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◆1969年SANSUIソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」の修復修理 VOL3

.28 2020 レトロオーディオの修理 comment(1) trackback(0)
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予てよりお預かりいたしまして大変お待ち頂いておりました。1969年SANSUIソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」修復修理の記録です。



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↑ 劣化不良の2SB407に互換性のあるパワートランジスタとして調達を行っておりました。

2SB554が入荷したしました。


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↑ 早速交換を行いました。


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↑ 配線を完了して動作確認を行いました。


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↑ AMラジオの受信での音出しテストですが、左スピーカーの音量が上がらず、音も歪が酷い状態です。、
右スピーカーは何とか動作している様子ですが完全ではありません。

やはり数分後に右スピーカーの動作がダウン致しました。 
残念ながら初期状態と似た状態です。

これで、原因が絞れました。

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↑ 詳細に電圧チェックの結果、パワートランジスタの前段の赤丸で囲ったドライバートランジスタ
は特殊な「コンプリトランジスタ」の劣化不良で異常電圧を確認いたしました。


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↑ 赤↑=トランジスタ2SD187  黄↑=トランジスタ2SB187 で2個セットのコンプリトランジスタです。


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「2SD187」+「2SB187」セットのコンプリトランジスタの調達は困難が予想されます。





◆1969年SANSUIソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」の修復修理 VOL2

.25 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお預かりいたしまして大変お待ち頂いておりました。1969年SANSUIソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」修復修理の記録です。



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↑ パワートランジスタ 「SANYO 2SB407」は当時のSANYO独自開発のパワートランジスタです。
現在は入手ができません。

代替トランジスタを用意いたします。


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↑ SANYO製 パワートランジスタ 2SB407は 2SB=PNPゲルマニュームトランジスタです。


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↑ 現在代替に使用できるトランジスタが見つかりませんので、2SB407に互換性のある
トランジスタを調べて調達を行います。



次はレコードプレーヤーの修復修理に取り掛かります。


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↑ プレーヤーもかなり劣化が進んています。


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↑ ゴムベルトが経年劣化により緩んでターンテーブルから落下してそのまま数十年の歳月が流れ
変質を繰り返して硬化して金属板に接着して取り除くことが困難になるほどです。


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↑ 先の鋭利なマイナスドライバーで削り落としました。プレーヤーボード全体にクリーニングを行いました。


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↑ 大型のフォノモーターが使用され、防振ゴムの劣化で、重さに耐えきれず、
スピンドルの位置が下がり速度異常が出ています。


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↑ 3箇所の防振ゴムが劣化しています。


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↑ 3箇所の防振ゴムが劣化しています。


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↑ 3箇所の防振ゴムを交換いたします。


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↑ 3箇所の防振ゴムを交換完了です。


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↑ 実際の使用時はこの様にモーターは下向きになります。


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↑ ターンテーブルにゴムベルトを取り付けます。


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↑ 回転テストを行っています。


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↑ 33/45回転切換えボタンの操作がスムーズに行えませんので順次改善していきます。


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↑ カートリッジのテストは後で行います。





◆1969年SANSUIソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」の修復修理 VOL1

.23 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお預かりいたしまして大変お待ち頂いておりました。1969年SANSUIソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」修復修理の記録です。



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↑ 初期段階では電源は入りますが、殆ど動作は致しません。


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↑ 前扉の下部の突板の剥がれはサンスイの製品ではよく見かけます。 後で修復を行います。


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↑ APS-1200のシャーシーの取り外しは初めてこの機種の修復修理の時は戸惑いがありました。

それはシャーシー固定の4本の底ネジ以外に、隠しネジのような感じで気が付かないところに2本の
ネジがあります。 何故あのようなことをしたのか考えてしまいます。


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↑ シャーシーをキャビネットから取り外しました。


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↑ シャーシー全体に猛烈なホコリと、前部にホコリではない「きな粉」のようなものがホコリの上に
大量に散らばっています。 これはキャビネットの木部とシャーシーの金属部分が擦れて落ちたもの
かもしれませんが、謎です。 


