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◆1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」の修復修理 VOL1

.17 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代PIONEER 4CHセパレートステレオ「FD-5」」の修復修理の記録です。
当時オーディオメーカー各社が臨場感立体音響を求めしのぎを削り研究開発した4CHステレオです。
永年の保管で厳しい劣化があり動作不良のため、今回の修復は全体的な修復作業になります。

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↑ リアスピーカーを含む全体の様子です。

 
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↑ 背面の様子です。


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いつもの習慣でターンテーブルを手で回してみて全く回らずロック状態です。
かなり劣化が進んでいる状況です。
プレーヤーの修復から進めることにいたします。




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↑ 普通はターンテーブルを手で回してみて軽く回転しますが、全く動きません。


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↑ ターンテーブルを外しました。


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↑ センターのシャフトが強固にロックしています。 オイルが経年劣化で固着しています。

潤滑剤を浸透させて溶かそうと試みましたが、効果がありません。


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↑ 軸受を加熱することにいたします。

半田鏝を軸受に密着させて5分間加熱いたしました。素手で触れない温度になりました。
そしてシャフトにゴムを巻き傷をつけないように工具で回しながら引き抜きました。


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↑ シャフトと軸受に付着した油分をきれいに拭き取りました。


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↑ シャフトを軸受に取り付けました。


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↑ 新しいベルトを付けてターンテーブルを装着いたします。


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↑ このプレーヤーは50Hz仕様でした。  60Hzに変換の必要があります。

これは別途対策を行います。




この時点でプレーヤーの動作テストを行います。




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↑ ターンテーブルが回転するようになりましたのでフルオートプレーヤーの動作点検を行います。


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↑ 右端の操作ボタン    〇STOP    停止
                〇REPEAT  繰り返し
                〇START   スタート

操作ボタン3箇所の内の 〇STARTと〇REPEATのボタンの動作がスムーズでなく引っ掛かりがあり
戻らないようです。
 

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↑ ボタンを分解して清掃と白いリングの内側をサンドペーパーで平滑に仕上げて動きをスムーズに
します。


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↑ 元通りに組み立ててプレーヤーボードに取り付けます。


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↑ レコード盤でオート機構の動作テストを行います。


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↑ レコード演奏の自動動作は順調です。    エージングにより安定います。

カートリッジの音出しテストは本体アンプの不具合のため後になります。


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↑ フォノモーターの防振ゴムに異常はありません。

その他の機構部に潤滑剤を.注入しておきます。





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