FC2ブログ

◆1970年代TRIO 4チャンネルステレオ「ST-6VD」の修復修理 (追加修理)

.28 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
先月修理をさせていただいた1970年代TRIO 4チャンネルステレオ「ST-6VD」は、チューナーアンプシャーシー
を「ST-7VD]に換装いたしました。
今回、「スリーピング機能が動作しない」とのご依頼がありました。

操作の間違いが考えられますので、再度確認いただきましたが、
やはり、「スリーピング機能」が動作せず、レコード演奏が終わり、トーンアームがアームレストに
戻ってもチューナーアンプの電源が切れない。

再点検の為プレーヤーとチューナーアンプシャーシーをお送り頂きました。



IMGP4102_600X388.jpg

↑ 最初の修理後のテストではスリーピング再生は正常に動作をしておりました。

換装いたしました「ST-7VD]は「ST-6VD」とスリーピング機構が少々異なります。


IMGP8391_600X409.jpg

↑ 最初の「ST-6VD」はPOWERスイッチは [OFF]→[ON] →[SLEEP]となっていますから、
   [SLEEP]の位置でレコード演奏が終わると電源が切れました。


IMGP8392_600X401.jpg

↑ 今回換装を行った「ST-7VD]はPOWERスイッチが [OFF]→[ON] となっています。
  [SLEEP]スイッチがりません。
  プレーヤーのスリーピング再生は電源[OFF]のまゝプレーヤーをスタートしますと勝手に出源が
  入り動作いたします。 
  そして、レコード演奏が終わると勝手に電源が切れます。
  
  ●引くとスピーカーの音が切れて、ヘッドホンに変わります。

通常使用の場合はPOWER スイッチを[ON]にします。


IMGP8383_600X401.jpg

↑ お送り頂いた状態でスリーピング再生テストを行いましたか、正常動作をいたしました。
しかし、全く異常は認められませんでした。


IMGP4085_600X403.jpg

↑ 念のため故障を想定したパーツの交換を行っておきます。


IMGP4086_600X420.jpg

IMGP4087_600X401.jpg

↑ プレーヤーとチューナーアンプシャーの各部を詳細に点検致しましたが異常個所は出ませんでした。


IMGP4085_600X350.jpg

↑ 念のため、関連するマイクロスイッチとコンデンサーの交換を行いました。


IMGP8387_600X401.jpg

↑ マイクロスイッチとコンデンサーの交換を行つたプレーヤーの様子です。


IMGP8381_600X401.jpg

IMGP8389_600X394.jpg

↑ 交換済みのマイクロスイッチです。


IMGP8390_600X401.jpg

↑  交換済みのコンデンサーです。


IMGP8384_600X527.jpg

↑ レコードのスリーピング再生中の様子です。


IMGP8385_600X494.jpg

↑ レコードプレーヤーのスリーピング再生終了の様子です。  完全に電源が切れています。




 

◆1981年製ナショナルpanr colorブラウン管テレビ「TH18-C14(M)」の修復修理 VOL5

.23 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
1981年製ナショナルpanr colorブラウン管テレビ「TH18-C14(M)」の修復修理の記録です。



DSCN8337_600X450.jpg

↑ 各項目の調整が終了した映像のショット画像です。




横一からようやくラスターが現れて地デジチューナーをRFモジュレーターを介してVHF1chに接続して
地上デジタル放送を受信しました。



IMGP4320_600X401.jpg

↑ しかし、画面は同期不良状態です。


IMGP4321_600X401.jpg

↑ オシロスコープで同期信号の検出はありませんでした。


IMGP4322_600X401.jpg

↑ これは交換した「IC AN5435」の不良ではないかとと推察したしました。

即、最初のナショナル製の「IC AN5435」に戻しました。


IMGP4329_600X392.jpg

↑ 結果は問題なくOKです。


IMGP4330_600X401.jpg

↑ 続いてCRT(ブラウン管)のホワイトバラス調整及び映像調整を行います。



以下映像のショット画像の様子です。


IMGP4348_600X401.jpg
IMGP4349_600X401.jpg
IMGP4350_600X401.jpg
IMGP4351_600X401.jpg
IMGP4352_600X401.jpg


