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◆1970年代ナショナルTechnicsマルチチャンネルステレオ「SC-1600」系スピーカーの改造

.05 2021 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
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↑ サイズ W520   H760   D400mm

Technics SC-1600は低音専用と中高音専用の2系統のマルチアンプを採用しております。
スピーカーも低音専用の30cm大型ウーハーと中高音専用のホーン型ユニットスピーカーとツイーターを
使用して3WAY構成になっています。 4芯ケーブルと特殊プラグにより接続されます。

1年前に、このスピーカーを「通常のアンプに接続する事が出来ませんので、接続が可能なように改造」
のご依頼でお預かりしておりました。


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↑ 4芯ケーブルと特殊プラグにより接続されます。


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↑ 内部の様子です。

片方のスピーカーはエンクロージャーの後部遮蔽板のパーチクルボードが劣化で崩れ果てて撤去されて
おりました。 既に4芯スピーカーケーブルと特殊プラグも切断破棄されておりました。


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↑ 低域と高域のアッテネーターの様子です。


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↑ セルラーホーン型スピーカーはこのスピーカーの最大の特徴です。

中高音の滑らかな音が全体的な印象を引き立てています。


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↑ ツィーターです。


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↑ 重低音の極みを体験できる30cmウーハーです。  LPレコードと同じ大きさです。

しかし、通常のアンプに接続して性能が100%出せるか疑問です。 アンプ次第になります。


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↑ 後部遮蔽板に使用する48cm×63cm厚さ12mmのベニヤボードを2枚準備いたします。


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↑ 3つのスピーカーを最適にまとめて接続するために、実際に音出しを行い確認しながら接続をいたします。


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↑ 最適な接続を行いました。


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↑ 後部遮蔽板はこんな感じになります。この時点ではまだスピーカーケーブルは通しておりません。


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↑ 続いてもう1台の方も同様の作業を行います。

こちらはパーチクルボードがありますが、 触れば崩れる状態です。


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↑ 内部の様子です。


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↑ 接続を完了いたしました。


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↑ 茶色の着色ネジを使用して固定を完了いたしました。


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↑ 完成です。


このスピーカーの場合両側面と天板に十分な吸音材が使用されております。
後部遮蔽板(バックボード)は12mm厚の良質べニアを採用してセンター部を支柱材で補強しておりまして
共振に対応して吸音材の貼り付けを省略いたしました。 通常使用では全く問題ありません。
メーカー機種により省略の事例は多数あります。


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↑ 最終テストの様子です。

やはり、セルラーホーンスコーカーの音は独特です。 
中高音の再現が何とも言えない臨場感があります。




 

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