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◆懐かしい愛され続けたラジオ内蔵SANYOオールトランジスタポータブル電蓄「PG-R7」は蘇るか・・・VOL1

.17 2019 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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約半世紀前の三洋電機製ラジオ内蔵SANYOオールトランジスタポータブル電蓄「PG-R7」の修復修理の記録です。




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↑ 今はなき三洋電機株式会社製の当時としては真っ赤なプラスチックケースに収まったコンパクトな魅力的な
デザインは現代の生活スタイルにもすぐに溶け込んでくれます。

残念なことにスイッチを入れた途端にバリバリ、ガリガリと猛烈な雑音のみでレコードプレーヤーも回転しません。


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↑ 分解点検いたしますと、バリバリ、ガリガリと猛烈な雑音はボリュームに関係なく大音量です。
5分間ほど点検中も続いています。


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↑ 基板を点検いたしますが原因不明のノイズ(雑音)の発生源は不明です。
多種多様な原因が考えられますが、最も多いのはトランジスタの経年劣化による不良です。

しかし今回は先ず小規模なプリント基板のパターンの半田付けの経年劣化によるものが考えられますので、
基板パターンの半田付強化を行いました。

結果は外れました。 相変わらず猛烈なノイズが出ています。


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↑ 次に低周波増幅回路のトランジスタを交換いたしました。

黄〇印2個は出力トランジスタですがチェックの結果、悪くないと判定いたしました。

赤〇印2個は前段増幅トランジスタですが交換が必要と判定いたしました。


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↑ 低周波増幅トランジスタは旧式の2SB186ですが、2SBタイプ互換性トランジスタを使用して交換を
いたしました。
交換をわかりやすくする為基板の裏側(パターン側)に取り付けました。


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↑ 交換完了テストを行いました。  変化がありました。

スイッチを入れた直後5秒間ほどはバリバリ、ガリガリと前よりは弱く入っていましたが、その後はノイズなし
で長時間正常動作しています。
そしてスイッチを切った瞬間に「シャリシャリッ」と一瞬ノイズが尾を引いています。

しかし、納得はできませんので、続いて究明いたします。

そのまえにレコードプレーヤーを点検しておきます。




続いてプレーヤーを仮修理して音出しを試みます。



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↑ クリスタルカートリッジが経年劣化で動作不良になっていますのてセラミックカートリッジに交換を行いました。

クリスタルカートリッジの耐用年数は約30年以内です。


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↑            左 不良のクリスタルカートリッジ   右 交換の新セラミックカートリッジ


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↑ 取り外した不良の低周波増幅トランジスタ


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↑ 33回LPレコード 動作テストの様子です。


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↑ 45回EPレコード 動作テストの様子です。



ノイズの修復は更に次工程に進みます。



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