以下 更に微調整を完了した映像のショット画像です。


DSCN8328_600X450.jpg
DSCN8338_600X450.jpg
DSCN8340_600X450.jpg
DSCN8343_600X450.jpg
DSCN8349_600X450.jpg
DSCN8337_600X450.jpg
DSCN8366_600X450.jpg
DSCN8369_600X450.jpg

音声も正常に出ておりますが、ボリュームのガリは接点復活剤の噴射注入とすり合わせにより
修復いたしました。




 

◆1981年製ナショナルpanr colorブラウン管テレビ「TH18-C14(M)」の修復修理 VOL4

.22 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)

1981年製ナショナルpanr colorブラウン管テレビ「TH18-C14(M)」の修復修理の記録です。



IMGP4016_600X433.jpg

↑ 横一の画面を見ていますと寂しくなります。  やっと出口が見えて来ました。
迷路に迷い込んだように感じましたが、確実に前進していました。


IMGP4357_600X401.jpg

↑ ご依頼者がら提供いただいたナショナルパナカラー別機種の回路図が役立ちました。


IMGP4356_600X401.jpg

IMGP4361_600X401.jpg

IMGP4299_600X401.jpg

↑ 故障個所が何重にも重なった状態が修復を長引かせていました。
それは、40年の経年劣化と、かなり使い込んだ基板の部分的な焦げ跡が物語っています。
普通、故障の原因が2重3重はありますが、それ以上の複雑さになっていました。
しかし、確実なパーツ類の準備などがあり、この瞬間が生まれました。

ラスターが出ました。 スノーノイズも出ています。


IMGP4292_600X345.jpg

IMGP4294_600X405.jpg

↑ 垂直発振回路が動作を始めました。  オシロスコープに鋸歯状波が出てします。


IMGP4360_600X401.jpg

↑ 古いオシロスコープは2台共故障しています。  この際、新調いたしました。


IMGP4297_600X501.jpg


IMGP4302_600X401.jpg

IMGP4303_600X401.jpg

↑ 急転直下垂直偏向回路が動作したのは、IC AN5435内部の垂直発振回路が停止していたのが
稼働したためです。
決め手になったのは、DC12V電源回路の故障を発見するきっかけになったのは、回路図です。

同時に電源回路内の5.6Ω3Wのセメントモールド抵抗が断線しているのを発見していました。

しかし、まだあったのです。 黄◯印の電源レギュレーターの2SD762も不良になっていました。


IMGP4304_600X401.jpg

↑ セメントモールド抵抗3W5.6Ωが手元にありませんので、急遽、奥の手を行使します。

昔から東芝テレビの修理を一時期、毎日のようにやっておりました。
IC トランジスタテレビは修理時にショートさせたりしますと回路ヒューズを飛ばします。
そしてトランジスタなどを共倒れにさせてしまいます。
それを回避するためヒューズの代わりに100Wの電球を使用いたします。
すると、故障で電球が点灯します。 また、過大電流の場合は明るさで判できます。

今回修理中にこれを使用いたします。


IMGP4305_600X401.jpg

↑ 明るい時は異常時です。


IMGP4307_600X401.jpg

IMGP4308_600X401.jpg

↑ 今回水平パワートランジスタの共倒れがありました。  交換済み


IMGP4311_600X401.jpg

↑ 交換済み


IMGP4313_600X401.jpg

IMGP4315_600X401.jpg

↑ CRT(ブラウン管)基板 ブラウン管の基本発光色調整を行います。


IMGP4317_600X401.jpg

↑ セメントモールド抵抗3W5.6Ωが調達中はこのまゝにしておきます。 
信号、波形、電流等が停止します。


IMGP4291_600X401.jpg

IMGP4289_600X401.jpg

IMGP4289_600X387.jpg

↑ プリント基板内にこのような半田付けが劣化したクラックがありました。


IMGP4299_600X401.jpg

↑ 地デジチューナーとRFモジュレーターを接続して調整を行います。

VOL5工程で公開したします。


IMGP4349_600X401.jpg


詳しくは次工程に続きます




 

