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◆1969年サンスイソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」の修復修理 VOL8(完成)

.14 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1969年サンスイソリッドステートセパレートステレオ「APS-1200」の修復修理VOL8工程は、「正弦波インバーター電源装置」を
センターキャビネットに格納いたしました。



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↑ 完成画像です。


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↑ 「スイッチング電源」と「正弦波インバーター電源」に固定金具を手作りして取り付けます。


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↑ 「スイッチング電源」と「正弦波インバーター電源」を格納して接続を完了いたしました。


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↑ 「スイッチング電源」と「正弦波インバーター電源」の最大の敵は動作時に発せられるパルス性の
「高調波によるインバーターノイズ」です。
増幅度の高い「フォノ入力回路」に「ジーッ」とノイズが入ります。
しかし、取り付け位置や回路構成を研究の結果、最もノイズの少ない方法で取り付けを行いました。

(プレーヤーを回転させたままでAMラジオの受信はインバーターノイズで使用出来ません)


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↑ 低音を最大にした時にフォノモーターの回転振動を針先からカートリッジに伝わるノイズを
極力減少させる為にターンテーブルゴムマットの下に振動フィルターを挿入いたしました。


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↑ 当時の操作パネルのダイヤルスケールのバックライトが暗いのは仕方がないと思います。
6.3Vの豆電球3個では無理があったようです。
その後ビクターやパイオニアは4ch時代は12Vのヒューズ型特殊パイロットランプを6~7個使用して華やかさを
競い合ってきました。


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波乱万丈の難関を突破して完成に漕ぎつけました。
「不可能は排除」と自身に檄をかけて「SANSUI APS-1200」は蘇りました。

この製品の印象は保存環境が影響して自然な経年劣化のダメージがありました。
しかし、内部を詳しく観察いたしますと、使用感が少なく感じました。
過去の故障修理の痕跡も認められません。

最近の家電製品のように「短寿命使い捨て」ではなくビンテージオーディオは家電文化財的な
優れた製品です。

只、懸念されるのが、半導体や回路部品の潜在的なトラブルが浮上してくるかもしれません。
レトロオーディオ等は修復修理を行って新品状態に復活したのではありませんが、
今後の使用がエージングになり性能が定着してまいります。





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