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◆1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理 VOL5

.11 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1960年代ビクター真空管ステレオHiFiオーディオラオートチェンジャー搭載「BR-790C」の修復修理は
愈々アンプシャーシー内部の修復修理に取り掛かります。
オートチェンジャーを接続してレコードの音出しを行います。



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↑ 先ずシャーシー上面のクリーニングを行います。


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↑ 低周波増幅出力回路は当時の最先端のプリント基板が使用されています。
11cm×11cmの小さなベークライトの基板に8球の真空管が林立しています。


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↑ 稼働時は真空管8球分の熱でかなりの温度上昇があり放熱を考慮して基板をシャーシーから浮かせて空気の
対流を考慮してあります。


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↑ 綺麗になると放熱も改善されます。


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↑ すべての真空管を外して脚部ピンとソケットの接触不良の修復を行いました。


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↑ シャーシー上面のクリーニングが終りました。


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↑ この状態で別のテスト用の小型スピーカーを接続してオートチェンジャーも接続してテストを行います。


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↑ テストの結果不具合箇所が見えてきました。

AM/FMラジオの受信・・・・・OK   
PHONO・・・・・OK でした。
過去事例ではこの同形式のピアノ式セレクタースイッチは最もダメージが酷く悩まされたことがあしました。

ボリューム関係は全滅でした。
① メインボリュームの接触不良(猛烈なガリ音)
② 低音調整ボリュームの接触不良
③ 高音調整ボリュームの接触不良
④ エコー調整 組み込み時にテストを行います。

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↑ 各ボリュームの接触不良を修復のため接点復活剤の噴射注入によりボリューム内部の接触片のすり合わせ
を丹念に行い改善をいたしました。




次は安全対策のAC100V電源回路とDC150V電源回路の「改修強化」を行います。
これは過去事例で.修復修理のテスト中に起きた電解コンデンサーのパンクや電源ヒューズホルダーの劣化による
金属疲労のため接触片折損などがありました。




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↑ シャーシー内のDC150V整流回路部分です。


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↑ 〇印の整流ダイオード(半導体)を交換いたします。


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↑ アルミの円筒ケースのブロック型大容量電解コンデンサーと横の電源ヒューズホルダーの交換を行います。


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↑ AC100Vのプラグ付電源コードも50年の経年劣化は否めません。 直接外部に出ています部分で安全のため
交換を行います。


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↑ 交換取り付け後の画像です。


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↑ 交換取り付け後の画像です。


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↑ 続いて電源スイッチの交換です。
ピアノ式押しボタンに連動しているオムロンのマイクロスイッチですが、現在は大丈夫で動作していますが、
突然機能しなくなります。

苦い経験がありましたので、要注意で交換をしておきます。


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↑ 電源マイクロスイッチを取り外しました。


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↑ 新しい電源マイクロスイッチを取りつけました。


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↑ 交換した部品です。


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↑ ブロック型電解コンデンサーを単体の電解コンデンサー3個に置き換えました。


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↑ 後部からのシャーシーの様子ですです。 ブロック型電解コンデンサーを取り外しました。


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↑ エージングテスト中の様子です。

テスト用のヤマハ2way小型スピーカーで鳴らしていますが、やはり真空管特有の柔らかい音色です。





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