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◆1970年代PIONEER 4CH STEREO 「FD-3」の修復修理 VOL1

.31 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

PIONEER 4CH STEREO 「FD-3」ですが、北海道から5月はじめに電話でご相談を頂きまして
センター部をお送り頂いておりました。
何かと問題の多い機種で簡単に着手できない状況でした。


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↑ 到着した時点の点検では2ch時は内部のイズは確認されませんが、
「RM」と「SQ」の擬似4chセクションで常時連続の猛烈な「バリバリ・ガリガリ」系の内部ノイズが確認
できました。
2chセクションではこのノイズはありません。


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↑ レコードプレーヤーはなんとか回転はしますが、スタートが遅く回転ムラなどがあります。
オート機構など問題が多そうです。




このような修復修理にとりかかるには自身に「活」を入れ集中して取り掛かります。




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↑ シャーシーをキャビネットから取り外して点検の結果プリアンプ基板内のトラブルと判定しました。

プリアンプ基板の上にはカートリッジからの信号を増幅するヘッドアンプ基板が覆っていますので
固定ビスを外して斜めにしておきます。


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↑ この10cm四方のブロックに20個のトランジスタがあります。

ピンポイントに不良トランジスタを発見することは難しくなります。
先の事を考えて再発を阻止するため20個全てを交換いたします。


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↑ 基板の裏側の10cm四方の開口部です。


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↑ 拡大画像

トランジスタの3本足がプリント基板のパターンに半田付けされています。
基板からトランジスタを取り外すのは取り付けするより大変です。
位置を確認して半田を溶かして吸い取って外します。

3×20=60箇所を行います。
取り付けには3本の足の位置を間違わないで基板に差し込んで裏から半田付けを行います。


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↑ シャーシー基板上面の全体像


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↑ 20個のトランジスタの交換が終わりました。

常時連続の猛烈な「バリバリ・ガリガリ」系の内部ノイズが解消されました。

半世紀の経年を感じさせない綺麗な基板で助かりました。


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↑ 取り外した劣化したトランジスタです。

2SC1312----14個 2SC1815Yに変更     2SA725----6個 2SA733に変更


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↑ テスト中の様子です。

エージングテストを続けながら、 次はレコードプレーヤーの修復に進みます。





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