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◆1969年サンスイソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」の修復修理 VOL3

.31 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお預かりいたしまして大変お待ち頂いておりました。
1969年サンスイソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」のお見積もりの為の修復修理VOL3工程は
レコードプレーヤーの修復を行います。



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↑ 手動式のレコードプレーヤーですが、色々問題を抱えております。


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↑ ドライブベルトのゴムが劣化して脱落して消滅していますので、新しいゴムべルトを装着いたしました。


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↑ レコードテストを行います。

① 60Hz用のフレーヤーの回転は安定しています。
   しかし、フォノモーターの回転音と回転振動が気になります。
   そして、その振動音がカートリッジの針先に伝わりスピーカーからブーンとノイズになり出てきます。

② カートリッジのR/Lに出力差があります。


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↑ フォノモーターの回転音と回転振動が大ききいのは、防振ゴムで軽減させる構造になっています。
しかし、その防振ゴムが劣化しているため、効果がなくなっています。
その結果、回転振動音が針先にもろに伝わりスピーカーからブーンとノイズが大きく出てきます。

防振ゴムを交換いたします。


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↑ 劣化した防振ゴムを取り外しました。


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↑ 3ヶ所の新しい防振ゴムを交換してフォノモーターを再マウントいたしました。


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↑ フォノモーターに注油を行いました。


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↑ テスト中の様子です。

かなりノイズは低くなりました。 カートリッジR/Lの出力差の問題は次工程で行います。


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↑ エージングテスト中の様子です。





◆1969年サンスイソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」の修復修理 VOL3

.30 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお預かりいたしまして大変お待ち頂いておりました。
1969年サンスイソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」のお見積もりの為の修復修理にかからせていただきます。

VOL3工程はレコードプレーヤーの修復を行います。




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◆1969年サンスイソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」の修復修理 VOL2

.30 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお預かりいたしまして大変お待ち頂いておりました。
1969年サンスイソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」のお見積もりの為の修復修理にかからせていただきます。

センターキャビネットからチューナーアンブシャーシーとレコードプレーヤーを取り外します。



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↑ センターキャビネットからチューナーアンブシャーシーとレコードプレーヤーを取り外しました。


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↑ 取り外したシャーシーを見て劣化の凄さに注目いたしました。


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↑ 金属シャーシーの錆具合と腐蝕、ホコリの堆積の様子から塩害でないかと推察いたします。
海に近い地域の農家の納屋・物置等で外気に直接触れやすい場所に永年に亘り保管されていたとのでは
ないでしょうか。

通常の生活空間で発生するハウスダストが殆ど見当たりません。
いままでの経験では、普通このような劣化はありません。


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↑ 鉄板製のシャーシーのメッキが劣化して錆びているのは機能的に問題ありませんが、
心配なのは、プリント基板の方です。
プリント基板には電子部品のトランジスタ・コンデンサー・抵抗・コイル・ボリューム・スイッチ・配線等が取り付け
られています。
新品の時はプリント基板全体に表面処理を行って湿度やホコリから守っています。
しかし、それも経年劣化で効果が薄れています。

●4個のパワートランジスタの外装の腐蝕は性能には影響がありません。


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↑ 外気に直接触れないシャーシーの内部は比較的きれいです。 

前面パネルとツマミはアルミ製ですので大丈夫です。


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↑ 各ボリューム/セレクターロータリースイッチ等全てのガリ・接触不良を接点復活剤の注入とすり合わせに
より丹念に修復を行っていきます。


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↑ 操作部分が完全な状態で全体的な動作テストを行います。


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↑ 先ず、ガリ・接触不良が無い状態でラジオのテストでは、

AMラジオ・・・・・感度は良好ですが、同調周波数ズレがあります。
          バリコンの不具合で局部発信停止で一部受信不能があります。
          ダイヤル選局中にロープ滑車から異常音発生確認。

FMラジオ・・・・・感度不足


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↑ ラジオの選局はダイヤルツマミをまわてバリコンを回転させる構造はかなり複雑です。
ダイヤルシャフト、ナイロンロープと樹脂製の滑車バリコンドラムなどから構成されています。

キイーキイー鳴るのはダイヤルシャフトの油切れてした。 
シュルシュル鳴るのは5個の滑車から出ていました。 どちらも潤滑剤で直りました。


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↑ バリコンの不具合で局部発信停止で一部受信不能の不具合は、バリコンのローターシャフトの接触不良
が原因でした。
潤滑剤の投入とすり合わせで解決いたしました。

