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◆1970年代パイオニアマルチアンプセパレートステレオ「S-88」の修復修理 VOL2

.04 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1970年代パイオニアマルチアンプセパレートステレオ「S-88」はマルチアンプ搭載の高音質の大型ステレオです。
過去に同機種を数台修復修理の経験がありますが、いずれも難航した記憶があります。

VOL2工程でレコードプレーヤーの修復を行います。



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↑ ターンテーブルを外しますとドライブベルトは経年劣化で溶けて外れ落ちてボードにへばりついて固まっています。
新しいベルトを装着して回転の具合を見ます。


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↑ 新しいベルトを取り付けました。


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↑ モータースピンドルにひっかけます。


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↑ S-88に搭載のフルオートレコードプレーヤーはデリケートで特にオートリターン機構に不具合が多く苦労を
強いられました。

メカの元凶は矢印の「回転コントロールスイッチ」の構造と劣化による不具合です。
これはスイッチの固定接点がプリント基板の工法で造られていて接触抵抗に弱く摩耗して回転スライド接点との
電気的接触が不完全になるためオートリターン動作が不規則になってしまいます。
以降の製品ではマイクロスイッチに改良されましたが、マイクロスイッチでもスイッチ接点不良が出ています。

今回も祈るような気持ちで修復テストを行いました。


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↑ フォノモーターの防振ゴムは大丈夫です。

パイオニアのプレーヤーの防振ゴムは強いです殆ど交換したことはありません。
ゴムの材質が良く驚異的に耐用年数が伸びています。  その割にはゴムベルトはボロボロですが・・・・・


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↑ フォノモーターに注油を行いました。


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↑ メカの可動部に潤滑剤を注入いたしました。


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↑ スタートスイッチの接点を磨いておきます。


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↑ カートリッジは検査の結果大丈夫ですが針が欠けておりますので新しくいたします。


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↑ とりあえず別のカートリッジに付け替えてテストを行います。


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↑ レコードの動作テストは一連の自動動作はクリアできましたが、このプレーヤーの癖は皆同じようです。

エージングテスト(慣らし)を繰り返して安定感は出てくると思います。


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↑ プレーヤー全体をきれいにクリーニングをいたしました。





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