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◆1970年代ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-15」の修復修理 VOL1

.15 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
 
予てよりお預かりしておりましたが、ご依頼者のご配慮により大変長期に亘りお待たせいたして
おりました。
1970年代ビクター4チャンネルセパレートステレオ「DF-15」の修復修理に係らせていただきました。


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↑ センター部のみをお預かりしておりました。

症状は一言で表現いたしますと「強烈なノイズ」です。 


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↑ テスト用にSPプラグが同じ手元にあるPIONEERのSPを使用いたします。


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↑ 通電して詳しく状態をチェックします。

[AM] [FM] [PHONO]と切り分けて試聴テストしますと、ラジオの場合よりPHONOセクションで
無音の時は不規則なバリバリ、ジャリジャリ、ゴソゴソとトランジスタの内部雑音特有のノイズが
確認できます。
MCカートリッジの微弱信号の増幅部のヘッドアンプ部のノイズと判定して修復にかかります。


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↑ シャーシー表面の全体像です。


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↑ シャーシー裏面の全体像です。

ライトの部分がヘッドアンプ基板です。


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↑ ライトの光で透視したプリント基板です。


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↑ ヘッドアンプ基板の赤丸印の4個のトランジスタ「2SC458」が経年劣化でノイズを発生している
ものと思われます。
4個とも交換を行います。


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↑ 画像下段が取り外した 2SC458です。 この2SC458は当時の最先端の低ノイズ高性能の
   トランジスタですが、半世紀の経年劣化で不安定な状態になっています。

  画像上段が互換用の2SC1815Yです。


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↑ 液漏れの一部の電解コンデンサーの交換も行いテストを行いました。

代替えトランジスタの効果によりヘッドアンプからのノイズは解消されました。

エージングテスト中に時々別のノイズがあることが判明いたしました。
「多重ノイズ」です。
その他の回路基板内に「2SC458」が多数使用されています。
順次交換を行っていきます。





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