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◆50年以上前の三菱17インチ白黒ブラウン管テレビの修復修理 VOL1

.02 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

以前からご相談いただいておりました白黒ブラウン管テレビの緊急修理を行いました。

50年以上前の三菱17インチ白黒ブラウン管テレビです。 しかも初期のオールトランジスタ方式です。
垂直偏向回路の故障です。 昔から簡単そうで難しいのが垂直回路です。
しかし、IC使用でないのが救いです。


IMGP6659_550x387.jpg

IMGP6610_550x367.jpg

IMGP6612_550x367.jpg

IMGP6612_550x307.jpg

↑ 先ず、昔のアナログテレビに映像を映すにはビデオ入力がありませんのでテレビチャンネルの
VHF1CH又は2CHに映像出力をVHFに変換した信号を入力して様子を見ます。

確かに無信号時ラスターのみでは垂直振幅は不足していましてリニアリティも悪くて
極端に上部が伸びすぎて、下部は縮んでいます。
VHSビデオの映像を入力しますと垂直同期と水平同期がとれず画面が乱れて映像
になりません。

偏向基板上の「垂直振幅」「垂直直線性(リニアリティ)」「垂直バイアス」の3箇所の
半固定VRを最適位置に調整しますが、接触不良でスムーズに調整が無理なため
接点復活剤を噴射してすりあわせを行いました。
これでかなり調整はやり易くなりました。

水平同期は水平発振周波数を調整サブVRで調整を行いました。

これで、水平・垂直同期がとれて、映像が映りましたが、映像が2段に重なって映ります。


IMGP6613_550x364.jpg

↑ 垂直発振回路の電解コンデンサーを交換して表示画像のように改善されるのを確認しました。
    (画像 DVD映像)

IMGP6643_550x361.jpg

↑ 無信号時のラスターの様子です。

下部の振幅は振幅調整VRは最大位置でも、振幅不足です、 画面下部が縮んでいます。
リニアリティ調整は良く効いて調整はスムーズになりました。  


IMGP6645_550x364.jpg

IMGP6652_550x377.jpg

↑ 上が伸びて、下が縮んだ画面になっています。

この状態で下部を伸ばすためにもう1箇所の不良電解コンデンサーを交換します。


IMGP6661_550x348.jpg

IMGP6660_550x375.jpg

↑ 画像は偏向回路基板の中央部の黒の2.2μF/50WVの電解コンデンサーを交換いたしました。


IMGP6634_550x369.jpg

↑ ズバリ的中です。 

綺麗な垂直発振の鋸歯状波が得られて走査線の幅の均一なラスターになりました。


IMGP6624_550x365.jpg

IMGP6635_550x369.jpg

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IMGP6640_550x362.jpg

↑ 上から下まで均等な画面になりました。

エージングテストを続行中。





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