レコートプレーヤー修復とFMラジオの感度不足は次工程で進めます。




◆1969年サンスイソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」の修復修理 VOL1

.28 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお預かりいたしまして大変お待ち頂いておりました。
1969年サンスイソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」のお見積もりの為の修復修理にかからせていただきます。



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↑ 今回はオークションの出品先から丁寧な梱包で3個口で届いておりました。


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↑ センターキャビネットの上扉に開閉時の不具合が確認できましたが、これは輸送中に起きたものではなく
最初からの状態のようです。

普段は開いての使用ですので、全く問題はないと考えます。


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↑ スピーカーを接続してテストの準備を行います。


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↑ 電源投入で初期動作テストを行います。

① 電源が入り操作パネルのダイヤル照明の点灯OK

② AMラジオ受信OK
FMラジオ受信 (感度弱く外部アンテナ必要)

③ ●音量調整ボリュームの劣化による接触不良が酷く音途切れにより全く音が出ない位置が多くガリの
     修復が必要。
   ●音質調整ボリューム・バランス調整ボリュームにも接触不良のガリがあります。

④ ●PHONO/FM/AM/AUXのセレクタースイッチの接触不良
   ●アコースチックコントロールスイッチの接触不良

⑤ 電源スイッチを含めて計6個の小型のスイッチの接触不良も要点検

以上はレトロ機器の経年劣化の修復には必須条件になります。

修復にはシャーシーを取り外してトランジスタ回路基板の点検修理を行います。


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↑ レコードプレーヤーの初期点検を行います。


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↑ タ-ンテーブルは回転いたしません。


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↑ ターンテーブルを取り外して調べます。

フォノモーターは回転しています。
しかし、ドライブベルトは、経年劣化で朽ち果てて外れて落下してボード上に形跡が残っています。

カートリッジは次工程で確認を行います。





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◆1970年代初期の珍しいビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」の修復修理 VOL5

.21 2019 レトロオーディオの修理 comment(1) trackback(0)
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予てよりお持ち込みを頂いておりましたビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」修復修理の記録です。
長時間の連続エージングテスト中に左アンプの音の変化は、冷却ファンの取り付けにより改善されました。
5時間以上の連続使用にもパワートランジスタの異常な温度上昇がなく好調です。

次はアンプシャーシーとプレーヤーをキャビネットに取り付けたテストを行います。



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↑ スピーカーグリルサランネットも新しく張り替え、木部もクリーニング、ワックスかけにより見違えるように
美しくなりました。
アンプシャーシーとレコードプレーヤーをキャビネットに収めますと、グーンと存在感がアップいたします。


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↑ レコードプレーヤーもピカピカ輝いています。


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↑ 内蔵FM簡易アンテナを300Ωフィダー線を使用して造り、キャビネットの背面に取り付けました。
これにより、ローカルFM放送局の電波が外部アンテナなしで受信できます。


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↑ FM電波の受信感度は良好です。 但しステレオ本体を設置する向きによりアンテナの指向性が変わり
受信感度が悪くなる場合があります。


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↑ エージングテスト中の様子です。


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↑ 修復前の外観の状態です。





◆1970年代初期の珍しいビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」の修復修理 VOL4

.19 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお持ち込みを頂いておりましたビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」修復修理の記録です。

長時間の連続エージングテスト中に左アンプの音の変化に気付ました。
「パワー基板内の左パワートランジスタのヒートシンク」の温度がかなり上昇していました。
一旦電源を切り冷えてから再度テストを行いますと正常に戻っています。
どうやらアルミ製のヒートシンク(放熱板)の自然対流放熱では限界のようです。



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↑ 急遽、冷却ファンの取り付けに踏み切りました。


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↑ PCパーツの静音型の80mm×15mm厚の薄型ファンを2個使用いたしました。


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↑ L型金具を作り冷却効率の良い上部から吹き付ける形で取り付けました。  


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ファンの電源はDC12V0.1Aです。 2台で0.2Aですからどこから調達するかを考えます。



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↑ 運よく電源トランスのパイロット回路のAC12Vを整流して使用いたします。


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↑〇印のダイオードと電解コンデンサーをラグ板を介して取り付けDC12Vを作りました。


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↑ テスト中の様子です。

冷却効果は良好です。  回転音は静かです、長時間の連続使用に安心です。





◆1970年代初期の珍しいビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」の修復修理 VOL3

.16 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお持ち込みを頂いておりましたビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」修復修理の記録です。
このビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」はあまり見かけない珍しい機種ですが、私の推測ですが、
1970年代初期に各メーカーが4CHステレオの研究を始めた頃の製品ではないかと思います。




