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◆1960年初期製希少なナショナル真空管ステレオ「HC-51」の修復修理 VOL1

.09 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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1960年初期製希少なナショナル真空管ステレオ「HC-51」の修復修理の記録です。



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↑ ナショナル真空管ステレオ「HC-51」は最初オークションの画像でデザイン的にも斬新さに
目を引きました。
サランネットのエンブレムには WideSound High Fidelity この時既にHi Fiの魁が出現していました。


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↑ このデザインから見ればトランジスタ構成なら可能で真空管でしかもトランスレスでもなく、
立派な大型電源トランスが搭載されています。


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↑ そして真空管も 当時の高性能MT管6BE6/6DC8/6BM8/6BM8/6CA4/6DA5(MTマジックアイ)
等充実のラインナップです。


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↑ スピーカーは18cm×2  16cm×2の フルレンジダイナミックスピーカーです。 期待感大です。


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↑ ここで難問題。
この特殊なシャーシー懸架状態ては、シャーシーの取り外しは困難を極めます。
キャビネットの奥に取り外しの意注書きが貼り付けられていますが風化して詳しく読めません。


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↑ 先に堆積したホコリを清掃しておきます。


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↑ かすかに残った文を解読して、左の吊りアングルを外す必要が分かりました。

しかしマイナスドライバーが高さが狭すぎて入りません。
+ネジならラチェットドライバーが使えますが、仕方なくプライヤーで何とか外せました。


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↑ こちらの吊りアングルも取り外しました。


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↑ 重いシャーシーの取外しに成功しました。


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↑ ダイヤル照明ランプが取り付けてあるダイヤルバックボードを取はすします。

ランプソケットに接続しているリード線が劣化してボロボロになっていて今にもショートして発火しそうに
なっています。


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↑ ダイヤルランプリード線とシャーシーに直結のスピーカーコードを一旦切断してシャーシを
取り出しました。


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↑ 電源投入して回路点検を行いたいところですが、
一旦切断したダイヤルランプリード線とシャーシーに直結のスピーカーコードの処理を先づ行わないと
先へ進めません。


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↑ パイロットランプリード線がなぜこのように劣化して被覆がボロボロになったのでしょう・・・・・
これは配線に流れる電流の発熱+真空管から発生する熱により経年劣化を加速させました。


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↑ 点検、交換を同時進行で進めていきます。


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↑ 電源トランスの上部に写っているB電源回路の大型のカーボン抵抗器の不良を発見いたしました。


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↑ リード線の交換と抵抗器の交換を行っています。

 
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↑ 進行中の様子です。


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↑ スピーカー接続端子を取り付けました。
SONY 小型スピーカーでの試聴ですが、6BM8(5極管パワー/3極管増幅複合管)は素晴らしいです。

このようにすることで別置きのスピーカーを接続することが可能になりました。


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↑ダイヤルバックボードランプソケットに新しいリード線の配線を完了いたしました。

安全安心の為、劣化したプラグ付き電源コードの交換を行いました。


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↑ セレクタースイッチによるMW/SWの切り替え標示ランプです。


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↑ ラジオ受信レベル同調標示MT真空管6DA5(マジックアイ)による受信感度良好時の様子。


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↑ 感度不良又は受信なしの場合の様子。 
電波の弱い遠距離放送局を受信したときは、全閉しませんのでできる限り閉じる位置が最良の同調点になります。
又電波が強すぎた場合は交差しますので、できる限り深く交差する位置が最良の同調点になります。


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↑ 接触不良のセレクタースイッチとボリュームに接点復活剤の投入により擦り合わせを行いました。


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↑ 次工程でレコードプレーヤーの修復を行います。




 
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