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◆希少な東芝SOLID STATE STEREO LISBON MS-35 の修復修理 VOL3

.28 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
 
東芝SOLID STATE STEREO LISBON MS-35 は
レコードプレーヤーはオートチェンジャープレーヤーが搭載されています。
しかし、残念ながら色々なトラブルを抱えております。

解決策は
① 50Hz仕様の為回転数が速く使用不可
● 周波数変換の正弦波インバーター電源の採用する予定です。

② オートチェンジャーのセンタースピンドルが欠品しています。
● センタースピンドルのは入手不可能の為セミオートで使用することにいたします。

③ コンデンサーカートリッジが不良の為レコードの音が再現できません。
● 別途カートリッジに交換いたします。

④ ターンテーブルの回転時に異常音が発生します。
● メカの修復を行います。

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↑ 最初のカートリッジの様子。


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↑ コンデンサーカートリッジは経年劣化で機能いたしません。


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↑ シェル幅が僅か10mmに合わせる為、幅11mmのセラミックカートリッジの両サイドをヤスリで削り
サイズを合わせました。
プラグイン式の極細のL/Rの出力シールドワイヤーとの接合が難しく、直付の半田付は不可能でコネ
クター側が取り外せないため、不良のコンデンサーカートリッジを分解して接合ピン部を利用してセラ
ミックカートリッジの出力ピンに工夫をして半田付を行いました。


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↑ いよいよレコードテストです。


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↑ かなり難易度は高く失敗を覚悟でやり遂げました。

結果は上々です。


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↑ ターンテーブルの回転時にすれたような異音が発生しています。


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↑ 回転機構の修復を行います。


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↑ 異音の原因はすぐにわかりました。

アイドラーの軸受の油切れです。 全く油分なしで乾燥状態でした。 
アイドラーを外して注油でOKです。


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オートチェンジャーメカは連動動作が確実に移行するようになっています。
全部のカムやレバーの動きがスムーズになるように潤滑剤を噴射注入いたします。


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↑ フォノモーターのマウントは大丈夫です。


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↑ 50Hz仕様の標示がありますので、もちろん60Hzの関西圏では回転数が約12%程度早く回転いたします。

周波数変換の正弦波インバーター電源の取り付けを予定しております。

この希少な東芝SOLID STATE STEREO LISBON MS-35 は
エキスポ70大阪万博の1970年頃のオールトランジスタの大型3点セパレートステレオ「リスボン」です。





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