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◆1965年代ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661FM」の修復修理 VOL5

.04 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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昨年お預かりしておりました、1965年製ビクター真空管式HiFiステレオオーディオラ「STL-661F」の修復修理の記録です。

チューナーアンプシャーシーの修復修理が完了してキャビネットに組み込みを行います。
同時にキャビネットの不具合を修復していきます。



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↑ 愈々シャーシーを所定の位置へマウントいたします。

固定用ビスが不足していますので、「ネジ箱」をひっくり返して3.5mm.×30mmの旧型のインチネジを
探してマウントいたしました。

多種多様の小さなネジですが、合致するネジ1個が足りないために作業が中断いたします。
古いネジは大切です。 捨てずに拾ってネジ箱にいれます。
いつの間にか宝の箱になっています。


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↑ 煩雑な接続ケーブルを整理してシャーシーのマウントが完了いたしました。動作も問題ありません。
最初から気になっていたキャビネットの底板ですが、やはり、60年の経年劣化によりパーチクルボードの
強度が心配です。
パーチクルボードは木片を粉砕して圧縮成形した集成材ですので、湿度により劣化していきます。


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↑ パーチクルボードは12mmの厚さで特に力のかかる脚部金具付近が陥没の恐れがあります。


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↑ 既にへの字に変形している状態です。


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↑ 亀裂があり脚を取り付けますと「グラつき」があります。 完璧な補強対策を行います。




小学生の時代から工作大好きな人間にはムラムラとアイデアが湧いてきます。
材料も工具も揃っているので流れが止まりません。



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↑ 丈夫な12mm厚の合板と嵩上げの20mmの板を採寸してR/L 2組用意します。


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↑ 扉を開いた時の位置を確認しておきます。


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↑ R/L共こんな感じになります。


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↑ 全ての板間に木工ボンドをタップリ塗布してから造作用ビス40mmと50mmを使用して固定いたしました。


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↑ 中央の跡形は扉の開閉不良で開閉時に擦れた部分です。 原因を調べます。


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↑ 原因は蝶番の破断でした。


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↑ 蝶番の破断は芯棒が抜け落ちてなくなっておりましたので1.4mmのステンレスワイヤーで間に合いました。


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↑ スピーカーの後部カバーを取り付けました。


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↑ 脚金具を取り付けました。  非常に強固にしっかり取り付けできました。

次工程では、脚はお預かりしておりませんので。同機種の脚を取り付けて様子を確認いたします。





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