オークションで見つけたジャンクのトリオ4チャンネルステレオ「ST-7VD」が変身を遂げる様子を
追ってまいります。



↑ 写真撮影の前にバラしてしまいました。

↑ 電源は入り、ダイヤルPLは点灯しますが音は出ません。
出品者ははっきり「要修理」を宣言しています。
電源が入りPL点灯で回路動作がない・・・・・
スピーカー接続端子(フロント/リア)→各セレクタースイッチの接触不良→DC電圧→
DC電源回路ヒューズ・・・・・各基板の接続線の接触不良→電圧チェック・・・・・
とりあえずメインアンプのトランジスタ回路の1Aの保護ヒューズ4本を交換、ホルダー
の甘さを手直し・・・・・
中々原因が見つからない・・・・・
約2時間ほど迷走しておりました。
一旦小休止。
気を取戻し、再開、
ふと、スピーカーからクリック音がした様子。
どんどん攻めて行くと、出てます、出てます。ノイズに隠れて高校野球の実況・・・・・
レコードプレーヤーの方は見た感じは良さそうだが・・・・・
ターンテーブルを手で回しても引っかかったようで回らない・・・・・
悪い予感がします。



↑ ターンテーブルを外します。
ベルトが溶けてグリス状になってターンテーブルにヘバリついています。

↑ ターンテーブルの回転軸が油切れでロックしています。
回転軸を取り外して分解してクリーニング注油をして組み立てます。
ターンテーブルのグリス状のゴムを取り除いて綺麗にします。
新しいベルトを装着します。



↑ 4chカートリッジと針は大丈夫です。

↑ シェルに一部傷があります。

↑ ピックアップアームに問題はありません。








↑ フロントアンプのみのテストですが右SPから盛んに間欠的な猛烈なバリバリノイズが出る。
(AUX相当のMONI入力はバリバリノイズはなし)


↑ バリバリノイズは画像手前のプリアンプ基板内のTRの不良の疑い濃厚。

↑ リアアンプは次工程へ続きます。
- 関連記事
-
trackbackURL:http://yonedenblog.blog.fc2.com/tb.php/1069-ecc58740