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◆1987年製ヤマハデジタルサウンドフィールドプロセッサーDSP-3000の修理

.18 2015 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)
   
1987年製ヤマハデジタルサウンドフィールドプロセッサーDSP-3000の修理をお預かり
いたしました。
詳しい製品名は「NATURAL SOUND DIGITAL SOUND FIELD PROCESSOR」です。
メインの方チャンネル(左)の音が出ない故障です。


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↑ このデジタルサウンドフィールドプロセッサーは、
コンサートホールやオペラハウスなどの演奏会場での、ホール特有の響きを再現するために、
開発されたデジタルサウンドフィールドプロセッサーです。

当時280,000円の高級機器です。


DSCF5423_500X375.jpg

↑ 片方の音が出ないと言うことですが、軽く考えてよくある原因は接続コードの不具合です。

この機器ご使用RCAケーブルはやはりハイグレードのものが使用されています。
詳細に点検いたしましたが、接触不良などの問題点は見つかりません。


DSCF5362_500X375.jpg

↑ そこで、次に考えられるのがRCAジャックの接触不良です。
実際に音だしをしてケーブルを揺すって見ても変化がありません。
しかし、RCAジャックの際を強く不規則に揺らすと一瞬音が出そうになります。


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↑ やはり、このRCAジャックに問題がありそうです。
基板から取り外さないと判定できません。


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↑ さすがに、しっかりしたパーツの使用と作業がなされています。

簡単には外せません。・・・・・・・


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↑ 画像右の3系統1ブロックの入力用のRCAジャックを取り外して折れていないかを調べる
ことにいたしました。


DSCF5359_500X375.jpg

↑ 細心の注意をはらって、基板の半田付けを溶かして吸着して取り除き外しました。

RCAジャックはもちろん金メッキ仕上げです。
通常のものですと台座と接触部が別々にプレス形成されていますので、その部分で
接触不良が起きる場合いがあります。
さすがにこのRCAジャックは一体形成のものですから、大丈夫でした。

すると、原因は基板との半田付けの劣化になります。
そこで、直ぐに元通り基板に装着して、しっかりと入念に半田付けを行いました。


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↑ 結果、音出しテストをいたしますと、しっかりと両側から音が出ています。

      万歳!と言いたい感情におそわれます。

合計22箇のRCAジャックの脚は基盤に半田付け部分は39箇所になります。
この全部の半田付けを強化しておきました。


DSCF5361_500X375.jpg

↑ 揺らしても、引っ張っても、叩いても、ビクともしません。・・・・・完璧です。


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↑ 音出してテストを続けます。


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↑ かなり昔に初めて買った「竹内まりや」のCDを鳴らします。


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