◆1970年代後期ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-21R」修復修理 VOL4

.19 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)

BANNRE51_750X245.jpg

予てよりお預かり致しておりました1970年代後期ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-21R」修復修理の記録です。



VOL3工程のレコードプレーヤーの修復修理では、下記の2点の不具合がありました。
①  レコード演奏の左の音質が悪く音量も小さい。 右は正常。
② アームがリターンしてアームレストに戻ってもターンテーブルが回転したままで停止しない。



①  レコード演奏の左の音質が悪く音量も小さい。 右は正常。
PHONO入力回路のプリアンプ基板の詳細点検により増幅回路の不具合箇所を検出いたします。


IMGP4285_600X937.jpg

IMGP4279_600X401.jpg

↑ PHONO入力回路はプリアンプ基板内のトップのL回路入力トランジスタの経年劣化による
不具合を発見いたしました。

↓ カートリッジからの微小な音声出力を低ノイズ高増幅度トランジスタ2SC458 ×2をダーリントン
接続により使用されています。2個のトランジスタの片方だけが不具合を起こしても動作は崩れます。
L/Rのバランスを考慮してL/R 双方の交換を行います。

IMGP4283_600X446.jpg

↑  画像上  不良の2SC458
  画像下  代替交換の2SC1815Y


IMGP4267_600x401.jpg

IMGP4270_600x401.jpg

IMGP4272_600x401.jpg

IMGP4273_600x401.jpg
IMGP4275_600x401.jpg

↑ 基板パターンの様子です。


IMGP4278_600x401.jpg

IMGP4279_600X401.jpg

↑ 黄◯印の2SC1815Y ×4個の交換を完了いたしました。


IMGP4280_600X900.jpg

↑ 検査テストにより増幅度と音質/歪が改善されました。




② アームがリターンしてアームレストに戻ってもターンテーブルが回転したままで停止しない。

プレーヤーのセミオートメカの詳細点検によりフォノモーターのスタート/ストップメカの不具合箇所を
検出いたします。

IMGP4265_600x401.jpg

↑ マイクロスイッチは正常です。 他に原因があります。


IMGP4214_600X400.jpg

↑ フォノモーターのON/OFF時にマイクロスイッチの接点から発生するスパークから接点を痛めたり
ショックノイズの発生があります。
スパークノイズを弱めるためコンデンサーをスイッチ接点にまたがって取り付けてあります。
そのコンデンサーがショートしている様子を発見いたしました。
これが原因でスイッチが入ったままの状態になっていました。


IMGP4266_600x401.jpg

↑ メタライズコンデンサー0.1μF/400WV×2個を直列接続に使用して0.05μF/800WVとして
  使用いたしました。 
  これには理由があります。
  フォノモーターにはトランスと同じように鉄芯に大量の巻き線があります。
  電源が切れる瞬間に大きな火花が発生して逆起電力により高電圧が発生します。
  もしコンデンサーがないと大きな瞬間的な雑音が出ます。
  またスイッチの接点も破壊消耗します。
  そのスパークを抑え込むためにコンデンサーを使用いたします。
  コンデンサーの耐圧が低いとコンデンサーがダメージを受けます。
  因みにショートした不良のコンデンサーは耐圧400WVでした。


IMGP4285_600X792.jpg

IMGP4286_600X407.jpg

IMGP4287_600X387.jpg

エージングテストテストの様子です。  良好です。

このプレーヤーは50Hz仕様です。 当地は60Hzですので回転が速くなっています。



 

◆1970年代後期ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-21R」修復修理 VOL3

.18 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)

BANNRE51_750X245.jpg

予てよりお預かり致しておりました1970年代後期ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-21R」修復修理の記録です。