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↑ プレーヤーを取り外しました。


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↑ ゴムベルトの残骸です。


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↑ スピンドルの周辺もかなり荒れています。


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↑ 清掃と点検を開始いたします。


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↑ シャーシー内部の全体像です。


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↑ シャーシー内部の全部の各セレクタースイッチとボリューム群の接触不良を接点復活剤の使用により
入念なすり合わせを行い接触面を修復したします。

その結果、AMラジオの受信が完全ではありませんが音出しができました。
しかし、左スピーカーの音量が上がらず、音も歪が酷い状態です。、
右スピーカーは割合正常の様子でした。

ところが、数分後に右スピーカーの動作がダウン致しました。 全く出ません。


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↑ パワー基板内の電圧チェックを行いDC48Vラインが0Vです。

原因は1.5Aのヒューズの断線でした。 


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↑ ヒューズ交換後も、即、ヒューズ切れです。

これはパワートランジスタの劣化による短絡状態により大電流が流れて保護ヒューズが切れて
しまいました。


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次工程でパワートランジスタの交換を行います。





◆HITACHI ポータブル電蓄「MQ-25」の修復修理

.17 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
今回、お客様から2台のHITACHI ポータブル電蓄「MQ-25」の修復修理のご依頼がありました。
2台共、ターンテーブルの回転不良やガリノイズなど満足に使用できない状況です。
2台同時に分解メンテナンスを行います。



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↑↓ 内部の修復修理が終わりエージングテスト中の様子です。

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↑↓2台同時に分解修理を進めます。 

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↑↓2台同時に基板内の音量ボリュームと速度微調整ボリュームの接触不良を接点復活剤の注入と
   すり合わせにより修復していきます。

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↑↓2台同時にターンテーブルの固定ピンを外してターンテーブルを取り外します。

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↑↓2台同時にターンテーブルを取り外しました。

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↑↓2台同時にフォノモーターとアイドラー軸に注油を行います。

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↑↓2台同時にアイドラーのゴム部のクリーニングを行います。

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↑2台同時にカートリッジとレコード針の点検を行いエージングテストを行っています。





◆SHARP Auto Discモジュラーステレオ [VZ-V30]の修復修理 VOL4

.15 2020 レトロオーディオの修理 comment(1) trackback(0)


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1982年グッドデザイン賞に輝いた「技術の粋が詰め込まれた」SHARP Auto Discモジュラーステ レオ [VZ-V30]の修復修理の記録です。



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↑ 大幅に分解をした状態でテストを行っておりましたが、トラブルもなく順調に動作をいたしております。

最終仕上げ工程で完全組み込みを行いまして最終のエージングテストを行いました。


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↑ 完全組み込みを行いました。


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↑ 完成状態で各プレイモードのテストを行いました。


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↑ エージングテストは安定して動作を続けています。


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↑ 少々の外部からの振動や衝撃があっても針飛びもなく安定したレコード演奏は、
リニアトラッキングプレーヤーならではの安定性の結果と思います。

そして、レコード盤の表と裏を勝手に演奏なんてレーザーディスクと同じです。





◆SHARP Auto Discモジュラーステレオ [VZ-V30]の修復修理 VOL3

.12 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)


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1982年グッドデザイン賞に輝いた「技術の粋が詰め込まれた」SHARP Auto Discモジュラーステ レオ [VZ-V30]の修復修理の記録です。



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↑ 基本的な動作確認テストを行いました。


[A面/B面]   [くり返し]    [両面演奏] について正しく動作が行われているかをテスト致しました。



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↑ 結果は全てノーミスで完璧に動作をいたしました。


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↑ レコードの裏面を演奏する場合は「裏面専用カートリッジ」が動作いたします。


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↑ 裏面カートリッジが演奏中の様子を撮影いたしました。


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↑ カセットデッキを取り外して修復が可能かを点検を行いました。

