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◆1970年代初期の珍しいビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」の修復修理 VOL1

.15 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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予てよりお持ち込みを頂いておりましたビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」修復修理の記録です。
このビクター4CHセパレートステレオ「QSL-F555」はあまり見かけない珍しい機種ですが、私の推測ですが、
1970年代初期に各メーカーが4CHステレオの研究を始めたころの製品ではないかと思います。



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↑ 当時、かなり高額をかけてお求めになった製品ですが、鳴らなくなってから長い間放置していた様子です。 

症状は電源は入るがプレーヤーも回らず、音が出ない状態です。


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↑ 背面の様子です。


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↑ シャーシーを取り出して点検を開始いたします。


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↑ シャーシー上面です。  大型のシャーシーです。  かなり複雑です。   
製造したメーカーも大変だったと察します。

堆積した約半世紀のホコリが物語っています。


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↑ シャーシー裏面です。  プリント基板のパターンを見て年代が分かります。


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↑ 各セレクタースイッチ群と各ボリューム群に経年劣化による接点不良から発生する電気的接触不良
を修復していきます。
接点クリーナー/接点復活剤の投入によりすり合わせを行い、接触改善を行います。


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↑ パワーアンプ基板等その他のシッカリした造りで当時の純日本製の信頼性が窺われます。


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↑ シンプルなセミオートでリターンメカのみの単純メカですのでトラブルが少なくて結果的には
良いと思います。


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↑ AM/FMラジオの動作が蘇りました。




続いてレコードプレーヤーの仮修理を行います。




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↑ 4CHカートリッジとセミオートプレーヤーです。


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↑ ターンテーブルを回転させるゴムベルトが劣化して溶け落ちて下のボードの上にへばりついて固まっています。


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↑ 一般のターンテーブル20cmリム        本機のターンテーブル24cmリム         


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↑ 上  一般の20cmゴムベルト        下  本機の24cmゴムベルト を取り付けました。  


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↑ セミオートプレーヤーの裏面の様子です。


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↑ フォノモーターに注油を行いました。  防振ゴムは劣化していますので後で交換を行います。


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↑ カートリッジは健在です。 レコード針は欠けていますので、別の針を付けてテストを行います。


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↑ 想像を絶する音に大満足です。  


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何が凄いのかは次工程でわかります。  お楽しみに・・・・・





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