VOL3工程はレコードプレーヤーの修復修理を進めます。



IMGP4210_600X404.jpg

↑ 経年劣化は潜在的に目に見えない箇所にも及んでいますので注意が必要です。

「ゴムベルト」「ターンテーブルマット」「フォノモーター防振ゴム」などのゴム製品は最も影響を
受けます。


IMGP4209_600X401.jpg

IMGP4222_600X401.jpg

↑ ターンテーブルを取り外します。   ベルトが欠品しています。


IMGP4218_600X401.jpg

IMGP4213_600X386.jpg

IMGP4214_600X389.jpg

↑ フォノモーターは健在ですが、防振ゴムが経年劣化で固着していますので、新しい防振ゴム
に交換を行います。


IMGP4216_600X401.jpg

↑ リターンギヤとスタート/ストップスイッチです。


IMGP4219_600X401.jpg

↑ リターンメカのメンテナンスを行います。


IMGP4220_600X401.jpg

↑ カートリッジシェル/カートリッジ/ダイヤモンド針が一体になっています。

ダイヤモンド針はカンチレバーの先端のダイヤモンド針が欠けています。


IMGP4221_600X370.jpg

↑ トーンアームの動作状態は良好です。

IMGP4214_600X427.jpg

↑ フォノモーターは回転時に「キュルキュル」と異音が発生しています。 モーター回転軸に注油
を行いました。

重要な「防振ゴム」が経年劣化で変質して固くなりゴムの弾力が無くなり堅くなりポロポロ崩れる
状態になっています。  取り外して防振ゴムの交換を行います。


IMGP4258_600X401.jpg

↑ 劣化した防振ゴムを取り外しました。


IMGP4246_600x401.jpg

IMGP4247_600x401.jpg

IMGP4248_600x401.jpg

IMGP4247_600x424.jpg

IMGP4248_600x407.jpg

↑ 3箇所の防振ゴムを交換いたしました。


IMGP4261_600X401.jpg

IMGP4262_600X401.jpg

↑ ドライブベルトを取り付けました。


IMGP4256_600X401.jpg

↑ カートリッジの針先が欠けているため、別のカートリッジを仮付けして動作テストを行います。


IMGP4251_600x900.jpg


↑ レコードプレーヤーの動作テストを開始いたしました。

セミオートプレーヤーの一連の動作はOKですが、
2点の不具合がありました。

①  レコード演奏の左の音質が悪く音量も小さい。 右は正常。

② アームがリターンしてアームレストに戻ってもターンテーブルが回転したままで停止しない。.


IMGP4252_600X829.jpg

↑ ①  レコード演奏の左の音質が悪く音量も小さい。右は正常 の原因は、

● 矢印のPHONOヘッドアンプ基板内の不具合の可能性があります。

  ② アームがリターンしてアームレストに戻ってもターンテーブルが回転したままで停止しない。.

● 次工程でスタート/ストップのマイクロスイッチの交換を行います。


IMGP4253_600X422.jpg

IMGP4254_600X401.jpg

IMGP4255_600X401.jpg

IMGP4264_600X603.jpg


次工程に進みます


 

◆1970年代後期ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-21R」修復修理 VOL2

.17 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)

BANNRE51_750X245.jpg

予てよりお預かり致しておりました1970年代後期ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-21R」修復修理の記録です。



4CHステレオの修復修理で最も大切なことは、4系統のアンプが全て正常に動作を維持できるかに
かかります。
1系統でも「音が出なかったり」「バランスが崩れたり」「ノイズがあったり」「歪が酷かったり」
潜在的な原因も掘り起こして修復を行います。



IMGP4243_600x401.jpg

↑ 後継機のビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-21R」はその他の機種とはかなり回路が異
なり過去の修復経験と違った部分もあります。

個体的な特徴もありますが大きな発見は以前の機種のようなTR(トランジスタ)の劣化による不具合が
:現時点では見当たらないことです。

と、なればその他の箇所に動作不良の原因があると断定して、修復を行っていきます。

●最初にチューナーアンプシャーシーとプレーヤーを取り外した時に
経年劣化でシャーシーと固定ネジが湿度の錆で固着がありました。

これはいずれのレトロ機器にもおこりうる現象ですが、機器により現れ方が異なります。

矢印は影響を受けやすい部分です。


IMGP4202_600X368.jpg

↑ 今回、特に注目したのはこの2つのセレクタースイッチです。

セレクタースイッチのSOURCE AM/FM/PHONO と FUNCTION 2CH/MTX1-MTX2(R-M)/4CH 
の動作不良です。
接点復活剤を噴射注入によりすり合わせを丹念に行い接触接点の修復を行いました。

