◆希少な1968年頃のオシャレな東芝ファミリーステレオ「TAS-310」の修復修理 VOL2

.12 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

大変希少な珍しい1968年頃のオシャレな東芝ファミリーステレオ「TAS-310」の修復修理の記録です。


TAS-310_550x413.jpg  東芝ファミリーステレオ「TAS-310」の修復修理 VOL2



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↑ シャーシーとプレーヤーのみお預かりしています。


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↑ ピックアップアームの支点軸に過度な力が掛かって強烈に歪んでいます。

カートリッジの交換前に修理をしておきます。


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↑ ピックアップアームを取り外します。


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↑ かなりゆがんでいます。

支柱を支える金具が根元で曲がっていますが、凄い力がかかったようです。

プラスチックのアームに損傷がなかったのが幸いですが、修復には要注意です。


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↑ うまく直りました。




クリスタルカートリッジが劣化して動作をしていませんので音が出ません。

クリスタルカートリッジは素材がロッシェル塩で出来た圧電素子を使用したものです。
経年劣化で化学製品の還元作用で異質のものに変化して性能に衰えが現れ、
音質/音量が悪くなります。 全く音が出ない場合もあります。
寿命が約30年~40年ほどです。

使用しているクリスタルカートリッジはターンオーバー式で先端の小さなツマミで180度回転さ
せるとLP針からSP針に変わります。

現在でクリスタルカートリッジに代わるものはセラミックカートリッジになります。
しかし、殆ど製造はしておりません。
セラミックカートリッジはLP専用ですのでターンオーバーはできませんが、SPレコードも共用で
使用て゜きます。




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↑ 接続端子などの緑錆が劣化の激しさを物語っています。


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↑ ターンオーバー式LP側です。


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↑ ターンオーバー式SP側です。


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↑ きれいに取り外しました。


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↑ クリスタルカートリッジに代わるセラミックカートリッジを取り付けました。


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↑ カートリッジの質量が軽くなったため「針圧調整」のスプリングを調整します。


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↑ 調整範囲の限界で固定。


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↑ 音出しテストは良好です。

しかし、回転ムラがあります。


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↑ ターンテーブルを取り外して回転不安定に関わる全てをチェックして改善を計ります。


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↑ 特に注目したのがターンテーブルの外周内面の一部分の鉄錆です。

ここでスリップしていそうです。  早速綺麗に錆を取り除きます。


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↑ アイドラーは経年劣化でゴム気が全くな硬くなっています。 これも重要な原因です。


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↑ テストを繰り返しますが、78回転と45回転はかなり安定していますが、33回転はムラがあります。


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↑ 交換方法と専用ドライバーが付属です。


次工程に続きます・・・




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