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◆1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理 VOL4

.06 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)

1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FMG」の修復修理は進んでまいりました。
まだ完成には至っていませんが、基本的に正常動作状態にこぎつけました。

レトロオーディオの修復修理は家電製品の修理と異なる点は「動作するようになった」時点ではまだ修復修理
が完了したとは云えません。
レトロオーディオには約半世紀の経年劣化があります。
電源回路の部品の劣化による絶縁不良などは発熱・発煙・発火に至る場合があります。
「安心、安全」を留意して過去事例に基づいて一部の部品交換を実施いたします。

次の工程がレトロオーディオ独特の作業になります。


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↑ 外観の劣化は100年50年経っても「性能・安心・安全」には全く影響はありません。
しかし、内部の電気回路は正常な動作を維持しなければなりません。


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↑ 100ボルトコンセントから電気を供給する「電源コード」と「電源ヒューズホルダー」の交換を行いました。

50年前の電気コードやプラグは信頼性はありません。
 

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↑ 画像[左]  ブロック型電解コンデンサー           画像[右] ダイオード(半導体)

  (単体の大容量電解コンデンサーを3個封入)               (交流電源を直流電源に整流する)


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↑ 過去に何度かブロック型電解コンデンサーの破裂がありました。
現在はブロック型電解コンデンサーは製造されていませんので単体の100μF400WV×3個をラグ板を
介して取り付けました。


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↑ 整流ダイオードの交換も行いました。


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↑ レコードプレーヤーのフォノモーターのスタート/ストップスイッチの接点から発生するパークノイズを
軽減させるチューブラーコンデンサーの交換を行いました。

劣化のためショートによる故障率は高く必ず交換をしています。





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