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◆1960年代ナショナル真空管ステレオ「SE-6200A」の修復修理(総集編)

.24 2019 家電品の修理 comment(1) trackback(0)

昨年の12月暮れに関西圏のお客様から「相談に乗ってもらえないか」とご相談がありました。
内容は「お店のインテリアとマスコットとして設置したいレトロステレオを購入したいので、何か適当なものがあれば
見せて欲しい」と云うものでした。  大変お急ぎの事情に共感いたしました。

ご来店いただきまして在庫を観ていただきましたが、あいにく適当なものが見当たりませんでした。
オークションで探して落札をご提案いたしました。

年が変わり早々にオークションで入手なさったものを修理で持ちこまれました。


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↑ 完成画像


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↑ レトロ製品独特のあらゆる調節機能のボリュームとセレクタースイッチの接触不良を接点復活剤の投入により
すり合わせを行い修復いたします。


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↑ 6BM8 PPの出力回路はパワー音質には余裕がありますが、片側の音質音量が不調の為6BM8の
交換を行いました。


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↑ その他には大きな問題はなく幸運でした。




レコードプレーヤーは劣化が強烈で不安かありますが、全力で修復を行います。




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↑ プレーヤーは一連の内部メカの修復を行い動作を回復いたしました。


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↑ 今回のプレーヤーボードの劣化状態は凄く、過去の事例でもここまで酷いのは少ないと思います。


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↑ このプレーヤーボードの斑点状の錆には、手こずりました。

フレーヤーボードをペーパー掛けしてラッカーの吹き付け塗装の下塗りの時点で錆の斑点が薄くならず、
更に回数を増やしても効果がないことが分かり、下塗り塗料を変えました。

乾いてからラッカーの吹き付け塗装を2度重ねました。


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↑ 下塗りを含めて2度目の状態です。  仕上げにもう一度吹き付け塗装いたします。


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↑ プレーヤーが修復完成してマウント状態の画像です。


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↑ 完成の全体像です。 現在脚は取り付けしていません。

完成品は1月中にお引渡しを完了いたしました。


●修復修理の詳細部分の解説は省略させていただきました。



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ボブ
このオーディオの修理をお願いした者です。

オークションで落札したものの全く実用的ではないプレーヤーを元気にして頂いて感謝の気持ちでいっぱいです。

今はお店でもお客様に愛され「レコードを持って来て曲を流しても良い?」と問い合わせがあるほどです。

技術もそうですが、米川さんのお人柄に、接客業を営んでいる私は色々と勉強させて頂きました。

本当にありがとうございました。
お身体に気をつけて素敵な音を数多くの人達に聴かせてあげてください。
2019.02.26 00:22

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