その他の全てのボリュームにも同様の処置を行いました。




続いて最初から重要視しておりました4CHパワーアンプ基板の回路内ヒューズホルダーの
経年劣化により弾力が衰えて接触不良が発生していました。



IMGP4203_600X395.jpg

↑ 4CHパワーアンプ基板の回路内のTRの保護ヒューズホルダーのガラス管ヒューズ保持接触
片の経年劣化による金属疲労で保持力が低下して緩くなり接触不良が起きています。
これは、音途切れやノイズの原因になりTRにも悪影響を及ぼします。

全てのヒューズホルダーの接触片を折り取り、ヒューズホルダーの取り付けをやめてガラス管ヒ
ューズを直付けすることにいたしました。


IMGP4245_600X402.jpg

↑ 折り取った接触片と劣化のガラス管ヒューズです。


IMGP4236_600x401.jpg

↑ 新しいガラス管ヒューズに銅線を半田付けして基板に直接半田付けを行いました。


IMGP4237_600x401.jpg

IMGP4238_600x401.jpg

↑ 動作テストの結果、4系統のアンプが全て正常に動作をいたしております。 

ノイズもありません。




続きまして、最初から気になっておりましたステレオの顔にあたる操作パネルのバックライトが殆ど
切れてたった1個のパイロットランプが点灯していて誠に活気のない顔になっていました。



IMGP4194_600X394.jpg

IMGP3144_600X400.jpg

↑ 画像左が従来のガラス管ヒューズ型のパイロット球です。 画像右がLEDランプです。


IMGP4239_600x401.jpg

↑ 昔はパイロットランプの交換は考えていなかったのものですから、交換は簡単ではありません。
しかも、従来のガラス管ヒューズ型のパイロット球は現在手に入りにくくなっています。

現在は自動車用のもの中から使用できるものを利用しています。


IMGP4223_600X401.jpg

↑ バックライトボックスを慎重に取り外してLEDランプ5個を取り付けました。


IMGP4226_600X401.jpg

↑ 点灯を確認いたしました。  凄く明るいです。


IMGP4227_600X406.jpg

IMGP4230_600X313.jpg

IMGP4232_600X322.jpg

↑ 素晴らしいです。


IMGP4234_600X276.jpg

IMGP4235_600X299.jpg

↑ 音もきれいで、ステレオの顔も明るく生気がみなぎっています


画像では実際の目視の感覚が伝わりませんが、 蘇った感じです。



次工程はレコートープレーヤーの修復を行います。 


 

◆1970年代後期ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-21R」修復修理 VOL1

.16 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
BANNRE51_750X245.jpg

予てよりお預かり致しておりました1970年代後期ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-21R」修復修理の記録です。



IMGP4190_600X851.jpg

↑ ビクターのDFシリーズ4CHステレオです。
[DF-5] [DF-9] [DF-11] [DF-11DX] [DF-15] [DF-19]の修復修理は過去の修理事例でこのブログ内
に掲載いたしております。

今回の珍しい[DF-21R]は初めてになります。
センターキャビネットのチューナーアンプシャーシーとプレーヤー搭載部のみお預かりしておりました。
一瞬、トリオの4CHステレオと見間違えるほど似ています。


IMGP4192_600X507.jpg

IMGP4193_600X711.jpg

↑ 背面の様子です。


IMGP4206_600X900.jpg

↑ チューナーアンプシャーシーとプレーヤーを取り外しました。

経年劣化でシャーシー固定ネジが湿度の錆で固着がありました。


IMGP4194_600X394.jpg

↑ ヘッドホンで動作状態を確認いたします。 
ラジオ受信で何とか音が出ていますが、ノイズや音の大小や途切れや歪等で乱れています。

現状は4CHアンプの不具合でフロントアンプR/L及びリアアンプR/L基板内に経年劣化による不具合
があります。


IMGP4196_600X353.jpg

IMGP4197_600X376.jpg

↑ 4CHアンプのフロントアンプR/L及びリアアンプR/L基板内のトランジスタ回路内のトランジスタ
とヒューズホルダー等の交換が必要です。


IMGP4198_600X332.jpg

IMGP4200_600X338.jpg

IMGP4202_600X429.jpg

IMGP4203_600X395.jpg

IMGP4206_600X900.jpg

↑ 続いてレコードプレーヤーですが、

いずれのステレオの場合でもプレーヤーのダメージは激しく、メンテナンスを行いまして、レコードが
正しく回転を取り戻して針先からカートリッジ伝わりアンプに入りスピーカーから素晴らしい音が奏で
る状況になります。


