
70年前の78回転SPレコード専用プレーヤーColumbiaレコードプレーヤー「RP-450」の修復修理の記録です。
このColumbiaレコードプレーヤー「RP-450」はクリスタルカートリッジが採用されています。
今回はマグチックカートリッジアームに換装を行います。

↑ オリジナルの「クリスタルカートリッジ」が採用されたアームです。
早速仮付を行いテストいたしましたが、残念ながら予想に反して哀れな音で明らかに経年劣化による
カンチレバーの不調によるものです。

↑ 換装に使用いたしました高音質の「SUMMITマグネチックカートリッジピックアップアーム」です。



↑ 構造上オートスイッチの使用は不可能なため撤去いたします。
早速「SUMMIT T-22」のマグネチックカートリッジの分解修理を行います。
「SUMMIT T-22」のマグネチックカートリッジの高音質の謎を解明いたします。

↑ 「SUMMIT T-22」のマグネチックカートリッジは当時の他社の同型より容積/質量は約2分の1に小型化
されていますが磁束密度が高く、カンチレバーの構造が緻密で発電コイルの直流抵抗1.01kΩで出力電圧が
大きく効率的にできているようです。


↑ カンチレバーの緩衝ゴムがご覧のように劣化していました。


↑ 朽ち果てた緩衝ゴムを交換して、元通りに組み立てを行います。
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