
予てより遠方からお持ち込みを頂いておりました1960年代ナショナル真空管式HiFi Stereo「SE-8800」の修復修理の記録です。

↑ 電源スイッチの破損の修復が、交換パーツの調達が難航したため、後回しになりました。



↑ 左のタクトスイッチを使用いたします。 右のスライドスイッチは取り付けに無理があります。


↑ タクトスイッチを金属製の操作パネルに強固に取り付けができました。 丈夫で長持ちいたします。

↑ リード線を半田付けして、シャーシーとの接続はコネクターを介して行います。

↑ このようになります。
MT管は小型で高性能な真空管です。管内の劣化は殆どありません・
しかし、欠点と云えば7ピン又は9ピンの脚ピンの経年劣化による腐蝕で真空管ソケットとの接触不良で
動作が不安定になっています。
14球全ての真空管の脚ピンを1本づつ丁寧に磨いて酸化した部分を削って取り除きます。






↑ 真空管にショックを与えてもノイズが入らなくなりました。
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