1970年代PIONEER 4CH STEREO 「FD-3」の修復修理はプリアンプ内で発生している強烈な
間欠ノイズの発生源の修復修理が完了してエージングテストを行っております。
続いてレコードプレーヤーの修復修理に取り掛かります。




↑ ターンテーブルを外しますとドライブベルトに画像左の「衣類用ゴム紐」を代用使用されていました。
ゴムの弾力が弱く表面が布繊維で覆われていますので極端にスリップしています。
正規の195φ5mm幅の平ベルトを装着いたします。


↑ プレーヤーボード上面の様子です。

↑ プレーヤーボード裏面全体像です。

↑ フォノモーターの防振ゴムの劣化は認められません。


↑ プレーヤーオートメカの状態は回転テストでチェックいたします。



↑ カートリッジと針は綺麗で目視では問題なさそうですが、音出しをしないと判定できません。

↑ レコードテストで回転はベルト交換で滑らかになり、スタート直後から安定しています。
音出しテストの前にプリアンプ基板内のトランジスタ交換時に外していたプレーヤーのヘッドアンプの
電源リード線をクリップコードで仮接続を行います。

↑ カートリッジからのピンケーブルをシャーシーのPHONO入力に接続して音出しテストを
開始しました。
暫くして頻繁にノイズが出てきます。
ボリュームの大小で変化します。 これはヘッドアンプ内のノイズです。


↑ テストを中止して、 次工程でヘッドアンプ基板内を調べます。
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