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◆1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオHiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL3

.07 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)


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1960年代オートチェンジャー搭載ビクター真空管ステレオ
HiFi Audiola「STL-710CMB」の修復修理 VOL3




シャーシーをキャビネットから取り出して詳細点検、仮修理を行いました。
さすがにダイナミックな音質音量は素晴らしく期待通りでした。

次はVOL3工程へ進みます。
全く動作のしないオートチェンジャーレコードプレーヤーの修復修理に挑みます。


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↑ オートチェンジャーはレコード盤を1~6枚ほどスピンドルに乗せて「押さえアーム」で押さえます。
スタートしますとレコード盤が1枚ターンテーブルに落下してピックアップアームがレコード盤上に
移動してカートリッジの針がレコード盤をトレースして音がスピーカーから出ます。

1枚目のレコードの演奏が終わると自動的にピックアップアームが元の位置へリターンして
2枚目のレコードのの演奏が自動的に始まります。

最後のレコードの演奏が終わると、ターンテーブルのモーターが停止します。

レコードの裏面はレコードを乗せかえる必要があります。

オートチェンジャーの構造は複雑になっています。  修理を開始いたします。


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↑ ターンテーブルは普通のプレーヤーのように上に持ち上げても外れません。
ターンテーブルマットを外して、次に固定ピンを外してターンテーブルを上に外しました。


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↑ 黒いゴムのアイドラーと真鍮製のスピンドルをスリップの起きないように少量の中性洗剤で
拭いておきます。


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↑ アイドラー軸とモーター軸に少量の注油を行っておきます。


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↑ オートチェンジャーの主要メカです。

コンパクトにまとめられて頑丈に作られたメカですが、思うように動作してくれません。
構造を理解するのに時間がかかります。
あらゆる事を惜しげなく行いますが、時間ばかりが過ぎていきます。


気になるフォノモーターの防振ゴムは後で交換の予定ですが、
やはり直ぐに行う事と致します。


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↑ 酷いです。 経年劣化でゴムが変質して溶けて固着して硬く固まっています。


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↑ フォノモーターを外します。


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↑ 取り外した防振ゴムはゴムとしての弾力は無くなり一旦溶解して固まっています。


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↑ 防振ゴムの交換が終わりました。




オートチェンジャーメカの連係動作がうまくいっていない原因はどうやら、長年使用せずに放置して
いた為メカに付着した油分とほこりが固着して動きが鈍くなっていることに目をつけました.。

最初は部分的に洗浄剤を噴霧していましたが、全体的に量を多く噴射して時間をおきました。
それにより固着分が流れて綺麗になりスムーズな動きを取り戻しました。



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↓ 以下はオートチェンジャーのテストの様子です。
 
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エージングテストを続けます。





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