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◆1960年代後期のビクターオールトランジスタセパレートステレオ「SSL-55TS」の修復修理 VOL2

.28 2020 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1960年代後期のビクターオールトランジスタセパレートステレオ「SSL-55TS」の修復修理の記録です。SSL-95のプレーヤーと機構部が全く同じ形式のプレーヤーが搭載されていますが、少し変更されている箇所があります。 

故障状態は難易度の高いソリッドステートカートリッジの針交換中にトラブルが発生しています。
ダブルアイドラー方式のメカとその他の駆動系メカにも不具合があります。 重症のプレーヤーです。
真空管時代からソリッドステート(半導体トランジスタ)に.移行した初期の製品です。
フルメンテナンの記録です。



「ソリッドステート(半導体トランジスタ)カートリッジ」から「MMカートリッジ」に変わりますと、
レコードが回転してMMカートリッジの特性上、音声出力電圧が今までより小さくなります。
音量ボリュームを最大にして、通常の5分の1程度になります。
ラジオなどとの音量差が大きくなってしまいます。
そこで、最初の「ソリッドステート(半導体トランジスタ)カートリッジ」に適応したアンプ回路の増幅度を
大きくする必要があります。

●MMカートリッジ用ヘッドアンプの製作に取り掛かります。




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↑ 17mm×78mmの小型ラグ板に1個の高性能トランジスタ2SC1815Yを使用した増幅回路を作りました。
R/Lの2組のヘッドアンプが必要ですが、とりあえず片方を実際に接続して動作を確認いたします。


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↑ テストの結果は良好でした。ノイズもなく余裕の増幅度と音のメリハリがはっきりいたしました。


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↑ R/Lもう片方の同じ回路をラグ板の空きスペースに組み込みました。


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↑ 完成した超小型プリアンプをシャーシーの空きスペースの誘導ノイズの少ない箇所にマウントを
行いました。


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↑ アップ画像てす。


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↑ メスピンケーブルに組み込み時にプレーヤーからの出力ケーブルを接続します。


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↑ シャーシ裏面の様子です。

レトロオーディオ特有のセレクタースイッチやボリュームから発生する不快なガリ音やジャリ音を
解消するため接点復活剤を噴射注入して擦り合わせを行ってノイズを取り除きます。


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↑ 超小型手作りプリアンプですが、性能は抜群です。





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