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◆希少!トリオ 4チャンネルステレオST-8VD/ST-7VDの修復修理

.05 2014 レトロオーディオの修理 comment(1) trackback(0)


大変珍しい、トリオ 4チャンネルステレオST-8VD/ST-7VDの修復修理を
静岡県のお客様からご依頼を受けました。
主にレコードプレーヤー部の不調のため、センター部分のみお送り頂きました。

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↑ この「トリオVライン」はST-8VDとST-7VDの2機種ですが、センター部のみ
お送り頂いたため形式名はどちらか不明です。
違いはスピーカー部の大きさの違いですから、センターアンプ部は共通です。



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↑ 動作テストを試みました。
フルオートレコードプレーヤーはなんとか回転はして、音は出ます。
しかし、オート機構は妙な動きをします。そして変化したりします。



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↑ ベルトドライブでレコードを回転用の4極シンクロナスモーターと、
オート機構部の24極シンクロナスモーターの2種類のモータを使用しています。

機構部は複雑です。


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↑ フルオートの色々な動作をコントロールしているカムスイッチが各所にあります。
件年劣化で接点が劣化腐蝕して猛烈な接触不良を起こしています。
接点のクリーニング、磨きを行いましたが、効果がありません。


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↑ 特にこのスイッチの接点のダメージは、単なる経年劣化ではなく、モーターと電源基板の
不具合による過電流の結果の、発熱による焼損です。

この時点で、フルオート機構の修復は不能と判断いたしました。
オール手動に改造して「音質重視」で進むことに致します。
幸い、レコードドライブモーターは健在です。


接点が焼損したカムスイッチを外して、フルオートの機構を断念致しました。


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↑ レコードドライブモーターの防振ゴムが縮小してモーターが下がり、
他の金具に接触して異音が発生しているため、薄いゴムブッシュを3箇所追加しました。


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↑ フルオートからオール手動に変換後の裏面です。

安定した、ストレスのないスムーズな動作になりました。

次はアンプ部の点検補修を行います。




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ワコウコウジ
初めまして。ある御縁でTORIOST-8VDを譲り受けました。コンセントを入れてスイッチがoffにしていても電源が入りレコードプレーヤーも回っている状態です。チューナーも問題ありません。offにするにはコンセントを抜くしかありません。これは何が原因なのでしょうか?
2019.08.28 14:51

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