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↑ センターキャビネットの袴の部分の表面材が剥離していますので木工用ボンドで接着を行います。


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↑ かなり酷くめくれています。


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↑ しっかり接着をいたします。


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↑ 天板の汚れを綺麗に取り去りワックスかけを行いました。


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↑ 見違えるようになりました。




プレーヤーのフォノモーターの3か所の防振ゴムの交換を行います。



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↑ 劣化した防振ゴムを取り外しました。


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↑ 防振ゴムの交換完了です。


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次工程へ進みます。


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◆1970年代初期の珍しいビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」の修復修理 VOL2

.15 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお持ち込みを頂いておりましたビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」修復修理の記録です。
このビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」はあまり見かけない珍しい機種ですが、私の推測ですが、
1970年代初期に各メーカーが4CHステレオの研究を始めた頃の製品ではないかと思います。




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↑ スピーカーグリルのサランネットの「シミ」はステレオの品格を保つうえにも重要な要素になります。

新しく張り替えるとにいたします。


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↑ 右の大きな丸い孔は低音増強の バスレフ(位相反転)構造を形成しています。


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↑ スピーカグリルを外して、音の良さを納得できました。

25cmウーハーからなる3WAスピーカーシステムでした。
そしてバスレフ効果の素晴らしいエンクロージャーです。 低音が良すぎるわけです。




それでは、いまどきのサランネットに張り替えます。 なるべくオリジナルの色合いを損なわずに進めます。




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↑ きれいに仕上りました。


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↑ 経年の汚れを落とさないとつり合いが取れなくなりました。

テスト的にクリーニングを試しましたので、綺麗にいたします。





◆1970年代初期の珍しいビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」の修復修理 VOL1

.15 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお持ち込みを頂いておりましたビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」修復修理の記録です。
このビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」はあまり見かけない珍しい機種ですが、私の推測ですが、
1970年代初期に各メーカーが4CHステレオの研究を始めたころの製品ではないかと思います。



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↑ 当時、かなり高額をかけてお求めになった製品ですが、鳴らなくなってから長い間放置していた様子です。 

症状は電源は入るがプレーヤーも回らず、音が出ない状態です。


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↑ 背面の様子です。


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↑ シャーシーを取り出して点検を開始いたします。


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↑ シャーシー上面です。  大型のシャーシーです。  かなり複雑です。   
製造したメーカーも大変だったと察します。

堆積した約半世紀のホコリが物語っています。


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↑ シャーシー裏面です。  プリント基板のパターンを見て年代が分かります。


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↑ 各セレクタースイッチ群と各ボリューム群に経年劣化による接点不良から発生する電気的接触不良
を修復していきます。
接点クリーナー/接点復活剤の投入によりすり合わせを行い、接触改善を行います。


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↑ パワーアンプ基板等その他のシッカリした造りで当時の純日本製の信頼性が窺われます。


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↑ シンプルなセミオートでリターンメカのみの単純メカですのでトラブルが少なくて結果的には
良いと思います。


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↑ AM/FMラジオの動作が蘇りました。




続いてレコードプレーヤーの仮修理を行います。




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↑ 4CHカートリッジとセミオートプレーヤーです。


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↑ ターンテーブルを回転させるゴムベルトが劣化して溶け落ちて下のボードの上にへばりついて固まっています。


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↑ 一般のターンテーブル20cmリム        本機のターンテーブル24cmリム         


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↑ 上  一般の20cmゴムベルト        下  本機の24cmゴムベルト を取り付けました。  


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↑ セミオートプレーヤーの裏面の様子です。


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↑ フォノモーターに注油を行いました。  防振ゴムは劣化していますので後で交換を行います。


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↑ カートリッジは健在です。 レコード針は欠けていますので、別の針を付けてテストを行います。


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↑ 想像を絶する音に大満足です。  


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何が凄いのかは次工程でわかります。  お楽しみに・・・・・





◆懐かしい1988年製ブラウン管カラーテレビの復刻版TOSHIBA" off シリーズ"18RF1の修復修理 VOL2

.12 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1988年製ブラウン管カラーテレビの復刻版TOSHIBA" off シリーズ"18RF1の修復修理は、
電源投入してパイロットランプは点灯しますが、暫く待っても電源が入らない状態でした。