IMGP4209_600X401.jpg

IMGP4210_600X404.jpg

IMGP4222_600X401.jpg

↑ ベルトが欠品しています。


IMGP4213_600X386.jpg

IMGP4214_600X389.jpg

↑ フォノモーターは健在ですが、防振ゴムが経年劣化で固着していますので、新しい防振ゴム
に交換を行う予定です。


IMGP4216_600X401.jpg

IMGP4218_600X401.jpg

IMGP4219_600X401.jpg

↑ リターンメカのメンテナンスを順次行っていきます。


IMGP4220_600X401.jpg

↑ カートリッジシェル/カートリッジ/ダイヤモンド針が一体になっています。


IMGP4221_600X370.jpg

↑ トーンアームの状態は良好です。



次工程に続きます



 

◆1981年製ナショナルpanr colorブラウン管テレビ「TH18-C14(M)」の修復修理 VOL3

.11 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)

1981年製ナショナルpanr colorブラウン管テレビ「TH18-C14(M)」の修復修の記録です。



IMGP4176_600x401.jpg

↑ 垂直偏向回路内の故障で横線一本状態のままの故障ですが、回路内の関連パーツのIC AN5435が
  ご依頼者から届きましたので交換を行います。


IMGP4179_600X401.jpg

IMGP4177_600X401.jpg

↑ 赤◯印のIC AN5435の交換を行います。


IMGP4013_600X580.jpg

IMGP4182_600X401.jpg

↑ ICの脚ピンの半田付けを溶かして取り外しました。


IMGP4183_600X401.jpg

↑ 交換用のICを挿入しました。


IMGP4188_600X401.jpg

↑ 基板の裏側から18本の脚ピンの半田付を行いました。


期待をしながら電源投入・・・テストを行いましたが、期待外れで、水平偏向回路まで停止して
横線も何も出なくなりました。.

これは、交換したICの不良に違いありません。
幸いにICは2個送られておりましたので、再度交換を行いました。

結果は横線一本の状態でした。
これは、故障原因は他にある証になります。 再度原因の究明を行います。




  

◆1950年代ナショナルオールウエーブスーパーヘテロダイン真空管ラジオ「QA-700」の修復修理 VOL4

.06 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
BANNRE50_750X245.jpg

予てよりお預かりしておりました1950年代ナショナルオールウエーブスーパーヘテロダイン真空管ラジオ「QA-700」の修復修理の記録です。



愈々最終工程のキャビネットの補修作業に入ります。



IMGP4161_600x401.jpg

↑ キャビネットの塗装を完了してきれいに蘇った様子です。 (完成画像)


IMGP4111_600x356.jpg

↑ 最初のキャビネットの外観は60年以上保管の経年劣化で風化状態でした。


IMGP4112_600x401.jpg

↑ 塗装が剥がれて木肌がむき出しになっています。


IMGP4113_600x401.jpg

↑ 木肌がむき出しの部分を色付けして埋めていきます。


IMGP4114_600x401.jpg

↑ レトロ感を残しながら整った形できれいにいたします。


IMGP4168_600x367.jpg

↑ ウレタンニスを乾いてから3回重ね塗りを行いました。


IMGP4162_600x401.jpg

↑ 前面下部のツマミの配列部分も風化により見苦しくなっていましたが、
ここは重ね塗りをすると文字が消えそうですので1回塗りにいたしました。


IMGP4167_600x401.jpg

IMGP4159_600x401.jpg

↑ 背面の様子です。

アンテナ線2mを接続端子に半田付けを行いました。
この当時は外部アンテナが必要でした。
このアンテナ線の全長を伸ばして下に垂らすだけで短波放送も受信できます。


IMGP4174_600x373.jpg

↑ 素晴らしい音質/音量で元気に鳴っております。




 

