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◆日立Hi-Fiステレオシンフォニカ「DPF-6200」ハイブリットTRノイズ究極の対策は・・・ VOL3

.05 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

IMGP1457_550X367.jpg オートチェンジャー搭載日立Hi-Fi真空管ステレオシンフォニカ「DPF-6200」ハイブリットTRノイズ究極の対策

VOL3音質調整ボリュームを前面へ移動による誘導ハム防止対策は・・・




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↑ 完成画像

ご依頼者のご要望により「BASS」「TREBLE」の調整ボリュームを外付けでキャビネットの背面に
取り付けを行うためサブシャーシーの大幅な改造を行いました。

12AX7(高増幅度)と12AU6(中増幅度)2段増幅のゲインの高い回路で配線を長く引き回すことは
誘導ハムによりダメージを被るのは明らかです。
如何に誘導ハムを避けられるか、ハムとの闘いです。


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↑ 垂直マウントのシャーシーをセットした時にこの画像位置よりやや上に固定いたします。




普通は5球スーパーラジオなどは増幅段の配線ににシールドワイヤーは使用していません。
アンプとスピーカーの内容が増幅度と低域の特性が狭く多少のハムは気になりません。

今回の「BASS」「TREBLE」の調整ボリューム4個をリモートにするため、1個当たり3芯必要
です。 通常の1芯のシールドワイヤーですと12本必要です。

細くて高性能で3芯以上のシールドワイヤーは簡単に見つかりません。

色々手元にある線材を探していて、USBケーブルが目にとまりました。
切断して芯線を調べますと4芯で外部シールドがアルミ箔と網線の2重シールドでした。
さすがパソコンのデータ伝達に使用するための完璧な内容です。
これなら、使えます。
調整ボリューム1個当たり1本使用で4本で配線を行います。




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↑ 4個の調整ボリュームをサブシャーシーから取り外して、別の取付金具に取り付けて約45cmの
USBのケーブル4本で配線接続を行います。

サブシャーシーに配線用ラグ板を取り付けてコンデンサーと抵抗を中継して接続を行いました。




動作テストの結果

動作OKですが、やはり心配していた誘導ハムは皆無とはならず無信号時はスピーカーに接近す
るとブーンとハム音が確認できます。
最良を想定した結果ですが、このままでは妥協を許されません。

色々ハム対策を試みますが現在の回路的には改善が不可能な為、増幅回路の変更を行います。

ラジオAM/FMとPHONOとの入力電圧の格差により差が大きいためラジオAM/FMは1段増幅で
12AX7に入力して、
PHONO入力は2段増幅になりセラミックカートリッジから12AU6ヘッドアンプに入力してラジオと
PHONO入力電圧を均一にして12AX7へ入力することにより、同時に誘導ハムを抑えることが
できます。

つまり簡単に説明いたしますとラジオは1段増幅して、PHONOは2段増幅になります。




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↑ 画像のサブシャーシーに取り付けてある2個のボリュームは入力調整用です。
調整済みですので、触る必要はありません。

:結果はラジオAM/FMとPHONOとの入力電圧の格差が無くなり一々主音量のボリュームの調整の
必要が無くなり、過大なゲインの為のハムも減少いたしました。


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↑ テスト中の様子です。  良好です。


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↑ 実際の取り付け位置は最後に決まりますが、もう少し上になります。


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↑ 改良前の画像です。





↓ キャビネットに組み込み後の背面画像です。

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↓ トーンコントロールの説明

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↑ 画像左から ◎R-TREBLE ◎R-BASS    ◎L-TREBLE ◎L-BASS




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