VOL1工程で修理の結果、エージングテストは順調でした。
しかし、最初音声が出なかったのですが、音声回路電源の電解コンデンサーが液漏れ短絡していましたのを発見
し交換を行い音声は出るようになりました。
ところが、どうも音響パワーが弱く音質も悪いのが気になりました。 日にちの経過によりひどくなったような気がい
たします。



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↑ 音声回路基板をチェックしますが、基板内に異常は認められません。

最後にスピーカーの不良を発見いたしました。


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↑ 小型スピーカーの経年劣化によるパワーの低下です。

代わりのスピーカーをテストに接続してみますと、俄然音響パワーがアップいたしました。


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↑ 画像 左上 交換に使用する中古スピーカー    右上 インピーターンス不一致のため使用不可

   画像 下 取り外した劣化不良のスピーカー


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↑ 交換完了です。   素晴らしく良い音質/音量になりました。  元気に鳴っています。





◆懐かしい1988年製ブラウン管カラーテレビの復刻版TOSHIBA" off シリーズ"18RF1の修復修理 VOL1

.07 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりご相談を頂いたおりました1988年製ブラウン管カラーテレビの復刻版TOSHIBA" off シリーズ"18RF1の修復
修理 ですが、本機の特徴は外観はロータリーチャンネルをガチャガチャ回して親から叱られたブラウン管真空管式の
レトロ感のカラーテレビですが中身は当時の最先端のICトランジスタ・ワイヤレスリモコン・ビデオ入力端子付き、
そしてレトロ映像演出のモノクロ・セピア映像などの新機能が盛り込まれています。

しかし、30年の経年劣化のダメージに翻弄されて誤動作や動作不良を余儀なくされています。
マイクロプロセッサー搭載のシャーシーの修復修理は全ての機能をントロールしている「QA01」のIC TMP47C6342426
マイクロプロセッサーが不良の場合はIC TMP47C6342426 の入手は不可能なため困難を極めておりますが、
過去の経験則により適切な修復修理を行ってまいります。



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↑ 電源投入してパイロットランプは点灯しますが、暫く待っても電源が入らない状態です。

そのまま30分程放置しておくと、電源リレーが「カチカチカチカチ」と連続して小さな音をたててチャタリング状態
になっています。
そして一瞬画面が光りそうになりますが、消えてしまいます。


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↑ 背面の様子です。  すごく丁寧な造りになっています。





当時TOSHIBA" off シリーズ"18RF1が開発発売された意図を振り返ってみます。

1988年と言えば31年前、昭和最後の年バブル経済絶頂期の頃でした。
当時、東芝はヤング指向のコンセプト商品として、「日常生活からoff し、自由に暮らす、シングルライフのわがまま
に応える」
「offシリーズ」の「ヤングライフ家電製品」を発売いたしました。

若い頃に思い切って手に入れて大切にご愛用の思い出の多い宝物です。



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↑ シャーシーを取り出して清掃を行います。


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↑ 内部はホコリの堆積はありますが、過去に修理の形跡は認められませんでした。


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↑ シャーシーを取り外しました。


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↑ 1枚ものの大きなプリント基板はダメージの受けている部分が変色しています。
これはその部分の部品の発熱で変色したのですが、直ちに故障に結びつくことはありません。


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↑ ◎チャタリングで電源が入らない原因は電源回路の一部の電解コンデンサーの不良でした。
    2個の電解コンデンサーを交換いたしました。

  ◎音声回路にも異常がありました。
    イヤホンジャックでは音は出ますが、内蔵スピーカーから音が出ません。
    原因は音声出力回路の電解コンデンサーの不良でした。 交換を行いました。

このテレビの頭脳に位置するQA01のIC TMP47C6342426 マイクロプロセッサーは大丈夫でした。


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↑ シャーシーを元に戻してテストを行います。

DVDプレーヤーの映像をビデオ入力端子に接続いたします。


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↑ 映像・音声とも良好で安定しています。

電源投入直後の様子と連続通電の様子などテストを続けます。


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↑ レトロ感アップのセピア映像です。


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↑ モノクロ映像です。

エージングテストを続けます。




◆1970年代パイオニアマルチアンプセパレートステレオ「S-88」の修復修理 VOL3

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1970年代パイオニアマルチアンプセパレートステレオ「S-88」はマルチアンプ搭載の高音質の大型ステレオです。
過去に同機種を数台修復修理の経験がありますが、いずれも難航した記憶があります。

VOL3工程でシャーシーとレコードプレーヤーをキャビネットに組み込み動作テストを行います。



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↑ シャーシーとレコードプレーヤーをキャビネットに組み込み動作テスト中の様子です。