◆1960年代ナショナル真空管式HiFi Stereo「SE-8800」設置画像のご紹介

.04 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
IMG_20200329_102912_600x376.jpg



1960年代ナショナル真空管式HiFi Stereo「SE-8800」設置画像をお送り頂きましたのでご紹介いたします。



IMGP3824_600X443.jpg

↑ 完成直後の画像です。



   ヨネデン 米川様

   ○○です。
   先日は、ナショナル製 SE-8800 を修理いただきありがとうございました。
   おかげさまで元気に動いています。(若干の不具合はありますが大丈夫です)

   音は凄くいいです。
   それにレコードの音って心地いいですね。

   こんな感じで設置していますので、写真をお送りします。




SE-8800_600X449.jpg


SE-8800_600X496.jpg


SE-8800_600X745.jpg


    ありがとうございました。

 

◆1950年代ナショナルオールウエーブスーパーヘテロダイン真空管ラジオ「QA-700」の修復修理 VOL3

.04 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
BANNRE50_750X245.jpg

予てよりお預かりしておりました1950年代ナショナルオールウエーブスーパーヘテロダイン真空管ラジオ「QA-700」の修復修理の記録です。



IMGP4146_600x401.jpg

↑ ペーパーコンデンサー及び電解コンデンサーの交換を開始いたしました。


IMGP4119_600x1087.jpg

↑ 交換前の内部の全容です。


IMGP4150_x994.jpg

↑ 同時にブロック型電解コンデンサーを取り外して単体の電解コンデンサーに交換を行いました。


IMGP4155_600x401.jpg

↑ ブロック型電解コンデンサーを取り外した開口部の様子です。


IMGP4157_600x401.jpg

↑ 電源コードを交換いたしました。


IMGP4158_600x401.jpg

IMGP4147_600x401.jpg

↑ アメリカ RCA製 マジックアイ UZ6E5(同調標示真空管)を入手、交換を行います。


IMGP4148_600x401.jpg

IMGP4152_600x1434.jpg

↑ 殆ど全ての劣化コンデンサーの交換により全体のパフォーマンスと安全度が向上致しました。


IMGP4154_600x382.jpg

↑ 取り外した劣化パーツです。

次工程ではキャビネットの修復を行います。



 

◆1950年代ナショナルオールウエーブスーパーヘテロダイン真空管ラジオ「QA-700」の修復修理 VOL2

.01 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
BANNRE50_750X245.jpg

予てよりお預かりしておりました1950年代ナショナルオールウエーブスーパーヘテロダイン真空管ラジオ「QA-700」の修復修理の記録です。



VOL2工程でコンデンサー等の交換を予定しておりましたが、劣化したダイヤルローブが切れた為に予定を
変更して新しいナイロンロープの掛け替えを行いました。



IMGP4133_600X401.jpg

↑ 通常ラジオのダイヤル指針は殆ど左右の水平移動が採用されています。
しかし、このラジオは上下の垂直移動になっています。


IMGP4136_600X401.jpg

↑ 少し複雑な糸掛けになります。




①横長の大きな水平ダイヤル指針を上下に移動させます。
②ダイヤルツマミを右回しで指針が上へ移動、左回しで下へ移動
③ダイヤルツマミを右回しで周波数が高く、左回しで低くなる。
◎この3つの動作を確実に行う糸掛け工程を考えながら進めます。



IMGP4137_600X401.jpg

↑ ポイントはナイロンロープを後ろでクロスさせることです。
クロスさせないと両サイドの動き方が反対方向になり捻じれてしまいます。
クロスさせることにより同じ方向に動きます。


IMGP4138_600X401.jpg

IMGP4139_600X401.jpg

↑ ダイヤル指針の汚れを拭きとり取り付けを行います。


IMGP4140_600X401.jpg

↑ ダイヤル指針を取り付けました。


IMGP4141_600X401.jpg

IMGP4142_600X401.jpg

IMGP4143_600X401.jpg

IMGP4144_600X401.jpg

↑ ダイヤルロープの掛け替えを完了いたしました。




 
 HOME