東芝ファミリーステレオ「TAS-310」の修復修理 VOL1
大変希少な珍しい1968年頃のオシャレな東芝ファミリーステレオ「TAS-310」の修復修理の記録です。

↑ キャビネットの奥行きが僅か20cmのコンパクトサイズの当時としてはハイカラなデザインです。
(画像はインターネット上で小さな画像をお借りして拡大いたしました)

↑ アンプシャーシーとレコードプレーヤーのみをお送りいただいておりました。
別のスピーカーを接続して電源投入の結果、2バンドのラジオOKです。

↑ 主にレコードプレーヤーに不具合があるそうです。


↑ クリスタルカートリッジは完全に発電能力を失っています。
クリスタルはロッシェル塩素材ですから寿命が切れています。
セラミックカートリッジに交換をいたします。

↑ フォノモーターは回転していますが、ターンテーブルの駆動方式はアイドラー駆動になって
いますが、アイドラーのゴムの経年劣化により硬化変形して回転音が高く回転ムラがあります。

↑ ピックアップアームの支点軸に過度な力が掛かって強烈に歪んでいます。

↑ 分解して修復を行います。


↑ チューナーアンプシャーシーの回路内に大きな損傷・不具合は現在は出ておりません。
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