● メインベルトは平ベルトで劣化はありませんでした。
● 期待感を抱きながらテープ再生テストを行いました。
● テープメカがロック状態でテープは走行致しません。
● ロック箇所を見つけて、何とか動きました、音も出ました。
● しかし、テープが巻き取られずにたるんでグシャグシャになります。
● テンションプーリーの不具合のようですが、何とかもう少し頑張ってみます。
● 劣化で伸びていたナンバーリングベルトは交換いたしました。


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続きます





◆SHARP Auto Discモジュラーステレオ [VZ-V30]の修復修理 VOL2

.11 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1982年グッドデザイン賞に輝いた「技術の粋が詰め込まれた」SHARP Auto Discモジュラーステ レオ [VZ-V30]の修復修理の記録です。



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↑ φ195×0.5×5 平ベルト(ターンテーブルドライブ用) 
                            
                       φ30×0.95角ベルト(リニアトラッキング制御用)

ベルト交換を完了して動作テストを行います。


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↑ 45回転EPレコードをセットいたします。


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↑ PLAYボタンを押してレコードが回転しました。


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↑ 音も正常に出ています。

しかし、途中で針飛びのような現象で同じ箇所を繰り返して先へ進みません。
レコード盤の不良を考えて、テストレコードを交換しても同じ位置から先へ進みません。


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↑ 33回転LPレコードでテストを行います。


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↑ 33回転LPレコード盤を色々変えても症状は同じです。

この現象は明らかに「リニアトラッキングメカに異常がある」と判定いたしました。


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↑ リニアトラッキングメカの動作が直視できるようにカバーを取り除いて動作状態を観察したしました。


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↑ リニアトラッキングメカ動作状態を観察中に原因を特定できました。

リニアトラッキングメカは垂直置きのレコード面を最適な針圧を保ちながらトレースしていきます。
カートリッジの針先がレコードの音溝に正しくトレースしながら水平方向に移動していきます。
しかし、レール上を水平移動の途中のレールの一部に滑りの鈍いところで、リニアトラッキングの
制御が不能になることが分かりました。

リニアトラッキングメカのクリーニングを行い、全体的にスムーズな動きを取り戻すための手入れ
を綿密に行いました。

これでリニアトラッキングメカによるレコード演奏が可能になりました。


次へ進みます、





◆SHARP Auto Discモジュラーステレオ [VZ-V30]の修復修理 VOL1

.10 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1982年グッドデザイン賞に輝いた「技術の粋が詰め込まれた」SHARP Auto Discモジュラーステ レオ [VZ-V30]の修復修理の記録です。



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↑ 当時はまだCDがなかった時代ですが、「レコードをCDのように使用できたら」とメーカーの
技術を結集した155,000円の夢のような製品でした。

AM/FMチューナー/リニアトラッキングレコードプレーヤー/カセットデッキ搭載のモジュラーステレオです。


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↑ 前面の35×35cmの大きな蓋をガチャンと開きます。


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↑ 35cmLPレコードを垂直に挿入して蓋をしめます。


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↑ PLAYボタンを押してもレコードが回転致しません。 モーターの回転音はしています。


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↑ プレーヤーユニットをキヤビネットから取り外して点検を行いました。


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↑ プレーヤーの制御回路は相当複雑になっています。


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↑ アンプ部は集積回路(IC)により簡略化されています。


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↑ 外観の様子から真逆の内部の粉塵の堆積により保管場所の影響が窺われます。


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↑ 内部の清掃を行いながら、プレーヤー不動の原因を探究いたします。


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↑ ここにモーターが2箇所存在しますが、ベルトがかかっていません。

この時点で過去に一度分解の形跡が発見できました。


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↑ 通常は劣化したゴムベルトの残骸が散らばっていますが、全く見当たりません。

↓ 黒いターンテーブルは樹脂製ですが外周にもくっついていません。

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↑ とにかく分解してターンテーブルを取り外して見ます。


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↑ ターンテーブルに被さっている基板などを取り外す必要があります。


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↑ 固定金具を外して、 ターンテーブルシャフトを固定しているCリングを外して、 ターンテーブルを
取り外します。


