珍しい1960年代後期のオールトランジスタ TRIOセパレートステレオ「3000」の修復修理は
2017年3月にVOL1~VOL2でストップしておりましたが、
今回、ご依頼者のご都合により返却依頼がありました。
分解修理途中で放置しておりましたので、急遽再整備組み立てを行いました。
◆珍しい1960年代後期のオールトランジスタ TRIOセパレートステレオ「3000」の修復修理VOL2◆珍しい1960年代後期のオールトランジスタ TRIOセパレートステレオ「3000」の修復修理VOL1

↑ 返却に当たりキャビネットのクリーニングを行い一応動作可能まで修復を行ったシャーシーと
レコードプレーヤーの組み込みを完了いたしました。


↑ パワーアンプ回路の「左音でず」は修理途中で中断いたしました。
ご依頼者からのお問い合わせ時点でパワートランジスタの入手のめどが立たず、
中断のご指示を頂いておりました。

↑ 今回、返却に当たり何とか簡単に左スピーカーから音を出したい方法として、
苦肉の策で正常な右出力に左スピーカーの接続を共用いたしました。

↑ R/Lのセパレーションはなくモノラルですが殆大きな問題はなく使用できます。

↑ レコードプレーヤーをクリーニングと注油などの仕上げ整備を行います。


↑ マット/ターンテーブルのクリーニングを行います。


↑ アームリターンメカの整備を行います。

↑ アイドラーのクリーニング注油、フォノモーター注油を行います。



↑ レコード動作テスト中の様子です。


↑ キャビネットに組み込み最後のエージングテストの様子です。
AM/FM/PHONOいずれもほぼ正常動作をしております。
音質/音量も問題ありません。
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