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◆1960年真空管式コロムビアステレオ電蓄「SSA-551」のレコードプレーヤー部の再修理 VOL2

.18 2018 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)


丸4年前の2013年11月に修復修理をさせていただきました
1960年真空管式コロムビアステレオ電蓄「SSA-551」のレコードプレーヤー部のみの
再修理品をお預かりしておりました。
この製品の修復修理のページは下記リンクでご参照下さい。

◆1960年真空管式コロムビアステレオ電蓄「SSA-551」の修復修理



前工程VOL1で一旦完成いたしましたが、その後のテストで気温の低い朝などはスタート直後
の回転が遅くしばらくすると正常になる状態が発生しておりました。

これは 「フォノモータースピンドル」→「アイドラー」→「ターンテーブル」とトルクが伝達されて
安定した一定の回転数を維持いたします。
その仲介役のアイドラーは弾力のあるゴム製ですが、経年劣化により弾力が失われて堅くなり
スリップが発生してトルク伝達が不安定になります。

新品のアイドラーに交換すれば問題を一挙解決できますが、現在では不可能な状態です。
アイドラーのクリーニングとスプリングの調整などで何とか安定回転を維持いたしますが、
微妙な環境状況により特に起動直後に回転が遅く、徐々に速くなり正常状態になります。

過去に劣化したアイドラーで安定したか回転を維持させる方策を考えながら工夫テストを
繰り返しましたが一長一短がありました。

今回は比較的簡単に、最も効果的な結果を得ることが出来ました。





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↑ 真空管式コロムビアステレオ電蓄「SSA-551」    サイズ W1020 H540 D360mm




↓ 今回は回転がスローで規定の速さにならない状態です。

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↑ フォノモーターは問題なく正常に回転しています。


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↑ 経年劣化で硬化したアイドラーと金属が接触してスリップの無い回転トルクを維持させるため
アイドラーに「滑り止め剤」を塗布することを考えました。


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↑ スポーツ選手が使用する「滑り止め剤」が使用できないか?、
適当なものの中から「ハンドボール専用滑り止めワックス」を見つけまして実験を行いました。



IMGP4015_550x415.jpg

↑ 指先に付けて摺り込むように薄く塗りこみます。塗り過ぎは禁物です。


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↑ 一回塗布して毎日テストして1ヶ月以上経ちました、まだまだ大丈夫です。





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