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◆1970年代 SANSUI 6CH MULTI DIRECTION STEREO「APS-2600」の修復修理 VOL1

.30 2019 家電品の修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお預かりしておりました1970年代 SANSUI 6CH MULTI DIRECTION STEREO「APS-2600」の修復修理の記録です。

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↑ サイズ W 1720(3点合計)   H 750  D 475mm   重量約100Kg

3点セパレートで最大級の大さです。  容積比で標準的なセパレートの約1.5倍はあります。

症状は電源は入りますが、全ての操作部が劣化不具合により「一瞬音が出たり」と云う状態で回路は
生きている様子です。

プレーヤーはターンテーブルのセンター軸受のロックによりビクともしない状況です。


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↑ センターキャビネットの下扉が破損しています。


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↑ 下扉破損の原因は右側の扉ストッパーがはずれて、左側に負担かかかり破損したようです。



チューナーアンプシャーシーとレコードプレーヤーをキャビネットから取り外して点検修理を行います。




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↑ レコードプレーヤーを取り外してからシャーシーを取り外します。


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↑ 開口部から見えるシャーシーの様子です。


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↑ アンプ回路基板はユニット化されています。


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↑ チューナーアンプシャーシーの点検修理を始めます。


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↑ シャーシーの詳細点検によりますと各セレクタースイッチと各調整ボリュームの経年劣化による接触
不良のた動作点を維持できません。


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↑ セレクタースイッチと各調整ボリューム(パネル前面ツマミと繋がっている)全てに接点復活剤を噴射注入
を行いすり合わせにより接触不良を改善いたします。


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↑ シャーシーの構造により間隙が18mmしかありません。
そしてボリュームにより注入口の無いものがあります。

ドリルで小さな注入口を開けて接点復活剤を噴射注入してすり合わせを行います。

以上の作業を繰り返してすべての接触不良の改善を完了いたしました。




続いてレコードプレーヤーの修復修理を行います。




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↑ ターンテーブルのセンターシャフトは普通は手で軽く回転いたしますが、経年劣化により油分が
固形化してがっちり固まってビクとも動きません。


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↑ 軸受の脱落ストッパーのネジを外してネジ穴から潤滑剤を注入して20分ほどしてから、シャフトに
ゴムを巻き付けてプライヤーで挟んで抜き取りました。
溶けた古い油分を拭き取りきれいになりました。


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↑ 軽くスムーズに回転するようになりました。


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↑ アンプに接続してテストを行います。

プレーヤーの電源と出力ケーブルが短くてプレーヤーを底上げして、不自然な状態でのテストになりました。


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↑ 回転はスムーズです。

音出しはカートリッジに異常はなく出ております。


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↑AM/FMの動作も大丈夫です。  詳細は改めて行います。


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↑ プレーヤーの詳細テスト調整は次工程で行います。





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