです。
狭いスペースに付いています。
スコーカー(中音スピーカー)はキャビネット側面にセットされています。

シッカリとした真空管ステレオでは珍しくピュアな感じの音作りが成されています。


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↑ パーチクルボードの底板は痛みが激しく、このままでの補修は脚の取り付け金具などの様子から考えますと
荷重に耐えられないため、12mm厚のコンパネのように丈夫な板を底部全体に貼り付けることにいたします。


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↑ 後部右足金具の陥没孔です。


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↑ 以前に前部右脚金具の陥没を補強金具で補修がしてあります。


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↑ 補強金具を取り外しました。


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↑ こんな状態ですが一枚ものの底板をネジ留しますので頑丈になります。
残った2個の金具も取り外しておきます。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL5

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は
愈々アンプシャーシー内部の修復修理に取り掛かります。
オートチェンジャーを接続してレコードの音出しを行います。



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↑ 先ずシャーシー上面のクリーニングを行います。


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↑ 低周波増幅出力回路は当時の最先端のプリント基板が使用されています。
11cm×11cmの小さなベークライトの基板に8球の真空管が林立しています。


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↑ 稼働時は真空管8球分の熱でかなりの温度上昇があり放熱を考慮して基板をシャーシーから浮かせて空気の
対流を考慮してあります。


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↑ 綺麗になると放熱も改善されます。


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↑ すべての真空管を外して脚部ピンとソケットの接触不良の修復を行いました。


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↑ シャーシー上面のクリーニングが終りました。


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↑ この状態で別のテスト用の小型スピーカーを接続してオートチェンジャーも接続してテストを行います。


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↑ テストの結果不具合箇所が見えてきました。

AM/FMラジオの受信・・・・・OK   
PHONO・・・・・OK でした。
過去事例ではこの同形式のピアノ式セレクタースイッチは最もダメージが酷く悩まされたことがあしました。

ボリューム関係は全滅でした。
① メインボリュームの接触不良(猛烈なガリ音)
② 低音調整ボリュームの接触不良
③ 高音調整ボリュームの接触不良
④ エコー調整 組み込み時にテストを行います。

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↑ 各ボリュームの接触不良を修復のため接点復活剤の噴射注入によりボリューム内部の接触片のすり合わせ
を丹念に行い改善をいたしました。




次は安全対策のAC100V電源回路とDC150V電源回路の「改修強化」を行います。
これは過去事例で.修復修理のテスト中に起きた電解コンデンサーのパンクや電源ヒューズホルダーの劣化による
金属疲労のため接触片折損などがありました。




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↑ シャーシー内のDC150V整流回路部分です。


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↑ 〇印の整流ダイオード(半導体)を交換いたします。


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↑ アルミの円筒ケースのブロック型大容量電解コンデンサーと横の電源ヒューズホルダーの交換を行います。


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↑ AC100Vのプラグ付電源コードも50年の経年劣化は否めません。 直接外部に出ています部分で安全のため
交換を行います。


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↑ 交換取り付け後の画像です。


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↑ 交換取り付け後の画像です。


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↑ 続いて電源スイッチの交換です。
ピアノ式押しボタンに連動しているオムロンのマイクロスイッチですが、現在は大丈夫で動作していますが、
突然機能しなくなります。

苦い経験がありましたので、要注意で交換をしておきます。


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↑ 電源マイクロスイッチを取り外しました。


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↑ 新しい電源マイクロスイッチを取りつけました。


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↑ 交換した部品です。


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↑ ブロック型電解コンデンサーを単体の電解コンデンサー3個に置き換えました。


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↑ 後部からのシャーシーの様子ですです。 ブロック型電解コンデンサーを取り外しました。


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↑ エージングテスト中の様子です。

テスト用のヤマハ2way小型スピーカーで鳴らしていますが、やはり真空管特有の柔らかい音色です。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL4

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は
アンプシャーシー内部の修復修理に取り掛かる予定でしたが、オートチェンジャーレコードプレーヤーの修復修理
を継続いたします。




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↑ カートリッジの点検はまだ行っておりませんでした。 当時のオートチェンジャーは殆どがクリスタルカートリッジ
が採用されていました。
しかし、この機種は半導体を使用したカートリッジでした。


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↑ 半導体カートリッジを点検しますと経年劣化で全く動作をいたしません。

今まで遭遇した半導体カートリッジは完全動作のものはなかったように記憶しております。
それほどデリケートなものでした。


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            ↑ 交換用セラミックカートリッジ         ↑ 劣化の半導体カートリッジ


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↑ 劣化の半導体カートリッジを取り外します。


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↑ 交換用セラミックカートリッジを取り付けるためクッション材を貼り付けます。
         

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↑ セラミックカートリッジの取り付けを完了いたしました。  交換針はネジ式固定になります。
 



再度オートチェンジャーメカの徹底的な不具合の究明を行いました。
「見逃している箇所」や「ここは大丈夫」と過信していないか、入念に点検を行いました。

そして、「どんなことでも試してみました」また、「カム・レバー・ギヤの動きの徹底的なすり合わせ」をおこないました。

動作テストを何回も重ねました。・・・・・・  



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↑ 気になっていた箇所を徹底的にメンテナンスを行いました。

その都度テスト中にいい感触が感じられました。・・・・・・


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↑ この辺りは更にオートチェンジャーのデリケートな部分です。




オートチェンジャーの神髄の自動演奏のテストを行います。



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↑ LPレコード3枚をセンタースピンドルに乗せて押さえアームをセットします。(5~6枚は可能)


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↑ 右のツマミでスタートさせると3枚重ねの下のレコードが落下してターンテーブルが回転してピックアップ
アームがレコードの端の導入溝に降りて音を奏でます。


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↑ 1枚目のレコードの演奏が終わるとアームが戻ると同時に2枚目のレコードが落下の準備に入ります。


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↑ 2枚目のレコードが落下して演奏を始めます。


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↑ 2枚目が終わると3枚目のレコードが落下して演奏を始めます。


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↑ 3枚目が終わるとアームがアームレストに戻り電源が切れます。

エージングテストを続けてパフォーマンスを高めていきます。





◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL3

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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は
オートチェンジャーレコードプレーヤーの修復修理を始めます。



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↑ 電気系統が破壊されてフォノモーターが回転いたしません。

ターンテーブルを手で空回しをさせると何かに擦れて回りません
オートチェンジャーの内部メカは過去に修理の形跡があり、直らない状態のまま放置されています。


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↑ オートチェンジャーメカの全体像です。


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↑ ターンテーブルを手で空回しをさせて何かに擦れて回らないのはフォノモーターのマウント位置に極端な
ズレがあることが判明いたしました。 

電気系統の修復後にモーターのマウントを修正いたします。


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↑ フォノモーターのスタート/ストップスイッチは分解して外したままになっていました。

接点接触片が浮いていますのは蓋がなくなり固定されていません。


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↑ 接点接触片の配置はこのようになります。


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↑ プラスチックのカバーをこのように作り取り付けました。


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↑ フォノモーターへの通電テストOKです。


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↑ フォノモーターのマウント位置を修正してターンテーブルの回転異常は解決いたしました。


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↑ オートチェンジャーで重要なレコードサイズ検知装置が破損していますので検知動作機能が壊れています。


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↑ 何とか「手動動作」を復活させました。

問題の多すぎるオートチェンジャーでした。





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