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◆1981年製 DENON QUARTZ レコードプレーヤー DP-60Lの修理

.22 2013 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
3週間ほど前に持ち込み修理のDENON DP-60Lです。
1981年頃の購入で、「長い間使用せずに、物置にしまい込んでいたものを、引っ張り出して、電源を入れても回転しない」と言うことです。


DSCF2523_500X375.jpg

ACサーボフォノモーターです。確かに、何をしても回転しません。



資料を調べると、

1. スピード検出に磁気記録検出方式を採用

スピード検出に、ターンテーブルリム内周に高精度で磁気記録された1000個のパルスを磁気ヘッドで検出しているので、検出周波数が高く(555.5Hz)とれ、サーボを安定に、しかもゲインを高くできるので、オーバーシュートや、ワウ・フラッターが非常に少なくなっています。

2. 水晶発振器によるフェーズロックドサーボ方式の採用でスピード偏差±0.002%以下

回転スピードを決める基準発振回路に、温度変化や経年変化などの影響をほとんど受けない水晶発振器を採用しているので、回転スピードは極めて安定しています。フェーズロックドサーボにより、レコード演奏時の様々な負荷変動や、電源電圧の変動による回転スピードの変化はありません。

3. 両方向性サーボと電子ブレーキによりスピード切換時の動作は滑らかです。



DSCF2524_500X375.jpg

↑ まず最初に検知部(ヘッドのようなセンサー)の表面が経年劣化と汚れをきれいにしました。
 念のためテストしてみると、なんと一発で直っています。 


DSCF2525_500X375.jpg

↑ 何度も繰り返しテストしても一度も不具合はありません。


DSCF2520_500X375.jpg

↑ これで、とりあえず使って頂いて様子を見ていただく事にしました。
 (その後一度もミスする事なく調子よく動いているそうです)

 すると、原因はセンサー不具合と言うことになるのでしょう。

写真右の山水プリメインアンプ AU-D707F EXTRA は同時に持ち込まれたものですが、
プロテクトが動作して電源が入らなくなります。
時々動作する時もありますが、色々調整等行いましたが、最終的にプロテクト回路のICの不良と判定し、
ICの調達が難しく、中断しています。



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