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◆1950年代後期のアマチュア手作りの2A3PP真空管電蓄のプレーヤー修復修理

.28 2018 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
 
2014年7月に修復修理の1950年代後期のアマチュア手作りの2A3PP真空管電蓄の修復修理で
交換したレコードプレーヤーの不具合で冬が近づき気温が低くなると33回転LPの起動時に回転
が遅く不安定になり大変ご心配ご迷惑をお掛けいたしておりました。

今回その対策修理の為プレーヤーのみをお送りいただきました。


DSCF3282_1_500X667.jpg

↑ 4年3ケ月前の全体の修復修理完了時の画像です。


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↑ 修理前に搭載されていたフォノモーター不良の78回SP専用レコードプレーヤーの画像です。


DSCF3077_1_500x375.jpg

↑ 修復修理の時に「16/33/45/78回転4スピード日立レコードプレーヤー」(中古)に換装を
行いました。

しかし、その後交換した「日立レコードプレーヤー」に不具合が発生いたしました。

原因は
① アイドラーの不具合でスリップが発生する (同型部品のアイドラー入手不能でした)
② フォノモーターのベアリングの油切れ    (解決済)
の2点でした。


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↑ 今回対策修理のためプレーヤーをお送りいただきました。


IMGP7476_550x359.jpg

↑ 早速、修理にとりかかります。


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↑ 経年劣化で動作不良のアイドラーです。


IMGP7485_550x367.jpg

↑ 不良のアイドラーを取り外しました。


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↑ [左]  不良のアイドラー       [右]  交換用に調達してあった良品のアイドラー


IMGP7483_550x719.jpg

↑ [左]  不良のアイドラー             [右]  交換用に調達してあった良品のアイドラー
       接触面が荒れています、擦り減って      ビクター製ですが日立製プレーヤーと
       硬く角に丸みがつき凹凸があります      同型でした


IMGP7487_550x367.jpg

↑ 良品のアイドラーに交換を行いました。


IMGP7490_550x367.jpg

↑ テストは良好です。


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↑ 回転ストロボにより回転数が安定していることを確認いたしました。


IMGP7492_550x367.jpg

↑ エージングテスト中の様子です。





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