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◆珍しい1960年代ドイツ製真空管式卓上電蓄「BRAUN TYPe SK/ PC 3」の修復修理 VOL2

.08 2017 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)

珍しい1960年代ドイツ製真空管式卓上電蓄「BRAUN TYPe SK/ PC 3」の修復修理は

レコードプレーヤーの修復修理に進みます。


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↑ レコードプレーヤーはシンプル且つ先進的な驚くほど合理化された製品です。


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↑ 「ターンテーブルマット不要」「EPアダプター着脱不要」など素晴らしい発想です。

60数年携わって来て恥ずかしながら、こんなの初めて見ました。


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↑ ターンテーブルを取り外します。


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↑ フォノモーターの電圧切り替えスイッチがあります。 110Vになっています。


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↑ フレーヤーボード裏面の様子です。
結構大型のフォノモーターの下の方にアイドラー駆動のゴムアイドラーが見えます。
変わった構造になっています。


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↑ 問題のカートリッジは初期の「クリスタルカートリッジ」です。

ここで「クリスタルカートリッジ」について解説いたします。
クリスタルカートリッジは素材がロッシェル塩で出来た圧電素子を使用したものです。
レコードの音溝から針先から伝わった微振動を起電力に変換してアンプで増幅して音になります。

クリスタルは経年劣化で化学製品の還元作用で異質のものに変化して性能に衰えが現れ、
音質/音量が悪くなります。 全く音が出ない場合もあります。
寿命が約30年~40年ほどです。


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使用しているクリスタルカートリッジはターンオーバー式で先端の小さなツマミで180度回転さ
せるとLP針からSP針に変わります。


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↑ 現在でクリスタルカートリッジに代わるものはセラミックカートリッジになります。
しかし、殆ど製造はしておりません。
セラミックカートリッジはLP専用ですのでターンオーバーはできませんが、SPレコードも共用で
使用て゜きます。


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↑ カートリッジの形態が異なりますが、違和感の無いように取り付けを行いました。


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↑ ツマミはダミーとして固定で取り付けました。孔を隠す意味で縦付けに致しました。


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↑ レコード演奏テストの結果、音量/音質とも上々です。


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↑ アンプシャーシーともエージングテストを行います。




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