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◆1960年代後期ナショナル真空管式小型卓上ステレオ「SE-1300」修復修理 VOL2

.13 2023 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)


予てより持ち込み修理でお預かりしておりました1960年代後期ナショナル真空管式小型卓上ステレオ「SE-1300」修復修理の記録です。
小型で置き場所に困らず気軽に使える横幅62cmの可愛い小型軽量ステレオです。

レコードプレーヤーの修理を続けます。




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 1個の経年劣化の激しいアイドラーの復活は滑り止めの松やに効果は最初だけで、一度放置して数時間後にPLAYした場合は効果が薄れスリップが改善されず、不安定にになり再度塗布をやり直す結果となります。今回のこの機種には「松やに効果」が通用せず、やはりアイドラーの交換しか改善策は無いことになります。


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↑ このアイドラーはゴムの部分が劣化して風化で固く薄く脆くしかも接触面が丸み帯びてスピンドルとの接触部が小さく
なり摩擦力が弱くスリップが発生します。 比較の為、画像の右側にあるのは別機種のアイドラーですがゴムも厚く接触面
が平らで接触面が大きくなりますがサイズが違うため使用は出来ません。

 
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↑ 取り外した不良のアイドラーですがゴムの部分に段が付いていますがこれだけ見て、何故薄くしているのかは不明
です。
想定ですがモータースピンドルからの振動をカットするためと思われますが、経年劣化で硬化して脆くなったゴムでは
デメリットの方が大きくなります。


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↑ アイドラーのスプリングも少し切断して強くしましたが、効果がありません。↓


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最後の手段として手持ち在庫の展示用の「SE-1300」のプレーヤーのアイドラーを利用できるように早速取り掛かりました。

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↑画像左が手持ち在庫の展示用の「SE-1300」です。 アイドラーを取り外して使用いたします。


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↑ 手持ち在庫の展示用の「SE-1300」からアイドラーを取り外して交換に使用いたしました。


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↑ やはり同一機種の為、問題なく正常に動作を続けております。


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↑ エージングテストを続けます。




 
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