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↑ ターンテーブルを外して納得しました。
劣化して溶解したベルトがターンテーブルの裏側にこびりついていました。


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↑ 凄い状態です。 ゴムの経年劣化で一番厄介な状態です。のり状に付着していますので拭いても
取れません、削り取りと溶かしながら拭き取る方法を同時に根気よく行います。


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↑ ターンテーブルのクリーニングが完了いたしました。


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↑ シャーシー鉄板に散らばった部分を清掃します。


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↑ エタノール系の溶剤で拭きますと最初は広がって、ひどく見えます。


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↑ この位で我慢しておきます。


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↑ スピンドルにも付着ていましたので取り去りました。


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↑ ターンテーブルを組こみゴムベルトを装着いたしました。


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↑ 続いてリニアトラッキング制御モーターの小さなベルトの交換取り付けを行いました。


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↑ プレーヤーユニットを組み上げて次工程で動作テストを行います。





 

◆ビクター・パイオニア・トリオ レコードプレーヤーの同時エージング

.08 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)


レトロオーディオのレコードプレーヤーは経年劣化により環境変化の影響を受けて動作が不安定になる場合があります。
修復修理が完了後も十分な「慣らし運転」エージングを行います。



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↑     Victor SSL-55T        PIONEER PL-250        TRIO ST-7VD
                        SA-7500

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◆1960年代ビクター真空管HiFiStereoAudiora「STL-670MG」修復修理 VOL10(梱包)

.04 2020 レトロオーディオの修理 comment(1) trackback(0)
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1960年代ビクター真空管HiFiStereoAudiora「STL-670MG」は当時の真空管式アンサンブルステレオでは最大サイズです。
この「STL-670MG」はSTL-670/STL-670M/STL-670MGとグレードが最上級になります。



最後に目が離せない重要な作業があります。
大型で精密な機器を長距離のトラック輸送に耐えられる梱包が必要になります。
そして開梱時の煩わしさからも解放された独特の梱包を考えました。



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↑ 「大きくて」 「重くて」 「デリケート」 な製品です。

お客様宅へ届いたら壊れていた、では悲劇です。


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↑ 振動・衝撃に最も弱いのがレコードプレーヤーです。

精密オーディオのレコードプレーヤーは全て3~4箇所の防振スプリングでキヤビネットから
浮かせてマウントしています。
セパレートステレオの場合は輸送用固定構造でロックして動かない製品があります。
しかし、お客様にロックを解除する作業が難しい場合があります。


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↑ 今回はプレーヤーをクッション材と養生テープで固定いたしました。 

この養生テープは跡形が残りません。 ゆっくり丁寧に剥がしてください。


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↑ ピカピカの鏡面仕上げの天板に映り込みがあります。

4本の脚部の取り付けは非常に難しいため取り付けたままで梱包を行いました。
しかし、そのまま梱包を行いますと全重量が細い脚部にかかり、長距離の振動に耐えかねて
脚部と底板に間違いなくダメージを与えます。

打開策として脚部に全重量がかからないように置台を強固な段ボールで作り保護いたしました。
そして段ボールの底部にベニヤ板を敷きました。


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↑ 梱包材は大型冷蔵庫・大型洗濯機・大型テレビの重量物の段ボールを再利用いたしました。

「たかが段ボール」ですが時代の流れで大きく進化しています。


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↑ 梱包完成画像です。 横幅 146cm  高さ 73cm  奥行 49cm  重量約55Kg 

家電品段ボールから梱包完成まで約2日かかりました。   開梱は3分でOKです。
全部の黄色のバンドを切って上蓋を取り、囲っている段ボールを取り、ビニールカバーを
外すだけです。

梱包材は万一の再修理の時に再利用のため保管を頂ければありがたく思います。
上と下の深さ7cmの箱状の蓋は大型冷蔵庫の丈夫な段ボールを2枚重ねになっています。


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↑ プレーヤーの試運転の前に必ずアームの固定物を外してください。


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↑ そしてアームレストに嵌め込んてあるアームをフリーにしておいてからスタートしてください。






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