1960年代真空管式ナショナルHiFiステレオ「RA-3000」の修復修理は仮修理が進みまして、
修復の方針が決まりました。
しかし、もう一つの問題点は「キャビネットの修復」です。
現在の状態では、クリーニングのみでは限界があります。
ダメージを修復して美しい姿をご覧にいれたい思いから、通常は機能的な修復修理が完了して
からキャビネットの修復修理を行いますが、工程を変更して中間工程で修復を行います。

↑ キャビネットの状態は全体的によくなく補修が必要です。

↑ 先ずキャビネット全体を拭きあげます。
そして、スピーカーグリルのバッフルボードを取り外します。

↑ バッフルボードからサランネットを取り外します。

↑ バッフルボードからサランネットを取り外しました。


↑ スヒーカーの様子です。
コーン紙の部分まで随分ホコリが溜まっています。

↑ バッフルボードのクリーニングを行います。

↑ 「スピーカーネット現代版」に交換を行います。

↑ ジャージのスピーカーネット現代版は伸縮性がありたるみがなくピッタリ張替えが出来ます。

↑ 綺麗に張替えが完了しました。 エンブレムも取り付けました。

↑ キャビネットに当てがってみます。 よく似合っています、モダンな感じになりました。

↑ 照明の具合で色合いが変化して写っています。
次は傷補修とウレタンニスの塗装を行います。
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