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↑ 300Ωフィダー線で作ったFM簡易アンテナをセンターキャビネット背面に取り付けました。

FM簡易アンテナですが結構感度がよく便利に使用できます。


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↑ レコード演奏でテスト中の様子です。

やはりマルチアンプステレオの真価がもろに出ています。   凄い音です。

画像でスピーカーのサランネットから透けて見える3WAYスピーカーですが、
                           
                      「左上 ホーン形ツイーター(高音)」    「右上 12cmスコーカー(中音)」
                                     
                                     「中央 25cmウーハー(低音)」
 

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↑ レコードプレーヤーのエージングテスト中です。


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↑ テスト中ですが被写角によりいろんな表情が出てきます。

永い眠りから覚めて生きいきしているのを感じます。


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エージングを続けます。





◆1970年代パイオニアマルチアンプセパレートステレオ「S-88」の修復修理 VOL2

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1970年代パイオニアマルチアンプセパレートステレオ「S-88」はマルチアンプ搭載の高音質の大型ステレオです。
過去に同機種を数台修復修理の経験がありますが、いずれも難航した記憶があります。

VOL2工程でレコードプレーヤーの修復を行います。



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↑ ターンテーブルを外しますとドライブベルトは経年劣化で溶けて外れ落ちてボードにへばりついて固まっています。
新しいベルトを装着して回転の具合を見ます。


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↑ 新しいベルトを取り付けました。


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↑ モータースピンドルにひっかけます。


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↑ S-88に搭載のフルオートレコードプレーヤーはデリケートで特にオートリターン機構に不具合が多く苦労を
強いられました。

メカの元凶は矢印の「回転コントロールスイッチ」の構造と劣化による不具合です。
これはスイッチの固定接点がプリント基板の工法で造られていて接触抵抗に弱く摩耗して回転スライド接点との
電気的接触が不完全になるためオートリターン動作が不規則になってしまいます。
以降の製品ではマイクロスイッチに改良されましたが、マイクロスイッチでもスイッチ接点不良が出ています。

今回も祈るような気持ちで修復テストを行いました。


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↑ フォノモーターの防振ゴムは大丈夫です。

パイオニアのプレーヤーの防振ゴムは強いです殆ど交換したことはありません。
ゴムの材質が良く驚異的に耐用年数が伸びています。  その割にはゴムベルトはボロボロですが・・・・・


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↑ フォノモーターに注油を行いました。


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↑ メカの可動部に潤滑剤を注入いたしました。


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↑ スタートスイッチの接点を磨いておきます。


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↑ カートリッジは検査の結果大丈夫ですが針が欠けておりますので新しくいたします。


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↑ とりあえず別のカートリッジに付け替えてテストを行います。


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↑ レコードの動作テストは一連の自動動作はクリアできましたが、このプレーヤーの癖は皆同じようです。

エージングテスト(慣らし)を繰り返して安定感は出てくると思います。


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↑ プレーヤー全体をきれいにクリーニングをいたしました。





◆1970年代パイオニアマルチアンプセパレートステレオ「S-88」の修復修理 VOL1

.03 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代パイオニアマルチアンプセパレートステレオ「S-88」はマルチアンプ搭載の高音質の大型ステレオです。
過去に同機種を数台修復修理の経験がありますが、いずれも難航した記憶があります。
しかし、何ごとも経験や修練がスキルアップにつながります。



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↑ 故障したまま永い間眠っていたようです。


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↑ レコードプレーヤーも全く動きませんが次の工程で点検を行います。


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↑ パイオニアはスピーカー専門メーカーでしたせいでしょうか、スピーカーの組み合わせが上手いです。


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↑ シャーシーを取り出しました。

電源投入しますと、突然「バリバリッ」と落雷のような猛烈なショックノイズが続きます。


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↑ シャーシー上面の各プリント基板群です。

回路基板ごとに切り分けて原因追及を行います。


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↑ 裏側の基板パターン面です。


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↑ 先ずマルチパワーアンプ内を入念に調べましたが異常は見つかりません。


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↑ 最も怪しいプリアンプ基板内を使用トランジスタの不良が確認できました。

不良は赤丸印の8個のトランジスタ全部ではありませんが、全てのトランジスタを交換いたします。


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↑ 2SC870×2   2SC871×2   2SC458×4 を代替えトランジスタ 2SC1815Y×8個に交換を行いました。


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↑ ダイヤル照明用の特殊ヒューズ型パイロットランプ2個を交換いたしました。


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↑ 以上で完全にあの猛烈なショックノイズから解放されました。




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