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◆1960年代後期のビクターオールトランジスタセパレートステレオ「SSL-55TS」の修復修理 VOL2

.03 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1960年代後期のビクターオールトランジスタセパレートステレオ「SSL-55TS」の修復修理の記録です。
SSL-95のプレーヤーと全く同じ形式の.プレーヤーが搭載されていますが、少し変更されている箇所があります。 
故障状態も同じでターンテーブルが回転いたしません。

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↑ 珍しいダブルアイドラー方式です。 モーターの回転振動を極力押さえるための2重構造です。
ベルトドライブがまだ普及していなかった時代の最良の方法です。


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↑ フォノモーターをマウントしている防振ゴムの経年劣化でゴムがのり状に変質してモーターの重さでめり込んで
位置ズレが激しくスピンドルとアイドラーの接触が出来ず、ターンテーブルか回転いたしません。


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↑ 劣化した防振ゴムを取り外して、交換を行います。


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↑ 新しい防振ゴムに交換を行いました。


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↑ 交換後、側面から見た様子です。


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↑ モータースピンドルとアイドラーの高さを合わせます。


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↑ 回転テストを行います。

フォノモーターの回転トルクが伝導してターンテーブルは回転しますがアームのオート動作が出来ません。

セミオートプレーヤーメカを全て点検を行いながらテストを続けますが不具合箇所が見当たりません。


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↑ この画像内には不具合箇所は発見できません。


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↑ 原因不明の様相ですが、全てを探究中に一、二度なんとなくオート動作を行いそうになったのを見逃して
おりませんでした。
そこで、再度、アームコントロールの大型ギヤを取り外して詳細に点検をはじめました。


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↑ 取り外した大型ギヤの裏側です。 単純構造です、


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↑ 取り外した大型ギヤ表側です。 緻密な構造です。  ここしかない予感がします。

最初から、何回もチェックを行っていますが、怪しそうな気配は確認出来ません。
しかし、今はなんとなく怪しそうに感じます。  
 矢印の箇所が微妙です。この構造はビクターのプレーヤーでは多数遭遇していますので別段珍しんありませんが
今回は違います。



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↓ 超拡大画像です
直径約1.5mmほどの超小型スプリングの片方が真っ直ぐに取れつけられず、少し斜めになりスぬ゜リング効果
が失われておりました。(画像は真っ直ぐに嵌め直したものですギヤの歯の.大きさと比較して細さがわかります)

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↑ 動作テスト中の様子です。  正常動作を続行中です。





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