昨年にお送り頂いておりましたコロムビアアンティークSP専用マグネチックピックアップの修復修理
ですが、「カンチレバーの緩衝ゴムの交換依頼」でしたので、作業に取り掛かりました。
ところが、思わぬ落とし穴がありました。


↑ 70年前のアンティークスタイルのピックアップアームです。

↑ いつものように分解に取り掛かりますが、少し様子が違います。
慎重入念に分解して例の馬蹄形磁石が現れました。

↑ 一度開けられた形跡がありますが、既にシールドワイヤーは外れていました。

↑ 当然カンチレバーの緩衝ゴムはカチカチに硬化しています。

↑ 一番の問題は発電コイルが劣化腐蝕でボロボロです。 万事休す・・・・・修復不能です。
◎ 救済方法は別途圧電素子系のカートリッジをピックアップアームに組み込む方法があります。
インピーダンスがが変わりますのでボリュームとシールドワイヤーの交換も必要になります。
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