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◆1960年代ナショナル真空管式スーパーフォニックステレオ「SE-2300」の修復修理 VOL2

.22 2018 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

 
1960年代ナショナル真空管式スーパーフォニックステレオ「SE-2300」の修復修理は
レコードプレーヤーの修復を行います。


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↑ レコードプレーヤーも経年劣化により、かなりダメージを受けており難航が予想されます。

先ず、気になったターンテーブルマットが薄いフエルトの布を2枚重ねて代用されていましたが
スリップなどのため良くないので、ゴムマットに交換をしておきました。


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↑ 汚れが酷いため全体に清掃を行いました。

劣化の為に典型的なリムドライブ形式のプレーヤーの弱点が現れているのは当然ですが、
ここから、苦難の道へとのめりこんでいきます。


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↑ 予想通りアイドラーの劣化の状態は酷く綺麗にクリーニングを行い装着してテストを行いますが
16/33/45/78回転はしますが、モーターキャプスタンとアイドラーがスリップして、ピックアップアーム
のオートリターンの時にトルクが不足して途中で停止します。


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↑ 取り外したアイドラーですが、見かけはきれいですが、モーターキャプスタンとアイドラーが
密着したまま半世紀ほど経っていますので、凹みがあり、ゴム質が変質してプラスチックのように
硬くなりスリップと「コトコト」異常音が出ます。


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↑ 滑り止めの松脂ワックスを塗布するとしばらくは効果がありますが、今回の場合は適用できません。


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↑ スプリングの調整など、あらゆる手段を試しながら諦めず試行錯誤の繰り返しです。


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↑ オートリターンメカの負荷を軽くできないか点検調整しますが、効果が期待できません。

やはりアイドラーの交換しか救いはないのか?
ふと、脳裏をかすめたの部品取り用に保管しているナショナルステレオのプレーヤーのアイドラー
が使えるか・・・・・早速アイドラーを取り外します。


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↑ 画像左   本機のアイドラー         画像右  交換に使用する同型のアイドラー


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↑ 別のアイドラーに交換調整をして、テストを行っています。


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↑ 成功です。 オート機構の動作がスムーズに回復いたしました。


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↑ 次はカートリッジの点検と音出しを行います。




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